Thinkings、日本企業における「経営環境の変化」と 変化に対応していくための「これからの組織運営」について考える組織再考計画(Re-Thinking Organizationsプロジェクト)を発足 ~経営レベルで組織運営を担う方々と「組織の未来」を描くために、仮説検証を実施~
■組織再考計画(Re-Thinking Organizationsプロジェクト)概要
社会環境・経営環境の変化は、企業に大きな影響を与えています。短期的な変化では、コロナ禍によるリモートワークの普及や仕事のオンライン化、副業解禁など働き方の変化。中・長期的にはダイバーシティ&インクルージョンやSDGs・ESGを考慮した持続可能性への取り組みなど、短期的、中・長期的に、企業は経営に直結する環境変化を予測し、その変化に対応していく必要があります。
これらの変化の中で、本プロジェクトでは「これまで企業・組織はどのように変遷してきたのか?」という過去の情報をもとに、未来の経営環境の「変化の兆し」を見出し、「今後どのような変化が起きていくのか?」という仮説を立てていきます。さらに、「どのような変化がより経営へのインパクトが大きいのか?」「企業はどの変化に優先的に対応すべきなのか?」という視点から、「これからの組織運営」の在り方を考えます。 大小様々な変化のトレンドを幅広く視野に入れながら、日本企業における「経営環境の変化」とその変化に対応していくための「これからの組織運営」を検討・発信していくことを目的として、プロジェクトを発足しました。
本プロジェクトでは、経営・組織運営の実践に精通している有識者が参画するプロジェクトチームをつくり、3 つのフェーズで展開していきます。
フェーズ①:今後重要となる「日本の経営環境の変化」に関する仮説の設定
フェーズ②:それらの仮説から考えられる「組織運営の変化の兆し」に関する実態調査
フェーズ③:調査結果を受けて最終的には、企業が実践できる具体的なアクション(≒組織運営の打ち
手)の提示
フェーズごとに、プロジェクトメンバーに加えてアドバイザーを招き、専門家の知見からフィードバ
ックを受けながら進行します。今後は、各フェーズの成果レポート、外部識者との対談記事の公開、プ
ロジェクト成果発表のオンラインイベントなど、複数の形式にて研究内容の公開を予定しています。
■プロジェクト発足の経緯
Thinkings 株式会社 代表取締役社長 吉田 崇
当社が2013 年に採用管理システム「sonar ATS」をリリースして以降、働く環境は大きく変わりました。転職や中途入社が増え、新卒採用も通年化、副業解禁の流れや、リモートワークも当たり前になってきました。また、仕事のコミュニケーションの中心が電話・メールからビジネスチャットへと移行し、スマートフォンやモバイルアプリで完結する仕事も格段に増えました。さらに、経営環境に目を向ければ、SDGs やESG が経営イシューとして当然に考慮されるようになり、株式会社においては株主だけではなく、顧客・従業員・サプライヤー・地域社会など、あらゆるステークホルダーを重視することが謳われるようになりました。
そのような大小の変化が増えていく中で、「働く人と企業の関係」はどのように変化していくのか?企業はどのような変化を重視し、何に優先的に対応していくことが望ましいのか?Thinkings では、「誰もが意志ある仕事をするために 誰もが使える方法をつくる」をミッションとして、働く人と企業の関係の入り口である企業の「採用」を長年支援してきました。「組織」をつくる上で最も重要な要素の一つである「採用」に携わってきた当社だからこそ、企業を構成する「ひと」と「組織」の関係をどうより良く変えていくべきか、指針やアクションを示せる存在になっていきたいと考えています。
本プロジェクトは、弊社会長瀧澤をPJTリーダーとし、ファシリテーターの山田氏の元で進めていきます。自分の所属する組織・企業の今後について変化を見据え、経営視点で「これからの組織運営」に向き合う方々とともに、「人と組織、企業の未来」を考えていければと思います。
■プロジェクトの目的と目指すこと
プロジェクトリーダー Thinkings株式会社 代表取締役会長 瀧澤 暁
組織再考計画(Re-Thinking Organizationsプロジェクト)」は、これからの組織がより良くあるために、まずは数年後の近い将来に、組織にとってどのようなテーマが重要になるのか?を描き出すプロジェクトです。本プロジェクトは、これまで「採用」に深く関わってきた私たちが、その領域だけにとどまらず組織全体の課題を俯瞰的に捉え、そこで発見した新たなテーマや気づきを、組織づくりの入り口である「採用」にしっかりとフィードバックする新しい取り組みです。Thinkingsでは本プロジェクトを通じて、これからの企業の採用はどうあるべきなのか?という問いに、何らかの答えを生み出したいと思います。
■8月27日(金)第一回プロジェクトMTGを開催しました
