CATEGORY インタビュー

インタビューさせていただいた経営者、企業、サービスです。独自ネタもポツポツと。お声掛けいただければ取材していきますのでこちらからお知らせください。

編集チームに話しかける

インタビュー

株式会社StrategIT、BtoB SaaSベンダーの事業支援サービスを展開!

立原 圭 Kiyoshi Tachihara 複数社で法人営業を経てMBA取得。戦略・M&A・業務コンサルティングを経験後、2017年コグラフ株式会社入社。 事業統括執行役員として主に大企業向けシステム開発事業部の運営、クラウドERPサービス事業部を立立ち上げ、 短期間でのERP導入手法を開発。2018年11月株式会社オクト入社。ANDPADのカスタマーサクセス構築、プロダクト連携の企画を担当。2019年4月独立。 SaaS会社の事業部長代行サービス ー株式会社StrategITのサービスについて教えてください。 『大まかに二つに分かれています。一つ目は、「いい会社を増やしたい」という理念をもとに、企業の課題に合わせて地に足の着いた”戦略×IT”のBtoB SaaS戦略構築/実行支援を行なっています。つまり、一言でいうと「SaaS会社の事業部長代行サービス」です。二つ目は、データ入力の手間から社員を解放する「統合マスタ管理ツール MasterHub」です。』 〜BtoB SaaS戦略構築/実行支援について〜 ・「自社サービスを作ったのいいが、料金形態や営業方法などどうすればいいか悩んでいる。」 ・「自社サービス買って頂けるのはいいのだけど、ユーザーが正しく使えていないようだ。導入支援やカスタマーサポートに負荷がかかり過ぎてうまくスケールできない。」 ・「カスタマーサクセスという言葉がはやっているようだけど具体的にどうすればいいの?」 といった課題に対してコンサルだけでなく営業や企画といった裏方までもサポートする。 〜StrategITの戦略〜 ・経営視点 SaaSの事業運営に必要なビジネスリテラシーとシステム開発の知見を統合し、経営視点で事業にプラスのインパクトを提供します。 ・SaaS専門コンサル 「SaaS×サブスクリプション」のビジネスモデルを構築する独自のフレームワークを用いて、クラウドサービスの提供に必要な・アジャイル・ミニマムスタート・継続的改善のスタイルで確実に課題解決に近付けます。 ・実績 ユーザーへの価値提供を軸にSaaS事業を構築します。・クラウドERP(NetSuite)導入サービス開発・国内BtoB SaaSカスタマーサクセス構築・国内BtoB SaaSプロダクト連携企画特にクラウドERPのNetSuiteのサービス構築には国内有数の実績があります。 〜SaaS構築支援内容〜 ・「BtoB SaaS×サブスクリプション」モデルを構築するために必要な要素をテンプレート化。 テンプレートを用いて対応すべき課題を可視化します。 ・課題をリード獲得、営業モデル構築、SaaS導入サービス構築、カスタマーサクセス構築、プロダクト開発などSaaSの提供に必要な要素に切り分け、それぞれのプロダクトと組織に合った対応策を導き出します。 ・各プロセス毎に初期の仮説を設定し、一緒に現場に出て仮説検証をします。 ・プロセスの仮説を検証し、新規MRR獲得とChurn Rate改善を組織が運用可能な業務に落とし込みます。 ークライアントについて教えてください。 『SaaSを扱うあらゆるベンダーがクライアントです。ユーザーを対象としたコンサルでは1対1の価値提供となるが、ベンダーの戦略的品質を改善すれば1対Nの構造でユーザーに価値提供することができます。』 ー競合について教えてください。 『ユーザー向けのSaaS導入支援をしているプレーヤーは複数いますが、ベンダーに特化しているところはまだないと思います。』 「StarategIT」誕生の経緯とは? ーサービス誕生の経緯を聞いた。 『茨城出身なのですが、商業高校卒業後18歳からガソリンスタンドで働きました。その後転職を経て仕事をしながら大学と大学院を卒業しました。その後大学院の先生のコンサル会社で働きながら戦略とITの分断を目の当たりにし、これでは経営は良くならないと思いIT業界に。ITのスタートアップベンチャーで事業責任者などの経験を通してSaaSは日本の救世主だと思うくらいクラウドのポテンシャルを確信しました。4月に独立して今の会社StrategITを設立しました。』 ”いい会社を増やしたい”「StrategIT」の今後の展望とは? ー「StrategIT」のこれからについて教えてください。 『成長はしたいが無理をせず”自然体”で、流れに乗って成長していきたいです。頑張りすぎて意気消沈するのでは意味がありません。楽しみながら自然に成長していけたらいいですね。』 BtoB SaaSベンダーの事業支援サービス、「StrategIT」のこれからに注目です。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。 「AI.Accelerator」

インタビュー

人を中心とした、チームのための理想のタスク管理ツール「Repsona(レプソナ)」

東 孝一 Koichi Higashi 京都教育大学卒業後、アルバイトで入社した会社でゼロからプログラミングやインフラ技術を学習し、2年で取締役に就任するも、仕事の傍ら活動していたバンドに専念 するため退職。バンド解散後、上場企業技術部門長として全社技術の標準化を推進 するとともに、レコメンドシステムの開発や大型開発案件のプロジェクトマネージャー 兼システムアーキテクトを担当。2018年、Repsona LLC を設立。プログラミングと 娘が大好きなエンジニアパパ。 人を中心とした、チームのための理想のタスク管理ツール「Repsona(レプソナ)」 ーどのようなサービスか教えてください。 『一言で言うと、「人を中心とした、チームのための理想のタスク管理ツール」です。タスク管理に必要な機能がそろっていて、特徴としては大きく分けて3つあります。1つ目は、「サクサク動く」こと。画面遷移がはやく、一覧などもドラッグ&ドロップで軽快に操作できるように工夫しました。2つ目は、「ほしい機能がそろっている」こと。タスク管理に「ガントチャート」「カンバン」を利用でき、「情報共有」 のためのツールも一体化しているツールは、案外ありません。3つ目は「”人”を中心としている」こと。仕事上のフィードバックが、メンバーのプロフィール画面に集まる仕組みがあり、「ありがとう」「おつかれさま」「(*^^*)」といった感謝、労い、評価などのアクションが、スコアのように集約されます。メンバー間のコミュニケーションが蓄積されて可視化されることで、チームに相互承認と継続的な関係性を作ります。』 ーユーザーについて教えてください。 『入り口は、エンジニアやデザイナーなどのIT業界の方が主だと思います。同様のタスク管理ツールを使ってきたけれど、僕と同じように「使いにくさ」を感じている方が対象です。こういうのが欲しかった!と思ってもらいたいですね。その後は、「わかりやすさ」を武器に、こういったツールを利用したことのない方々にも、ぜひ使ってみていただきたいです。例えば営業部門やバックオフィス、別の業界だと学校とか 保育園とか税理士事務所とか。仮説ではありますが、仕事の進め方の本質に大きな違いはないのではないかと考えています。「働き方改革」のお手伝いができたらいいですね。』 ー競合について教えてください。 『「Wrike」などの他の多くのタスク管理ツール、プロジェクト管理ツールが競合です。競合ひしめくレッドオーシャンです。しかしその中でもRepsonaは”人”が中心なので、そこは他のサービスにない強みです。フィードバックの仕組みを、組織の評価制度などとつなげていくと、面白みが出てくると考えています。』 Repsonaの機能についての3分動画 「Repsona(レプソナ)」誕生の経緯とは? ーサービス誕生の経緯を聞いた。 『8ヶ月間、作業部屋にこもり黙々と開発をつづけ、2019年5月18日にクローズドベータ版を無料リリースしました。前職では会社で様々なプロジェクトを管理してきました。チームで仕事をしているときにいろいろなタスク管理ツールを使ってきたのですが、「使いにくいな」「なんだか違うな」「もっとこうだったらいいのにな」 と、使うたびに感じました。想像力の制限を取っ払って、サービスに足りないところや変えたいところを考えていると、次々と新しいアイディアが出てきて、例えば 「AIが自動で作業してくれる」とか「メンバーが揉めていたらボットが仲裁してくれる」とか、そういう機能のことを考えていると、興奮とワクワクが収まらなくなりました。これはもう自分でやりたい、やるしかないと思い、自分の貯蓄を資本にし て、今までの経験を糧に一人で始めました。プロジェクトを管理していた時に足りないと思った機能を補い、そしてツール内で視覚的にチームメンバーのがんばりをお互いに評価できる、人を中心とした自分なりの理想のタスク管理ツールを目指し、やり始めました。』 ー「Repsona(レプソナ)」の名前の由来とは? 『仕事の中心は”人”だというコンセプトのもと、「人」という意味の言葉を使いたいと考えていました。「person」とか「people」とか「human」とか。最終的に 「person」をもじって、Googleなどで検索しやすい造語ということで、「Repsona (レプソナ)」にしました。』 「Repsona(レプソナ)」の今後の展望とは? ー「Repsona(レプソナ)」の今後について教えてください。 『「仕事にもっと共感と感動を」が、Repsonaのミッションです。入り口は便利なツールとして、チームが効率的に仕事ができるように手助けしていきたいです。将来的には、ツールを通して仕事の流れややりとりが蓄積されていくことで見えてくる、 人と人との間で生じる、「チームで進める仕事における”本質的な課題・壁”」を見 出していきたいです。なぜなら、この課題はもっとテクノロジーによって解決できるのではないかと考えているからです。Repsonaをそういう位置付けのサービスに成長させていきます。近い将来としては、1~2ヶ月後にサービスを正式ローンチする予定です。』 作業の効率化を促進し、チームの絆を深める新しいタスク管理ツール「Repsona(レプソナ)」のこれからに注目です。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。 「AI.Accelerator」

インタビュー

人事・採用のパラレルワーカーのシェアリングサービス「corner(コーナー)」

  門馬 貴裕 Takahiro Momma 新卒で株式会社インテリジェンスに入社。人材紹介部門の法人向けコンサルタントや、ファッション業界向け新規事業責任者として企業の人事戦略、採用支援に一貫して関わりトップコンサルタントとして活躍。また、その後は人材紹介部門にてマネージャーに従事、兼務にて100名超の新入社員研修等も行う。2016年に同社を退職し、corner inc.を設立。 小林 幸嗣 Koji Kobayashi 新卒で株式会社インテリジェンスに入社。転職サイトdodaの立ち上げ期より、トップコンサルタントとして活躍。その後、営業部門、企画部門のマネージャーを歴任し、最年少統括部長として100名超の組織マネジメントを行う。doda Recruitersや地方創生プロジェクト等、多数のプロダクトや事業の立ち上げを経験。2018年に取締役としてcorner inc.に参画。 人事・採用のパラレルワーカーのシェアリングサービス「corner(コーナー)」 ーどのようなサービスか教えてください。 『一言で言うと、「人事・採用領域におけるパラレルワーカーのシェアリングサービス」です。弊社は人事・採用に特化しています。採用・制度・教育研修といった人事業務全般に課題をお持ちの企業と複業・兼業人材のマッチングをサポートしています。企業の人事課題に対して、プロフェッショナルによる課題解決を実働支援型で行います。企業は週1日から必要な業務内容・業務量だけプロフェッショナルの経験を活用できますので、人事・採用業務がスムーズになり、事業に専念していただけます。パラレルワーカーに対しては、週1日から可能な幅広い業務を提案することで、スキルアップをサポートします。』 <企業向けサービス> 〜サービスの特徴〜 ・人事・採用に詳しい厳選されたプロフェッショナル ご紹介するパートナーは人事・採用に詳しい厳選されたプロフェッショナルなので安心です。またパートナーの紹介だけに留まらず、私たちも貴社の課題に二人三脚で取り組みます。 ・必要な業務を必要なタイミングにだけお願いできる 求人媒体の運用や応募者対応、スカウトメール送信だけ、採用戦略立案や小規模のプロジェクトのコンサルティングだけなど、必要な業務だけをご依頼いただけます。時期や期間も、新しい社員を採用するまで、繁忙期だけなど柔軟に対応可能です。 <パラレルワーカー向けサービス> 〜サービスの特徴〜 ・パラレルワーク経験を持ったプロがあなたにあった仕事を紹介 cornerのコンサルタントメンバーは、全員が複数の仕事をしているパラレルワーカー。あなたと同じ目線で、希望や経験・スキルにあった仕事を紹介します。 ・人事や人材業界の経験豊富なメンバーがアドバイス・サポート 事業会社人事や人材会社で豊富な経験を持ったコンサルタントが、契約前の相談からプロジェクト期間中まで、しっかりサポートします。 ・あなたに合った柔軟な働き方を提案、仕事を紹介 「スキルをさらに高めたい」、「人事の領域で新しいスキルを身につけたい」、「在宅で仕事をしたい」といったあなたの希望に合った働き方や、仕事を紹介します ・あなたのスキルを適正に評価 豊富なマッチング実績をもとに、あなたのスキルに見合った報酬水準のアドバイス。不利な契約内容にならないサポートを行います。 ー「corner(コーナー)」と言う名前の由来はなんですか? 『キャリアや働き方の曲がり角をイメージして、曲がっちゃえばいいじゃないか。慣習に捉われなくて自分らしく働き方の選択をしてもいいじゃないか。と言う気持ちで「corner(コーナー)」と言う社名にしました。』 「corner(コーナー)」誕生の経緯とは? ーサービス誕生の経緯を聞いた。 『お互い、はじめはインテリジェンス(現パーソルキャリア)にいました。前職のような人材業界の場合、HRや採用・転職の知識を身につけながらも異業界に転職する人材は少なくありません。普段支援をしているクライアント(人事)の景色や風景を見ないままに、転職して違う仕事をすることで、折角培ったHRの無形資産が形骸化することに勿体無いと感じていました。そのため、転職する前に複業でクライアントの人事業務ができれば、経験の多様な活かし方を知り、良いキャリア選択ができるのではと思っていました。それがcornerのミッションである「1人が複数の会社で本気で働ける社会へ」という考えに至ったきっかけです。小林とは新卒同期で、10年来の付き合い。創業1年くらいのタイミングで、お互いの近況やcornerの事業の話になり、小林も前職でダイレクト・ソーシング事業を立ち上げた中で近しい課題や世界観を持って自分で事業を始めたいと考えていた時期だったこともあって、お互いやりたいことが似ているかも、と意気投合。そこから事業プランを練り、今に至ります。』 「corner(コーナー)」の今後の展望とは? ー「corner(コーナー)」の今後について教えてください。 『複数企業の人事・事業課題を解決できるパラレルワーカーを増やすことで、 “経営できる人事”が多くの企業をインキュベーションしていけるようにサポートしていきたいですね。』 枠にとらわれない働き方を提供する、人事採用のサービス「corner(コーナー)」のこれからに注目です。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。 「AI.Accelerator」

