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自分の知らない音楽・アーティストを発掘できる「音楽発掘アプリDigDig」

自分の知らない音楽・アーティストを発掘できる「音楽発掘アプリDigDig」 後藤颯太 株式会社アダビトCEO iOSエンジニア。1994年9月 宮城県仙台市生まれ。21歳まで起業という選択肢を知らなかったが、大学在学中に起業。独学でiOSエンジニアリング、デザインを学び1ヶ月で「音楽発掘アプリDigDig」を開発。 自分の知らない音楽・アーティストを発掘できる「音楽発掘アプリDigDig」 スタートアップタイムズでも起業家のPR支援として取材を行っていますのでお気軽にお問い合わせください。 15分で取材完了。簡易取材サービスでPRしませんか?

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ゲーム内の有名プレイヤーが1時間1000円で授業をする、e-sports特化型コーチングプラットフォーム「Gamercoach」

安部 健介 九州大学を卒業後筑波大学の大学院に在学中起業、株式会社GamerCoachを創業した。 Previous ゲームコーチングを受けたい人とゲームをする人を繋げるプラットフォーム「GamerCoach」 2022年には世界におけるe-sports市場は3000億円を突破する見通しだ。日本でもe-sports協会などができあがり、プロリーグも整いつつある。日本では流行らないと思われていたe-sportsもスマフォゲームの「荒野行動」や「シャドーバース」によって少しずつ普及してきた。e-sportsはプロチームが存在する、それは野球やサッカーのようなものだからである。勿論コーチもいる。では一般のプレイヤーはコーチがいらないのか。一般プレイヤーでも気軽にコーチにゲームを教えてもらえる「GamerCoach」に取材を持ちかけた。 ゲーマーとコーチングを受けたい人をつなげる「GamerCoach」 一言でいうと「ゲームコーチングを受けたい人とゲームをする人つなげるプラットフォーム」サービスです。今日本にはゲームをするコーチは存在しません。ゲームをやるプレイヤーだって上手になりたいと思っています、その方たちにコーチを提供するサービスです。 現在は6つのタイトルでコーチをお願いすることができます。僕らのプラットフォームには100名を超えるコーチが登録しておりまして、1時間単位で契約をすることができます。オンライン上で教えてもらう、一緒にゲームを遊ぶなどのコーチング手法をとっていただいてます。 現在の料金体系は1時間最低800円から最高で○万円まで。ほとんどのコーチが1000円付近で1時間を売買していますが、中にはテレビ出演をよくするプロ選手もいます。その方たちは少し値段が高い印象です。 1000円付近で1時間コーチングを受けられるようだ。 利用するユーザーとコーチについてきいた。 僕らのサービスを利用するユーザーは、基本的にゲーム好きな人が多いですね。後は対人プレイのゲームをやっている人に限ります。e-sportsってネットの世界で生身の人と競い合うので、スポーツと呼ばれているんです。いくらやっても上手になれないなど「自主練」で限界がきたプレイヤーにやってほしいですね。 コーチは各タイトルの上位ランカー、プロの人たちがいます。僕らのサービスの特徴はそんなにうまくない人でもコーチができるところです。例えば少年野球に大リーグのコーチを当てても意味がないですよね、そんなイメージでいろいろな実力の人たちをコーチにしています。 競合サービスについて聞いた。 競合サービスは一般的なスキルを時間で買う、スキルシェアリングサービスになりそうですね。しかし、彼らってゲームには一切特化していません。コーチもあまり登録していないと思いますので、ゲームに特化したのは僕らだけです。 ゲーム特化型サービスのため、ほかのサービスとの差別化を図っているようだ。 コーチングを受けると本当にゲームが上手になる、この経験があったからこそ起業をすることに サービスを立ち上げた経緯について聞いた。 僕自身がハードコアゲーマーで、昔OverwatchというFPSゲームをやっていたんです。その時に攻略ブログもやっていたんですけど、どうにも上のランクにいけなくて。今の競技ゲームって人と対戦をして自分の点数を決めるシステムがあるんですよね。勝ったらポイントが上がるし、負けたら下がるんです。僕はその時行き詰まってしまって、コーチをふとお願いすることになるんです。そしたら本当に上手になって。その経験が今のサービスづくりに生きています。 実際にコーチングを受けた経験が今に生きているという。 e-sportsの選手はお金が稼げない、そんな人たちに才能を活かしたお仕事を提供したい 将来の展望を聞いた。 e-sporstの選手って今みんなお金が稼げないんです。というのも世界的なe-sports大会では1億円を超える賞金がでるのですが、日本では景表法や風営法、賭博禁止法などによって賞金をほとんど出せません。勿論大会の規模が小さいと注目も集まりませんのでスポンサーもそんなに集まらない。結果として日本のe-sporst選手はそれだけで生計を立てれるほどではないんです。僕が作ってあげたいのは自分の才能を活かして、お金を稼げる場所です。選手のみんなもファンのみんなもメリットあるプラットフォームを作ってあげたいですね。 日本のe-sports業界にもファンにも役に立つサービスを作る「GamerCoach」、引き続き追っていきたいと思う。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

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大企業やVCが寄ってたかってメンタリングするイベント「ASAC Batch6 Half Demo Day!!!」に行ってきた

冒頭ASAC會田さんと西山さんの2ショットから始まったイベント。   8月28日(火)に開催された イベント「ASAC Batch6 Half Demo Day!!!」。ASACとは「東京から世界に誇るリーディングカンパニーを生み出す」がテーマ。「新結合による新事業創出プラットフォーム」がASACの役割となる。監査法人トーマツと東京都が共同で運営する「成果にコミットすアクセラレーションプログラム」と銘打つプログラムだ。 今回集まった10社は、妊活サービスから、AIエンジニア教育まで幅広い。特徴としていえるのは社会的意義の高い事業が多いことだろう。このあたりは東京都の委託を受けてプログラムを運営しているところに由来している。 3時間にわたるイベントとなったが、目次から興味があるコーナーをご覧いただければと思う。 オープンニング 平日夜間の開催となったが、40名ほどの大企業メンターと先輩起業家が集結しオープンイノベーションへの意気の高まりが感じられた。スケジュールは以下の通り。スタートアップの事業課題に対しメンター陣がメンタリング(half demo bootcamp)を行う構成となった。 【タイムテーブル】 18:30 開場 19:00-19:15 Opening、ASACの趣旨説明 19:20-19:45 Half Demo Boot Camp① 19:50-20:15 Half Demo Boot Camp② 20:20-20:45 Half Demo Boot Camp③ 20:45-21:00 休憩 21:00-21:25 Half Demo Boot Camp④ 21:30-21:50 Half Demo Boot Camp⑤ 21:55-22:00 Closing ASAC Batch6 参加企業 1社4分のショートピッチののち課題に対するアドバイスを行っていくプログラムだ。資金調達や大企業との連携を行っているのでVCや投資担当のみなさん、ぜひコンタクトを取ってみていただきたい。 Oshidori 2017年統計上過去最高となった共働き夫婦の増加率。夫婦の働き方は大きく変わり、特に20−30代の夫婦においては互いに平等であるべきという考えが当たり前の世の中になりました。そんな彼らが抱えている課題が、お金の管理。彼らは個人と夫婦のお金の関係性をうまく整理できず、場合よってはエクセル等で家計を管理する等の課題が山積しています。 OsidOriは若い共働き夫婦が抱える課題を解決するための、お金の管理サービスです。 個人を尊重しながらも、夫婦や家族の関係性を大切にする、そんな仕組みを提供します。 ドクターメイト 〜介護のすぐそばに医療がある安心を〜それが我々の提供するものです。 介護現場で起きる医療的な問題は増えており、それが介護現場で働く人の負担になっています。 現役医師と介護現場をチャットで結び、介護現場での判断を医師がサポートします。日常の疑問も気軽に医師に相談できる環境を構成し、介護のすぐそばに医療がある安心を提供します。介護と医療の密な連携を実現し、施設入居者さんの重症化、入院数の削減につなげます。そして、医療費・介護費を適正化し、社会保障費を教育費など未来への投資へまわしていきたいというのが我々の思いです。 カイテク 「介護・医療のあらゆる情報・テクノロジーを繋ぎ、共創し、人類の進化に貢献する。」 介護・医療では人材不足が喫緊の課題です。特に介護人材は2025年に43万人が不足すると言われています。現場において非効率なことをする時間はありません。例えば、介護ソフト・電子カルテが事業所ごとに違うために、FAXを使用しているケースもあります。現場において、あらゆる情報・テクノロジーが繋がる世界を目指します。例えば、各ソフト・IoTなどが連携を取れるように変換ソフトで、現場をシームレスにします。「私達は人がやらなくてもいいことを減らし、人にしかできない創造性が高いことを増やします。」 HERBIO…

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100万人の機械学習コミュニティを目指す「Team AI」

石井 大輔 株式会社ジェニオ代表取締役。 1975年岡山県生まれ。京都大学卒業後、1998年伊藤忠商事に入社し繊維カンパニーでPaulSmith等を担当。ロンドン、ミラノでの駐在を経て、2011年ジェニオを創業。2015年、シリコンバレーの起業家育成組織OneTractionの指導のもと米国で事業推進。2016年、人工知能(AI)に特化した人材紹介 & 受託開発のTeam AIを立ち上げる。FinTech、医療など産業別のデータ分析ハッカソンやAI研究会を毎週渋谷で開催し、オープンイノベーションコミュニティ会員3000人を形成。メディアAI NOWの”人工知能業界著名人Twitter10選”として選出。 Previous AIエンジニアに特化した人材紹介サービス「Team AI」 AI業界の市場規模は年率140%の成長が見込まれ、今後2兆円に到達しようとしている。近年の日本の課題である労働力不足は、ここのジャンルにも影響を与えているようだ。市場規模の増加に伴い労働先が増える一方、AIの研究開発を行えるエンジニアの数は少ない。国家としての課題でもある労働力不足をコミュニティづくりによる人材育成を試みる「Team AI」が解決するつもりだ。 100万人の機械学習コミュニティを目指す「Team AI」 一言でいうと「AIエンジニアに特化した人材紹介」をやっています。僕らが作っているのはAIの研究家コミュニティ。参加してくれた人には教育コンテンツを無料で提供。その就職先などもサポートするのが特徴です。 僕らが目指すのは100万人のAIエンジニアを育成できるコミュニティです。開始したのは約2年前、今は毎日イベントと定期的なハッカソンなどを行いコミュニティの維持と拡大を目指しています。専門家を呼んでLTや充実したAI教材が僕らのコミュニティの売りです。参加していただけるとAIに関する知識だけではなく、就職先の支援もしています。 渋谷で毎日イベントをやっているようだ。 利用するユーザーについてきいた。 コミュニティの参加者としては、修士課程が7割博士が1割と大学院卒の方が多いですね。 参加企業側はAIのエンジニアを採用したい企業が多いですね。大企業や研究所などがほとんどです。 大学院卒の参加者が全体の8割を占めているという。 競合サービスについて聞いた。 競合はいますが、僕らがやっているのはあくまでも教育がメイン。なので中々みなさん離れないでいただいているのが印象ですね。研究会にも特化していて、大事にコミュニティを育てています。転職がうまくいかなかったらまた戻ってきてくれる、そんな農耕型のコミュニティづくり、人材紹介を行っています。 伊藤忠商事、シリコンバレーを経験しAIに興味を持つ サービスを立ち上げた経緯について聞いた。 僕は元々京都大学で数学を研究、その後伊藤忠商事に就職して知的財産などの新規事業をやっていました。担当していたエリアが欧米ということもあって、LAに行くこともあったんですね。そこでシリコンバレーのITのすごさを目の当たりにしました。当時はゴリゴリの日系企業だったので、全く違う世界でしたね。憧れありきで、会社をやめアメリカに移住しました。 シリコンバレーで仕事をしていましたが、向こうってすごくミートアップが盛んでそこに参加してAIに興味を持ち始めました。ミートアップってすごく役にたつんですよ、情報がたくさん手に入りますし、技術ベースになるとどれが最新か一人ではわからなくなりますからね。これを日本でもやりたいと思い、帰国して創業しました。 シリコンバレーにあこがれて、移住したのが創業の原点のようだ。 技術に投資をして、ビジネスとして結果を出す 将来の展望を聞いた。 現在僕らはコミュニティ5000人までいきました。国内でAIエンジニアが5000人いるのは僕ら「Team AI」だけです。これをリアルイベントだけで、10万人規模にしていきたいですね。また、海外の優秀な人材も入れたいと思っています。やはりミートアップですので、人種も国籍も関係ないですよね。 今AIの人材紹介のニーズはすごく高いんですね、なので自社AI製品も販売したいと思っています。(HR領域) 100万人のコミュニティを目指す「Team AI」は今後日本のエンジニア不足問題を解決できるのか。彼らの努力がAI領域において日本に利益をもたらすのは間違いない。応援している。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

