相馬 一斗
1996年生まれ。青森中央学院大学 休学中。
2018年10月、株式会社クツログを設立。「本来のポテンシャルを活かして、個の可能性を最大化する。」をミッションに、席のシェアリングサービス『KUTSULOG』を開発。自宅、所有物、収入源を全て捨て、生きるシェアエコ「ホームレス起業家」に。
スペースビジネスは古来より人々に親しみのあるビジネスだ。日本で言えば団子屋、ベンチでの一休みを求めるべく1串の団子を買う。今で言えばカフェビジネスがそれにあたるだろう。では、次世代のスペースビジネスとは何か。「KUTSULOG」は新しいビジネスモデルを提唱する。
「KUTSULOG」は一言でいうと、「無料休憩スポットの口コミサービス」です。アプリサービスとして提供をしており、マップUI上には無料休憩スポットがあり、口コミ情報があります。将来的にはカフェや喫茶店なども取り入れ、あらゆる快適空間の遊休スペースを活用できるようにしていきます。
将来的にカフェや喫茶店、居酒屋、カラオケなどなど。店舗型のビジネスをする企業・個人であれば誰でも提携できる仕組みになっている。
実際にサービス内で閲覧できる休憩スペースの情報である。
地図UI上にKとピン打ちされているのがKUTSULOGで利用できるスポットだという。現在は主に無料休憩スポットを掲載している。
利用するユーザーはカフェをよく利用するフリーランサーの方達、ライターさんや外回りの営業さんが挙げられます。1時間休むには時間がない、座りたいけどコーヒーが飲みたいわけではない、そんな方達の憩いの場として提供していきたいです。店舗さんのアイドリングタイムを活用しますので、利益相反することもありません。
サービス立ち上げの経緯について聞いた。
僕は生まれも育ちも青森、高校生から経営していた飲食店をやめ一人東京に飛び出してきました。土地勘もないし、お金もない。28円で新宿の地下で迷子になったこともありました。その時僕が探していたのがまさに低価格で休める場所。
もともと起業をしたい思いで来た東京、でも仕事したいけど場所を借りれない。そんな原体験からできたアイデアなんです。
将来の展望を聞いた。
僕らのファーストステップとしては、まずはユーザー確保を前提として無料で利用できる公共スペースの口コミサービスとして展開していきたい。ある程度のユーザーの登録があった段階で、次は店舗の拡大をしていこうと思っています。
将来的にはもっと綺麗な有休スペースを展開し、それぞれのユーザーによりそった場所の提供をしていきたいと思っています。
場所のあり方、有休スペースを再定義する、若手スタートアップ「KUTSULOG」を追いかけていきたい。
取材担当中山
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