AppsFlyer、世界のアプリインストール広告に関する3カ年市場予測を発表
2019年のモバイルアプリによる消費支出は約13兆円(1,200億ドル)と2016年に比べ2倍以上に伸びており、今後も拡大していく見込みである。企業が消費者とのコミュニケーションにモバイルアプリを活用する必要性が年々高まっているなか、現在世界的にモバイル広告の需要が急増。
AppsFlyerは、グローバルシェア72%を超える世界No.1のモバイルアトリビューションプラットフォームを提供しており、自社で保有するビッグデータを基にこの度の「全世界のアプリインストール広告費に関する3カ年予測」を発表した。
・【世界】2019年、世界のアプリインストール広告費は約6兆円(578億ドル)に。さらに2022年までには2倍以上となる約13兆円(1,180億ドル)にまで市場が急拡大
世界における2019年の年間アプリインストール広告費は、約6兆円(578億ドル)となった。またAppsFlyerの予測では、アプリインストール広告費は今後も堅調な増加を続け、2022年には、2019年の2倍以上となる約13兆円(1,180億ドル)に達する見込み。
2017年以降、スマートフォンの年間販売台数は減少しているものの、開発途上国では大部分の人がスマートフォンをまだ所有しておらず、2022年までには、インド、中国、インドネシア、およびアフリカの多数の国を中心に、数億人のユーザーが新しくスマートフォンを使ってインターネットを利用するようになり、アプリインストールを促すためのマーケティングがますます拡大する見込みとのこと。
・【APAC】中国がアジア全体を牽引し、2022年にはアジアの市場規模が世界の半分以上を占めるまでに拡大予定
中国、日本、インド、インドネシアの巨大市場を擁するAPAC(アジア太平洋地域)においては、アプリインストール広告費が2019年は約3.3兆円(300億ドル)となり、2020年は前年比32%の成長率で拡大、2022年までに世界でアプリインストール広告費にかけられる予算の半分以上がこの地域で消費されるほど巨大な市場規模に拡大する見込み。
メディアにかかるコストが1インストールあたり約349〜381円(3.2〜3.5ドル)と比較的高い日本は、LTV(顧客生涯価値)の高いインターネットユーザーベースがあり、APACにおけるアプリインストール広告費が中国に次いで2番目に高く、2019年には約2,943億円(27億ドル)に達している。
https://www.appsflyer.com/jp
30分で取材
掲載無料
原稿確認OK