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世界で一番気軽に自分の好きを投稿できるサービス「Fabulous!」

北見壮一郎 1993年生まれ。株式会社Factory CEO & Founder. 上智大学にて、国際法/政治哲学専攻。サイバーバズの開発局やVoyageのTreasureに参加し、エンジニアとしての経験を積む。また数社のiOSアプリ開発に関わる。現在はプレシリーズA調達中。元々は富の不均衡を解決したいと思い起業。人が好きなことを追求できる世界を目指している。言語は主にSwiftとGo言語。デザインも行う。 Previous 世界で一番気軽に自分の好きを投稿できるサービス「Fabulous!」 今年、映画レビューサービス「Filmarks」は総映画レビューが5000万件を突破したと発表。サブカルや趣味をインターネット上でユーザー間シェアするサービスが流行しているといえるだろう。インターネットの普及により人々はよりネット上での自分の「好き」をさらけだすようになった。そこで, 自分の好きな物だけをアプリ上で表現し、それを中心にコミュニケーションが出来るサービス「Fabulous!」を作るFactory社に取材を持ちかけた。 世界で一番気軽に自分の好きを投稿できるサービス「Fabulous!」 一言でいうと「世界で一番気軽に自分の好きを表現できるアプリ」です。体験としてユーザーに与えるのは、好きしかない世界に身を置けること。基本的にはSNSサービスで、どこよりも好きなものだけに囲まれる体験を作っています。 「Fabulous」上で、ユーザーは3つの機能を利用することができます。自分の好きなものリストをShareするBOX機能。自分の好きなものについて会話ができるROOM機能。最後に自分の登録している「好きな」商品ベースで新商品や類似品のレコメンドが届くレコメンド機能があります。 基本的にはSNSに近いが、ユーザーは好きな物への「熱狂」で自分を表すようだ。 利用するユーザーについてきいた。 僕らのサービスを利用するユーザーは、初期段階で物へのこだわりが強い人やオタクな方々が強い人だと思っています。以前ってミクシーがありましたよね、今はそれがなくなったのでツイッターがかわりに来ているかと思うんですけども、これは自分の表現を好きなものベースでできるわけではなくストレスが溜まります。コアな人たちが遠慮なく「好き」を表現できる世界を作っています。 競合サービスについて聞いた。 競合サービスはPinterestとTwitterですかね。日本ではPixivをリスペクトしています。売上高は, Pinterestは4億ドル以上, Twitterは24億ドル以上の年間売り上げがあります。僕らがイメージしているのは彼らよりさらに気軽に「好き」を表現できる機会を作ることです。専門的なジャンルという偏りではなく「好き」という切り口に特化しているんです。「熱狂」を形にしていきます。  ラファエロやカンディンスキーに刺激を受け、文化的なサービスを作り始める 人が好きなことを追及できる、紛争や社会格差を減らせる社会を作っていきたい サービスを立ち上げた経緯について聞いた。 僕が一番注力したいのは「深い感動」です。人の深い感動体験を作ってあげたいというのが今のサービスです。元々勉強していたのが国際法/政治哲学で、大量虐殺などの原因を研究していました。なぜ人は戦争し、虐殺するのかなって。人々は精神的なレベルが低いと争うわけですよ。いわゆる文化的視座の違いですね。人々は美しい絵画やアニメやサブカルなども含む、作品への「感動体験」があると争いが少なくなるんです。僕が最終的に提供するのはそういう文化領域での人類の成長, コミュニケーションです。 元々就職する気満々だったんですけど。ビルゲイツやラリーペイジのプレゼンを聞き、富の不均衡を解決したいと強く思い, 就職している場合じゃないと思い起業しました。日本人で尊敬する人は後醍醐天皇と徳川綱吉です。海外の起業家ではジャックドーシー(Twitter .Inc/Square .Inc)とコリソン兄弟(Stripe .Inc)が好きです。 僕が目指していくのは、いかに人々が好きなことを追求できる世界を作れるか。同調圧力から解放されることを目指しています。 人の「好き」を可視化し、人工知能を用いてインタレストマップを作る 将来の展望を聞いた。 最終ゴールとしては、「好き」を可視化することで人や物, 広告との出会いを全て効率的に、最適化する、人工知能でかつてないインタレストマップを作ること。 いままでそこまで意義あるデータをもっている会社はあったでしょうか。僕らの会社が初になるかと思います。今までは能動的に取得していただけで、僕らは、主体的な人々の「好き」を取得するため, かつてないデータになります。 いままでの出会いは、無駄が多すぎました。人の好きという情報を元に, 人工知能を用いた体験や出会いの最適化をしていきたいです。また人々の主体的な「好き」情報が集まれば、効率的な購買体験, 出会い, そして体験という意味ではVR/ARも提供できますし,  ブロックチェーンが作る「信用」もいろいろな方法でいかせます。特に人工知能分野においては最高の結果を出すでしょう。 より人々が好きな物を追及し、社会格差がなくなるそんな大きな理念を持つFactoryを引き続き追っていきたいと思う。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

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英語圏の人が、快適に旅するチャットボットサービスを提供する「TEIT」

濁沼 広樹 横浜国立大学卒業後、エンジニアとしてのキャリアをスタート。株式会社ヒトクセを経て2017年8月に起業。自社サービス以外にもAI・データxマーケティングに関するコンサル事業を行う。 Previous 英語圏の人が、快適に旅するためのチャットボットサービス「HANNA」 2018年度の訪日外国人の数は3200万人と言われており、前年比で12.3%増だ。外国人観光客の総数は2020年東京オリンピックが開催されるまでこのまま増え続ける予定であり、その数は年間4000万人を超えてるという。これだけの数が来日すれば、国家で最適な対応をしない限り必ず不便が生じる。例えば日本の交通手段が問題となってくる、いくら英語の看板があるとは言え鉄道の線路の多さは世界随一と言われ、東京都の地下はまるで迷宮のようだ。訪日外国人の日本滞在時の問題に対してAIを用いた解決法を提供する企業がある。「TEIT」社に迫る。 英語圏の人が、快適に旅するためのチャットボットサービス「HANNA」 一言でいうと「英語圏の人が、快適に旅するためのチャットボットサービス」です。僕らがフォーカスしているのは外国人のための交通手段と飲食店選びのお手伝い。この問題をチャットボットが解決する仕組みです。 例えば交通において、もちろんどこからどこまでいくつ通常の交通手段も問題ですが、移動時間が分からないことも大きな課題になっています。チャットボット「HANNA」に現在地を入力し、行き先を入力すると所要の時間を教えてくれます。 また、飲食店情報も掲載してある別のサイトを見る必要があります(例えばトリップアドバイザー)この情報って少し偏りがありますよね。そこをまるで現地の人が進めるような情報を提供するのが、僕らのサービスです。 交通情報と飲食情報の2軸で情報を提供するチャットボットのようだ。 利用するユーザーについてきいた。 やはり利用していただくのは英語圏の方たちが最初になります。アジアの方たちってなんとなく標識の漢字を理解できますが、英語圏の方たちは全くわかりません。彼らにつかっていただけるようチャットボットの名前も「HANNA」にしました。 英語圏にフォーカスしたサービスのようだ。 競合サービスについて聞いた。 グーグル検索が大の競合になりますね。ただグーグル検索って実は雑音がすごく多いんですよね。検索をしたあと、ほしい情報のまわりには必要のない情報もまぎれていますよね。迷っている旅先だとそんな悠長に探してられません。あくまでも検索をさせない、これをモットーにサービスを作っています。 グーグル検索ってめんどくさいしシームレスじゃない サービスを立ち上げた経緯について聞いた。 昨年の5月に前職を退職しました。そのあと旅行に行ったんですけど、一つ気が付いたのが一人で旅をするのって本当に不便だなと思ったんです。言語が分からないし、標識も分かりずらいおまけにネット環境も安定しない、もし一人ガイドがいればなーこんな気持ちで作ったのが今の「HANNA」です。 ベンチャー企業ってみなさんビジネスありきでプロダクトに落とし込むんですけど、僕らは良いプロダクト(技術)を上手なビジネスに変える会社です。 旅行時に感じた課題をサービス化したという。 技術に投資をして、ビジネスとして結果を出す 将来の展望を聞いた。 今の「HANNA」ってまだ認識できる言語が少ないんですよね。例えば、○○駅~○○駅だと見つけられるんですけど、「○○駅の○○商店に行きたい」などの質問はまだ判別がつきません。なので適当な質問にも対応できるように自然言語認識のAI開発もどんどん進めていきたいですね。 また、日本に来るユーザーだけでなく、旅行に携わる業界すべてにタッチしていきたいと思っています。技術を使ったOEMモデルでドンドン世界に展開していきたいですね。 技術に投資をし、先端技術であるチャットボット、AI開発を進める「TEIT」社。今後どのような技術革新を見せてくれるのか、実に楽しみだ。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

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音楽家を目指したIT社長、CREOFUGA社の躍進は止まらない

