小林歩
株式会社Link 代表取締役CEO/UI・UXデザイナー
慶應義塾大学SFC在学中
Twitter・Facebook・InstagramといったSNSが人々の生活に広く浸透し、PRとしても膨大な力をもつようになった今の世の中で、株式会社Linkは今までなかった革新的なSNSを作り出した。
今回はそんな、全く新しいコンテンツシェアのSNS、「Link」を紹介する。
ーコンテンツシェアのSNS、「Link」とはどのようなプロダクトですか?
『一言で言うと、「URLしか載せられないSNS」です。
通常のSNSとは異なり文章や画像の投稿はできず、URLのみ投稿可能となっており、インターネット上で
面白かった物をシェアします。 ほかのSNS同様にタイムライン、マイページ、プロフィール画面があり、他人の投稿をシェアすることは可能だけれど、 投稿にコメントすることは出来ません 。』
サービスの特徴について。
使い方はとてもシンプル。
新規登録をして、気になった記事のURLをのせるだけ。
HOTなニュースやビジネス関連やグルメの記事、個人のブログなど様々な投稿を閲覧できます。
・いいね機能不採用
一般的にSNSは「いいね」が機能として組み込まれていますが、 Linkでは「いいね」は取り入れていません。
・「URLをシェア」ボタン
各投稿には「URLをシェアする」という1タップでシェア出来る機能があります。
これは自分のフォロワーには完全に自分の投稿として認識されるため、 既存のSNS機能(例えばTwitterだと、引用ツイートのように”引用”された投稿だと表示されてしまう)とは異なります。
・フォロー数、 フォロワー数の非表示
一般的なSNSでは、 フォロー、 フォロワーの人数は数として表示されますが、 Link内では自分を含む全ユーザーのフォロー、 フォロワー数を表示をしません。
・自分以外のユーザーからのフォロワーの一覧閲覧不可
自分以外のユーザーが自分がどんな人にフォローされいるのかも確認出来なくなっております。
もちろん、 自分も他のユーザーがどんな人にフォローされているのかも確認出来ません。
ーユーザーについて教えてください。
『20代を対象にしていましたが、30代以上の方も使って頂いてます。』
ー競合について教えてください。
『SNSというジャンルではTwitterやinstagramなどといったとても大きなSNSがありますが、私たちのSNSはURLしか載せられないというとても新しいSNSなので、似たようなものは今はまだ存在していないと思います。』
ーサービス誕生の経緯を聞いた。
『僕自身は強く「起業したい!」という願望がすごく強かったわけではありませんでした。単にサービスであったり、プロダクトを創りたいという思いはあって、企業の中での新規事業として取り組むのか、自ら起業という手段に関してはあまり重要ではありませんでした。
そんな中、共同創業者の冨田と現在普及しているSNSについて話していた時に、「共感」ベースのSNSではなくて純粋に「関心」にフォーカスしたものがあっても良いのではと思い、そこから派生して現在のLinkのプロダクトでの創業を決意しました。』
2019年4月11日のAbema TVのニュース番組「Abema Prime」に取り上げられたという。
ー「Link」のこれからについて教えてください。
『今後も「コンテンツシェア」という軸はぶれる事なくLinkを運営していくと思います。その中で、Link内で上手くコンテンツを消費できるように機能面においてのアップデートは惜しむことなくしていきたいと思います。
課題としては、自分に近い興味・関心をユーザー同士をどう結びつけるようにしていくかが挙げられます。常にアップデートを続けていかなければなりません。数年間での目標としては、ユーザーの方が投稿してくれる記事をカテゴリー化させたいですね。よりユーザーが求める記事を探しやすいようにしていきたいです。』
莫大な成長を遂げているSNSに新たな旋風を引き起こすか、「Link」のこれからに注目です。
取材担当大野
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