エイシングが、エッジAIアルゴリズム専門の開発チーム 「Algorithm Development Group(ADG)」を設立
これまでクラウド上で実行されることが一般的であったAIの情報処理をエッジ側で実行する「エッジAI」への注目、そして実装への具体的な取り組みが近年増加しており、自動運転や第四次産業革命といった、より注目を集めている分野で特にその需要が高まっている。
エイシングでは、エッジAIの領域において、導入機器単体でクラウドを介することなくリアルタイムに自律学習・予測することが可能な独自AIアルゴリズム「AiiR(AI in Real-time)」シリーズを研究・開発するとともに、顧客のシステムへの実装までを技術的にカバーする体制づくりを進めることで、顧客の先進的なニーズに対応してきた。
■新たなアルゴリズム開発の加速に向け、エッジAIに特化した専門開発チームを設立
エッジAIの領域では、AIを組み込む対象のコンピュータスペックに応じた、より軽量・高速・高精度なアルゴリズムのニーズが高まっており、エイシングではこれまでも、Armの「Cortex-A」や「Cortex-M」シリーズに組み込み可能なアルゴリズムを開発してきた。この度設立した「ADG」では、強みである組み込み技術を活かした開発体制の強化をはじめ、新たなエッジAIアルゴリズムの商用化に向けた活動へさらなる投資を加速することで、顧客のニーズに適したソリューションの提供をより一層進める狙い。
■独立した専門開発チームの設立により、AIアルゴリズム開発人材の育成を推進
AIアルゴリズムの研究・開発には、高度な構造化思考やプログラミング能力といった技術力と優れた知見が求められる。特に、当社の注力するエッジAI領域においては、エッジデバイスにおけるコンピュータリソースの制約をクリアできる専門性も必要となり、こうした技術力・専門的知識を持つ研究者は、日本においても非常に限られた人材である。「ADG」では、新たなアルゴリズムを生み出すという革新的な取り組みの中で、開発人材の育成への投資も進める。
■「Algorithm Development Group(ADG)」概要
名 称:「Algorithm Development Group(ADG)」
設立日:2020年1月7日(火)
設立目的:・エッジAI領域における顧客ニーズに対応した独自AIアルゴリズムの研究・開発
・AIアルゴリズム開発人材の育成
研究内容:エッジAIアルゴリズムの研究・開発
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