西尾 周一郎 1982年岡山県生まれ。4歳からエレクトーンを習い始め、学生時代は音楽制作にのめり込む。岡山大学在学中にビジネスプランコンテストで優勝するなどの経験を経て、2007年に音楽サービスを提供する株式会社クレオフーガを設立。「音楽を生み出す人をハッピーにする」を理念として、ストックミュージックサービス「Audiostock」等の開発運営を行う。 Previous クリエイターが生計を立てれる著作権の使用権を販売できるサービス「Audiostock」 国内音楽業界の市場規模は年々縮小の傾向にある。2000年代と比較すると2010年代の数値は約4割近くの減少をしている。理由としては、Youtubeなどの台頭によりCDの売り上げが低下、またサブスクリプション型サービスの出現ににより、ユーザーはアーティスト別に音楽を買う必要がなくなった。しかし、ライセンス業界はまた別物、商用に音楽を使おうとするといくらサブスクリプションで落としてきても利用することはできない。そこに活路を見出したのが、CREOFUGA社だ。フリーのクリエイターの収入アップを手助けするため、「Audiostock」を立ち上げる。 クリエイターが作った音楽の使用権を売り買いできるプラットフォーム「Audiostock」 一言でいうと「著作権の使用権を販売できる」プラットフォームです。現在販売されている作品点数は10万点を突破しました。各ジャンルで一個一個プロに発注するとコストがかかるので、僕らのプラットフォームでは曲を一つから売り買いできるようになっています。価格はBGMで1000円~3000円、歌もの楽曲は3000円~です。 基本サービス上では、クライアント(法人)が何かのコンテンツを作るとき、それっぽい音楽がないかを探すプラットフォームです。たとえば尺八の音がほしいってなったとき、プロに頼むとたった15秒の音のために何十万もかかるんですね。僕らのプラットフォームでは尺八と検索をいれてくれるとそのタグがついた音がたくさんあります。そこで視聴をしてもらいよかったら購入をする流れです。 法人向け音楽のメルカリといったところか。 利用するユーザーについてきいた。 登録していただいているクリエイターは8000組ほど。上位の売り上げの方は、フリーランスの方が多い気がしますね。事務所に入りたくない、自由に働きたい方とかは、僕らのプラットフォームでマネタイズできます。すでにこれだけで生きていける人も出てきているほどですね。 クライアントは映像関係の方たちが多いですね。映像制作会社、プロダクション、アプリ開発などなど。やっぱり音楽業界って地理的な問題もあるので発注あたりが高いんですよね。そこを安くできるのも僕らの特徴。曲の修正や納期などがないため、非常に速いのも特徴です。 クリエイターやクライアントが相互にメリットを感じるサービス展開をしている。 競合サービスについて聞いた。 競合として、業務用音楽CDという形はあったんですが、マーケットプレイス形式でサービス運営しているのは国内では初めてです。CDだとどうしても見つけるのが大変ですし、時代に合った音楽を取り入れにくい場合もあります。その点オンラインで自由出品はウチが初めてです。カンタンに検索して、細かい単位で買えるので優秀です。 プロの音楽家を目指した過去、IT×音楽で仕事を生み出す サービスを立ち上げた経緯について聞いた。 創業したのは岡山県なんです。実は僕プロの音楽家になりたいとずっと思っていました。しかし、やはりプロの道は険しくあきらめましたね。世の中には自分よりももっと才能があるのに、日の目を浴びれない人が多かったんです。その世界で戦うのは厳しいという気持ちを持ちながら、彼らを応援したいという側面もありました。ずっと僕の中には音楽とITというキーワードがあったんです。 2012年まではずっと受託開発をやっていました。でもこのままじゃ終わりたくないととりあえず東京にでてきましたね。最初は自宅兼東京オフィスでした。スタートは音楽の投稿サイトでした。たとえば○○ゲームの効果音コンテストとか、でもやっぱり音楽コンテストにお金を払うクライアントさんって少なく。ただ地道にやっていたのでコンテンツは溜まっていたんです。そこでこのコンテンツを売ればいいんじゃないかと思い、プチピボット。2013年段階で1万点だったのが、今では10万まで増えてきました。 スタートは音楽コンテストを開催する広告代理店のようなイメージだ。 Audiostockだけで年収1000万プレイヤーを作る 将来の展望を聞いた。 僕らは将来音楽を生み出す人をハッピーにするサービスを作り続けたいと思っています。まずは僕らのサービスで年収1000万円稼げるプレイヤーを作ってみたいですね。やっぱりトップの年収が上がると業界にも夢が生まれますよね。 今後は一般リスナー向けにサービス展開していきたいですね。今は法人の企業が買うことを想定してますが、たとえば文化祭に使う効果音や自主制作映画につかえるもの、歌が入っているコンテンツを売りたいと思っています。そのためにはフェスやライブハウスとつながりを持ち、アーティストやシンガーソングライターさんにもしってもらいたいですね。 音楽一筋のCREOFUGA社はその明確なコンセプトと使いやすいサービスを展開し、これからも躍進続けるだろう。将来が実に楽しみな一社だ。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

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起業に必要な「仲間&資金&場所」を一括提供、tomoshibi・CAMPFIRE・co-baの3社合同イベント「Stoke Point」が9/5開催!(開催前にちょこっとインタビューしました)

起業に必要な「仲間&資金&場所」を一括提供、tomoshibi・CAMPFIRE・co-baの3社合同イベント「Stoke Point」が9/5開催!(独占インタビューをしましたぞ) 起業とは何か?このテーマは長年さまざまな人々が追い続けてきたものだ。登記をすれば起業なのか、仲間がいれば起業なのか、資金調達をすれば起業なのか。こういった悩みを持つ、起業家予備軍の人もスタートアップタイムズ読者の中には少なからずいるだろう。そんな人たちに朗報だ。参加するだけで、起業に必要な「仲間&資金&場所」が一括で手に入るかもしれない、そんな魅力的なイベントが9/5に開催される。今回は主催者側の三社に独占インタビューをした。 Previous 起業に必要な仲間&資金&場所を提供する、起業の着火点のようなイベント「Stoke Point」 2018年9月5日、co-ba shibuyaにて今回のイベント「Stoke Point」が開催される。主催側の3社の紹介をしようと思う。 プロジェクトへの共感と仲間を集めるプラットフォーム「tomoshibi」代表の田中氏 一言でいうと「プロジェクトチーミングプラットフォーム」。イメージとしては「ヒト版クラウドファンディング」のようなWEBプラットフォームで、ユーザー側は登録しなくても仲間募集中のプロジェクトを閲覧することできます。今回のイベントでは、実際にtomoshibiのサービスを利用して、最初の仲間やアンバサダー、ファンを集めるノウハウをご提供したいと思っています。 日本最大のクラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」の芦川氏 一言でいうと群衆(crowd)から資金集め(funding)をするクラウドファンディングサービスです。今回のStoke Pointでの資金集めは私たちに任せてください。起業する上でお金ってとても大事ですからね。 今回のイベントでは紅一点、多様なチャレンジが集まるワーキングコミュニティco-ba shibuyaの吉田氏   一言でいうと「あらゆるチャレンジが集まるコミュニティ」です。コワーキングっていうとたくさんあると思うんですけど、私たちは私たちのコミュニティに合いそうな仲間たちと自分たちの場所を作り上げていくイメージです。何をするにもやっぱり一人じゃできないと思いますし、共感できる人やライバルがいる方がうれしいですよね。そんな人たちがゴロゴロいるのがco-baのイメージです。田中さんと芦川さんが資金と仲間を提供するので、私たちはその人たちが居られる場やコミュニティの意味を感じてもらうため今回のイベントに参加しました。 それぞれが違うパートを担い、起業というワードをテーマにイベントに取り組んでいくという。 「僕らを使い倒してください」リアルに使えるTipsを教えてくれる3人にインタビュー イベントの概要についてきいた。       今回は実際に実践できる小ワザについて話をしてもらった。当日はより具体的に多くのTipsを聞けるようだ。 基本ウエッティな僕らが求める、「こんな人たちに来てほしい」を聞いた 具体的な来場者のイメージを聞いた。 「Stoke Point」って日本語でいうと「着火点」という意味なんですね。僕らは今回のイベントを通して、想いを秘めている人、何かをやりたいけどはじめ方が分からない人の、想いの着火をお手伝いしたいと思っています。やはり起業ってかなり難しいんですよね、そこのご相談を多方面に。なんか来てみたら必要なものが全部そろった、みたいなイベントにしていきたいですね。 僕らって三人とも共通点が一つあって、すごくウエッティなんですよ(笑)なので、想いありきの起業の方なんかはすごくお話が合うと思います。もちろん参加後の支援も豊富です。参加してくれた方だけのクローズドコミュニティをご用意しているので、その日で終わり、というイベントではありません。同じフェーズで頑張る仲間が集まるコミュニティにしていって、例えばCAMPFIREで資金集めをするとき、そこのみんなでシェアをしてあげる、なんてイメージです。 一回限りのイベントではなく、継続的なしくみにしていくつもりだという。「Stoke Point」を引き続き追っていく。当日のレポート記事もこうご期待を。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

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政治の世界にトークンエコノミーを、いいことを言ったら独自通貨がもらえるプラットフォーム「PoliPoli」

伊藤和真 PoliPoli Inc. CEO l 週刊東洋経済 「すごいベンチャー 100」l LCNEM マーケティングアドバイザー l 2018年春に毎日新聞社に俳句アプリを事業売却 l ex- F Ventures , GeekSalon Previous 政治×トークンエコノミー、政治家と市民をつなげるプラットフォーム「ポリポリ」 2016年の改正公職選挙法の適応により、選挙権を持ちうる年齢は20歳から18歳に引き下げられた。結果として、約300万人近い、18歳・19歳が有権者となる。これにより、選挙に対する関心を高めるのが狙いだが、近年は政治関する関心のなさが一つの問題となっている。問題を構築する理由としてあげられるのは、やはり政治家と一般市民の距離感だ。SNSの流行により少しは解決されたかに見えたが、根本的な問題解決にはならない。市民と政治家の距離を近づけるべく、インセンティブ設計を用いた発言のプラットフォーム「ポリポリ」は政治に対しての関心を高めるべく動き出した。 政治家と市民をつなげるトークンプラットフォーム「ポリポリ」   一言でいうと「いいことを言ったらお金がもらえる」サービスです。いいことは政治の発言に限定されます。僕らのプラットフォームは政治家と一般市民をつなげるプラットフォーム。その中には、コミュニティ作成を促すべく、政治家のファンになる部屋が用意されています。 サービスの中には、Polinと呼ばれる共通通貨が存在します。世論調査や市民からのコメントをもらえるプラットフォームになります。しくみとしては、市民から政治家へ投げ銭のような形でトークンを渡します。また市民側はアンケートに答える、世論調査を受けるなどして、トークンを獲得することができます。 政治活動に参加することで、独自トークンを獲得できるという。 利用する政治家や市民についてきいた。 政治家は若手の政治家さんから、有名な政治家の方まで。一般的にITの導入が進んでいないので、積極的に普及させていきたいと思っています。まずは30代~40代の政治家さんに使ってもらうイメージですね。SNSでの発信の代わりだと思ってもらえると使いやすいと思います。 市民側はやはり、若年層の方を最初にターゲットにしようと思っています。僕らが解決したいのは政治関心を高める点です。今まで選挙に行っている方はもちろん、政治って何?選挙って何?の政治初心者の方に是非使ってほしいですね。 トークンという若者に受けるしくみを使っている理由がうなずける。 競合サービスについて聞いた。 国内での競合は全くいませんね。やはり日本という国は民主主義国家の中でも、発信力がアナログだったりします。インターネットでの発信というよりは、オフラインの選挙カーやチラシ配り、講演などに力を入れています。ここのIT化を促進させてたいのが僕らの狙いですね。 ※本取材は6月時点のものになります。 俳句サービスを作っていたら起業していた サービスを立ち上げた経緯について聞いた。 元々僕はIOSエンジニアで、ベンチャー企業には興味を持っていました。現在はまだ学生なのですが、積極的にインターンをしていましたね。F Venturesと呼ばれるベンチャーキャピタルでもインターンをして、サービスがグロースするのをみていました。政治×テクノロジーはその時に思いつきました。アプリありきで作っていましたので、起業したつもりは全くなかったですね。 アプリ開発ありきの起業のようだ。 dappsと呼ばれる、自立分散型のサービスにしていきたい 将来の展望を聞いた。 将来的にはdappsと呼ばれる自立分散型のサービスにしていきたいと思っています。僕が作りたいのは既存の政治界にあるような派閥ではなく、市民みんなで参加できる世界です。もしサービスにみなさんが集まるとどうしても、一極集中になってしまいます。情報の透明性なども担保できなくなってきます。それって結局の今の政府と変わらないじゃないですか。そこを市民にどんどん与えていきたいですね。 将来的には東南アジアなどの、IT後進国にも導入を進めたいです。政治の構造が似ている国であれば、十二分に導入をするメリットがあると思っています。 政治の世界は参入しづらく、企業としてはマネタイズをするのが難しい。高い理念を持ち、あえて難しい市場に参入を試みるPoliPoli社の未来が楽しみだ。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