インタビュー

その場で欲しいものが1分以内で手に入る、オフィス向け小型の冷蔵ショーケース型の無人コンビニ「600」

久保 渓 Kei Kubo 600株式会社 代表取締役 1985年、長崎市生まれ。高校卒業後、米国Carleton Collegeに進学。政治科学とコンピューター科学のダブルメジャーで卒業。2008年にIPA未踏事業に採択。同年、Webサービス売却を経験。 2010年3月にサンフランシスコで fluxflex, inc.(フラックスフレックス)を創業。 2012年帰国。 2013年5月に ウェブペイ株式会社を創業。クレジットカード決済サービス「WebPay」をリリース。 2015年2月にLINE株式会社の傘下となる。 2015年3月よりLINE Payの立ち上げに参画。 2017年5月にLINE Payが国内3000万ユーザーを突破したのを区切りとして退職。 2017年6月に 600(ろっぴゃく)株式会社を創業。無人コンビニ(自販機)の「600」を提供している。 オフィス向け小型の冷蔵ショーケース型の無人コンビニ「600」 カスタマイズ可能な、キャッシュレスで運用手間いらずのオフィス向け小型の冷蔵ショーケース型の無人コンビニ「600」について紹介します。 ーどのようなサービスか教えてください。 『「600」は一言でいうと「小型の冷蔵ショーケース型の無人コンビニ」です。 最近はオフィス内だけでなく、都内23区の高級マンションのロビーにも置かせて頂いています。 冷蔵と常温で対応できる商品をクライアントの希望に合わせてカスタマイズして陳列しています。 決済はキャッシュレスで、クレジットカードをスワイプするだけで支払いは完了します。 欲しい商品をとったら、600が自動的に検出し、クレジットカードに請求されます。陳列する商品は自社でおろしの事業者から仕入れる場合もあれば、消費財メーカーから仕入れることもあります。』 〜導入までの流れ〜 STEP1:料金プランの決定 担当営業がオフィスの状況にあったプランを提案します。 STEP2:設置場所・補充スケジュールの決定 600は、幅60cmとコンパクト。電源が確保できれば自由に置き場所を選べます。 STEP3:初回設置商品をリクエストする 設置商品はいつでも変更可能なので、まずは気軽にリクエストを挙げてみましょう! STEP4:600お届け日当日約30分で初期設定完了 設置したその日からご利用いただけます。 ー競合について教えてください。 『中国発祥のラッキンコーヒーはベンチマークしています。 コンビニやスーパーなどもランチ時に利用されるサービスという分類では競合になります。 社内の自販機やオフィスグリコもそうですね。 しかしその中でも僕らのサービス「600」は軽食やドリンクだけでなく、お土産も揃えており、品揃えが豊富です。 』 -「600」というサービス名の由来を教えてください。 『最大600個の商品を置けるということで「600」という名前にしました。』 「600」誕生の経緯とは? ーサービス誕生の経緯を聞いた。 『今の会社は2017年に創業しました。 今回が4回目の起業です。 2013年にWebPayという会社を作り、その後のLINEに買収され、LINEPAYの立ち上げに参画していました。 国内のユーザーで300万ユーザー超え、一旦そこを区切りとして辞め、無人コンビニをやるために会社を始めました。600を作りたいと思い始めたのは、初めて高層ビルで働いたときのことです。お昼休憩の時、ランチを買いに行こうとするも、エレベーターもお店もコンビニまでも人が多く待つ時間がお昼休憩の大半を占めてしまい、ゆっくりご飯を食べる時間がありませんでした。お昼休みなのに逆に疲れが溜まるという”ストレス”と、現代のトレンドでもある”時間を大切にする感覚”が、600を始めたきっかけです。』 すぐ欲しいものが手に入るシステム、働く人々の生活をもっと豊かにしていきたい「600」の今後の展望とは? ー「600」の今後について教えてください。 『半径50m商圏市場で10兆円を実現して行きたいです。実現できるかどうかは今の時点ではわかりませんが、これから先目指して行きたいですね。50000m商圏というのは半径50000m以内のある百貨店など。5000m商圏は半径5000m以内にあるスーパーなど。500m商圏は半径500m以内にあるコンビニなど。日本では50000m商圏・5000m商圏・500m商圏の市場がそれぞれ順に10兆円規模になっています。時代とともに徐々に短距離の商圏が注目されているため、これからは国内で50m商圏の10兆円市場を目指して行きたいです。 弊社は特に「1分あれば何でもできる」というビジョンを目指しています。 時間がたくさんあるのであれば、欲しいものを手に入れるための選択肢は色々ありますが、アマゾンなどのネットショッピングでも注文して1分で手元に届くとことは不可能であるため、「その場で欲しいものが1分以内で手に入る」ということに注目しています。』…

インタビュー

オープンソースのAI・ディープラーニングで、製造業の課題を解決。株式会社RUTILEA「SDTest」

日本では人手不足が深刻化している。人手不足の影響はさまざまな分野に及んでおり、この問題を解決するためには、労働力の自動化が必要不可欠だ。 そんな労働力を自動化する技術の中から、オープンソースのAI・ディープラーニングによりファクトリーオートメ―ションを実現している株式会社RUTILEAの「SDTest」を紹介したい。 製造業の課題を解決するためのサービスだという。詳しく見ていこう。 営業責任者・取締役 平塚哲也 2005年野村證券に入社。富裕層、中堅企業の資産運用業務に従事 。2013年に経営学の修士を取得。2013年7月から三菱UFJ Merrill LynchPB証券(現三菱UFJモルガン・スタンレーPB証券)にてプライベートバンキング業務に従事。2019年7月から当社取締役として参画。 オープンソースのAI・ディープラーニングによりファクトリーオートメーションを実現「SDTest」 ――株式会社RUTILEAのサービス「SDTest」について教えてください。 SDTestはAI・ディープラーニングによりファクトリーオートメーションを実現するためのソフトウェアです。特徴はオープンソースであること。ソースコードが公開されていますので、透明性が高くなっています。 検査ソフトウェアの多くが検査装置ベンダーの独自のノウハウでできており客観的な検証が不十分なことが多いのに対して、SDTestはソースコードや検査手法が公開されていることによって客観的な検証がなされます。 また、企業さんが製造ラインに載せていくにあたって、トラブルの対処などがしやすくなっているんです。 オープンソースを使っているため、開発期間が短く、投資コストも抑えられます。中堅企業さんやティア1~2の企業さんの投資決済の負担を軽くできるのもポイントですね。 ――SDTestのユーザーについて教えてください。 SDTestは外観検査向けに開発しました。製品を手で見て傷がないか確認する工程や、カメラで撮って拡大した画像の中から傷を見つけたりする工程を、異常検知のアルゴリズムで自動化します。 これまでの外観検査では、不良品のデータが集めにくい課題がありました。不良品をたくさん学習させて、精度を高めようとしていたんです。 一方弊社では、良品のデータを学習するだけで、外観検査ができるようになります。良品と不良品の差分を取るアプローチをすることで、教師データが少なくても学習することができるんです。 また、教師データ自体が荒れている場合も対応できます。その場合は、荒れた画像ごと教師データとして使い、荒れた中での良品を学習することで対応します。 従来のサービスでは、アルゴリズムがディープラーニングを使わず、ルールベースで行われていることがありました。ルールベースのシステムの場合、傷の種類を定義しなければなりません。そのため、時間もコストもかかってしまいます。 また,SDTestはちょっとしたカスタマイズをすることで外観検査に加えて磁粉探傷試験やX線画像解析はもちろん音響探傷試験やEddy Current Test等にも適用可能です. 弊社のエンジニアは、東京大学、京都大学出身のプロフェッショナルで構成されています。そのため、新しい研究成果の導入や新規製品の開発を発展的に行うことができます。 ――競合について教えてください。 ソフトウェアを組み込んだ製造業の分野には、AI系のプラットフォームサービスやコンサルティング企業があります。それらの企業は競合になりますね。 ――強みについて教えてください。 精度や価格、開発時間を含めてさまざまな強みがあります。その中でもやはり、オープンソースならではの強みがありますね。 ティア3~4の企業さんには、SDTestを商社さんとタイアップしてハードウェアとして提供することを考えています。そうすれば、コストも抑えることもできますし、より安心して使えるサービスを使いたい・使えるものをより良くしたいという需要にこたえることもできます。 外観検査の市場は潜在的には3兆円規模はありますが,現在はまだまだ小さなものです。中小企業にはまだまだ導入が進んでいない。そのため、このような取り組みを通して、開発環境を大きくしていきたいですね。 製造業の課題を解決したい。その想いを実現するために、株式会社RUTILEAは最高の環境だった。 ――株式会社RUTILEAにジョインするまでの経緯をおしえてください。 新卒では、野村證券で営業をしていました。その後、経営学で大学院の修士を取り、三菱UFJメリルリンチPB証券(現:三菱UFJモルガン・スタンレーPB証券株式会社)に勤務。富裕層の個人と会社の両方のアカウントを見て、投資のサポートをする仕事をしていました。 7年半は名古屋に勤務していました。そのため、経営関係の仲間も製造業が多かった。外観検査や人手不足の相談を受けることが多くなっていましたね。 これらの実際に目の当たりにしている課題に対してアプローチしたいと考えていました。そんな中で、株式会社RUTILEAは、メンバーがすごくユニークで、解決策をもっていたんです。知見のあるメンバーが集まっていました。 京都大学出身者を中心に経営陣が組織されていて、スペックの高いインターン生もかなりの人数抱えていました。開発も早いですし、京都は文化の街で世界的な企業がたくさんあり可能性を感じました。 このような環境とメンバーでやったら、事業もうまくいくだろうと思ったんですよね。 そこで今年の4月に辞表を提出し、関係者各位に想いを持ってお話したところ、お客様や同僚にも思いが伝わって応援してもらえるようになりました。7月から株式会社RUTILEAに正式ジョインしました。 製造業と研究者の課題解決へ。海外進出も視野に入れる。 ――SDTestの今後の進化について教えてください。 現在、用途ごとにアルゴリズムを開発し、各社ごとにカスタマイズできるようにしています。 また、ティア1の会社さんからのダウンロードもおよそ20社ほどあります。このようにまずはリードの案件から取っていきたい。 加えて、オープンソースの強みを生かして、アルゴリズムを載せたUIをすぐに開発できるようにもなっています。このような分野に今後取り組んでいこうと思いますね。 ――ミッションについて教えてください。 私には、製造業の課題を解決したいという想いがあります。また、代表取締役社長の矢野は博士課程に行くときに日本の博士の収入が低いことに問題意識を持っていました。 これらの課題を解決するためには、日本の博士課程の基礎研究はグローバル的に見て強いという点をいかし、グローバルな研究者のところにプラットフォームを作る必要があると思っています。現在、そのプラットフォームを鋭意開発中です。来年の今頃にはそのプラットフォームが世界に向けて発信されていることを確信しています。 そのためには、海外にもサービスを広めていく必要もありますよね。海外のエンジニアにも使ってもらえるようなサービスも作っていきたいですね。 製造業の課題解決へ。株式会社RUTILEAは活躍の幅を広げていく。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

