比留間 大地
株式会社Zzzz代表取締役。幼少期より電子工作などものづくりに関心を持ち育つ。東京工業大学工学院経営工学系に進学し、20歳の頃にBostonへ留学した半年間でエンジニアとして生きることを決意。プログラミングの他、デジタルハリウッドスクール3DCG専攻特待生として参加し、デザインを学び、フリーランスとしてAI・ブロックチェーン・ARなどのディープテックのシステム開発などにエンジニア、デザイナー、データサイエンティストとして経験し、その後インフルエンサーのファンビジネスの可能性を感じ、起業。
憧れのあの有名人と直接話せたら…。誰しも一度はそう思ったことがあるのではないだろうか。今回はそんな夢を叶えることができる、憧れのインフルエンサーの10分独占できる1on1ライブ配信サービス「O2(オーツー)」を提供する株式会社Zzzz(ズー)を紹介する。
サービスを一言で言うと、タレントとファンが一対一で話せるサービスです。
O2の流れとしては、まず各タレントにルームがあります。そして、そこにファンが入り、オンライン上でトークテーマ、トーク時間、金額を自由にカスタマイズし、自分の話したい内容やトーク時間に調整することで、その人だけのずっと記憶に残る様なオーダーメイドの体験を作成することが出来るといった流れになっています。
O2の特徴はいくつかあります。
1点目はO2では、自身の時間を1対1でのライブ配信で販売することで短時間で十分な報酬が得られるので、効率的、安定的にインフルエンサーのマネタイズを実現します。ですので、クリエイターを安定の職業にすることが可能です。
2点目は、インフルエンサーが提示するトーク日時の中から、ファンサが自由に内容や金額や時間をカスタマイズできるので、たった一人のファンに合わせたオーダーメイドの体験を実現できます。
3点目は、セキュリティー面が充実しているので、インフルエンサー側も安心して利用できることです。まず、利用には本人確認が必要なだけです。それだけでなく、インフルエンサー側は年齢制限・性別制限がかけることが可能です。また、1対1のトーク中のスクリーンショットは記念スクリーンショットの時のみ可能な仕様になっていますので、不本意な写真が流出する心配もありません。また、トーク中に利用規約に違反する行為をユーザーがした場合、即切断することが可能です。
ユーザーとしては、インフルエンサー側は約160名のインスタグラマー・Youtuber ・tiktokerの方に登録していただいています。平均してフォロワー3万人くらいのインフルエンサーが多く、様々なスキルを持った多種多様な方が登録してくださっています。
競合は日本国内には今のところありません。
今後私たちのサービスを通して、タレントとしての生計の立て方が多様化し、インフルエンサーとしての働き方が多様化にコミットできる点が私たちの強みです。
創立の経緯について聞いた。
私は最近まで、「VACILA(バシェラ)」という、マッチした相手と通話・ビデオ通話を使って3分だけデートするサービスをしておりました。しかし、無料のサービスだったためマネタイズが難しかっただけでなく、男性にはたくさん利用してもらえましたが。女性ユーザーの獲得が難しかったためピボットしました。ピボット後に、Youtuberと一対一で話せたら面白いんじゃないかと思い、ZOOMのようなオンラインビデオ通話サービスも伸びていたので、前回のマッチングサービスで得たノウハウを活かしリスクを徹底的に削った結果、現在のO2至りました。
将来の展望を聞いた。
今後1年間では徹底してサービスを伸ばしていきたいと思います。。タレントは、更に加速していけば二千人くらい届きそうなので、タレント数を伸ばすだけでなく売り上げに関しても更なる成長を狙っていきたいです。
今後5年間では、他の新規事業も展開し、上場を狙っていきたいと思います。それだけでなくサービスも海外に展開していきたいと思います。
ファンとインフルエンサーの架け橋となる「O2」。今後の更なる進化に期待だ。
取材担当阿部
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