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キーワードベースで専門的な新卒採用ができる、ターゲットリクルーティングサービス「TECH OFFER」

長井 裕樹 大学卒業後、三菱化学にて生産技術開発を担当。その後、株式会社アカリクの立ち上げに参画。取締役として大学院生及び若手研究者の就職支援、キャリア教育に携わり年間1万人以上の理工系大学院生にレクチャーを行う。その後、大学の授業に企業人を招へいするエコシステム作りを行う一般社団法人知的人材連携センターを設立。現在は株式会社テックオーシャン代表取締役を務める。 Previous 工学・情報科学系新卒人材のターゲットリクルーティングツール【TECH OFFER】 新卒採用の市場は年々増加しているといわれている。調査によるとその市場規模は1300億円を超えたといわれ、年100億付近の増加が見込まれている。究極的な外的要因(リーマンショックなど)がなければ、簡単には縮小しないだろう。そのような先行き明るい市場において、エンジニアなどの工学系・情報科学系の学生の採用ができないという課題が存在している。しかし、一方で、学生側からは、スキルを持っているのにそれを活かした就職ができないとの声もある。売り手市場なのにうまく就職できない、この問題にターゲットリクルーティングの【TECH OFFER】が切り込む。 「TechOcean」が提供するダイレクトリクルーティングの「TECH OFFER」 一言でいうと「TECH系新卒人材のターゲットリクルーティングツール」です。今までダイレクトリクルーティングツールは15社ぐらいあるが、文系、理系ごちゃまぜで本当に技術系学生にとってのメリットが確保できているかというと疑問です。サービス対象をTECH系に絞り込むと、その能力をちゃんと評価して特別選考ルートを確保したりできます。企業側って、本来専門の技術を持っている学生を採用したいですよね。 東大の何々研究室ならすぐにほしいみたいなニーズがあるんです。つまり、TECH系に特化したターゲットリクルーティングが一番企業ニーズも学生ニーズも満たすことが可能なわけです。私たちは研究室と企業を約100万語の技術キーワードでマッチさせるプラットフォームを作っていて、特許も出願済みです。 今のリクルーティングって自己PR合戦になってますが、実際に私もそうでしたが、理系学生だとそれが苦手です。私たちの場合は直接的なオファーを出すことにより、学生側にPRをさせなくてもいいし仕組みにしています。 TECH OFFERではすごく能力のある技術系人材を採用できるように、キーワードベースでターゲット学生がいる研究室の洗い出しを行い、効率的に出会うインフラを提供させていただきます。利用方法としては、企業側がキーワードを決定し、TECH OFFER上で入力すると、登録されている研究室に直接連絡が行く仕組みです。 キーワードベースで研究室と企業をつなげるサービスのようだ。 利用する企業と学生の特徴についてきいた。   企業側はターゲットキーワードを設定できます。よく利用してくれるのが、本当に優秀な学生を採用したい大企業さん。また、自社ブランドがB to Bで学生知名度がないので、どうにか採用をしたいという企業も絶賛してくれています。最後は表看板から横にずれた募集を行う企業ですね。たとえば大手食品メーカーがデータ解析技術者を採用したいというようなニーズです。私たちのTECH OFFERの仕組みを使えば、技術用語や手法を糸口にして、学生と出会い、自社を説明することが出来、採用につなげることが可能です。 学生も、どの研究室だったら、どれくらいの採用や特別選考枠があるかが分かるようになります。また特定のキーワードで採用のニーズもわかるので、何の勉強をすればうまく就職できるかが分かります。私もそうだったのですが、一所懸命勉強しても、それがなんの役に立つかわからない中で勉強するというようなことが往々にしてあったんです、工学系、情報科学系において学んでいることと産業界とのつながりをさらにわかりやすくするのも狙いの一つです。工学・情報科学人材の教育に対しては大学の授業に企業人ゲストスピーカーを招へいするというエコシステムを作りたいと考えており、既に18の大学で展開中です。 TECH OFFERの対象の学生さんもまちまちです。トップ大学といわれるところから、あまり有名ではないところまで幅広いです。企業によっては、有名ではない大学の学生さんへのニーズのほうがむしろ高い企業もあるので、すべての大学層においてマッチングが可能です。今の技術系学生の皆さんって、2,3社で就職を決めていたりします。それって本当にいいのか。私たちはもっとたくさんのオファーを受けて、自分にとって良い会社と出会ってほしいですね。 幅広く社会で使われやすいサービスづくりをしているという。 競合サービスについて聞いた。 競合してくるのは、POLやアカリクなどに見られがちですが、彼らとの違いは明確です。他社の場合は、上位校理系学生が登録していることを売りにしていますが、ライフサイエンスと農学の学生が多いんです。これらの分野の学生はそこまで採用のニーズがないので企業の期待とミスマッチなんですよね。 また、TECH OFFERはターゲットリクルーティングツールであり、従来の検索して声掛けをしていく方式のオファーサービスとは全く異なる工夫を凝らしています。専門の領域に専門の採用オファーを出す仕組み。今までの採用市場は、割と適当に人を採用します。私たちは「この海にはたくさん魚がいるよ」という触れ込みで海に放り出されて、どうにか鯛を釣る方法を提案するのではなく、鯛がいる漁場を私たちで準備して、鯛専門の釣竿で鯛を釣っていただくという方法を提案します。(笑) 砂漠を緑にしたい夢があって大手に入社、でも実際はそんなことできないよね。 サービスを立ち上げた経緯について聞いた。 私は砂漠を緑にしたいと思って、京大の農学部に入りました。そこの研究室は山中教授に予算を付けた大教授が作られた研究室で、非常に優秀な人が集まっており、私も世の中をどうにかよくしたいという気持ちで学びました。しかし、社会に出ようとしたときに、砂漠を緑にしたいという気持ちをぶつけることのできる会社は見つけることが出来ませんでした。そのような中で、総合科学メーカーなら技術の組み合わせで夢をかなえられると思い入社しましたが、事業論理もあってかうまくできませんでした。 日本は資源があまりない国なので、知的な労働者が価値を生み出していく必要があり、最適な企業と最適な学生をマッチしていく必要があると思っています。昔、東大の素粒子論の博士が就職できないという相談にのったことがあります。私からしてみれば彼ほど優秀な人間はいませんでした。彼は大手の塾に応募して、まさかの落選。実はみんな知らないのですが素粒子論の人ってビックデータを扱えるんですよ。もしキーワードベースでの採用があれば、彼は大手企業から引っ張りだこだったはずです。そんなこともあり、今のサービスを立ち上げました。 理系学生の就職の現場を見たことから、今のサービスに至ったようだ。 教育は未来への投資、より就職しやすい学び方を作りたい。 将来の展望を聞いた。 教育って未来の投資だと思うんですね、私も子供がいるんですけど、教育で培われた世界観や技術や思いというものは社会でつながってほしいと思いますが、 今は数か月間の自己PR合戦でもみくちゃになって、マッチングが終わってしまう。 教育現場も社会から乖離している部分があり、産業界も教育の現場に期待していなかったりするんですよね、そこを変えていきたいと思っています。 将来的には、新卒だけじゃなく、中途の市場にも入っていきたいと思っています。今は技術キーワードありきの、アカデミアと技術会社のマッチングだが、同じキーワードで、企業対企業のマッチングもできる。あるいは、キーワードベースで出会ってレコメンドされる社会人同士が遠隔で気軽に挨拶や、商談を行うことが出来るプラットフォームも作りたいですね。例えば、クールビスは社会に定着しましたが、遠隔で面談や商談を行うということはまだまだ定着していません。 日本の営業マンだけを考えても、営業の移動時間やそれにかかるコスト負担は膨大で、本当に訪問しなければならないアポイント以外は、ネットで挨拶やサービス紹介できるといいんじゃないかと思っていますね。クールビズ並みの文化をビジネスベースで作り上げたいと考えています。 この遠隔面談・遠隔商談マッチングの構想は、TECH OFFERでの新卒採用面談を起点としてノウハウを培った延長上で展開が可能と考えているわけです。 私はやっぱり高収益の事業が好きで、サイズとしては500億~1000億の高収益事業をやりたいですね。新卒紹介もいいんですが、もっと大きな採用市場にも参入してみたいと思っています。 理系学生に最適な採用を作る。その思いは社会の採用を根底から翻す力を持つ。今後とも追い続けたい一社だ。 ※インターン生を募集しているらしい。大学卒業時には一流企業のマネージャークラスの能力が身につくとのこと。詳しくは下のボタンまで。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

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ズボラデート!?恋愛下手なイケメン天才エンジニアが開発する次世代思考停止型デーティングアプリ「dately」とは