インタビュー

マッチングプラットフォーム、 エンジニアのキャリア相談に特化したサービス「kiitok (キイトク)」

芹川 太郎 Taro Serikawa 公認会計士。慶應義塾大学経済学部卒業後、新日本監査法人にて監査業務に従事。その後ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーティンズの大学院でInnovation Managementの修士を取得。Bain Company東京オフィスを経てDeNA入社。NTTドコモとの合弁会社である株式会社エブリスタ代表取締役社長を経て、現職。 野崎 耕司 Ken chibana 2006年戦略系PRエージェンシーのビルコムに入社し、新規事業担当執行役員、取締役を経て、2015年DeNA入社。MERYの雑誌立ち上げ、コンテンツ事業部長、ブランディング室長に従事。その後DeNA本社での副業制度設計や人事プロジェクト「フルスイング」の立ち上げ。@Engagement編集長も兼務。  エンジニアのキャリア相談に特化したサービス「kiitok (キイトク)」 マッチングプラットフォーム、 エンジニアのキャリア相談に特化したサービス「kiitok (キイトク)」について紹介します。 ーどのようなサービスか教えてください。 『kiitok(キイトク)は「エンジニアが先輩エンジニアにキャリア相談できるサービス」です。「エンジニア特化のキャリアコーチングサービス」と言い換えてもいいかもしれません。』 〜サービスメニュー〜 ①キャリアプラン探し ご自身の価値観や志向を深掘りし、どのようなキャリアに向かうべきか一緒に考えます。その際に不足している知識があれば教示します。 どのようなキャリアを歩んでいくべきか決められずに悩んでいる 自分のやりたいことを明確にしたい このような方にオススメです。 ②市場価値診断 経歴を詳しくヒアリングし、転職時にどう評価されるかフィードバックします。 それを踏まえて、将来の目標に向けた行動プランについてアドバイスをします。 転職時に自分がどう評価されるか、客観的意見がほしい 自分の目標に近づくために、何をすべきかアドバイスがほしい このような方にオススメです。 ③現職悩み相談 仕事で抱えている課題を解決したり、仕事を通じてより成長していくための相談にのります。 今の仕事で課題を抱えているが、社内に相談できる人がいない 自分のメンターを探しているが、自社内や知り合いで適切な人がいない このような方にオススメです。 ④お試し30分相談 面談時間の範囲内で仕事やキャリアの相談にのります。 まずはためしに相談してみたい 転職先企業の紹介は求めていないが、会社選びや面接対策は誰かに相談したい このような方にオススメです。 -ユーザについて教えてください。 『共通しているのはエンジニアであることですが、Web系・スタートアップで働く方や、SIerや受託開発会社で働く方など様々です。年齢的にも20代前半〜40代まで幅広いですね。たまにスタートアップのCTOの方に利用していただくこともあります。』 ー競合について教えてください。 『転職を前提としないキャリア相談サービスとしては「そうだんドットミー」がありますし、エンジニアの成長支援という意味では「TechTrain」があったり、広い意味では転職エージェントなどもあります。ただ、”エンジニア限定のキャリア相談”というのはあまりないかもしれません。』 ー株式会社トラックレコードの名前の由来はなんですか? 『トラックレコードという名前には個々人の”実績”を可視化し、活躍の場を拡げていきたいという意味が込められています。』 「kiitok (キイトク)」誕生の経緯とは? ーサービス誕生の経緯を聞いた。 『DeNA時代に自分がマネージャーとしてエンジニアを部下に抱えていたときに、彼らの成長を最大化してあげるメンターとしては自分は力不足だなと感じていました。そのとき社内の先輩エンジニアなどで相談相手をつけてあげられたらと考えたのですが、それも難しかったです。DeNA規模の会社ですら自社内だけで自分のメンターを見つけるのが難しいんだとしたら、いっそ社外も含めて広くそういった人を見つけられるようになればいいのに、と考えたことがひとつの原体験です。もうひとつは、特に新卒の育成などを通じて、いい師匠に出会うことで人の成長角度は大きく変わるということを目の当たりにしてきたこともあります。「この人に出会って少し話すだけでその後のキャリアが大きく変わる」といったすごい人達を見てきたので、そういった機会をもっと多くの人に提供したいと考えました。』 ーお二人で起業されたきっかけはなんですか? 『お互いDeNAで働いていました。野崎は人事部で副業制度導入などの制度設計を担当しており、芹川は子会社のエブリスタで代表取締役社長をしていました。仕事上の接点はほとんどなかったのですが、たまに飲みに行ったりお互いの起業アイデアの壁打ちをしたりしていました。そのうち、お互いがやろうとしている領域が非常に近いことに気づき、「それなら一緒にやりましょう」ということになりました。』 仕事が楽しいを当たり前にしたい、「kiitok (キイトク)」の今後の展望とは? ー「kiitok…

インタビュー

外国人採用を、もっとみじかに。外国人採用に特化した、無料の資料請求・サービス比較サイト「dnus」

廣瀬 義憲 Yoshinori Hirose 1993年生まれ、神奈川県川崎市出身。現在、立命館大学経営学部にて国際経営を専攻中。2015年、American Language Institute(San Francisco State University)で留学をし、「LGBT」「黒人白人文化」を主に学ぶ。 2017年1月-5月、訪日外国人向けメディアサイトを運用する「 Guidable」にて採用業務で正社員やインターン生を十数名採用。新規事業責任者として、在日外国人向けアルバイトサイト「 GuidableJobs」事業を立ち上げを経験。2017年10月、大学の後輩である菅間と共にDOC株式会社の創業。2017年12月~2018年2月、pixivCANVAS第1期生として、DOCの最初のプロダクトを開発。2019年5月外国人を採用したい経営者と人事のための比較・検索・資料請求サイト「dnus(ディヌス)」リリース。 外国人採用に特化した、無料の資料請求・サービス比較サイト「dnus」 外国人採用をもっとみじかにしていく、外国人採用に特化した、無料の資料請求・サービス比較サイト「dnus」について紹介します。 ーどのようなサービスか教えてください。 『「外国人採用を、もっとみじかに」をコンセプトにした外国人採用に関するあらゆる企業・サービスの比較・検討・資料請求ができるサービスです。外国人人財を欲している企業と、人材派遣・賃貸などの外国人人財に対してサービスを展開している企業をつないで、今後さらに外国人が日本で働きやすくなること、また、それによって企業の人材不足が解消されることを目指しています。』 <サービス特徴> 【ユーザー(会員)】 対象 ・これから外国人を採用しようとする経営者・人事の方々 ・外国人採用行なっており、もっと定着率をあげたい経営者・人事の方々 メリット ・外国人採用に関わるありとあらゆる情報を収集できる ・気になる企業の資料ダウンロードすることでサービスを知ることができる ・気になる企業から直接連絡を得ることができる 【掲載企業】 対象 ・外国人人材向けに何かしらのサービス(事業)を提供している企業 ※掲載カテゴリーに該当するサービスを提供している企業に限る メリット ・見込み顧客情報を取得することができる ・見込み顧客に自社サービスの理解を深めてもらうことができる ・自社サービスのブランディングをすることができる 【掲載カテゴリー】 人材サービス □人材紹介 □人材派遣 □アルバイト □新卒 □転職 □求人媒体 □インターン □採用コンサル □採用代行/ RPO □その他人材サービス 賃貸/ 住宅 □不動産賃貸 □社宅 □家賃保証 □その他賃貸住宅サービス 通信/ SIM □SIM □WiFi…

インタビュー

あなたの『好き』を分かち合う、 エンタメシェアリングサービス「Cinemally」

奥野 圭祐 Keisuke Okuno 大阪府岸和田生まれ。鉄筋工だった父親が、クリエイティブな仕事をしたいと若くして急逝した事がキッカケで建設作業員を辞め芸術大学へ。 ゲームデザイナー、CtoCサービスのデザイナーののち、価値観が多様化し、分かり合う事が難しくなった今、挑戦への第一歩となる「仲間が隣をつくる」ことをミッションに、株式会社Standbymeを2019年2月に創業。好きを分かち合う エンタメシェアリングサービス Cinemally を同年6月にリリース。  エンタメシェアリングサービス「Cinemally」 あなたの好きを分かち合う、エンタメシェアリングサービス「Cinemally」について紹介する。 ーどのようなサービスか教えてください。 『Cinemallyという、映画やアートなどの好きを分かち合う趣味仲間が見つかるサービスを開発しています。 一言で言うと、「エンタメシェアリングサービス」です。エンタメ体験市場が盛り上がるほど、一緒に楽しむ相手が居ないのが問題となっていくと思っており、ライブ・映画・展覧会・観劇・スポーツ観戦など、”興味はあるけど行くきっかけがない””どうせなら誰かと行きたい人”を繋げて、具体的なイベントに一緒に行く予定が立つサービスを提供しています。最近孤独化が課題となっていますが、自分らしく好きなことで生きて行くためには、一緒に趣味やしたいことを共有できる仲間に出会える場が必要だと考えています。相手の趣味や人となりがわかりやすいように、Twitterと連携しています。そうすることで、趣味やコミュニティでの関わり合いがフラットになり、さらに信頼担保も上がると考えています。』 〜サービスの使い方〜 ①気になるイベントをブックマークします。一覧からも見ることができます。 ②同じイベントに興味がある人をお誘いしましょう。 ③承諾すれば繋がります。イベントスケジュールに合わせて予定を調整しましょう。 -ユーザについて教えてください。 『すでに3000人以上登録していただいてます。主に大学生・20台後半の方が多いですね。その理由としては、大学から上京してきてあまりコミュニティが広くなかったり、社会人になって数年経ち、落ち着いた頃に趣味を共有する人があまりいないからなのでは、と思っています。』 ー競合について教えてください。 『全く同じようなサービスはないですが、海外のサービスで似ているなと思うのは『meetup』。こちらは海外では主流ですが、日本ではまだあまり知られていないので、今後弊社のサービスもグループ化して行き、国内で広めていけるといいなと思います。』 「Cinemally」誕生の経緯とは? 前職は建築作業員であったという。 ーサービス誕生の経緯を聞いた。 『大阪府岸和田市生まれで地元だんじり祭を愛する人達の中で育ちました。漫画、映画、音楽にハマり小五で両親が離婚し貧乏になり、単位制の高校に通いながら建築作業員をしてましたが、クリエイティブな仕事をしたいと言いながらも急逝した父の死がキッカケで、根源的に自分のしたい事を考える様になり、芸術大学に入学しました。そこで仕事したい素敵な仲間に出会い、やりたいことが見つかってない若者に、自分の興味関心に出会える将来に対しての切り替えるきっかけを与えたい、自分の趣味を分かち合える人に出会える場を作りたいと思い、上下関係のない対等な関係を築くことができるサービスを考えました。』 『好き』を分かち合う、「Cinemally」の今後の展望とは? ー「Cinemally」の今後について教えてください。 『現状は1対1でのマッチングですが、今後はグループ化もしていきたいですね。また、オフィシャルのイベントやエンターテイメント以外にもオフ会などのイベントをユーザー自体が作れるようにして行きたいです。例えば映画を見たあとカフェなどで語り合うオフ会など、気軽にユーザー自身が仲間とのコミュニティの場を開くことができたらいいな、と思っています。今は映画や展覧会など、カテゴリーが絞られていますが、今後さらにスポーツ試合やミュージカルなど、カテゴリーを増やしていければ、熱狂ファン以外にもライトな気持ちでの”行きたい”に対応できるようになると思います。』 『好き』を分かち合う、「Cinemally」のこれからに注目です。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。 「AI.Accelerator」

