今後も増えるサブスクサービス、企業にとって導入成功のポイントはターゲット層顧客への理解と積極的なセキュリティ管理
【利用現状ポイント】
・当調査で得られた最新型サブスクサービス*の特徴
支払いの頻度でダントツに多かったのは月額制 (60%)。料金は月額3,000円以上、最も低価格のプランを利用している人が多く、サブスクサービスに使われるのはスマートフォン。利用中のサブスクを知るきっかけトップ3は、
「オンライン広告」 (53%)
「記事などの情報メディア」 (40%)
「知り合いや家族からおすすめ」 (31%)
*「最新型サブスクリプション」とは次の4種類のサービスのいずれかを指すものとする:ボックス型サブスクリプション、定期補充型サブスクリプション、健康・フィットネスのプラットフォーム、またはオンライン学習プラットフォーム
・2023年頃には、75%のB2C企業がサブスク型のサービスを提供すると推測されているが、それによって顧客維持を達成できるのはわずか20%に留まる見込み
・18〜25歳の若者の74%がサブスクサービスを利用している
・サブスクサービスを利用しない人が挙げる理由トップ3
1、固定費をこれ以上増やしたくないから (42%)
2、本当に興味があるものがなかったから (37%)
3、料金に見合う価値がないから (31%)
・サブスクサービスを利用することを決めた理由はサブスクタイプによって異なる
・サブスクサービス利用時にクレジットカード情報を登録することに抵抗を感じる消費者が42%。他の国とくらべてもダントツに多い
【結論まとめ】
本調査からもわかったように、サブスク型サービスを現在利用している人の満足度が高い傾向にあることから、今後も取り入れる企業が増えていくと予想できます。
定期的な収益やより頻繁な顧客エンゲージメントをもたらしてくれるサブスク型サービスの導入を考えている企業も多いようです。しかし、製品設計の変更やサービス運用能力の改善が必要になったり、顧客情報のセキュリティ管理を見直すなど、積極的な管理がサブスク型サービスをうまく取り入れるためのポイントのようです。
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