 伊藤 輝 1995年生まれ。北海道出身。プログラマー、UIデザイナー。10歳のときに電子工作、14歳からネットビジネスを始め、当時、月間200万PVを記録したWebメディアを設立・運営。16歳よりWebデザイン, Webシステムプログラミングのスキルを独学で習得後、いくつかの国内コンテストでの受賞を経て、18歳のときに当社の前身であるLeapcastを創業。スタートアップベンチャーのプロダクト開発に参画。慶應義塾大学では、ユーザーインターフェイス分野の研究を行い、IoTデバイス「MagicKnock」を開発。 個人で開発したエンタメアプリはGooglePlayで総合TOP50を2年間維持し、300万DLを達成。現在は新規事業である「dately」を開発中。 チャットいらずでお店の予約もアプリで完結!?既存アプリの課題を解決! datelyは既存サービスの課題として多く挙げられる3つの課題を解決します。 ⑴大量のユーザーが表示されるため、本当の相性ではなく容姿の好みだけでお互いに評価をしてしまっている →datelyでは、1日のレコメンドをあえて5名に絞ることにより、深く相手を知ることができるようにしています。 ⑵チャットのやり取りが面倒でうまく続かない →業界初の「質問カードシステム」を開発しました。個人のプロフィールに合わせた最適な質問で、2人の相性や趣味趣向の方向性などを確認できます。チャットが苦手な方でも、スムーズに使えるように設計しています。現在、特許出願準備中です。 ⑶お店選びが面倒 →datelyでは、2人にとって最適なお店の提案から予約までをすべてアプリが自動で行います。お店の提案をから予約までをアプリ単体で完結できるのはdatelyだけです。 (伊藤氏) 数ある社会問題のうち、少子化・結婚率の低下は国家の存続にかかわる大問題だ。労働力の低下だけではなく、国民の幸福度の低下にもつながると言われている。1970年代のベビーブーム以降、日本国の婚姻率は年々過去最低をたたき出している。挙げられる理由としては、①仕事が煩雑なため出会いがない ②若者の結婚願望が低下している、などがある。 しかし結婚願望が低下しているからといって、皆が恋愛をしなくなったわけではないようだ。 恋愛の多様化によって、恋愛結婚自体は年々増えているという。 オンライン上で恋愛できる機会を提供する新しいデーティングアプリ「dately」を運営する株式会社STRACT代表の伊藤氏に新規事業開始の背景を聞いた。 自身も恋愛下手!?恋愛下手こそ救いたい、それが事業開始のきっかけ 弊社で現在提供していて売り上げを立てている300万DLを達成したエンタメアプリは、私個人でやっていたコンテンツレコメンドアルゴリズムの研究で使うユーザーの嗜好データを集めるために始めた実験的なアプリがヒットしたタイミングで本格的に事業化することにしたものなんです。 今目下新規事業で取り組んでいる「dately」、デーティングアプリ事業を始めることにしたのは、これまでやってきたエンタメアプリがページビューを集めて広告枠を販売する収益モデルだったのに対し、一般ユーザーが直接サービスに対価を支払う課金モデルに挑戦したかったからです。 その前提のもと、マッチングアプリなどいわゆるラブテックと呼ばれる市場の伸びに注目して参入を検討するために市場調査をしたんですよ。その中で現状シェアの多くを占めているサービスの根本的な問題点が見つかってきて。この市場をディスラプトする新しいカタチのソリューションを提供できると確信できたタイミングで参入を決めました。実はまだほんの数ヶ月前のことです。 (伊藤氏)  これまでもマッチング/デーティングアプリはたくさん開発されてきています。それぞれがいろんな工夫や仕組みを考えてきていますが共通している課題としてあるのが「マッチングした後」の問題なんです。 うまくメッセージでやりとりができるユーザーは、デートまで持っていけますよね。でも逆にどうやって声をかけたらいいかわからないユーザーもたくさんいるんです。僕とかもエンジニアなので口下手だしメッセージ下手な恋愛下手人間なんですけど(笑) こういう層にアプローチしていきたいし、こういう層こそ救っていかないといけないと考えています。デーティングアプリ強者はどんなアプリでもうまくやれるんですよ。だから恋愛下手でこれまでデーティングアプリではうまく出会えなかった人にも使える設計を考えて実装しました。 (伊藤氏) 自身も恋愛下手であるという原体験が今回の新規事業立ち上げのきっかけになったよう。 UI最適化には徹底的なこだわりを持って臨む サービスのUIとそれを実現するWeb技術については徹底的にこだわり抜いています。 見た目のデザインは当然ですが、とにかく圧倒的にカンタンに使えるように考えています。 (伊藤氏) 競合も多い市場だからこそ使いやすさでの差別化は重要だ。これまでのアプリ開発経験がここでも生きてくるだろう。 「キャッチーで誰でも使えるカタチのサービス」を横展開していく デーティングアプリと並行して企画中の仮想通貨関連事業については、仮想通貨トランザクション(取引データ)の部分に私が以前から構想していたあるアルゴリズムが適用できると考えていて。 そこに弊社の強力なUI/UXノウハウを活かすことで「キャッチーで誰でも使えるカタチのサービス」として提供することを目標に現在準備中ですね。 「イノベーションを生み出し続ける、機構(ストラクチャー)を創る」という弊社のビジョンのもと、強力なモノづくり集団を作りたいと思っています。それをスタート30人までの規模で基盤を完成させ、その後はそのしくみを継承しつつそこから先はとにかく大きい組織を作るのが夢です。 ソフトウェアにおける製品力でグローバルで戦える企業は日本からなかなか生まれていないですが、そこにメンバーたちと一緒に挑戦していきたいですね。 (伊藤氏) 爽やかな見た目とは裏腹に既存のデーティングアプリ市場に殴り込むアツい想いが伝わってくる。思考停止型サービスが流行っている昨今、デーティングアプリにも新しい波を起こせるか、今から楽しみだ。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

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建設現場に一元管理できるITを導入する、建設業スタートアップの「Concores」

中島 貴春 1988年生まれ。2013年に芝浦工業大学大学院建設工学修士課程を修了し、株式会社竹中工務店に入社。大規模建築の現場監督に従事した後、建設現場で使うシステムの企画・開発およびBIM推進を行う。2016年3月にCONCORE’S株式会社を設立。 Previous 建設現場の仕事を楽にする、フォトラクションを提供するスタートアップ「Concores」 建設業の市場規模は約50兆円といわれている。業界は古くより日本に存在し、国家の繁栄にはなくてはならいものである。しかし、日本の少子高齢化問題を全面的に受けているのもこの業界だ。今建設業では、職人の高齢化と新人の減少などの問題を抱えている。2025年には推定130万人の労働力不足が見込まれているが、市場規模は依然縮小することはない。労働力の代替をテクノロジーで補完する、Con-techスタートアップの「Concores」が課題解決に挑戦している。 建設現場の仕事を楽にする一元管理ツールの「フォトラクション」 一言で「建設現場の仕事を楽にする」サービスです。僕らは職人さんの仕事ではない部分のお手伝いします。従来煩雑だった作業をクラウドで管理する仕組みを作っています。 現在の建設現場では、技術者が現場を回って写真を撮る必要があります。現場の管理は写真または紙で行うことが多く、乱雑な資料がたくさん生まれています。それを整理するのも一苦労です。彼らは18時にオフィスに戻ってそのあと自分の仕事をするので、結果残業も多くなっています。 フォトラクションでは、自社の案件を一元管理できる機能があります。写真や図面の保存、プロジェクトの管理、TODOリストなどなど。実際フォトラクションという名前も、写真の管理を重きにおいて名づけたものです。現場では、さまざまな写真を撮る必要がありますからね。 写真や紙などのアナログ情報をデータ化できる仕組みのようだ。 利用する企業についてきいた。 現在は大手ゼネコンさんや不動産会社さんに多く取り扱っていただけています。現場単位でドンドン広めていますが、みなさん大好評です。現場の管理者さんは一人あたりの決済額が非常に大きく、便利が数十万円で買えるなら安いと喜びの声をいただけています。 今までの導入企業さんは、インフォから流入するインバウンドのお客様が多かったのですが、今後はどんどん僕らから声をかけていくつもりです。 広告なしで導入企業が増えているというのも驚きだ。 競合サービスについて聞いた。 競合でいうと、建設のシステム会社は多いのですが、昔ながらのサービスだったりするのでクラウド対応などはできません。結局さまざまなソフトが増えてしまい、業務が簡略化はされませんでした。僕らはiPadに対応しています。より使いやすい商品を広めていきたいですね。 元々の夢は建築家、ITに興味もあり今のサービスを作った サービスを立ち上げた経緯について聞いた。 大学時代は建設ITの研究をしていました。僕は小さいころから、ITオタクで小学校のころからいろいろなことをしていましたね。大学入るときもITで世界を変えれる、そんな夢を持っていました。もちろんITといってもいろいろありますが、僕の場合は建築家に憧れていました。なので、建築ITの勉強を。新卒では、建設のゼネコンに就職。昔ながらの企業なのでIT担当者は少なく、当時は二人しかいませんでした。僕は一人で200のシステムを見ていましたよ笑  ざまざまな問題を感じたのもその当時からです、昔からの夢で建築×ITで何かやりたい、そんな思いから今のサービスの立ち上げに至りました。 建築家になろうとしていたこと、ITに興味をもっていたこと。この二つの偶然が重なり、今の会社があるようだ。 労働力不足など、現場の課題を解決してきたい 将来の展望を聞いた。 僕らのサービスってシンプルではあるんですが、まだまだ足りない部分も多いです。直近はそこのカバーが足りていない部分をしっかり開発していきます。これ一個で仕事が楽になる、そんな機能を追加したいですね。 今の業界は50~60代のベテランか、経験不足の若者かで、ほとんど30~40代の働き盛りの方はいません。そこをどうにかしていきたいです。やはり労働力不足を解決するには、ツールだけでは今の技術だと限界が見えます。また、地域によってツールに対するリテラシーの違いあるのもこの業界ならではです。折れずに普及させていきたいですね。 破竹の勢いを持つ、Concores社はどれほど建設業界に恩恵をもたらすのか、今後が楽しみである。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

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最速でお悩み晴らします、弁護士と相談者をネットでつなげる「カケコム」

森川 照太 ハワイ生まれ、日本育ち。早稲田大学国際教養学部中退。 トラブル解決の専門家マッチングサービス「カケコム」を運営しています。 Previous 最速で悩みを晴らす弁護士によるお悩み解決サービス「カケコム」 弁護士の市場規模は現在は9600億と決して小さな市場ではない。国内の弁護士による民事相談の案件は200万件と少なくはないが、潜在的な法律トラブルは1000万件存在するといわれている。全ての案件を処理できないこともあり、現在弁護士の数は3年間で倍と急速に増えている。そんな中士業に対してIT化を促進させる企業がある。弁護士によるお悩み相談プラットフォーム「カケコム」である。 弁護士によるお悩み解決サービスの「カケコム」 一言でいうと「最速でお悩みを晴らす、トラブルを解決する」サービスです。現在対応しているのは、主に離婚などの法律が関係してくる問題である。ユーザーはグーグルなどの検索のプラットフォームから離婚などのトラブルのキーワードから流入し、カケコムに入ってきます。弁護士と相談者をつなげるサービスですね。 弁護士がオンライン上でお悩みを解決するサービスのようだ。 現在僕らが注力しているのは、わかりやすく離婚のトラブル。離婚って知り合いとかには相談しにくいトラブルですよね。知恵袋に相談したところで悩み解決になりますが、結局は弁護士など法的能力を持った人の手助けが必要。ここを解決できればと思っていますね。ユーザーのみなさんはほとんどが民事で困っている方たち。 現在は悩みの多い、離婚問題にフォーカスをしているという。 現在登録している弁護士さんは離婚のトップレベルの方が多いですね。あとは若い方が多いというのも特徴です。弁護士のみなさんもやはり業務効率を上げたいと思っています。カケコムですと、初回面談で聞くような情報を事前に知ることができ、、業務効率向上とお客さんを集めれるのでここがメリットですね。また、地域や注力分野のカテゴライズもしているので、より専門的な方に相談できる仕組みです。 弁護士の初回面談をインターネット上で行うイメージだ。 競合サービスについて聞いた。 競合はわかりやすく、弁護士ドットコムなどですかね。実際に市場規模は大きいのに対して、大手一社しか存在しないのが現状です。業界自体はまだマーケティング支援しかできておらず、僕らの場合は業務効率化の部分もさらに推し進めていきたいです。電話がかかってくることをなくして、事前に初回面談で聞くような情報を得られることによって弁護士の手間を減らせます。 弁護士が一人一人起業をする世界を作る サービスを立ち上げた経緯について聞いた。 元々私は、ピーターティールが好きで、尊敬をしています。その考えにあてられてか、起業をすることにまったく違和感がなかったですね。解決したい課題として、緊急性が高いのに、スムーズな解決方が見つからない問題をフォーカスしたんですよ。そしたら弁護士さんがありました。弁護士さんって世の中の0.1%しかいない、すごく優秀な方たちなんですよ。その方たちが雑務に追われているのをみて、もっとITで便利にできたらと思いました。 弁護士の乱雑な業務を削減したい思いで始めたようだ。 自動化によって、弁護士に弁護士しかできない仕事をさせてあげたい 将来の展望を聞いた。 一番解決したいのは、今の雑務の多さ。弁護士って実は雑務が多くて、ファックスでのやり取りや書類を作ること。そんなことが多いんです。もっと業務効率をあげていきたいと思っています。 最初は民事系全般を対応できるように弁護士さんをそろえたいですね。今は離婚・男女問題が多いですが、相続とか労働問題や交通事故、企業の法務なんかも解決できるようにしていきたいですね。 国際展開は考えております。今ベンチマークしているのはエムスリーさんですね。海外のデータも重要視しているので、国際展開時に大事な要素になりそうですね。 弁護士の業務をよりITにする、カケコムが展開する未来が気になってしょうがない。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