インタビュー

自分を知れる。親友を知れる。他者認知の全く新しいSNS「MyBestie」

知花 賢 Ken chibana ベスティ株式会社 代表取締役 知花賢 公立大学法人名桜大学観光産業学科 卒業 平成24年4月 上京 平成27年1月 ファインドザワン株式会社(東京都中央区)入社 人と人との繋がり・他己紹介に特化したスマートフォンアプリの開発を決意。 2018年7月 ベスティ株式会社設立 スマートフォンアプリ『Mybestie 』を開発。 2019年6月『Mybestie』リリース 他己紹介サービス「MyBestie」 自分を知れる、親友を知れる、他己紹介のSocial interest アプリ 「MyBestie」について紹介する。 ーどのようなサービスか教えてください。 『一言で言うと、「他己紹介SNS」です。MyBestieとは私の親友という意味で、最高の友達と本当の自分を知るアプリです。』サービスの特徴 〜サービスの特徴〜 基本情報以外のプロフィールを親友に作成してもらうことや匿名で質問したいお相手の親友にパーソナルな質問ができます。最高の親友たちの回答が、本当のあなたを気づかせてくれます。 〜サービス内容〜 ・フレンド フレンド画面ではフレンドに関する様々な管理を行うことが出来ます。画面右下の「友達」からフレンド画面に移動してください。ここから申請した私の友人の閲覧、申請中、ブロックした友人の確認。また、フレンドとタイムラインの共有、フレンドリストを管理できます。フレンドはフレンドorベスティに登録できます。 ・フレンドORベスティの違い フレンド:タイムライン共有を楽しむことが出来る。 ベスティ(親友):タイムライン共有はもちろん、ベスティ同士のプロフィール作成、匿名Askの回答が出来ます。 ・友達からベスティ(親友)への変更 フレンド画面より、“私の友人”からベスティ(親友)申請したいフレンドを選択、ベスティ申請をタップするとベスティ追加が出来ます。 ・フレンド追加 フレンド追加には、携帯電話の連絡先、名前・ユーザーIDの検索、コードのスキャンなどの様々な方法があります。アプリをインストールすると、お使いの電話やデバイスのアドレス帳に登録されている友人候補が表示されます。 -ユーザについて教えてください。 『サービスを展開してまもないため、SNSが活発な年齢層、主に大学生が多いですね。』 ー競合について教えてください。 『質問箱やAskfmがQ&Aの可能なSNSという点で似ているかもしれませんが、当サービスは投稿・回答が”自分”ではなく”他者”による”他者認知のSNSなので、全く同じようなサービスは未だないと思います。』 「Bestie」誕生の経緯とは? ーサービス誕生の経緯を聞いた。 『婚活のサービスを長くやっているのですが、利用者は相手のことをTwitterやInstagramなどのSNSで検索し、その人の内情などを探るようです。その中で、自己認知による自己発信ではわかりずらい部分の人間性を他者認知の当SNSによって理解することを目標としています。もともと婚活の会社でインターンをしていた大学生を集めて、学生ならではの意見なども取り入れながら、サービスを展開しています。』 厳しいと言われているSNS事業、「MyBestie」の今後の展望とは? ー「MyBestie」の今後について教えてください。 『ベスティとベスティ同士(親友の親友)を繋げるブリッジ機能を設けたいですね。アプリ上で友達の輪が広がっていくといいなと思います。あとは、もっとユーザー数を増やして、多大なる集客力を持つアンバサダーを算出していきたいです。』 婚活・恋活の救世主となるか、「MyBestie」のこれからに注目です。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。 「AI.Accelerator」

インタビュー

スポーツの練習動画を日記として共有、比較できるサービス「Club Cloud」

原田 眞 Nao Harada クラウドサービス「Club Cloud」責任者。東京大学大学院修士2年。 スポーツの練習動画を日記として共有、比較できるサービス「Club Cloud」 ーどのようなサービスか教えてください。 『スポーツの練習動画を日記として共有するアプリです。練習法やコツ、けがの予防法などを共有することが出来ます。高度な動画比較機能もついています。また、コメントは匿名表示なので、立場に関係なくアドバイスがしやすいようになっています。タグ、キーワード検索なども出来るので、見たいときに見たい練習が見られます。』 使い方はとてもシンプル。 SNSのように練習日記を投稿します。個人でも使えますが、チームに登録すると、同じチームのユーザー間でチームタグなど便利な機能が使えるようになります。また、チーム内投稿や一般公開など、公開範囲を設定できます。 〜サービスの特徴〜 ①高度な動画比較機能 コマ送り、スローモーションなどの機能が2動画同時でも可能です。 丁寧に動画を比較することが出来ます。 また、2つの動画の重ね合わせもできます。 ②アドバイスしやすい チーム内でのコメントは匿名なので、上下関係、競技力に関係なくアドバイスしやすいです。また、アプリ内で撮った動画のスクリーンショットに、直接図形を描き込めるようになっています。そのスクリーンショットはそのままコメントとして送ることができ、言語化しにくいアドバイスの手助けになります。 ③高い検索性 チームで共有のチームタグ、他人の日記につけられる自分にしか見えないMyタグ、日記の内容(キーワード)等で検索が出来ます。 見たい練習日記を見逃しません。 ④チーム運営機能 カレンダー予定共有、アンケート、日程調整、グループチャット等のチーム運営機能も備えています。 無駄な事務を減らし、練習に集中できます。 -ユーザについて教えてください。 『今は旧帝大の複数の部活で導入してもらっています。 主に個人スポーツをやっている方と個人スポーツのチームで使ってもらいたいです。 部活やクラブでは、コーチや保護者が練習の様子を細かく見られるという利点もあります。 チームスポーツでも、動画を探して見たりすることはあると思うので、便利に使っていただけると思います。』 ー競合について教えてください。 『動画共有という点では、ユーザー数の多いLINEさんやSlackさんは強いですし、チーム運営、スコア管理みたいなアプリは群雄割拠状態ですね。しかし、ClubCloudでは具体的な練習内容、蓄積性、検索性、動画比較機能に重きを置いています。その点で他のサービスと異なっていると思います。』 「Club Cloud」誕生の経緯とは? 現役時代の原田さん。体操部に所属していたそうです。 ーサービス誕生の経緯を聞いた。 『休学して体操をしていた頃、以前よく練習に行っていた新潟のクラブのコーチのコネで、体操の超強豪で練習させてもらっていました。そこでの練習法、教え方、マインドセットは大学の部活とは全く異なり、衝撃を受けました。それを部活に広めるのも簡単ではなく、アマチュアスポーツはもとより、チーム内ですらそういったものが共有されていないことに気づきました。良いものをどんどん取り入れてスポーツが上手くなれる世界を作りたい!と思い、ClubCloudを始めました。プログラミングを独学で勉強し、一人で1から立ち上げました。』 これから先の成長が期待される「Club Cloud」の今後の展望とは? ー「Club Cloud」の今後について教えてください。 『今は大学だけですが、これから社会人やクラブ、色んなスポーツに広めていきたいです。テクノロジーも、使いどころを見極めて、選手個々人の個性を消さないように使っていきたいです。まだまだ始まったばかりですので、これからもご協力、ご支援のほどお願いいたします!特に同じ志を持つ方がいらっしゃいましたらぜひご連絡ください!』 この先どのようにサービスを展開していくのか、「Club Cloud」のこれからに注目です。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。 「AI.Accelerator」

インタビュー

実務で使えるAIをトータルコーディネートで提供。株式会社Pros Cons

AIに対する先入観はいまだに根強い。 「AIならなんでもできるんでしょ?」「AIを開発して、売上増やしちゃうぞ!」「Googleが囲碁で世界チャンピオンに買ったんで、それと同じレベルの人間より凄いやつ作っちゃうぞ☆」 などなど、これらの認識とAIを開発する企業の認識のずれは、プロジェクトの成功率を著しく下げる。 このような状況を避けるために、AIについてのトレーニング・コンサルティング、高速デモAPI作成を通じプロジェクトの成功率を高めている企業がある。株式会社Pros Consだ。 どんな企業なのか。詳しく見ていこう。 代表取締役 / CEO Shoichiro Abe 神戸大学経営学部卒業。 大学卒業後、国内大手メーカーにて事業企画、法人営業に従事。事業投資、子会社の経営管理、営業戦略立案等幅広く経験。その後、東工大発AIベンチャーに参画し、営業、マーケティング、採用、労務、財務と幅広く携わる。数十件のAI導入プロジェクトを担当する中で、社会実装の難しさに直面しながら、数々の導入を実現させる。2019年1月、「使えるAIを皆様のもとへ」をコンセプトに株式会社Pros Consを設立。 取締役 / CTO Masanori Sakata 東京大学工学部卒業・同大学院機械工学専攻修士課程修了。 在学中、機械学会賞受賞。文科省による第一期MIT代表派遣生。大学卒業後、大手自動車関係会社にて、設計開発業務に携わる。最年少社長賞受賞。その後、産業界の自動化の重要性を感じ、東工大発人工知能ベンチャーに参画。大手メーカーの画像検査や予知保全などのAI化を手掛ける。2019年1月、株式会社Pros Cons設立。 実務で使えるAIを無料のトレーニング・コンサルティングとともに提供。株式会社Pros Cons ――株式会社Pros Consの事業を教えてください。 私たちは、実務で使えるAIを皆様のもとに提供すべく活動しています。 具体的な事業としては、AI開発を一気通貫に行っています。特徴は無料のトレーニングとコンサルティングを提供していること。 これらの取り組みを通して、AIを理解してプロジェクトを進められます。 ――他にサービスの特徴はありますか? 特徴は高速プロトタイプ開発を行っていることです。 従来のAI開発ではPoCに半年かかり、そこからSIerと組んで作業をするためにさらに半年かかるといったことがあります。使ってみてもPoCレベルで実際に使えないことも。このような状況は我々の本望ではありません。 この問題を改善するために、弊社ではPoCをやっている時点からデモAPIを開発しています。 報告した段階で手元で使えるものを開発します。その後、実際に使ってみることを通してPDCAを回し、改良していきます。 ――ユーザーについて教えてください。 ものづくりや防災、自動車、流通小売り、ヘルスケアの業界向けにサービスを提供させていただいております。 もともと自動車メーカー出身なので、モノづくりや製造業がメインのターゲットになっていますね。 また、データが整っている流通小売り業や在庫の適正化をしたり、地方自治体から受注が取れる防災分野にも取り組んでいます。 現在、AIの導入を検討している企業様を中心にアプローチしていきたいと思っています。 ――株式会社Pros Consでは、サービスの開発を進めているということでした。どんなサービスになっているんですか? 現在開発しているのは、良品の画像のみで異常検知ができるサービスです。 一般的な異常検知のサービスでは、大量に不良品を学習する必要がありますが、不良品を定義しづらい課題がありました。不良品の発生が稀で画像が集めにくいことや、不良品のバリエーションが多いことが理由です。 そのため、弊社が開発する異常検知サービスは、通常の状態を覚えて異常を検知できる機能を開発しました。 不良品画像を集めることなく、すぐに異常検知システムを立ち上げることができることが特徴となっています。 多品種少量生産ラインなどで効果を発揮することが期待されます。 ――想定しているターゲットについて教えてください。 異常検知のサービスは、金属や繊維などの工業製品はもちろん、食品業界にも応用していこうと思っています。 食品は工業製品と違い、材料や調理具合によって一つ一つ外観が微妙に異なっています。 また、異物混入だけでなく、割れ、裂け、焼け過ぎなど異常のバリエーションも多く難易度が高いことも相まって、AI導入があまり進んでいません。多品種少量生産が多いことも一因としてありますね。 コアラのマーチ、ドーナツの動画では、たった3個の学習で異常検知を実現しています。 まず実際に簡単に使ってみて、役立つかどうかを判断して頂き、順次導入を進めていきたいと思っています。 食品の異常検知の実例 「コアラのマーチ」の場合 ドーナツの場合…

