App Annie、オンライン上のあらゆる広告データを一元管理・分析できる「App Annie Ascend」リリース
ーアドテクノロジー分野におけるデータ分析の現状
アプリマーケティングにおいて、各広告プラットフォームのデータ収集・分析の必要性は高まっており、広告主やアプリパブリッシャー、広告代理店は様々なアドテクノロジー分野のソリューションやツールを使用して、広告運用の最適化を図っている。一方で、昨今のツールの多様化に加え、新しいマネタイズ手法やターゲティング方法、アトリビューションモデル、データプライバシーの更新・変更といった、変動の激しい広告パートナーエコシステムにより、データ分析の領域は一層複雑化している。
そのため、企業はスプレッドシートなどを活用してアドテクノロジーにおける複数ツールの管理や、異なるツールの指標を組み合わせた分析を自前で行っていることが多く、データの正規化やトラブルシューティングに必要以上の時間やリソースを費やしてしまっているケースが多く見られる。また、データ管理ツールを内製化する場合においても、開発やメンテナンスにかかるリソース、コストの面でハードルが高いのが現状だ。
ー「App Annie Ascend」によってもたらされる変化
データ管理プラットフォーム「App Annie Ascend」は、企業ですでに使用している既存のアドテクノロジー分析ツールを一つのプラットフォームで一元化。ツールごとに異なるデータの収集や集計、多くの時間を費やしてきた正規化作業を自動で行い、管理画面の中で選択した複数のデータ指標を自由に組み合わせて独自のレポートを作成することができる。
本サービスにより、広告費に対する収益を示すROAS(広告費回収率)や、ユーザーが生涯でどれだけ収益を発生させたかを示すLTV(顧客生涯価値)、一人の顧客獲得に要したトータルコストを示すCAC(顧客獲得単価)といった、事業計画や経営判断において重要な判断指標を迅速かつ正確に分析することができる。また、これまでスプレッドシートなどで運用していた、業務工数のかかる複数ツールのデータ集約・管理を自動化することにより、必要なデータの分析やその後のアクションに十分なリソースを費やすことができ、経営レベルで適切な意思決定、投資判断を下すことを支援する。
さらに、同社が提供しているモバイル市場データプラットフォーム「App Annie Intelligence」と連携することで、両サービスの往来がワンクリックで可能となり、モバイルの市場データや競合データをもとにしたベンチマークやKPIの設計から、自社の広告データ分析によるアクションの設計まで、あらゆるシーンにおいてファクトに基づいた最適な意思決定を実現する。
ーApp Annie CEO Ted Krantz よりコメント
「App Annieは、業界で初めて、モバイル市場データと自社データを同時に活用、ROIを最大化できる製品を提供いたします。App Annie Ascend を利用することで、様々な広告データソースを簡単に集約し、1つの画面に統合し、具体的なアクションにつながるインサイトを獲得できます。」
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