noco株式会社、クラウド顧客獲得ツール nocoセールスの提供開始
国内の就業人口において、営業職および販売従事者は約10%以上※を占めていますが、インターネットテクノロジーの進化やソーシャルメディアの普及といった環境の変化、労働生産性の向上など働き方改革に対する機運の高まり、新型コロナウイルス感染症によるテレワークやリモートワークなどオンラインによる内勤型の営業活動へのシフトを背景に、営業職の内容と役割が大きく変化し始めています。
また、営業職の業務範囲は実に広く、見込み顧客のリストアップから顧客へのアプローチ、ヒアリング、提案、見積書作成、納品、カスタマーサポートなど、見込み顧客の集客から獲得、その後のリテンションに至るまでをひとりの営業職が担うケースが多く、営業プロセスにおいて時間とコストがかかっています。営業職の負担軽減のため、営業組織におけるデジタルトランスフォーメーション(以下、DX)の推進が急務ですが、民間企業による日本の営業に関する意識・実態調査によると、「DXを担う人材の教育が難しい・ 人材の確保が難しい」「DXを実現する上で、社員のデジタルリテラシーが不十分である」など、DX人材の確保や教育の課題に直面しています。そのため、営業のリソースが不足している組織において、デジタルリテラシー問わず、誰でも簡単に利用でき、短期間で効率的に顧客を獲得するツールが求められています。
■ 「ファストセールス」を実現するnocoセールス
クラウド顧客獲得ツール nocoセールスは、営業資料や製品カタログ、会社案内などのPDFファイルだけで、オンラインによる集客と接客、顧客管理をワンストップで実現するクラウドサービスです。
従来、PDFファイル化された営業資料やホワイトペーパー、製品カタログ、会社案内を顧客に送付する場合は、メールによるファイル共有を行う必要がありました。nocoセールスではPDFファイルをアップロードすると、資料閲覧のURL※が作成されるため、URLを顧客と共有するだけで、パソコンやスマートフォン、タブレットで閲覧できます。そのため、資料ファイルのダウンロードやファイル保管などの手間やコストがかかりません。また、PDFファイルを共有するだけでは開封の有無やどのページをどれくらい閲覧したのか把握することは困難でしたが、nocoセールスによる資料共有では、顧客がどの資料をどれくらい閲覧しているかが分かる閲覧分析機能や資料上での行動履歴に応じた自動通知機能により、顧客毎の興味や関心をリアルタイムで把握でき、短期間でロイヤルティの高い顧客を絞り込むことができます。資料を閲覧している顧客に対して、チャットによる営業アプローチが行えるほか、日程調整ツールと連携することで、資料上で商談に関するアポイントの設定が行えるなど、効率的な顧客獲得を実現します。さらに、会社名や担当者名、連絡先をはじめ、顧客とのチャットメッセージ、顧客に対するメモなど、顧客カルテとして情報を集約できます。
利用料金は、毎月0円で利用できる無料プランと、月額料金15,000円(税別)のエントリープラン、月額料金30,000円(税別)のスタンダードプランを提供し、2022年度に500社の導入を計画しています。nocoセールスは、営業の人材不足に直面している組織でも、短いサイクルで効率的な営業活動、「ファストセールス」を推進するため、今後も顧客獲得に寄与するさまざまな機能の提供を予定しています。
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