インタビュー

アーティスト活動を支援する会員制SNSプラットフォーム「unitive(ユニティブ)」でアーティストの生き方を変える。合同会社ベステンダンク

実力も人気もあるのに、音楽活動だけで安定した収入を得ることが難しいミュージシャンは決して少なくない。 合同会社ベステンダンクはアーティストとそのファンの繋がりを活動資金に変える会員制のSNSプラットフォーム「unitive(ユニティブ)」を開発した。 CEO 大浦勝也 株式会社ガイアックスにてwebアプリのQAエンジニアを務めた後、2018年1月にフリーとして独立。 同年9月に合同会社ベステンダンクを設立し、低価格、低規模で導入できるRPA事業をメインに行い、登壇活動なども行う。 元バンドマンで大学在学中にメジャーデビューという過去を持ち、今後その経験を活かしミュージシャン支援事業を展開していく。 アーティスト活動を支援する会員制SNSプラットフォーム「unitive(ユニティブ)」 ――まずはunitiveというサービスについて教えてください。 unitiveのサービスを一言でいうと、アーティスト活動を支援するための会員制SNSプラットフォームです。アーティストとファンをつなぐ、いわゆるファンクラブ的なネットワークを作成できるプラットフォームとして活用できます。 アーティスト…といっても、主にミュージシャンを想定していますが、ファンがコンテンツを閲覧するために支払う会費をアーティストにバックするための仕組みを作っています。 一般ユーザーの登録は無料で、基本コンテンツのプロフィールやディスコグラフィー、動画、電子チケットの購入ができます。 また、月額300円で特定のアーティストのコミュニティメンバーになることができ、メンバーになるとライブ配信の視聴や限定チケット購入、限定動画の視聴、フィード閲覧といった限定コンテンツの閲覧ができるようになります。 この会費300円の半分をアーティストに還元します。ですから、twitterやinstagram、facebookといったSNSの更新をするのと同じように、unitiveでファンに対して情報発信をすることで一定の活動費用を得ることができるんです ――アーティスト側にコストは発生しないんですか? アーティストはシステム利用料を月額500円に設定しています。これは弊社としても苦渋の決断でしたが、しっかり運用してもらうという意味で有料にしています。 ただし、有料のメンバーを100人獲得したら、以後、利用料は永久に無料としました。また、サービスリリース(9月下旬~10月を予定)までに事前登録していただいたアーティストは最初から利用料は無料です。 先にも述べましたが、ファンの会費は50%の150円、ほかに、有料動画は設定価格の70%、電子チケットは100%をアーティストの取り分にしています。 チケットの価格を100%バックにすることで、システム利用料以外にアーティスト側のコストは一切発生しない仕組みです。 ――すごいですね。サービス側の収益は大丈夫なんですか? ギリギリで赤字にならないことは大前提に設計しています。なによりもアーティスト活動を支援するのが目的なので。 チケットについては購入者に手数料を負担いただく形としました。 ――ターゲットとしているアーティストについて教えてください。 特定のカテゴリを狙っているつもりはありません。自分たちで音楽を作っている人なら、だれでも利用していただけます。 バンドでもソロシンガーでも、ラッパーでもトラックメーカーや作曲家でも、もちろん利用可能です。 あえて言うなら、それなりにファンから支持を受けているのに、音楽以外の仕事をしないと活動が継続できない人たちに活用してほしいと思っています。 ――競合サービスはありますか?また、その競合サービスにはない強みとは? 似たようなプラットフォームを展開しているサービスはいくつか認識しています。 unitiveの特徴は、ミュージシャンをイメージしたサービス設計をしているところ、会費以外の収益ポイントを設けているところ、アプリとWebで同等の内容を提供しており、オフィシャルのホームページとしても利用が可能なところ、あとは、何よりもアーティスト活動を支援したいという気持ちでは絶対に負けていません。 ――ミュージシャンに対する愛が溢れてますね! 他にもunitiveを通して、ミュージシャンがファンの情報を知ることができるのも強みですね。ミュージシャンと話をしていてわかったのは、ファンがどこにどれだけいるのかがわからず困っている人が多いこと。 特にインターネットがこれだけ発達した社会において、リアルにライブに訪れるファンがどこにいるのかが逆に見えにくくなっています。全国ツアーを企画するときに、適切なライブ会場の選定が難しいとのことでした。 unitiveは都道府県レベルですが、ファンの居住エリア情報を取得しているので、どの地域にどのくらいファンがいるかが把握できるようになります。このデータはツアーを組む時に大いに活用できますよね。 あともう一点、JASRAQとの包括契約を結んでいるので、カバー楽曲の動画販売も可能です。とにかくアーティストファーストという軸を最優先に開発を進めています。 ――ファンにとっての強みはありますか? 特別なことではないですが、やっぱり好きなアーティストと近しいコミュニケーションがとれたら嬉しいですよね。それに対してできるだけハードルは下げようと思っています。 たとえば、最近はクレジットカード決済しか使えないサービスも多いですが、それでは学生を中心に、クレジットカードを利用できない層は好きなアーティストのファンクラブに入れない。 unitiveでは携帯のキャリア決済にも対応しています。電子チケットはコンビニ決済も利用できるようになっています。 また、unitiveをウェブとアプリの両方で使えるのもポイントです。できるだけユーザーの環境に合わせるようにしています。 unitive開発は、音楽への恩返しだった。 合同会社ベステンダンクにおいて、unitiveは新機軸の事業で、現在の主たるサービスとしては「5万円からのRPA」を提供している。業務自動化を小規模、低予算から導入できる仕組みを作っている。 ――もともとの業務であるRPAに取り組むようになるまでの経緯について教えてください。 もともと株式会社ガイアックスで8年間、webサービスのQAエンジニアをやっていました。そのスキルを活かして、副業でRPA事業を始めました。 その後独立して、フリーでRPAの事業に取り組んでいました。ただ、そこから、自社プロダクトを創りたいという想いが強くなったので、unitiveの開発を開始し、合同会社ベステンダンクを設立しました。 ――unitiveを開発するまでにどんな経緯があったのでしょうか。 実は10年前までミュージシャンだったんです。バンドでドラムを担当していました。大学在学中にメジャーデビューして、アルバムも3枚リリースさせていただきました。 しかし、CDを出してもなかなかお金が入ってこない。音楽以外にもバイトをやっていないと生活が成り立たず、それこそ血を流しながら音楽活動をしているような感じでした。 当時から、ファンが定額で支援してくれるサービスがあったら活動しやすくなるのに、という考えはありましたね。あとは、自分のことだけでなく、音楽業界に対して課題を感じていたのもunitive開発のきっかけです。 最近の日本は、音楽業界のソフトの市場規模がどんどん縮小してきています。そのため、音楽ビジネスが成功しづらく、誰もやりたがらない・続けたがらないような業界になってしまいました。このような音楽業界を何とかしたいと思ったんです。 そこで自分が持っている知見や時代の変化を逆手に取ってアーティストが活動しやすい世の中を作ろうと思い立ちました。音楽への恩返しをしたいという気持ちも込めて、unitiveのサービスを開始したんです。 さらなるアーティストファーストのプロダクトへ。unitiveは多様な進化を遂げる。 ――unitiveは今後どんな進化をしていきますか? 現役のアーティストからは「海外から来られる方の対応をしたい」という要望を多くいただきました。海外から来たファンがチケットを買いづらいんです。 そのため、unitiveも海外ユーザーの利用を想定した多言語対応を考えています。それが逆に、海外で活動しているアーティストへの利用促進にもなると考えています。他にも、ファンユーザーのデータを活用して、全国でunitive主催のライブイベントやフェスも行っていきたいです。 グッズなど物販もアーティストの収益になるので、EC機能の追加もしていきたい。アーティストそれぞれのやり方に合うことを、アーティストが自分たちで作れるようなサポートをしていきたいです。…

インタビュー

【株式会社Crono】資金面でのインフラ整備し、若者の挑戦を企業や社会が支える仕組みづくりに取り組む。

やりたいことや挑戦したいことがあっても、資金の問題で断念してしまうことがある。それが将来に直結するような経験だった場合、人生における損失は計り知れない。このような人たちが増えては、日本の経済は停滞もしくは低迷してしまうだろう。 この問題の解決を目指している会社がある。株式会社Cronoだ。学生に奨学金を提供して、挑戦できる環境を整えているという。それだけではない。企業の出す条件を満たせば、その返済が免除される。 株式会社Cronoとしても、ソーシャルアントレプレナーズアソシエーション(SEA)が運営するSEAソーシャルベンチャーファンド及びエンジェル投資家を引受先とし、第三者割当増資による資金調達を完了させ、新取締役に家入一真氏(株式会社CAMPFIRE代表取締役, NOW株式会社代表取締役)・荻原国啓氏(SEA代表理事, ゼロトゥワン株式会社代表取締役)の2名が就任した。 どんな思いがあって、こんなサービスが考えだされたのか。そもそも、どんな仕組みで奨学金を提供される予定なのか。 詳しく見ていこう。 代表取締役 高 瀛龍 慶應義塾大学にてマクロ経済学を専攻し、金融緩和を行なった場合の経済効果について国際連結マクロ計量モデルを用いて解析。2014年アクセンチュア株式会社戦略コンサルティング本部へ入社し、金融分野のクライアントを中心に企業の戦略立案や新規事業策定を複数プロジェクト行う。また、在職中にプログラミング言語を学習し、2016年末より本格的にフリーランスとしてシステム開発の受託を開始。自身の経験から、資金不足によって学びたいことややりたいことが出来ないことに問題意識を持ち、「機会の平等」を実現化するため、Cronoプロジェクトの立ち上げを決意する。 目次 学生の資金の問題に2つの事業で解決を目指す、株式会社Crono 加盟企業へのリターンと返済は選択可能 経済的な問題を抱えている学生・地方出身の学生を救う 給付型奨学金とともに、市場を切り開く 学生だけでなく、企業にも大きなメリットが! 将来への不安や、お金の問題で挑戦を断念する悔しさは、高さんが一番知っている。 若い人のための資金面でのインフラ整備に取り組んでいく 若者の挑戦を企業や社会が支える仕組みを作る 学生の資金の問題に2つの事業で解決を目指す、株式会社Crono ――株式会社Cronoはどんな事業を考えていますか? 株式会社Cronoでは、「若い人達の資金調達の状況を改善する奨学金サービス」と「教育ローンを肩代わりする会社とその返済を抱えている学生さんをマッチングするサービス」の2本柱の事業を構想しています。 ――まずは「若い人たちの資金調達の状況を改善する奨学金サービス」について教えてください。 私たちが提供する予定のサービスでは、企業が奨学金を提供し、学生さんはその奨学金をもとにチャレンジ・バリューアップをしてもらいます。そして、将来において学生さんが企業や社会に恩返しできる仕組みです。 やりたいことがあるんだけれども経済的な理由で挑戦を踏みとどまっているような学生さんは多いですよね。そんな学生さんを企業としてサポートできるサービスを作りたいと思っています。 例えば、留学やプログラミングスクールに挑戦したいけれども、お金がないからあきらめざるを得ない、というような人をサポートしていきたい。そういったチャレンジは将来的に企業のためにもなりますよね。企業ではグローバル人材やエンジニアが不足している状況です。 そんな社会にとっても必要となる人材を、社会全体で育てられるような仕組みを作る。そのためにまずは「奨学金」というモデルを選びました。 Crono奨学金の概要図 ――2つ目の「教育ローンを肩代わりする会社とその返済を抱えている学生さんをマッチングするサービス」について教えてください。 最近では奨学金や教育ローンを肩代わりしている会社が登場しています。そのような企業には、奨学金の返済不安を抱えて働かなくて済むようにしたいという想いあって、福利厚生として提供しているんです。 そんな返済サポートする会社と奨学金を抱えている学生を純粋にマッチングするのが、2つ目のサービスです。 奨学金返済支援マッチングの概要図 加盟企業へのリターンと返済は選択可能 ――学生が株式会社Cronoの奨学金のサービスを使う流れについて教えてください。 まずは、株式会社Cronoが奨学金を提供します。その後学生さんには留学やプログラミングなどのチャレンジをしていただきます。ただし、そのチャレンジの後には条件があります。 その条件とは、教育ローンの形でお金を返済していただくか、加盟企業でインターンをするまたは入社するというものです。 加盟企業でインターンをしていただいたり、入社をしていただいたりした場合は、奨学金の返済の必要がなくなります。 ――加盟企業への入社やインターンは義務なのですか? 注意していただきたいのは、加盟企業に入社することは義務ではないということです。自分で奨学金を返済するというオプションも提供しています。 今後加盟企業のプールが大きなものになれば、必然的にそのプールの中に入りたい企業がある確率は高くなります。そうなれば、奨学金はゼロになるので、学生にとっては大きなメリットになりますよね。 経済的な問題を抱えている学生・地方出身の学生を救う ――ユーザーの学生の理想像について教えてください。 イメージしている学生像は、努力はしているんだけれども経済状況が苦しいために、挑戦ができていない人です。 具体的には、英語やプログラミングを一生懸命学んでいるが、経済的な理由で留学やエンジニアスクールに行けないような人ですね。 このような学生さんが増えてしまうのは、その人個人がものすごく悔しいことはもちろん、世の中的にも大きな損失です。 経済的な理由で挑戦できないような人を救いたいと思っています。 ――他にターゲットとしている学生さんはいますか? そのほかにも、地方出身の学生さんもターゲットにしています。 というのも、地方の学生さんは努力する以前に情報が少ないという現状がある。このような情報格差のせいで、努力するにも何をやっていいかがわからないという人が少なからずいらっしゃいます。 このような現状を、挑戦している人の姿を発信しロールモデルを示すことで改善していきたい。 何かに向かって努力している学生は幅広くターゲットになっていますね。 給付型奨学金とともに、市場を切り開く ――既存の「給付型奨学金」はやはり競合になるのでしょうか? 給付型奨学金は協業関係にあると思います。既存の給付型奨学金は提供人数が限られていて、落ちてしまう人が多いです。既存の給付奨学金をもらえなかった方に弊社奨学金を検討して頂きたい。逆も然りです。私たちは給付型奨学金のサービスとともに、支えていける学生の数を広げていきたいと思っています。…