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「プロジェクト単位」の働き方、プロジェクトチーミングプラットフォームの「tomoshibi」

株式会社TOMOSHIBI 代表取締役CEO 田中 駆 1992年、神奈川県横浜市生まれ。横浜市立大学 起業戦略コース卒。新卒で株式会社ベネフィットワンに入社し、営業・経営企画・事業企画・DX推進担当を歴任。その後独立し株式会社TOMOSHIBIを設立。 Previous プロジェクトチーミングプラットフォームtomoshibiが作る、プロジェクト単位の働き方 働き方改革が叫ばれている今、副業の市場規模はすでに8兆円規模になりつつあるという。大企業でもますます副業の発想を取り入れており、より国としてのニーズは高まるだろう。しかし、副業の課題は明確にあり、やはり簡単に参加をできない敷居の高さなのだろう。tomoshibiはプロジェクトベースの働き方を推奨するスタートアップ、敷居を下げた新しい働き方を業界に提唱していく。 プロジェクトへの共感と仲間を集めるプラットフォーム 一言でいうと「プロジェクトチーミングプラットフォーム」。僕らのサービスTOMOSHIBIは現在WEBプラットフォームです。イメージとしてはクラウドファンディングの人版、ユーザー側は登録していなくても掲載している案件の確認をすることできます。 クラウドファンディングの人バージョンというのは上手なたとえだ。お金を集めるというよりも、共闘できる仲間を集めるといったところか。 プロジェクトメンバーを集める側は、想定しているのはスタートアップやNPO・学生団体です。プロジェクトが多く、人手不足が発生しやすい組織を対象にしています。次のステップでは法人をイメージしています、たとえばオープンイノベーションや新規事業立ち上げなどに使っていただけると思っています。 教育機関でも使ってもらえるようにします。日本では2020年に探求型学習が正式に授業に入るんです。子供たちが自分たちが課題設定をして、全て1から学ぶことを作っていく授業なんです。そこから僕らが提唱するプロジェクトとの相性が良く、子供たちが自分たちの課題を設定して、TOMOSHIBIのプラットフォームを使ってもらう仕組みを作りたいと思っています。 僕が思うプラットフォームって一般的に影響力に幅があるんですよね、子供たちが使えるプラットフォームならだれでも使えると思うんです。そんなサービスにしていきたいと思います。 最初はスタートアップ企業の利用から始まり、学生の用途をイメージしているようだ。 登録いただけるユーザーは、もちろんプロジェクトベースだと思うんですけど、何かが足りていないと思う人たちが使ってくれます。既に熱量を持っている人間のプロジェクトに参加をしていただけると思っています。 今実際にウチのチームも全員副業でプロジェクトベースでやってくれています。改善点は多いのですが、かなりメリットが多く生まれています。例えば、見ている点が多いので、視野がより多角的に生まれていくんですね。視野が広くなると視座が高くなると思っています。 プロジェクト単位の仕事は副業、などをさらにライトにしたものという。 競合サービスについて聞いた。 似ているサービスでいうと、どんぴしゃの物はないんですが、今後法人対象に広げると似てくるのはWANTEDLYさんですかね。 ただ僕らの場合キーワードにしているのは思いの部分なので、報酬ベースではないんです。リクルートのやっているサンカクなんかは近いイメージがあります、ウチよりさらにライトになります。僕らの立ち位置ってプロジェクトベースだけじゃなくガッツリ副業でもいいんです、ただお金どうこうではなく、思いに共感できる人を採用したいと思う。 「僕、カンボジアバカなんです」NPO団体の人集めに貢献する サービスを立ち上げた経緯について聞いた。 僕がほしかったから作ったというのがシンプルな理由ですね。学生や今もNPOをやっていますが、仲間集めって本当に大変なんですね。まわりの団体もだいぶ大変だったりするんですよね。というのも人が集まらないと活動がなくなってしまう。 そういう部分を自分でも感じたし、インターネット上で人を集める部分で何かできないかと創業をしました。NPOをやっていたのも、実は僕がカンボジアバカなんです、カンボジアが死ぬほど好きで。そう思って、NPOを立ち上げていたんですよ。 NPO法人の立ち上げで実際に感じた課題をサービスづくりに活かしているようだ。 プロジェクト型の人材を作っていく、そんなサービスをしていく 将来の展望を聞いた。 まずは今のクラウドファンディングの立ち位置となるように、仲間集め&資金集めで最初に挑戦できるプラットフォームになりたいと思っています。 もう一つはプロジェクト単位で働く人を増やしていきたい。プロジェクト型人材をもっと創りたいと思っているんです。僕自身がパラレルワーカーで、働き方は割と自由だったんですね。そういう働き方って今はITなんかの特権のイメージありますが、もっと一般企業などにも働き方を広めていきたいと思います。 より多くの人がプロジェクト型人材になる。そんな未来を目指す、tomoshibiを引き続き追い続ける。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

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日本初、Employer Brandingサービス「Clarity」は転職クチコミサービスの先を見る

古谷 聡美 2010年成城大学卒業。在学中はサンディエゴ州立大学に交換留学。外資系BPOコンサルティング会社にてコンサルタント、社長秘書を兼任。その後ビーコンコミュニケーションズ株式会社に入社し、P&GやPhillip Morris等のグローバルブランドを担当。2016年からフリーランスとしてZehitomoなどのスタートアップに参画しながら、2018年1月に株式会社Clarityを設立。 働きやすさと社員のQOLをみんなで高めて行く「働き方データベース & 企業口コミプラットフォーム」 人材紹介の市場規模は3000億を超え、メディア、ダイレクトリクルーティング…などサービスが多数生まれている。そんな中あらたな方法で人材マーケットに挑むスタートアップがある。 一言で言うと「働きやすさと社員のQOLをみんなで高めていく企業口コミプラットフォーム」サービスです。Clarityでは今のあなたにとって大切なことを選んで、あなたの「働きやすさ」を知ることができます。 どのように利用するのだろう。 企業ごとにみんな同じの軸のスコアではなくユーザーそれぞれの軸で働きやすさを可視化できます。また、口コミを全て無料で閲覧できます。あなたが働いている、もしくは働いていた企業について口コミを書くこともできます。 登録なしで企業のクチコミを閲覧できる。 ライターの私が所属するディップの情報もかなり詳細に掲載されている。 転職クチコミサービスはVokers、転職会議など複数のサービスが展開されている。違いはどこにあるのだろう。 ライフステージや価値観の変化によって、働きやすさも変わります。特に従来の口コミサイトでは「女性の働きやすさ」「ワークライフバランス」といった口コミのカテゴリーはありますが、単純にスコア化・指標化されていてよくわからないか、口コミの文章を一つ一つ読むしかなく「なんとなく」しか雰囲気を掴めませんでした。 Clarityでは「働きやすさ」にフォーカスを当て、一元的、総合的に企業をスコア化、ジャッジするのではなく、複数の評価軸で企業の傾向を取り、ユーザの希望とどれくらいマッチするかで、それぞれの人にとっての「働きやすい会社」が探せる仕組み作りを目指しています。 GlassdoorとWantedlyがくっついたようなイメージだ。企業むけのサービスはちょっと新しい。 採用候補と既存社員によい影響を与えるサービスだという。 従来の口コミサイトではユーザ側の一方的な口コミに対して、企業側は何も発信することができませんでした。 Clarityでは企業からの発信もできるようにし、社員や採用候補者から見た「雇用主」としてのブランドを創り、向上させていくことができます。Employer Branding(雇用主ブランディング)ができるんです。 クチコミサイトをベースにしているので、各企業のクチコミデータが蓄積されることでセグメント分析が可能になります。「発信しているメッセージが、求めている人材にフィットしているか」といったことがわかります。 Employer Brandingを正しく行えば、採用コストを抑えられたり、より優秀な人材に出会えたり、採用のミスマッチを防止できます。しかも既存社員の離職を防いだり、リファラル採用が活性化する効果があります。 古谷さんによるとEmployer Branding専門サービスは日本初とのことだ。 直接的な課題解決をしたいと考え起業 サービスを立ち上げた経緯について聞いた。 私はキャリアを通じて、女性が働き自立し続けることの難しさに向き合ってきました。ならばコミュニケーションで女性を勇気付けられたらとクリエイティブエージェンシーに入りましたが、広告でできることには限界があります。 直接的な課題解決をしたいと考え起業を決めました。 私がいた外資系企業では女性差別は少なく、例えば先輩の女性社員が産休・育休から元のポジションに復帰するのは当たり前でした。何かあれば子供と一緒に出社したり自宅勤務も自由にでき、キャリアを追求することができたんです。 しかし日本には女性が働き続けることが当たり前ではない企業が多く、その状況を圧倒的に改善できるサービスは何だろう?と考えClarityが誕生しました。 ヴィジョンには「全ての人のために、透明度の高い社会を創る。」と掲げられている。 どんな思いが込められているのだろう。 バリバリ働きたい人から家族との時間を大切にしたい人など、価値観は十人十色でライフステージによっても変化します。でもその価値観の尺度は「ワークライフバランス」ということばでひとくくりに表現されます。 どのような生き方がしたくて、どのような働き方がしたいのか。企業はどのような働き方や環境が提供できてどのようなビジネスゴールを目指しているのか。双方が情報提供していく透明性の高い社会を作りたいと思いました。 全ての企業がGoogleや資生堂のようにならなくても良いのです。全ての企業が足し算思考で100点満点を目指すのではなく、絶対に一つは働きやすさとして良いところがあるので、それを強みにしてアピールをしたり、そこにマッチングする人材と出会えるようになれば企業も求職者もハッピーになれる。 弱みや悪いところを隠しても、度が過ぎればSNSで暴露されてしまうので、未然に防ぐためにネガティブな口コミも前向きにフィードバックとして企業に届け、改善策やリスクヘッジにつなげられる場をまずはClarityで作りたいと思っています。 全ての企業がGoogleや資生堂のようにならなくても良い、とは頷かされるコメントだ。 QOLを重視する事が経営に、社会にに寄与することを証明する事業に 将来の展望を聞いた。 まずはClarityをQOL(Quality of Life)を重視する事が経営に寄与することを証明する事業にしたいと思っています。2018年新卒生が福利厚生や働き方を重視するというニュースがありましたが、これから益々「働きやすさ」で企業や仕事を選ぶ時代になっていきます。 女性を筆頭に多くの人が、幸せに生きるための「手段」として仕事を捉えるでしょう。そして企業はもうブラック企業ではいられず、従業員だけではなく、株主や消費者に対して “Employer branding” が必須となる社会になるのは時間の問題です。 私がClarityを通して目指すのは、その社会に向けてイニシアチブを取り日本社会全体のQOLを飛躍的に向上させることです。 社会に対してはどんな効果があるのだろう。 みずほ総研の調べによると2065年までに労働力人口が2016年と比較してほぼ半減するといわれています(※出典)。現在でも女性の労働力率は平均で66%、特に20代後半〜40代の働き盛りの年代が低く、いわゆるM字カーブと呼ばれています。働き続けられたとしても単純作業しかできないという方も多い。 その層の労働力率やパフォーマンスを上げることが国の存続に必要不可欠です。 より多くの女性が働き続けることができれば、労働人口、経済を向上させ、また間接的には男性の家庭や育児への参加を促し、出生率の向上といった副産物もたくさんあるんです。 最後に個人としての夢を語ってくれた。 起業家として変わり種ロールモデルになること、女性としての無理のない働き方、起業と家庭との両立の成功モデルをつくることです。…

