Nishikaが新たなデータサイエンスコンペティション「日本絵画に描かれた人物の顔分類に機械学習で挑戦!」をスタート
・URL:https://nishika.com/competitions/5/summary
・締切:2020/07/03
・賞金総額:15万円
本コンペは、牛若丸や酒呑童子など日本の古典(絵本や絵巻物)に描かれたキャラクターの顔画像を、機械学習により解析しキャラクター属性を8つ(性別(男・女)×身分(貴族・武士・化身・庶民))に分類するという画期的な試みです。同社では、本コンペの結果は日本美術史や顔画像解析技術のさらなる発展に寄与するものと考えています。
【本コンペ概要】
日本の古典に描かれたキャラクターの顔貌画像を、最先端テクノロジーで分類する画像分類コンペ
日本の漫画やアニメは世界的にも人気が高く、日本を代表する芸術文化の一つとして認識されていますが、その原点とも言えるのが日本古来の絵巻物では無いでしょうか。絵巻物は文章と絵が連なることにより情景や物語が表現され、巻物を解いていくにつれて物語が進んでいく読み物です。
絵巻物の歴史は古く、奈良時代頃から枕草子や源氏物語など現代でも多くの人に知られる様々な作品が絵巻物として残されてきました。牛若丸や酒呑童子など今でも人気のある多くの魅力的なキャラクターが様々な絵巻物の中で描かれてきました。
本コンペでは、人文学オープンデータ共同利用センター(Center for Data in the Humanities、以下CODH)が提供する『顔コレデータセット』を利用し、日本の絵本や絵巻物の中で描かれている古今東西、老若男女、はたまた化物など、あらゆるキャラクターの顔貌画像の分類に挑戦して頂きます。性別(男・女)×身分(貴族・武士・化身・庶民)による全8クラス分類の問題になります。
同じキャラクターであっても作者(絵師や工房)によって表現が異なり、顔貌画像にもその違いが現れている点は味わい深く、古今東西の絵巻物・絵本に残されてきた顔貌画像を現代の機械学習技術により解析する試みは、日本美術史研究においても意義深い取り組みだと考えています。皆さま是非奮ってご参加ください!
・利用データ『顔コレデータセット』(CODHが複数の機関から収集), DOI:10.20676/00000353.
・顔コレデータセットは日本の絵巻物や絵本に登場する様々な顔貌画像「顔コレ(顔貌コレクション)」を、CODHが機械学習に利用しやすい形式に変換したデータセットです。
・Nishika上からダウンロード可能なデータセットはNishikaが加工したものです。
・画像はランダムに振り分けられ、train.zip, test.zipとして提供されます。
・顔コレデータセットの分け方(train/dev/test)とは異なります、ご注意ください。
・train.csvは本コンペに必要な性別×身分のクラス情報のみ残したものとなります。
【データサイエンスコンペティションについて】
データサイエンスコンペティションは、AIやビッグデータの解析モデルをオープンイノベーション方式で開発する仕組みのことで、アメリカや中国においてAI開発の新たな手法として普及しています。
企業から提出されたデータセットを、Nishikaに登録しているデータサイエンティスト達が各々解析し、AIモデルを作成。モデルの精度はリアルタイムで評価・ランキング化されます。企業は最も性能が良いAIモデルを賞金と引き換えに獲得できます。主な用途には、ECサイトなどにおけるリコメンドエンジンの開発、製造業などにおける異常検知や需要予測、株価や不動産などの将来価格予測などに加え、画像解析や自然言語処理などのAIモデルの開発があり、非常に幅広く活用されています。
Nishikaではこれまでリコメンドエンジンの開発や株価予測など4つのデータサイエンスコンペティションの開催実績があります。
【Nishika株式会社について】
2019年5月に設立。AI・データサイエンスに特化したコミュニティプラットフォーム「Nishika」を運営している。
URL :https://www.nishika.com/
所在地 : 東京都千代田区岩本町1−3−1
代表者 : 代表取締役CEO 山下達朗、代表取締役CTO 松田裕之
事業内容:コンペティションによるAI開発, データサイエンスQ&Aサイト運営, データサイエンティストに特化した求人メディアサイト運営, 受託によるAI開発・コンサルティング
【本リリースに関するお問合せ先】
Nishika株式会社 担当 : 山下
E-mail:info@nishika.com
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掲載無料
原稿確認OK