インタビュー

メンヘラが幸せに病める社会の実現へ。メンヘラテクノロジー株式会社「メンヘラせんぱい」

現代社会は非常に生きづらい。生きづらさはさまざまな形になって現れる。その一つに「メンヘラ」がある。 そんなメンヘラの人に相談相手と安心感を提供しているのが、株式会社メンヘラテクノロジーだ。メンヘラに寄り添ったサービス「メンヘラせんぱい」を開発し、幸せに病める社会の実現を目指しているという。 詳しく見ていこう。 高桑 蘭佳(株式会社メンヘラテクノロジー  代表取締役) 東京工業大学修士課程在学中。 2018年8月に株式会社メンヘラテクノロジーを設立。 代表取締役に就任。 起業の動機は、 事業を成功させて実績を作り、 彼氏の会社の社外取締役に就任したいから。 目次 メンヘラに寄り添ったサービスを提供「メンヘラせんぱい」 自分が純粋に使いたいサービスを開発。「メンヘラせんぱい」誕生の背景に迫る 「メンヘラが幸せに病める社会を作る」今後の進化に目が離せない。 メンヘラに寄り添ったサービスを提供「メンヘラせんぱい」 ――メンヘラテクノロジーが提供しているサービス「メンヘラせんぱい」について教えてください。 メンヘラせんぱいは、メンヘラが病んだ時、すぐに相談できる相手と安心感を提供するサービスです。 チャットアプリで、今はライン@で使えるサービスです。ラインでさまざまな内容の相談ができるようになっています。 ――相談内容はどんなものですか? 8割ぐらいの相談が恋愛に関するものです。キャリアや仕事に関する相談も多いですが、基本的に恋愛が関係する内容になっていますね。 恋愛系の相談の中でも、特に恋人に対する愚痴やのろけが多くなっています。カウンセラーや友人になかなか言えない話でも、メンヘラせんぱいなら相談しやすくなっているんです。 ――ユーザーについて教えてください。 10代後半から50代までのメンヘラの女性を対象にしています。特に20代が多くなっていますね。現在は300名の方にご利用いただいています。 ――競合について教えてください。 cotreeやココナラなどのカウンセリングサービスや愛カツの電話相談などが競合ですね。 またターゲットは違いますが、感情を記録してAIロボと会話するアプリ「Emol」も近いサービスではあります。 ――「メンヘラせんぱい」の強みはなんですか? 競合のサービスを使って相談するためには、安くて1時間当たり3000円ほどが必要になります。 しかし、月に1回相談するだけでは、気持ちは楽にならないことも多いですよね。そのため、値段設定を低めにしてたくさん使えることを強みにしています。 現在は、初回の相談は無料。次いつできるのかという問い合わせもいただいています。サービスを本格的に始めれば、リピート率の高いサービスになると思いますね。 ――リーズナブルな価格設定が強みなんですね! 他にも、メンヘラせんぱいは人が対応していることも強みになっています。 人に話したくない思いがある人は、人工知能系のカウンセリングサービスを利用している傾向があります。一方、メンヘラは人に意識を向けてもらっていることが大切です。そのため、人に相談できることも強みになっていますね。 自分が純粋に使いたいサービスを開発。「メンヘラせんぱい」誕生の背景に迫る ――サービスを開発した背景について教えてください。 現在のカウンセリングサービスは高額で、使えない人が多くなっています。 NPOが運営している無料の相談窓口などもありますが、なかなか対応してもらえない現状です。医療機関でのカウンセリングですら2週間以上待つことが多い。 そのため、これらの課題に焦点を当てたサービスを開発しようと思いました。 ――開発した経緯について教えてください。 メンヘラせんぱいは、純粋に自分が欲しいものを開発した、という感じです。 自分自身の経験として、彼氏がいない時に愚痴や悪口、帰ってこないさみしさを強く感じることがあります。そんな時に、彼氏にラインで「帰ってこい」などと送ってしまうんです。調子が悪いと爆発して、彼氏の職場に突撃してしまったり、自傷行為をしてしまうこともありました。 そんなときに話を聞いてくれる人が欲しいと思ったんです。自分でも週に2~3回はメンヘラせんぱいのサービスを使いたいと思いますね。 「メンヘラが幸せに病める社会を作る」今後の進化に目が離せない。 ――今後のプロダクトの展望について教えてください。 今後のプロダクトの進化や方針は非公開です。これからもメンヘラに寄り添うサービスを作っていこうと思います。 ――ミッションについて教えてください。 メンヘラの方の症状が悪化しないようにしていきたいです。メンヘラが幸せに病める社会を作ることを目指していきます。 株式会社メンヘラテクノロジーのこれからに期待だ。今後の進展に目が離せない。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

インタビュー

AIでホテルの最安値を予測!株式会社atta「atta(アッタ)」

旅行のチケットは変動が非常に大きい。そのため最安値でチケットを買うのは至難の業だ。そこでAIの力を使って、チケットが最も安い時期を予測してくれるサービスが登場した。 「株式会社atta(アッタ)」が運営する「atta」だ。宿泊施設のメタサーチサービスで、取扱っているホテルはおよそ130万件。AIでホテルチケットの最安値を予測し提供している。 詳しくみていこう。 代表取締役兼CEO 春山 佳久 北海道北斗市出身 UCLA航空宇宙工学科卒業 新卒で電通に入社し、日経新聞を担当。その後、Googleに転職し、Sales ManagerとしてAdwordsを大手代理店向けにコンサルティング営業を担当。 2度の起業を経て、Huluの初期メンバーとして日本事業立ち上げ、Skyscannerにて日本を含む北アジアマーケット責任者を歴任。日本発の事業を世界に広げたいという想いからお菓子事業を展開するBAKEのCOOとして組織改善、海外展開責任を遂行。2018年3月に株式会社WithTravel(現:atta)を創業。世界中の旅行者に旅先で役立つ情報をテクノロジーを使って、ドラえもんのような存在:Travel Buddyになることことで、旅行を一層楽しむことができるツールを提供したい。日本発アジアへ、事業推進中。 AIでホテルの最安値を予測。宿泊施設のメタサーチサービス「atta」 ――attaのサービスについて教えてください。 attaのサービスを一言でいうと、「宿泊施設のメタサーチ」です。 attaの特徴は4つあります。まずホテルを横並びで比較しながら検索できることです。2つ目はAIがホテルの最安値を予測し、一番安くなった時にお知らせを受け取れること。3つ目は人気施設の空室情報をお知らせを受け取れる機能です。そして、現地での旅行のアップセルをして、より良い旅を実現できることも特徴になっています。 特にAIが最安値を予測するサービスでは、3泊の旅行では4200円安くさせていただいている実績があります。 ――どんなホテルが対象になっているんですか? 現在、attaが扱っているホテルは全世界で130万施設を達成しました。日本国内のみならず、世界中の宿泊施設と民泊を一緒に検索できるようになっています。 ――ユーザーについて教えてください。 トリバゴやSkyscannerのサービスを使い慣れている人がユーザーになっています。今後は、20代から30代の幅広い層をターゲットにしていきたいですね。 attaには英語版のサービスもあり、30%が東南アジアの方のご利用になっています。65%が日本人で、残りはその他の国の方になっています。 現在は、フィリピン・マレーシア・ベトナムのお客様が増えてきていますね。訪日の旅行以外にもアジア間の旅でもご利用いただいています。 ――競合について教えてください。 グローバルなサービスではトリバゴさん、国内ではトラベルコさんが競合です。 特にベンチマークしている企業は、Hopperというサービスです。Hopperは海外航空券が最も安く買える”買い時”を教えてくれるアプリで、ビジネスモデルが違いますが、競合になっていますね。 ――強みについて教えてください。 従来のサービスは、旅行者が検索をしたときに一番安いプランを提案していました。 attaは従来のサービスに時間軸を加えて、最安値を判断できるようにしています。今後安くなる可能性のあるチケットを提案して、そのタイミングをお知らせできるんです。もちろん、検索した時が一番料金が安い場合は、その時点で購入できます。 また、attaはメタサーチのサービスなので、様々なOTAやエアラインさんの中で一番安いものを提案できます。OTA間で比較したほうが、安くなる満足感を得られるようになっていますね。 電通、Google、農家、Hulu、Skyscanner…多様なキャリアに迫る ――新卒では何をしていたのですか? 新卒では電通に入社しました。新聞局の日経担当で、メディアミックス事業の販売や企画を実施。 そのあと、Googleでアドワーズのコンサルティングをしていました。YouTubeの広告の売り出しもしていましたね。KONAMIの大きなプロジェクトの企画などを担当しました。 その後、家業の農家を2年間引継ぎ、農業法人の経営を行いました。これが自分にとって、初めての経営者経験になりましたね。 農業法人の経営は弟に引継ぎ、HuluやSkyscannerの立ち上げ・売却に携わりました。株式会社BAKEではCOOとして経営を担当。 経営としては、いろいろなジャンルのものを体験しながら、その都度キャッチアップしながらやっています。 ――株式会社attaのビジネスアイデアはいつ思いついたのですか? 現在の株式会社attaのビジネスアイデアはSkyscannerにいた時から考えていました。Hopperのサービスの成長を感じていたことも背景にあります。 しかし、Skyscannerで社内ベンチャーを立ち上げて、実現することは厳しかった。そこで独立して、現在の形になりました。 アジア発の日本を代表する旅行のメタサーチサービスへ。 ――今後プロダクトはどんな進化をする予定ですか? 近い将来、航空券のサービスをリリースしようと思っています。 その後はアジアに広く展開していきたい。 また、旅のきっかけとなるようなプロダクトや、将来、出張予約システムにデータ提供をするようなサービスも開発することも考えています。 ――株式会社attaの展望を教えてください。 旅行は楽しいですが、旅の前段階はめんどくさいものですよね。そのめんどうな準備をAIで支援していきたい。 会社としては、アジア発のメタサーチのポジションを取りにいきます。日本から海外に通用する旅行のサービスを作って、アジアのポジションを確固たるものにしたいですね。 アジア発、世界を代表するメタサーチの旅行サービスへ―。株式会社attaはさまざまな分野へ進化を遂げる。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

インタビュー

グローバルマーケティングコンサルティングで世界中の人をワクワクさせる。まじすけ株式会社

現代はグローバルの時代だと言われて久しい。それもそのはず、日本は少子高齢化が進み、人口も減少傾向。企業はマーケットを世界に移さざるをえない状況になっている。 そんな中でアプリのグローバルマーケティングコンサルティングを担う会社が今年の7月誕生した。まじすけ株式会社だ。 全世界20か国にリーチできて、その国にあったマーケティング施策を実行できるとのこと。もちろん、国内のアプリのグロースハックも扱える。 今後はToC向けのサービスの開発も考えているとのことで…。どんな会社なのだろうか。詳しく見ていこう。 代表取締役 間地 悠輔 2017年12月より株式会社Lang-8に正社員として入社ならびにマーケティングマネージャーに就任 2018年3月に大学を卒業 株式会社Lang-8ではインフルエンサーを使ったマーケティングをベースに17ヶ国25名のマーケターと共に海外マーケティングを行う。 株式会社Lang-8が運営する語学Q&AサービスHiNativeでは10万ユーザー(2016年)から400万ユーザー(2018年)までグロースさせる。同サービスは2018年に全世界230を超える国や地域から利用されており、登録ユーザーの97パーセントが国外である。 2019年7月にまじすけ株式会社を設立。 目次 アプリのグローバルマーケティングコンサルティングを担当。まじすけ株式会社 「世界中の人をワクワクさせる」まじすけ株式会社。立ち上げの経緯を聞いた。 ToC向けのサービスの開発を計画中。これからのまじすけ株式会社とは。 アプリのグローバルマーケティングコンサルティングを担当。まじすけ株式会社 ――構想しているサービスの概要について教えてください。 まじすけ株式会社の事業は「グローバルマーケティングコンサルティング」です。 この事業を始める前に、僕は株式会社Lang-8で3年間経験を積ませていただきました。そこではアプリのグロースハックの部分からグローバルマーケティングまで幅広く担当。 結果としてサービスは232か国で使われるようになったんです。世界征服しています(笑)。この時のマーケティングのソリューションが今の事業に生きていますね。グローバルに進出したい企業さんにお会いして、コンサルティングを行ったり、グローバルマーケティングのチームを社内で作るお手伝いをしています ――自身の経験と強みを生かした事業になっているんですね!国内での事業の構想はあるのですか? 国内向けのグロースハックの施策などを扱うこともあります。 主に、サービスを立ち上げたばかりのアプリのコンサル・グロースハックを担当します。 ――クライアントについて教えてください。 現在のクライアントさんは、エンタメ系のアプリやインバウンド向けのアプリ、インバウンド向けの通貨交換事業などの業界が多いです。 現在、面談・営業を進めており、コンサルティング先はどんどん増えていっています。 ――競合について教えてください。 訪日に特化した企業や日韓に特化したマーケティングの企業は競合になります。 しかし、アプリとグローバルの組み合わせを事業としてやっている企業は多くないです。加えてコンサルまでやる事業は珍しいので、競合として見ている企業は多くありません。 ――強みについて教えてください。 強みは自分の経験に基づいたグローバル展開ですね。 株式会社Lang-8に所属していた時に、20名ぐらいのマーケティングのアルバイトのチームを雇っていました。しかしそのチームが今年の1月で解散してしまって。起業するにあたり改めて元チームメンバーに声をかけたところ、多くのメンバーが興味を持ってくれたのでフリーランスとして働いていただいています。 彼らはアプリのテストはもちろんのこと、サービスのマーケティングとローカライズもできるまでの実力があります。そのため、世界中の国にリーチできる仕組みができているんです。 具体的には、20か国以上にリーチできます。メインは韓国や中国、台湾、アメリカなどですが、アラビアやタイ、ベトナムなどほとんどの国に展開することができます。 ――20か国はすごいですね! 国内で結果を出している企業さんが、グローバル展開をしたいという話を多く聞きます。そんな企業さんのために、海外展開について一貫してサポートできるのが弊社の強みです。 また、展開できる20か国にはそれぞれスタッフを用意できるので、ローカライズもしやすくなっています。UXの最適化ができたり、トラブルの対応ができたりするんです。 その国に合ったマーケティング施策を実行できて、アプリがその国で実際に動くかどうかのチェックを直接することができるのも強みになっていますね。 「世界中の人をワクワクさせる」まじすけ株式会社。立ち上げの経緯を聞いた。 ――株式会社Lang-8に所属していたとのことですが、そこから独立までの経緯について教えてください。 元々株式会社Lang-8の社長のヤンさんはアルバイトの時から起業することについて応援してくれていました。 今年の1月にヤンさんに起業することについて相談したんですが、その時は起業のアイデアが何も決まっていなかったので、あと1~2年は待とうと思っていました。 しかし、4月に二人目の子供ができたことが判明し、「今この瞬間が一番リスクが少ないのでは?」と思い始めました。 そこで4月末にヤンさんと起業について改めて相談をし、7月末で退職することを決めました。そこから起業の準備や引き継ぎの作業を終え、7月に会社を設立することができました。 ――起業したいと思ったきっかけについて教えてください。 元々はゲームをしたい、ゲームを作りたいという想いがあって。大学もプログラミングがメインで学べる学部を選択しました。しかし、在学中に留学したことで英語が得意になったこともあり、グローバルマーケティングの業務を任されることになりました。 そんな折、友人がゲームの世界大会で優勝したんです。これをきっかけに、自分はもともとゲームに関連する仕事に興味があったことを思い出し、そのために何か始めたいなと感じたんです。自分でも何かやりたいという想いが生まれました。これが去年の12月末です。 ――それからまじすけ株式会社を立ち上げるまでにはどんな経緯があったのですか? 起業について考えていた時に、父の起業エピソードについて発表を聞く機会があり、それを見に行ったんです。長く会社を続けているだけあり、父はしっかりとしたビジョンを持って事業を行っていて感動しました。 そこでビジョンの実現のために動いている人はカッコいいと思ったんです。しかし、自分にはそのビジョンが定まっていなかった。 ――ビジョンを決めるまでのいきさつを教えてください。 起業したいというのと、ゲームに関わることをしたいというのは自分の中では違う願望でした。 ゲームの仕事をしたいと思った理由は、自分が今まで様々なゲームをプレイしていったことが経験としてあります。僕が小さいころから大人になるまで、一人でやるゲームからみんなでやるもの、インターネット上の知らない友達とプレイするものも登場しました。 新しいゲームが登場するたびに、コミュニケーションの仕方が変わっていったんです。その体験に毎年感動していました。…

