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ニュース 2020.09.01

8 月 30 日は国際ジンベイザメの日 衛星タグを使用して生態調査を行う絶滅危惧種ジンベイザメ の保護プロジェクトが始動

8 月 30 日は国際ジンベイザメの日 衛星タグを使用して生態調査を行う絶滅危惧種ジンベイザメ の保護プロジェクトが始動

3行で言うと…国際ジンベイザメの日に
ジンベイザメ保護プロジェクト
クラウドファンディング開始!
一般社団法人 コンサベーション・インターナショナル・ジャパン(以下 CI ジャパン)とシステム開発ベンダーの株式会社 Freewill
(以下 Freewill)は、 “地球の才能を育む“ストーリーファンディングサービス「SPIN」において、絶滅危惧種であるジンベイザメ保全のための衛星タグ付け支援プロジェクト(以下、「ジンベイザメプロジェクト」)を開始します。国際ジンベイザメの日である 8 月30 日に寄せて、ジンベイザメと保護に関わる CI スタッフのストーリーを世界中に知ってもらい、ジンベイザメ保護プロジェクトへの支援を呼び掛けています。本プロジェクトは 2021 年 3 月まで継続予定です。

ジンベイザメは、世界最大の魚種で、平均 5~10 メートル、大きいものは体長が18.8 メートルにも及びます。2000 年に絶滅
危惧種として IUCN(国際自然保護連合)のレッドリストに登録されました。 高級食材であるフカヒレや魚油を目的とした違
法な乱獲、地元住民の捕食、海洋汚染や水温上昇による餌の減少、また漁船との衝突や漁網の絡みなどが影響しています。先
進国での需要の高いフカヒレは、地元漁師たちが効率的に稼ぐ手段になっていました。この状況を解決するためにコンサベーション・インターナショナルの海洋学者マーク・アードマン博士は、2015 年より「Whale Shark Tracker(ジンベイザメ トラッカー)」プロジェクトをインドネシアで開始し、世界ではじめてジンベイザメのタグ付けに成功しました。未だその生態についてほとんど知られていないジンベイザメですが、タグ付けすることで、約 2 年間 GPS で動向をモニターすることが可能になります。彼らの行動範囲や生態に関するデータがあれば、保護に適した海域が明らかになるほか、生態系に負荷をかけない、観光客向けのエコツーリズムなどが可能になります。タグ付け行為がジンベイザメに害やストレスを与えないことも実証されており、エコツーリズムが広がれば、ジンベイザメを守りながら、地元の持続可能な経済や漁業に貢献できるという、ジンベイザメとの新たな関係が構築されます。解析されたデータを利用し、地元の漁業関係者と協働でエコツーリズムの開発が可能になれば、人とジンベイザメのより良い関係が始まります。
今回は、8 月 30 日の国際ジンベイザメの日に合わせ、ジンベイザメについてより多くの方に知って頂き、その保全や生態を知る
ために欠かせない追跡データを採取するためのタグ付け費用を募るクラウドファンディングを実施します。ご支援者はタグ付けされるジンベイザメの名づけに参加、スタッフの活動レポートを受け取るなど、より身近に、大切なジンベイザメの“里親”になっていただくことで、海洋保全や環境への意識を高めるきっかけとなることを目指しています。
“地球の才能を育む“ストーリーファンディングサービス「SPIN」は、ブロックチェーン技術を用いて寄付金の流れを見える化することで、寄付金の不正利用を防ぎ、透明性を担保。安心して支援者の皆さまに寄付して頂ける新時代のクラウドファンディングプラットフォームです。世界各地の社会貢献型プロジェクトの数々が、心に響く「ストーリー」となって、プロジェクト発起人と支援者を繋ぎます。

■ジンベイザメプロジェクト概要
プロジェクト名:人と地球とのつながりを知る旅 〜 海の守り神、ジンベイザメを追う 〜
目標総額 132.75 万円
募集期間 2020/8/27〜2021/3/31
支援先 コンサベーション・インターナショナル・ジャパン
Web サイト spin-project.org/projects/57

■これまでのタギング実績
「Whale Shark Tracker(ジンベイザメ トラッカー)」では、ストレスのかからない方法で、62 匹のジンベイザメたちにタギン
グを行いました。これにより、謎に包まれていたジンベイザメの生態を正確に知ることができるようになりました。
また、「Whale Shark Tracker(ジンベイザメ トラッカー)」の開催するエコツアーが漁師や生息地域の人々に安定した利益
をもたらし、最高級フカヒレを狙った密漁による乱獲の防止にも繋がっています。
■リターンは「ジンベイザメに名前を付けよう」
本ジンベイザメプロジェクトでは、ご寄付へのリターンとして、寄付によってタギングされたジンベイザメに名前をつけることが可能です。この名前は追跡画面(conservation.org/projects/whale-shark-tracker)や、レポートの中で表示され、いつでも名付けたジンベイザメがどこにいるか知ることができます。また、タギングされたジンベイザメに関するレポートも、数回ほどお届けします(レポートは日英で対応可能です)。