インタビュー

VR×e-sportsという新たなジャンルに挑む、ActEvolve社はe-sports業界に革命をもたらすのか

加藤 卓也 Cluster.の加藤さんと間違えられがち。 XRコンテンツスタートアップCEO←カプコン企画←スポーツチャンバラアジア王者 Previous 次世代の技術で、新しいゲームの形を創造する「ActEvolve」 先端技術として期待されているVRと近年海外で盛り上がりを見せるe-sportsは両者ともに、業界人が注目をするジャンルである。現在の技術面では両者に交わりはないが、XR技術とゲーム競技は親和性が高いともいえる。XR×e-sportsを開発するスタートアップ「actevolve」が織りなす世界観とは。 VR×e-sportsのactevolve社のファーストタイトル「Blitz Freak」 一言でいうと「次世代の機器で新しいコンテンツを模索する」会社です。今回リリースした「Blitz Freak」は僕らの代表作ともいえます。e-sportsのゲーム性、競技性を上手に取り入れたVRゲームです。 サービスの概要を聞いた 実はVRのゲームって制作するのも実装するのも大変なんですが、ユーザー側にフィットをさせづらいのも課題なんです。一番わかりやすいのが、3D酔いです。VRってやっぱり画面がぐるぐる回るので酔いやすい。なので多くのゲームはワープで移動します。しかし、e-sportsである以上、ワープ移動は外から見てて全く面白くないんです。 僕らのゲームは自由移動の上に酔わない。そういった工夫がされているゲームなんです。 一般的な自由移動といわれると、より酔いやすいイメージだが、これは驚きだ。 やはり、日本ですごく売れるというイメージは持っていません。やっぱりVRが浸透するのは時間がかかりますしね。僕らの商品は主に、VRが定着しつつある韓国での販売を予定しています。韓国人は今カラオケをするような感覚でVRゲームをしにいきます。様々な業態のお店が、お店の一部をVR空間にする事業を進めています。そこに積極的に導入していきたいですね。 展開はあくまでも、韓国の若者対象に展開するという。 競合サービスについて聞いた。 e-sportsというジャンルでいうと、僕らみたいにVRゲームを作っているメーカーは少ないですね。ただ僕らの立ち位置は1メーカーではありません。フォーカスしたいのは新しい形のe-sportsゲームを作ること。研究開発プラスメーカーのような立ち位置でいうと競合は大手ゲームメーカーといえますね。 元大手ゲーム会社、スポーツ用品の開発を得てたどり着いた サービスを立ち上げた経緯について聞いた。 前職は、カプコンにいました。ここでは言えませんが、さまざまなタイトルにかかわってきましたね(笑)みなさんが知っている有名なタイトルの開発もしてきました。 その中で、モンハンを狂ったようにやっていた同期もいたんですけど、僕はあまりゲーム自体が好きじゃなかったんですよね。どちらかというとスポーツが好きで、人々が熱狂するものに興味がありました。3年目で独立を決意して、最初はスポーツ用品なんかを自社で作っていました。1ヶ月位で撤退しました。 e-sporstとXRに興味を持った理由なんですが、大きな世界観は自分でももっているし、未来的なスポーツはそのうち来るだろうとは常々思っていました。新しい技術でその中でも全人類に行き渡る可能性があるものと考えたときに、VR、ARコンテンツだなと思いました。 現在の技術を駆使して、人々に受け入れられやすい未来を作るつもりだという。 スポーツでもゲームでもイケてない、そんな人に新しい選択を作りたい 将来の展望を聞いた。 作りたい世界観はSAO(ソードアートオンライン)のような、まるで現実世界のようなゲーム世界を作りたいです。僕らが作る世界観って、たぶん普通のゲームでも一流じゃない、現実世界のスポーツでも一流じゃないけど、この世界のこの競技ならだれにも負けないというプレイヤーが生まれる世界です。 勿論一般のユーザーにも楽しんでほしいんですけど、競技としても成り立つようなサービスづくりをしていきたいと思っています。「Blitz Freak」はあくまでも第一段、ドンドン新しいものを作っていきますよ! VR×e-sports、業界に更なる盛り上がりをもたらそうとする「ActEvolve」を引き続き追っていきたい。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

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「センスのある人の時間を買う」、ファッション業界一筋20年の起業家が提供するファッションにおけるお悩み解決サービス「ファッションアテンダント」

横路一樹 1978年生まれ。埼玉県出身。20代で年商約3億の会社を経営、そして売却。30歳でゼロから再びスタートを切った過去を持つ。ブランド古着屋「DIGRAG」創業者、スタイリスト事務所代表、スナップWEBマガジン編集長といった幾つもの顔を持ち、現在は、“ファッション×IT”で世界を変えることを標榜し「ファッションアテンダント」というサービスを手がけている。 Previous センスある人の時間を買う、ファッションのお悩み解決サービス「ファッションアテンダント」 アパレル業界の市場規模は年々減少傾向にあり、既に10兆円を下回る規模となっている。その反面、アパレルECは上昇傾向にあり、「ZOZO」、「SHOPLIST」などの成長によるもだといわれている。家に居ながらでも、多種多様な服を見れる今の時代、確かに店舗での服選びは非効率に見えがちだ。しかし、ユーザーの立場でいうと選択の幅が増える一方で、選び方に苦戦しているのが現状だ。業界一筋20年の横路氏は、「センスある人の時間」を買い、必要としている人に販売をする「ファッションアテンダント」を立ち上げた。 ファッションの上級者が服選びを手伝ってくれる「ファッションアテンダント」   一言で言うと「センスある人の時間を買う、お悩み解決サービス」です。僕のサービスは、ファッションが大好きで得意な人とオシャレや買い物に悩んでいる人をつなげるマッチングサービス。。ファッションアテンダントのサイト上には、200人を超えるお洒落上級者が登録しており、1時間を5000円単位で買うことができます。 サービスの概要を聞いた サイト上には、200名を超えるファッションの上級者が登録しており。ユーザーは買い物予定である地域や時間などを選び、最適なアテンダントとマッチングをして、一緒に買い物を楽しんでいただきます。 私たちの特徴として、連絡をLINEでしてもらっています。その理由としては、ビジネスライクに近すぎないように、おしゃれな友達と買い物に行く雰囲気をつくりたいと思っています。なので、アテンダントさんもお客様に対しては様禁止です。さん付けを徹底させています。 ユーザーのみなさんは、ITエンジニアの方から20代30代OL、国家公務員の方たちなど、多岐に渡ります。サラリーマンの方なんかも多い印象です。やはり仕事で忙しいと、ファッションまで気が回らないということも多いと思います。そこのお手伝いをしてあげたいですね。 アテンダントさんは、厳密な審査を受けて登録をしていただきます。(実際にお会いして面談しております)一般的なプロスタイリストだけでなく、アパレルの店員さんや本当におしゃれな一般人など。日本国内の各地域から国外の人口が多い都市まで現在は対応可能です。 既に海外対応までできるのは驚きだ。 競合サービスについて聞いた。 一般的に同じ時間を買うサービスのタイムチケットさんとかは、個人のスキルを売り買いできるサービスのココナラさんとはよく比較されますね。私たちの特徴は、ファッションに特化していること。この一点です。登録しているアテンダントさんは厳密に審査を重ねています。実際に私が面談をしているので、与信の担保という意味では新しいんじゃないかと思っています。 登録しているアテンダントのクオリティを面談で担保をしているようだ。 プロ過ぎるのはよくない、お客様が求めているのはもう一歩の後押し サービスを立ち上げた経緯について聞いた。 元々メインの事業は、中古ブランド衣料品の販売&買取。私自身がバイヤー兼経営者として、ブランド古着店を6店舗立ち上げていました。最終的には、年商3億円程度の売り上げまでたどり着けましたが、、その時にふと気が付きました。古着のバイヤーっていわゆる物のバイヤーです。でも物って有限だし、私のノウハウを人に伝授するのは中々難しいです。このままじゃこれ以上広がらないと、限界を感じていました。そこからは同じバイヤーでも、人のセンスと時間をテーマにすればいいんじゃないかと、今のファッションアテンダントのひな形案を思いつきました。 実際に私自身も店舗オーナー、スタイリストとしても、自分も登録しているアテンダントとして、いろいろな人の服選びをしてきました。そこで気が付いたのですが、悩んでいる人が求めているのは、専門家の助言ではなく、信頼できるセンスの良い親しみやすがある人の一押しなんじゃないかと。ある男性のお客様は、女性アテンダントの意見を受けて買った服を会社に着て行ったところ、社員の女性に「「オシャレ感でてますね!」「清潔感ある格好になりましたね!」と言われたそうです。一番うれしいのはこういうことなんじゃないかと思いましてね。だからファッションアテンダントは、プロではなく、センスのある人なんです。勿論みなさん、私が面談をしていますしお金をもらう以上は、プロなんですけどね。 ショッピングパートナーやインテリアDIYアテンダントなど、より多彩な業界の副業を生み出す 将来の展望を聞いた。 私のプラットフォームが一番重要視しているのは、センスと人間力。ファッションにおいては、クリエイティブ産業においては、SO COOL!(イケてるね!)が正義なんですね。その概念を共感できる人を増やして、どんどん拡大してきたいです。すでにアウトバウンドでの海外対応は可能。たとえば、一週間だけロンドンに行くから買い物行きたいんだけど、何を買えばいいか、どこで買えばいいかわからない人なんかにおススメ。現地の日本語対応ができるアテンダントさん、お買いものに付き合ってくれます。 次に私が着目しているのは、お引越しの内装やインテリアなどのアドバイザー、空間アテンダントと実際に会わないでビデオチャットでWEBサイトを回りながら買い物サポートです。このジャンルも困っている人が多いのでニーズは高そうです。 ビジョンとしてはより多種多様な業界で、副業を生み出したいと思っています。素晴らしい技能を持つ人々の生活をよくしていきたい、これも私の使命です。 センスある人の時間を買う、ファッション特化型スキルシェアサービスのファッションアテンダントはCtoCスキルシェアサービスを広める第一歩となるのか、今後が楽しみだ。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

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元大手ITの人事担当が描く友達が仕事を紹介してくれる世界「YOUTRUST」