インタビュー

高齢社会のインフラ「医療・介護」を、求人ウェブサービスとワークシェアリングで支える!カイテク株式会社

日本の高齢化が止まらない。 上のグラフからもわかるように生産年齢人口割合は減少し、高齢化率はどんどん上昇してきている。 このような、いわば「超高齢社会」において、介護職は非常に重要だ。しかし、社会に目を向けるとどうだろう。介護職の評価は高いとは言えないものになっているのではないか。 このような現状を解決するサービスの運営・開発を行っているのが「カイテク株式会社」だ。 どんな会社なのか。詳しく見ていこう。 代表取締役 武藤 高史 立命館大学院 情報工学 博士課程前期 卒業。在学中は遠隔探索ロボットの研究開発を経験。 世界最大級の医師プラットフォームを運営する事業会社エムスリー株式会社にて、主力サービスのプラットフォームディレクター/サービス責任者に従事。富士ゼロックス→INNOBASE→エムスリー。 目次 介護に特化した求人ウェブサービスCaiTas(カイタス)と現在開発中のプロダクトに迫る。 介護事業所と介護従事者に使いやすいサービスを。 介護という社会のインフラを支えられる存在に! 福祉の領域に踏み出すきっかけは家族の原体験だった。 テクノロジーで介護や医療の分野にイノベーションを起こす 介護の総労働力を増やし、誰もが安心して楽しくワクワクする世界へ。 介護に特化した求人ウェブサービスCaiTas(カイタス)と現在開発中のプロダクトに迫る。 ――CaiTas(カイタス)について教えてください。 カイテク株式会社が運営しているCaiTas(カイタス)を一言でいうと、「介護に特化した求人ウェブサービス」です。介護職に向けた求人を掲載しています。特徴は、地図ベースで求人を探せること。 従来の求人サービスは、一覧で求人票が並んでいました。これでは、広告費や更新頻度で掲載順位が決まってしまう。しかし、介護職や看護職の人にとって、近くの職場を探したいというニーズがあるんです。 そのため、地図で探して、すぐに問合せができるようになっていることが大きな特徴になっています。 ――CaiTasの特徴は他にありますか? CaiTasの特徴として、「バーチャル施設見学」があります。Googleのストリートビューのように、介護事業所の中を遠隔操作で見ることができるんです。求人票の中に組み込めるようになっており、手軽に施設見学ができるようになっています。 ――なぜバーチャル施設見学の機能を追加したのですか? なぜバーチャル施設見学の機能を追加したかというと、介護職の方々は、利用者の方と施設の中で一緒に生活するようになるからです。お風呂やトイレ、デイルームの位置関係を把握し、全体の構造を見ることは働くうえで大事になります。そのため、施設見学を気軽にできるようにしたかったという想いがありました。 ――現在開発中のサービスについて教えてください。 現在開発しているのは、「介護のワークシェアリングができるサービス」です。介護職の方と事業所のマッチングができるサービスを開発しています。 特徴としては、スポットマッチングであること。「この時間だけ働きたい」介護職の方と、「この時間に人が欲しい」という介護事業所をアプリで簡単にマッチングしています。面接・履歴書なしですぐに仕事ができるんです。 また、相互評価をできるようにする予定です。自分と事業所の評価をしていきます。 ――相互評価はとても画期的ですね! 介護事業所の評価は今まであまりされてきませんでした。というのも、評価をする人が介護施設を利用している高齢者の方であるため、データを取ることが難しかったんです。介護状態で評価を書くことは困難ですし、基本的に施設には一か所しか行かないので、相対評価ができません。 これらの課題を解決するために、働き手に注目しました。実際に働いている人であれば、現場のデータを集めることができるんです。 また、介護事業所に関係のない第三者が関わることは、とても価値のあること。施設では、基本的にずっと同じ人が対応するので、飽きてしまうことがあるんです。いろいろな人と関わることで、施設で働いている人や利用者の方の刺激にもなります。虐待防止も可能です。 働き手が事業所を評価することは、多方面で価値があります。 介護に特化した求人ウェブサービスと介護のワークシェアリングができるサービスを組み合わせて、シナジーを生むべく、開発が進められている。 サービスイメージ 介護事業所と介護従事者に使いやすいサービスを。 ――ユーザーについて教えてください。 ユーザーは介護事業所と介護従事者の方になっています。 介護事業所は施設と通所サービスを中心に展開。介護従事者の方には、介護福祉士の実務者研修・初任者研修・資格がない人に向けた求人案件を掲載しています。 また、介護の現場において非常に大切な存在である、看護職の求人案件も掲載。 これらの職の資格を持っているが、働いていない「潜在層」の人もターゲットにしていきます。潜在層の方の活躍が今後カギになってくると思っていますね。 ――サービスの強みはなんですか? 私たちのサービスは、介護の専門職を必要とするような業務が対象になっていることが特徴です。 そのほかにも、単発で働けることや即日給料が受け取れること、時給を高く設定していること、相互評価が付けられることも強みになっています。 また、サービスの使いやすさも追求。全体のUI・UXにこだわるのはもちろん、地図サービスで探せるようになっています。 介護という社会のインフラを支えられる存在に! ――カイテク株式会社の創業の経緯について教えてください。 大学では、ロボットを作っていました。研究室にこもっているような典型的な理系学生。原子力発電所で活躍するようなロボットを開発していましたね。老若男女を問わず使えるようなロボットを作りたかったんです。 新卒では富士ゼロックス株式会社に入社。開発を担当しました。いわゆる大企業だったのですが、面白くなくて(笑)。大企業特有の意思決定の遅さが自分に合わなかったんですよね。また、世の中にある課題を解決する事業や、ゼロイチでつくるような事業をしてみたいという想いがありました。 そこで、スタートアップの会社に転職したんです。…

インタビュー

コミュニケーションAIを5分で開発。そしてロボットが社会性を持つことを目指す。パルスボッツ株式会社「IFRO(イフロ)」

ロボットが身近にいる世界を想像したことがある人は多いのではないだろうか。 そんな世界を実現するための第一歩を踏み出した企業がある。 パルスボッツ株式会社だ。ロボットが社会性を持つことを目標に活動している。 現在は、コミュニケーションAIを5分で作れるサービスIFRO(イフロ)を開発して、顧客対応やマーケティングなどの業務を自動化しているそうだ。 どんな企業なのか、詳しく見ていこう。 パルスボッツ株式会社 代表取締役CEO 美馬 直輝 慶應義塾大学環境情報学部卒。株式会社ライトニングにてWebプロデューサー、取締役を経たのち、2010年、ハイジ・インターフェイス株式会社を設立。Web・アプリ・携帯UIなどの制作に従事し、エヴァスマホ、ミクスマホ、文化庁メディア芸術祭、ナノ・ユニバースなどの多岐に渡るプロジェクトを牽引。2014年、人間中心設計専門家認定を取得。2015年、ロボット事業にシフトするため代表を退き、パルスボッツ株式会社を起業、代表取締役CEOに就任。ロボット参加型SNS「Palsbots」、眠りのおともロボット「ネモフ」、会話型ユーザーインターフェイス「IFRO」などの開発を手がける。 目次 コミュニケーションAIを5分で開発!IFRO(イフロ) IFRO開発には次世代のインターフェース「ロボット」への想いがあった。 ロボットがいて楽しい世界の実現を目指す コミュニケーションAIを5分で開発!IFRO(イフロ) ――IFROについて教えてください。 IFROを一言でいうと、「コミュニケーションAIを5分で作れる」サービスです。 知識不要で対話スキルを簡単に作成でき、ロボットやスマートスピーカー、チャットボットをすぐに喋らせることができます。 具体的には、管理画面から作成したい会話内容のテンプレートを選んでいただき、再生ボタンを押せば、コミュニケーションAIが完成します。作成した会話内容はスマートスピーカー・ロボット・メッセージングサービスにつなぐことができます。 会話のテンプレートは、コミュニケーションAIの導入にメリットを感じてもらえそうな業種・業態向けになっています。それらのテンプレートを選び、会社名などを書き換えるだけで、そのまま使えるチャットボットになるんです。内容の縛りはありません。カスタマイズも可能になっています。 専門的な技術が不要で、コミュニケーション部分をAIで一元化できるサービスです。 ――ターゲットについて教えてください。 具体的なターゲットは、ECサイトや宿泊業などの予約を管理する必要がある業種などですね。 お問合せへの対応などの業務に幅広く応用することができます。サポートの部分でチャットボットが利用できるような企業様であれば、どこでも使えるサービスです。 ――強みについて教えてください。 チャットボットのサービスを始めようとする競合他社は多いですが、私たちはもともとロボットを開発したいと始まった会社です。ロボットのコミュニケーションが広がる世界を考えたときに、チャットボットから始めていく必要があるということに気づいて、そこからブレイクダウンしていく形になりました。他社とはマインドに違いがあります。 また、テンプレートがきちんと人力で作ったものをたくさん用意していることも強みです。 加えてUIがとっつきやすく、非常に使いやすいものになっています。楽しみながらコミュニケーションAIを作っていくことができます。 IFRO開発には次世代のインターフェース「ロボット」への想いがあった。 ――ロボットに興味を持ったきっかけはなんですか? インターフェースの開発に興味があったことですね。しかし本当に興味のあるのは人間で。人と仲良くなりたいという想いが発展して、インターフェースを作りたいと思うようになりました。そのため、元々インターフェースという切り口で仕事をしていたんです。 そこで、ペッパーが出てきたとき、これは新しいインターフェースだと思いました。ペッパーが与える情報量は、スマホの画面が与える情報量とは比べ物になりません。体験そのものがインターフェースになっていますからね。このロボットが作る「体験」を通して、より人のことを考えたいと思いました。 そこで、ロボットというインターフェースが面白いと思ったんです。これはスマホの次に来るものだなと。これからロボットの時代が来る。だから真剣に取り組む必要があるなと考えたんです。 ――まさにロボットは次世代のインターフェースなんですね! 他にも『エヴァンゲリオン』が好きだったこともロボットに興味がある理由の一つかもしれません(笑)。 エヴァンゲリオンのスマホを作っていたこともあります。携帯って2年縛りなどがあって。その人を楽しませて、がっかりさせずに2年間使ってもらえるようなものを作らなければいけなかったんです。 このサービスを使うユーザーの人のことを一番に考えないといけなかった。インターフェースづくりは、人と向き合う仕事だと思っています。 ――そこからIFRO開発までにどんな経緯があったのですか? ロボットが面白いと思った着眼点の1つに、ロボットの社会性に興味がありました。ロボットの社会性を持たせるには、今の技術でどうやって実現できるかについて考えていたんです。 そこでロボット参加型SNSを最初に立ち上げました。SNS上で仮想的にロボットに社会性を持たせてみようという試みです。具体的には、家でペッパーと話していることが、SNS上でその友達のペッパーのオーナーとの会話に影響するといった取り組みをしていました。 しかし新しすぎたこと、費用対効果が良くなかったこと、ペッパーが普及していないことなどが原因でそのサービスは現在一時休止しています。 そのサービス自体は、ソフトバンクのアプリのコンテストでファイナリストに残りました。そして、SNSのサービスをソフトバンク認可の元で出したんです。その後ペッパーそのものの開発に携わることもできました。ペッパーのプレインストールのアプリの開発などを担当していましたね。 それから投資家の方に自分たちの事業について話をさせてもらう機会がありました。すると、自分たちのやってきたことのイメージがなかなか伝わらなかったんです。それはペッパーに元々備わってる機能でしょ、という感じで。 自分たちのサービスの良さを知ってもらうためにも、自らのロボットが欲しい。そこで、nemoph(ネモフ)というBtoC向けロボットを作りました。最終的に、実際の自社のロボットとコミュニケーションづくりのノウハウを生かしてサービスを開発。それがIFROです。 ロボットがいて楽しい世界の実現を目指す ――IFROの今後の展望を教えてください。 様々なデバイスとつなぐことを可能にしたり、面倒なところはスキップできるようにしたりすることで、色々な人に使っていただけるサービスにしていきたいです。 それから、ロボットの事業に取り組みたい。ロボットがコミュニケーションを取れて、デバイスの間をつなげるようにしていきたいです。 最終的にはロボットが社会性を持つようになることを目指していきます。 IFROが浸透していって、そういったロボットを含めたコミュニケーションのできるデバイスが浸透していく中で、メーカーを超えて相互につながり、ロボットが社会性を持つことを実現していく。そこにはIFROが関わっている、そんな社会を目指していきます。 ――目指している世界を教えてください。 私が目指しているのは、ロボットがいて楽しい世界です。そんな世界を実現するためには、ロボットがもつ社会性が必要になります。 その社会性の作り方次第で、ロボットが人間にとって良いものになるのか、はたまた悪いものになってしまうのかが決まります。 私たちは、ロボットが人間にとって良いものになれるように関与していきたいと思います。 ロボットの社会性を追い求めて。パルスボッツ株式会社の進化は続く。…