第一回のキックオフMTGでは、プロジェクト全体の意図・目的を確認するとともに、フェーズ1で検討する「変化のトレンド」について、参加メンバーそれぞれの経験や専門分野から見えている観点を上げてもらいました。 初回だけでも、テクノロジー、働き方、個人の価値観、組織マネジメント手法の変化など、多様な観点をもとに活発な議論が行われました。今後の2ヶ月間の議論を通じて、焦点を当てるべき変化のトレンドを絞り込んでいきたいと思います。(ファシリテーター 山田裕嗣)
【参加者一覧】
プロジェクトファシリテーター 山田裕嗣/ EnFlow株式会社代表取締役
人材育成・組織開発のコンサルティング、大手IT企業の人事を経て、株式会社サイカの代表取締役COO、株式会社ABEJAの人事責任者を経験。2017年12月よりEnFlow株式会社を設立し、ベンチャー企業の組織戦略立案などを支援。新しい組織運営の姿に関する探求・実践の活動も行う。
岩本卓也/ 株式会社Polyuse 代表取締役CEO
一橋大学大学院にて組織論を研究。在学中に人材マッチングアプリのスタートアップを共同経営し、その後コンサルティングファームに在籍。2019年にPolyuseを共同創業、代表取締役CEOに就任。現在は個人で自然科学やテクノロジーが組織や社会に及ぼす影響などを研究している。
岩田祐介/社会保険労務⼠ 、立命館大学客員教授
大手人材会社の組織人事コンサルタント、生命保険会社の人事部長職を経て、銀行系シンクタンクでM&Aやガバナンス改革のプロジェクトに参画。2018年より岩田社会保険労務⼠事務所を開業し、現在はスタートアップ企業のIPO支援や上場企業のコーポレートガバナンス改革のコンサルティングを手掛ける。
嘉村賢州/場づくりの専門集団NPO法人「場とつながりラボhome’s vi」代表理事、東京工業大学リーダーシップ教育院特任准教授、『ティール組織』(英治出版)解説者
集団から大規模組織にいたるまで、人が集うときに生まれる対立・しがらみを化学反応に変えるための知恵を研究・実践。研究領域は紛争解決の技術、心理学、先住民の教えなど多岐にわたり、国内外を問わず研究を続けている。書籍「ティール組織」の解説者でもあり、日本における第一人者。
関美穂子/アラワス 代表
旅行代理店にてツアーの企画造成、地域おこし協力隊にて着地型観光商品の造成サポートを経て、フリーランスのグラフィックレコーダーとして独立。現在は個人に対して一対一と対話とリアルタイムの視覚化を組み合わせた「可視カフェ」や、企業やイベントに対して議論や対話の場でのグラフィックレコーディング、ファシテーテーショングラフィックの実践を行う。
垂水隆幸/コーチング.com株式会社 代表取締役
「ことばにならない個々の願いを社会実装する」をキーワードに企業の経営トップ、役員、管理職向けにコーチングを提供。ZaPASS Japan㈱CHRO、㈱ROXX非常勤監査役。レバレジーズ株式会社で取締役兼経営企画室長として経営管理・経営企画全般を管掌。株式会社経営共創基盤(IGPI)のディレクターとして、消費財メーカーの事業戦略立案、営業部門の組織改革・人材開発プロジェクトに、責任者として数多く携わる。
■採用プラットフォーム「sonar HRテクノロジー」について
採用プラットフォーム「sonar HRテクノロジー」は、「sonar ATS」、「sonar store」、「sonarまとめてパックシリーズ」、これらsonarブランドの総称です。「採用の解像度を上げ、真のマッチングを実現する。」というビジョンのもと、採用担当者を支援いたします。ブランドビジョンやサービス詳細については以下リンクをご覧ください。
sonarブランドサイト:https://brand.sonar-ats.jp/
ブランドリニューアルリリース:https://thinkings.co.jp/news/sonar-ats/news20210524/
note「採用の解像度を上げる」について:https://note.com/thinkings/n/n9695f6f98f67
■Thinkings株式会社について
会社名 : Thinkings株式会社
代表者 : 代表取締役社長 吉田 崇
設立 : 2020年1月
所在地 : 東京都中央区日本橋本町4-8-16 KDX新日本橋駅前ビル5階
URL : https://www.thinkings.co.jp
事業内容: 新卒・中途採用向け採用管理システムを主軸とするHRTech事業、
及び、多様なHRサービスを総合的に購買・導入支援するマーケットプレイス事業
ミッションについて:https://note.com/thinkings/n/ndaf9f3c1bdab
sonarブランドサイト:https://brand.sonar-ats.jp/
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