岩崎由夏 大阪大学理学部を卒業後、2012年に株式会社ディー・エヌ・エーに新卒入社。1年目より新卒採用、中途採用、経営管理を4年経験。その後、株式会社ペロリに出向し経営企画を担当。2017年12月に株式会社YOUTRUSTを設立。現在は取締役のエンジニアと副業のエンジニア、デザイナと4名で「YOUTRUST」を運営。 Previous 信頼のできる友達が仕事を紹介してくれる「YOUTRUST」 まだまだ売り手市場が続く中、人材紹介の市場規模は3000億を超えている。人々の転職に対して、さまざまな手段で支援を試みようとしている。しかし、ユーザーにとって満足のいく転職は、信頼できる人からの紹介ではないか。既存の転職システムに反旗を翻す、友達による転職紹介に挑戦する「YOUTRUST」に直撃した。 友達の転職・副業意欲が見える「YOUTRUST」   一言で言うと「友達の転職・副業意欲が見える」サービスです。YOUTRUSTは、facebookと連携をしており、facebookフレンドが友達候補としてYOUTRUSTにでてきます。YOUTRUST内で友人とつながると、お互いの転職・副業意欲を閲覧することができます。 サービスの概要を聞いた 一つは自分の転職・副業意向をYOUTRUST内で公開です。転職・副業意欲などを登録することにより、自分の友人や更にその友人のリクルーターからオファーを受けることができます。 更に、通常アカウントでも採用は可能ですが、採用向けの特別なリクルーターアカウントとして登録することもできます。通常、YOUTRUST内では、自分の友人までしか閲覧できませんが、リクルーターは友達の友達までその転職・副業意向を閲覧しスカウトすることができます。まったく知らない人と転職の相談をするより、何かしらつながりを持っている人の方がうれしいじゃないですか。 競合サービスについて聞いた。 尊敬しているサービスはWantedlyさん、ビズリーチさん、やはり情報量がかなり豊富ですよね。私たちはちょっと違う視点で、「本人の意欲」という点に着目しました。あくまでも転職・副業意欲を確認できるというのが強みですね。また、友人関係が肝になりますので、そこの信頼というポイントも大事。スキル要件のみを重視した採用ではなく、友人の紹介という信頼ありきの転職に。そんなサービスを作りたいです。 職業の内容や、案件ありきではなく、友人の信頼がカギのサービスのようだ 人事だからわかる、転職における課題を解決する サービスを立ち上げた経緯について聞いた。 前職はDeNAにいました。まさかの新卒からいきなり人事をやらせてもらいました。担当は中途採用、日程調整からリクルーター、採用計画策定、予算管理まですべてやらせていただきました。 その頃から転職市場の仕組みに疑問を持っていました。転職はエージェントさんに頼ることも多いですよね。その場合、誰が悪いという話では一切なくそういうビジネスモデルなので仕方ないのですが、紹介フィーを高く提示した会社が優遇されることが多いです。紹介フィーって一人あたり200万円とかするんです。前職のような大きな会社からすると払える金額なのですが、これから伸びるスタートアップからするとあまりにも高い。求職者にとっても、そういう理由で大きな会社だけ紹介されたりするのって、本当にキャリアや人生に関係があるのかずっと疑問に思っていました。 また、紹介される方も自分の個性などを加味されて紹介されているわけでもありません。どちらかというと履歴書・経歴書という書類をベースにその人のスキルと企業の求めるスキルをマッチングされていました。本当にこれがあるべき姿なのかと違和感を感じていました。 そこからは本当に自然な流れで気がつくと起業していた、という感じです。むしろ当初は普通に転職活動をしていました(笑)。ずっとバックオフィスの人間だったので自分がサービス作りをするという考えが全くなく「転職市場をなんとかしたい」という思いだけだったのですが、前職からお世話になっていた先輩起業家に相談させていただいたところ「事業を作れば解決できるかもしれないよ」と背中を押していただいき、独立を決意しました。 個人の信用情報が可視化される世界に 将来の展望を聞いた。 私たちが作ろうとしているのは、仕事探しのプラットフォーム。その先に見える世界は信用情報の可視化だと思っています。転職をする人、したい人、紹介をする人、みなさんが使えば使うほど、実績が信用となります。それを見える化していくのが次のミッションです。信頼社会を構築し、もっとエモい(感情的な)業界にしていきたいですね。「誰から信頼されているか」という事実は、その人の実績です。自分で書くプロフィールより、もっと安心感があるかなと思っています やっぱり現状の業界には、思うところが多くあります。本人の実力や努力とは関係ないところでキャリアが誘導される実態は正直違和感を感じることもあります。そういう本人の実力や努力と関係ないものに左右されない、個人の信用がものを言う世界にしていきたいです。 現在の転職市場の仕組みそのものを作りかえる、友人の紹介ベースの転職サービス「YOUTRUST」は旋風を巻き起こすのか。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

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デザインしたら自動でコード生成。デザインのみでWebサイトが作れる次世代のデザインツール「STUDIO」

石井 穣 CEO / Design Chief at STUDIO デザインから、ビジネス、分析、ブランディングまで幅広く担当。 以前には、旅行系スタートアップを東南アジアで立ち上げ事業譲渡の経験もある連続起業家。 これまでデザイナー兼エンジニアとして、数多くのWebサイトを制作したなかで感じた課題を解決したく、STUDIOを作っている。 好きな言葉はAndy Warholの「Making money is art and working is art and good business is the best art. 」 Previous デザインのみでWebサイトが作れる次世代のデザインツール「STUDIO」 現在、デザインツールの革命期と呼ばれるほど、さまざまなデザインツールが生まれてきている。しかし多くのデザインツールはいまでも「絵」を作ることに力を入れている。そのため今でもデザイナーが作成した絵をもとに、エンジニアリングが1からコーディングをするというフローが発生してしまっている。 その問題を解決しようと、全く異なる視点からユーザーの支持を集めているサービスがSTUDIOだ。 STUDIOはデザインとコードを1つにした、次世代のデザインツール。   一言で言うと「開発とデザインを1つにしたWebサイト作成」サービスです。僕らの特徴は、デザインが完成したら、その時点でWebサイトで完成するということ。従来の、デザイナーがデザインを作成し、エンジニアがそれをもとにコーディングする。というプロセスを変革するのが目的です。 サービスの概要を聞いた STUDIOは実際の実装の際に使用されるブロックレイアウトを用いてデザインをすることができる唯一のサービスです。またデザイン、プロトタイピング用途では完全無料で使用可能です。 いまでは、デザイナーの方だけでなくスタートアップやビジネスオーナー、フリーランスの方など多くの方に使用していただいております。2018/6月の時点でユーザー数は2万人を突破し、いまも順調に数を増やしています。 競合サービスについてきいた。 よくWixなどのホームページビルダーと比較されることがあるのですが、STUDIOは彼らのサービスとはまったく異なるサービスです。彼らが「誰でも簡単にウェブサイトを作れる」のを売りに素人をターゲットにしているのに対し、私たちはwebのプロの方でも使用できるような操作性、完成度を担保しています。なので、デザインツールとホームページビルダーを融合させたような全く新しいサービスです。 デザイン特化型により、コードを書けないユーザーでも作れるというのが魅力だという。 デザインと開発。両方をマスターしたからこそのサービス サービスを立ち上げた経緯についてきいた。 今僕らは二人で「STUDIO」を開発しているのですが、二人ともデザイナー兼エンジニアなんです。 通常WEBサイトを作る場合は、デザインと開発両方をできなければいけないのですが、現在のフローはこの2つが完全に分離してしまっているのが現状です。そのためデザイナーとエンジニアの間に溝が出来てしまい、コミュニケーションコストも膨大になってしまっている。その分離されたフローを変えたいんです。 開発側とデザイナー側、両方の視点を持った結果のサービスだという。 次世代のWebサイトプラットフォームを目指して 将来の展望をきいた。   僕らが目指しているのは、あらゆるWebサイト・サービスをコードを書かないで実現できるようにすること。 いままではなにかアイデアがあった人でも、コードという概念がハードルとなっていた。僕たちがそのハードルを取り除き、だれでもアイデアをカタチにできるような世界を目指しています。 現在は、静的なWebサイトしか作れないですが、今後CMSやEC機能などどんどん機能を拡張させていきます。 ユーザー目線に特化したサービス作りを継続する「studio」は「wordpress」を置き換えるだろうか。引き続き追っていきたい。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

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幻冬舎が出資した、人材シェアリングサービス「expeet」の社長は現役大学生!?

若月舞子 慶應義塾大学環境情報学部4年。株式会社幻冬舎編集本部所属。数社でエンジニア・プロデューサーインターン経験有。 Previous エキスパートに出会って、エクセレントな体験を CtoCマーケットは2016年は6000億から、2017年で1.5倍の1兆円付近に達した。時代の流れは、会社としての雇用から、スキルシェアや副業など人が個人の労働力を販売できるようになっている。その中でも、「エキスパート」に気軽に出会える「expeet」は幻冬舎より出資を受け、サービスを開発中だ。   一言で「エキスパートに出会って、エクセレントな体験」を提供するサービスです。分かりやすく言えば、スキルシェアのCtoCサービスです。我々のプラットフォームは、普段出会えなかったり気になる仕事をしているエキスパートに気軽にランチなどで出会い、業種・業界の垣根を超えて交流を促進させるサービス。 サービスの概要を聞いた expeetにはさまざまなカテゴリのエキスパートがおります。ゲストは日時・地域・カテゴリ・金額などで検索をします。自分の都合や目的に最適なエキスパートを探してリクエストを送信。例えばなんですが、某IT会社に勤めるAさんがランチをしながら自分の会社の話をするという商品を出品しており、転職活動中のBさんが話を聞きたく、空いてる日時を選択して購入申請を出すといった感じです。 知りもしない人に仕事の依頼をすることの抵抗感がある人にとって、「信頼」を得るためには、気軽に出会って話をするという新しいスキルシェアの形である。 競合サービスについて聞いた C2Cのマーケット自体が、メルカリさんの大ヒットもあってみなさん注目している分野だと思います。時間をシェアする「タイムチケット」さんや、労日程調整までを強制していなくても、ビジネス系マッチングアプリである「yenta」さん。 弊社の強みは、あくまでもエキスパートに「気軽に出会う」ことに注力している点、日程調整や決済を強化して安心と信用を築くことにフォーカスしている点です。スキルシェアサービスは信頼が大事、いきなり仕事の依頼をするのではなくて、ランチといった出会いやすい形で交流させることで新たな関係構築を目指します。それにより、新しいスキルシェアの形を確立させたいと思っています。   尊敬する方は幻冬舎の見城さん、生活基盤のインフラを作りたい サービスを立ち上げた経緯についてきいた。   私は高校生のころから、生活基盤のインフラ作りに興味を持っていました。私は然るべきタイミングで出会った人によって、今の進路であったり、自分の道を大きく決定づける転機がありました。こういった、ある種偶然な出会いというのはどうやったら実現できるか、これをプラットフォームとして確立させられないかと考えてきました。 シェアリングサービスこそ、この実現に最も近い形なのだと気づきました。それにより、より私が作りたい世界が作れる、そこからこのサービスを始めようと思っていました。 幻冬舎さんに出会ったのも本当に偶然。お会いする前から、見城さんはすごく尊敬していました。実際にお会いして一緒にやりたいという気持ちが強くなりました。私たちのサービスは、信頼が命。幻冬舎さんがこれまで築き上げてきた会社としての実績、企業ブランド、これらもサービスを手助けする強力な武器になりえます。 身近な人を手助けしたい、それが若月氏の起業の原点である。 expeetでの出会いによって誰かの人生が変わる世界にしていきたい 将来の展望をきいた。 まずは案件を1件1件しっかりと対応していきたいです。やっぱりC2Cのプラットフォームは信用が命。私たちはそこにフォーカスを当てたいですね。 生活基盤を作るということは、巨大なシェアリングプラットフォームを作るということ。expeetでは、そこで得られる体験をかなり大事だと思っています。expeetだからできる体験、そんなことを提供してきたいですね。 世の中のものはありふれていますが、それが上手に循環していないのが今だと思っています。物の循環にも力を入れていきたい。その前にはまず、無形のスキルの循環。expeetでの出会いが自身の仕事になんらかの形で大きな影響を与える。さらにはそれが日本にとっても大きな前進になりうる、そんな世界を作っていきます。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。