インタビュー

テナントを探す企業と不動産エージェントの仕事を効率化。株式会社テナンタ「テナンタ」

テナント探し、物件探しを効率的に!「テナンタ」 現在の不動産エージェントは、営業先の出店傾向や希望している間口・その近辺に出店しているかどうかなどをウェブで調べてから営業している。そのため、効率が良いとは言えない現状だ。 そんな現状を解決し、テナントと不動産エージェントでウィンウィンの関係を構築しているサービスがある。株式会社テナンタの「テナンタ」だ。 テナント側は欲しい物件の希望条件を登録するだけで物件のオファーが届き、不動産エージェントは自分の持っている物件にマッチするテナントを簡単に検索し直接オファーできるサービスになっているという。詳しく見ていこう。 CEO 小原憲太郎 1983年生まれ。立命館大学卒。大学在学中にSNSを開発・創業。2007年〜モバイル領域のベンチャーにてウェブ・モバイルアプリの企画・開発を行う。 2011年 コンセプト型シェアハウスのポータルサイトcolish.netをリリース。㈱コリッシュを創業。 2019年㈱テナンタを創業、代表取締役就任 目次 テナント探し、物件探しを効率的に!「テナンタ」 テナントの出店要件を検索・閲覧し、直接物件を紹介。 物件の希望条件が載ったサイトを作ることで、企業の物件開発と不動産屋の課題を解決 物件の情報を詳しく掲載。不動産屋の仕事を効率化する。 募集条件を集めて見える化したサービスは唯一無二 シェアハウス関連のポータルサイト運営が原体験。テナンタ開発の経緯とは 物件が欲しいと思い立ったら「テナンタ」へ。 テナントの出店要件を検索・閲覧し、直接物件を紹介。 ――テナンタのサービスについて教えてください。 テナンタは、店舗物件を探すテナントと店舗物件を抱える不動産事業者をマッチングするサービスです。欲しい物件の条件を掲載すると、マッチした物件の紹介がもらえるようになっています。 テナンタには、会員様が欲しい物件の希望条件を登録していただきます。それらをデータベース化し、不動産エージェント側に提供。不動産エージェントは条件に合うテナントが簡単に検索できるようにしています。 物件の希望条件が載ったサイトを作ることで、企業の物件開発と不動産屋の課題を解決 ――テナンタを利用するメリットを教えてください。 テナンタは企業の物件開発担当と不動産屋の課題を解決したサービスになっています。 全国チェーンの企業であっても、企業の物件開発担当の方って実は数人しかいらっしゃらないんですよ。しかもその数人で全国の物件を担当している。この負担は大変大きいものになっています。 同時に不動業界にも課題があって。それが、二等地のような場所をどう売るかということなんです。 駅に近い一等地などは、需要が高いのでどこでも決まります。それに比べて二等地などは、誰かにとっての一等地であって、その「誰か」を探す必要があるんです。 不動産エージェントはその「誰か」がわからないために、非効率な営業をせざるを得ない状況です。ウェブでその営業先の出店傾向や希望している間口、その近辺に出店しているかどうかなどを調べてから営業していらっしゃいます。このような状況ではなかなか効率は上がりませんよね。 これらの課題を、物件を探している人の要望・条件を掲載するプラットフォームを作ることで解決しています。 既存店舗から出店傾向を分析。不動産屋の仕事を効率化する。 ――テナンタの特徴はなんですか? テナントがどこに何店舗出店しているかがわかるような店舗マップを提供しています。加えて、駅からどれくらいの距離に既存のテナントが出ているのか、乗降客数がどれくらいの駅の近くに出店しているのかなどの情報をそろえています。 これらの情報によって、どのような地域がその店舗にとって理想的な地域なのかがわかるようになっています。 また、物件の検索条件も細かく設定することができます。場所だけでなく、坪数などで検索できるようになっているんです。外観・内観をチェックするためにストリートビューの確認もできます。 従来は、これらの作業は個人のネットワーク内で行われていたので、大変手間のかかる作業でした。それを効率化しています。 募集条件を集めて見える化したサービスは唯一無二 ――競合はいますか? 先行事例は存在しますが、まだポジションをとっているようなサービス/広く知られたサービスはありません。まだまだこれからの領域です。 我々の場合、既存店の出店傾向と掛け合わせて精度を高めた検索ができるという点において唯一です。 シェアハウス関連のポータルサイト運営が原体験。テナンタ開発の経緯とは ――経緯について教えてください。 大学在学時に未踏事業に採択されて、そのプロジェクトに3年ほど取り組んでいました。卒業後もその会社をやっていて。しかし結局その会社は閉じてしまいました。 その後モバイル領域のベンチャーにてウェブ・モバイルアプリの企画・開発を4年半担当していました。 そして、シェアハウス関連のポータルサイトを開発。暮らし方のコンセプトを選べるシェアハウスサイトとして国内最大です。自分たちでシェアハウスのプロデュースもしたりしていましたね。 ただシェアハウスの物件を見つけるのには苦労しました。というのも、シェアハウス用の物件というのは事業用物件に分類されるので、ネットなどで手軽に情報を得られないんです。その物件を知っていそうな人に声をかけるという紹介ベースでしか物件を仕入れることができませんでした。 この経験から、物件を効率良く手に入れたいという想いがあって。それが今のテナンタにつながっています。 出店したいと思ったら「テナンタ」へ。 ――テナンタの今後の展望を教えてください。 テナンタは1年以内にサービスとして自走したいと思っています。 そして、思い立った人が物件を気軽に掲載できるようにしていきたいです。今まで一等地としてあまり目を向けてこられなかった場所を数多く掲載できるようにして、ロングテールのニーズを満たしていければと思います。 ――テナンタのサービスはどんな進化をしていきますか? 現在、テナンタのサービスは東京・神奈川限定のベータ版なのですが、今後はそれ以外の大都市にも広げていきたいです。具体的には名古屋・大阪・福岡などに進出していきたいですね。 また、現在テナンタを利用していただいているお客様のフォローアップで質を高め、テナント数が集まったらプロモーションも開始していこうと思っています。 テナンタは、テナント探し・物件探しなら「テナンタ」と言われるようなポジションを獲得し、不動産エージェントと企業の問題をさらに広い範囲で解決していく。…

インタビュー

声に関する課題を包括的に解決する!株式会社 voiceware

「声質変換」をご存知だろうか。声質変換とは、自分の声を誰かの声に変える最新技術のことである。 この声質変換の技術を応用して、様々な「声」に関する課題の解決を目指す会社がある。株式会社 voicewareだ。 どんな企業なのか。詳しく見ていこう。 代表取締役社長 CEO 田村一起 1986年徳島県出身。大学卒業後は、システムエンジニアとして独立系SIerに入社。その後独立し、フリーランスエンジニアとして主にスマートフォンアプリ開発に携わる。2017年7月に、電気通信大学の中鹿亘助教と共に株式会社voicewareを設立。同助教の開発した声質変換技術を核として、音声×AIを駆使したサービスを開発中。 目次 声質変換の技術をロボット・Vチューバー・医療・福祉分野へ応用!「株式会社 voiceware」 CTOとの出会いが今の株式会社 voicewareを形作る。 声に関する課題を包括的に解決する!株式会社 voicewareの展望とは。 声質変換の技術をロボット・Vチューバー・医療・福祉分野へ応用。「株式会社 voiceware」 ――株式会社 voicewareの事業について教えてください。 私たちは「声質変換」という技術を扱っています。声質変換は、自分の声を誰かの声に変える技術です。イメージとしては、名探偵コナンの蝶ネクタイ型変声機を現実世界に実現すると思っていただくとわかりやすいと思います。この技術を機械学習を使って実現しています。 今までのボイスチェンジャーは、声を高くしたり、低くしたりすることで、女声や男声を作っていました。一方、声質変換は、誰かの声になることができる技術です。実在する人物の声になれることが特徴になっています。 ――声質変換は今後どんな風に使われていくのですか? 声質変換が今後使われてくる領域は、スマートスピーカーやロボットの領域が考えられますね。 現在、ロボットの声には、特定の合成音を使われています。声質変換の技術を使えば、ロボットの声を好きなキャラクターや家族の声に変えることができるんです。 ――ロボット分野に活用できるのですね! 最近では、Vチューバー関連の分野で需要が上がってきていますね。 今までVチューバーさんが声をつけるときには、既存のボイスチェンジャーを使って、声をうまくあわせて調整していました。音声認識・音声合成を使って、自分の言葉をテキストにしてから音声にしているVチューバーさんもいらっしゃいます。これは非常に手間がかかったり、感情がのせられなかったりするなどの課題がありました。 Vチューバーの領域は映像の技術の完成度は高いのですが、声の技術は発展途上にあるんです。その領域にも使っていただきたいと思いますね。 ――他に活用できる分野はありますか? 他にも医療や福祉の領域にも活用していくこともできます。具体的には、喉頭摘出者(のどを摘出した人)の方は現在機械音でお話しされていますが、これを声質変換で自分の声を取り戻すことを目指しています。 また、亡くなった方の声の再現もできます。亡くなった方の声を聴ければ、遺族の方のセラピーにも使うことができますよね。 このように、様々な場面で使えるサービスになっています。 ――ToB・ToC、どちらを想定しているのでしょうか?具体的に想定しているターゲットについても教えてください。 まずは、ToBの領域にサービスを提供していきたいと思っています。 その中でも、主にエンタメ業界をターゲットとしています。声優さんが活躍しているアニメ業界などに進出していきたいです。 ――競合について教えて下さい。 声質変換の業界全体としても、技術自体のクオリティーが発展途上です。そのため、競合は少なくなっています。 研究レベルでは、大企業などが参画していることもあります。Vチューバーとの組み合わせを考えている企業さんは多いですね。 ――株式会社 voicewareとしての強みはなんですか? 技術に強みがあります。というのも、話者のサンプル数が少なくて済むようになっているんです。 30秒の音源があれば、音声を再現することができます。加えて、その録音する内容も制限はありません。亡くなった方でも、30秒の音源さえあれば再現できるのが強みになっていますね。 また、そのクオリティーも着々と上がってきています。市場でも勝負できると思えるようになったので、現在では、プロダクトの開発も開始しました。 ありがたいことに、テレビでも取り上げてもらえ、話題性も出てきていますね。 CTOとの出会いが今の株式会社 voicewareを形作る。 ――株式会社 voiceware立ち上げの経緯について教えてください。 新卒では、中小企業のSIerでSEをやっていました。4年後、独立してフリーランスとして活動。そんな状況で、今のCTOが僕に声をかけてくれたんです。 彼は、大学で助教をしており、声質変換の研究をしていました。そこで、面白いサービスができると思ったのだそうです。彼はそのサービスを社会・世界に出したいと思っていたのですが、大学の助教はCEOになれないという規則があり、経営のスキルもなかった。そこで独立して経営も詳しいだろうということで、私に声をかけてくれたんです。 自分はAIに関しては全く触ったこともありませんでしたが、面白いと思いましたね。実際に色々と調査してみると、声のニーズは結構あったんです。これはイケるぞと(笑)。そこで、CTOの彼と組んで、今の事業を始めました。 今年で3年目になります。 声に関する課題を包括的に解決する!株式会社 voicewareの展望とは。 ――プロダクトの目指す姿を教えてください。…