■CI ジャパン代表理事 日比 保史コメント
ジンベイザメだけでなく、地球上のすべての生命は調和の上に成り立っているが、そのバランスを崩しているのは人間活動によるものが多いのは事実です。しかし、人が生きていくためには、自然が必要であり、自然とそこに暮らす生物を守ることは、自分たちを守ることでもあるのです。多くの資源を海外に頼っている日本は、熱帯林破壊や、種の絶滅、海洋プラスチック問題など、私たちにもその解決のための努力をする義務があります。この度、革新的なアイデアとエネルギーを持つ麻場さん率いる Freewill 様と協働で、ジンベイザメ保護プロジェクトを立ち上げることができ大変光栄に思います。最先端の IT と自然保護活動の融合で、持続可能な社会へ向けた動きが加速することを期待しています。

■Freewill CEO Toshi Asaba コメント
「ストーリーを知れば世界が変わる」 SPIN は、「地球の才能を育む」ストーリーファンディングサービスとして、心に訴える「ストーリー」を世界に届け、実施者と支援者をつなぐ新しいクラウドファンディングの形です。英訳機能でボーダーレスに世界中に発信し、支援を募ることができます。この度、国際 NGO として地球環境や海洋保全に努めていらっしゃる CI ジャパン様にジンベイザメのプロジェクトを立ち上げて頂けたことを非常に光栄に思います。日比様を始めとする CI ジャパンの皆様のストーリーを世界に発信し、沖縄の美ら海水族館などでもおなじみのジンベイザメの支援を通じて、日本だけでなく世界中の皆様が環境問題を考える良いきっかけとなれば嬉しいです。
ジンベイザメと人間社会のつながりを知ることは、きっと皆様の人生観を変えてくれることでしょう。

■一般社団法人 コンサベーション・インターナショナル・ジャパンについてコンサベーション・インターナショナル(CI)は、地球が長い年月をかけて育んできた自然遺産である生物多様性を保全し、人間社会が自然と調和して生きる道を具体的に示すことをミッションとして設立された国際 NGO です。
CI ジャパンは、コンサベーション・インターナショナルのグローバルネットワークの一員として、1990 年より活動を開始しました。地球上に存在する生物多様性は、安定した気候、きれいな空気、水、食料、文化など、計りきれない恵みを提供していますが、人間の経済活動やインフラの開発は、地球環境に深刻な負担を与えます。CI は、自然保護を通じて持続可能な社会を目指しています。特に、気候変動対策や森林・海洋保全プロジェクト、そして政策提言や企業連携などを展開しています。科学的知見に基づく戦略と、革新的なアイデアで、政府や企業、研究機関、他 NGO/NPO、先住民コミュニティなど、様々な立場の関係者とパートナーシップを組みながら、現地プロジェクトの実践・検証という「ボトムアップ」、そして、政策レベルからの「トップダウン」の双方向アプローチで持続可能な社会を目指して働きかけています。

【組織概要】
組織名:一般社団法人 コンサベーション・インターナショナル・ジャパン(略称:CI ジャパン)
設立: 1990 年 (※2011 年 3 月 一般社団法人格取得)
代表理事: 日比 保史
所在地: 〒160-0004 東京都新宿区四谷1丁目17 MEISTER YOTSUYA 201 号室 ※2020 年 8 月 1 日移転
業務内容:
気候変動と生物多様性などに関わる政策提言
途上国での自然保護事業の形成・実施・支援
企業や政府とのパートナーシップ形成
広報・普及・啓発
WEB サイト:https://www.conservation.org/japan

■株式会社 Freewill について
2019 年に設立した当社は、シリコンバレーに姉妹会社を持つ IT 企業で、「FREEWILL(自由意志)」に従った働き方・生き
方がしたいと考える世代が活躍できる社内環境や自社サービスに取り組んでいます。現在、約 150 名のスタッフをかかえ、日本は
もちろんのこと、19 カ国以上の外国籍のスタッフが在籍しています。
人類社会の豊かな生活と地球環境の共存共栄を可能にする仕組み、Sustainable Eco Society(持続可能なエコ社会)
の実現を目標とした「SPIN」を含む 3 つのソーシャルサービスを昨年 2019 年 12 月にリリースしました。
当社は、人類社会の豊かな生活と地球環境の共存共栄を次世代のために実現すべく、Sustainable Eco Society(持続可能なエコ社会)を構築するための開発を進めて参ります。

【会社概要】
社名 :株式会社 Freewill
設立 :2019 年 1 月5日
代表者 :CEO Toshi Asaba (麻場俊行)
所在地 :東京都港区北青山 1 丁目 4-5 VORT 青山一丁目 Dual’s 301
資本金 :¥10,000,000-
事業内容 :ソーシャルインベストメントサービス事業
グローバル SI(システムインテグレーション)事業
グローバルビジネストレーニング事業
海外留学・国際インターンシップ支援 / 翻訳
自社プラットフォームサービスの企画・開発・運営
Web サイト:https://www.free-will.co/

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