YouTubeなどのメディア拡大に伴い、VTuberやアイドル、声優の人気が拡大している。
しかし、いまだにファンとの交流はしづらい現状にある。
そんな現状を解決し、VTuberやアイドル、声優とファンをファンレターを通してつなげるサービスが、MyAlarm株式会社が開発した「My letter」だ。
どんなサービスなのか。詳しく見ていこう。
MyLetterのサービスはコチラ
代表取締役 CEO
田村 訓
大学卒業後、音楽関連スタートアップ、親会社の新規事業立ち上げに従事、その後株式会社メタップスにてタイムバンクのリードデザイナーを経て、日本のデザイナーのプレデンスをあげる為独立。
現在はUXを軸とした受託開発、インフルエンサーマーケティング、自社サービスの運営を行う。
取締役 最高執行責任者 COO
稲波 寛和
日本大学法学部法律学科卒業。大学在学中より長期インターンシップをしていた医療・介護系の経営コンサルティング事業を行うNPOに就職。
その後人材系のベンチャー企業で人材紹介コンサルティング営業などを経て、代表の田村と起業。
――MyLetterのサービスについて教えてください。
MyLetterのサービスを一言でいうと、「好きなVTuberやアイドル、声優に投げ銭機能付きのファンレターを24時間365日送れるサービス」です。
声優やアイドルのファンレターの受け口を用意しています。
基本、ファンレターとはユーザーが一方的に送るものですが、ある一定期間内に送ったユーザーを対象に、抽選で生ボイスが返って来たり、オリジナル動画のプレゼントをしたりなど、キャンペーン的な形でも使う事ができます。
――具体的な使い方を教えてください。
ファンレターを受け取る側として登録している演者さんが、ツイッターでURLと一緒に呟きます。そのリンク経由でマイレターの演者ページに遷移。
ユーザーにはファンレターの文字を買ってもらい(支援する金額をユーザー自身で設定)、ファンレターと一緒に送信するだけです(クレジット決済)。
その売り上げの一部が、演者さん又は事務所さんに渡る仕組みになっています。
また演者としてファンレターを受け取りたい場合は、弊社で実施している審査を通過する必要がございます。現状は、誰でもファンレターを受け取れるわけではなく、ある一定数ファンがいるインフルエンサーと当社が認定した人のみが利用できることになっています。
利用の流れ
――ユーザーについて教えてください。
現在は、VTuber・アイドル・声優などが好きなコアなユーザーが月に数十件、ファンレターを送ってくださっています。
ファンレターを送る数もプロモーションを特にせずとも少しずつ増えている状況であり、今後も更に月の利用ユーザーは増えていく見通しです。
一方、ファンレターを受け取る方は、フォロワー3000人から10万人までの方が多いですね。有名になり始めた方に多く使っていただいています。
――競合について教えてください。
弊社と同じように投げ銭付きファンレターサービスを運営している会社はございます。
弊社サービスと競合サービスの違いは、VTuber・アイドル・声優などが好きなユーザー層に特化したパーティカルなサービスとなっている点です。
また弊社でファンレターを受け取ることができる人を厳正に審査しているため、サービスの質を担保している点も競合との差別化となり、明確な違いとなっていると考えています。
――MyLetteを立ち上げたきっかけを教えてください。
現在、Youtuberやインスタグラマー、ツイッタラーなどの個人や、Vtuberなどのキャラクターのプレゼンスは日に日に高まっています。
個人や団体のクリエイターが自由に動画をアップロードできるYoutubeは、2015年に33億円であった市場規模が、2017年には219億円と急拡大。2022年には2017年比約2.6倍、579億円に成長すると予想されています。
一見小さな市場に見えるかもしれませんが、早期にこの市場を独占することでより多くの配信者、ユーザーを獲得し、市場の急速な成長の波に乗り、事業の拡大ができると考えています。
また将来的に大型インフルエンサーや大手芸能プロダクションとの業務提携により、更なるサービスの質の向上が期待できると考え、リリースしました。
――今後のMyLetteについて教えてください。
まずは、ある一定数のユーザー様を獲得しグロースさせます。その後は、このプロダクトをさらにスケールさせてくれる企業様に事業譲渡する事も検討しています。
僕たちのようなスタートアップより、1を10にすることが得意な企業様に譲り渡すことが、ユーザーや演者さんのメリットになると考えています。
――目指している世界を教えてください。
弊社は、”個をエンパワーメントする世界最大のクリエイター集団”を目指しています。
今後も個人が創作したり、発信したりする手段や機会は増えていくでしょう。そして、インターネットが個人をエンパワーメントする流れを更に加速させることが弊社のやりたいことでもあります。
新たな価値を生み出すプロダクトを次々と打ち出していく。そんな0→1に特化した会社にしていきたいと思っています。
弊社は、個をエンパワーメントする領域であれば、どの業界でも参入していきます。価値あるプロダクトを幾つも生み出す世界最大のクリエイター集団を目指していきたいです。
個をエンパワーメントするために。MyAlarm株式会社の活動はさらに広がる。
取材担当橋本
AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。
30分で取材
掲載無料
原稿確認OK