Chief Technology Officer
中村 文哉
小学生の時にサッカーと出会い、スポーツに明け暮れる。最近は国内外の外岩でクライミングするほど、クライミングに夢中。開発では主にSwift/Rubyを利用している。OSS開発にも積極的に参加しており、fastlaneのCore Contributorを務めている。株式会社ookamiへジョイン後、「Player!」の開発をリードしている。慶應義塾大学理工学部機械工学科卒。福岡県出身。
スポーツで同じチームを応援している時、人は一体感を感じる。
日本代表を応援している時、一瞬でも日本全体がひとつになっているように感じるのは私だけではないだろう。
スポーツには人を繋げる力があるのだ。
そんなスポーツの熱狂を、いつでもどこでも感じられる、それが株式会社ookamiが開発したサービス「Player!」だ。
スポーツに関わる全ての人を笑顔にすることを目的にして、開発がすすめられたという。
どんなサービスなのか。詳しく見ていこう。
――株式会社ookamiのサービス「Player!」について教えてください。
Player!を一言でいうと、「モバイルスタジアム」です。
どこにいてもスポーツの試合を楽しむことができます。たとえ海外にいても、日本の試合を見られるんです。
――Player!はどんな風に使うんですか?
Player!はウェブとアプリで使うことができます。
テキストや絵文字などで、他のユーザーとコミュニケーションを取ることで、スポーツの熱狂を共有できる場を提供しています。
さらに最近では、ウェブの機能も拡充させていて、いつでもネット上でスポーツ観戦を楽しめるサービスになっています。
Player!の機能一覧
――ユーザーはどんな人がいますか?
Player!を使っていただいている方は、30代前半までの人で60%を占めますね。様々な年代の方に使っていただいているのが大きな特徴と言えます。
というのも、Player!は高校スポーツや大学スポーツの試合など、従来のメディアでは取り上げられなかった試合を多く配信しています。自分の子供の試合を遠く離れた実家からでも応援できます。
また、Player!がきっかけで、実際の試合会場まで足を運んだというお声もいただいています。
Player!は画面でスポーツを楽しめるだけでなく、そのスポーツ観戦を直接体験するきっかけにもなっているんです。
――Player!ならではの強みはなんですか?
圧倒的な試合数です。
Player!では、学生スポーツなど、プロスポーツ以外の試合も多く配信しています。スポーツの種目数は、40種目以上。アメフト、ラクロス、水球、新体操にマリンスポーツまで、幅広いジャンルのスポーツを扱っています。
それぞれのスポーツニュースも集まってくるので情報量の豊富さも強みの一つになっていますね。
――ookamiのCTOになった経緯について教えてください。
代表の尾形との出会いは、僕が大学生の時でした。共通の友人を介して出会ったんです。『スポーツ×IT』で挑戦していこうとする尾形に共感して、ジョインすることを決めました。
僕自身も高校生までずっとサッカーをやっていましたし、スポーツに原体験がありました。それに、エンジニアとして自分の作ったもので、ユーザーを喜ばせることができる。そんな環境はookamiにしかないと思いました。
――そこからPlayer!の立ち上げまでにどんな経緯があったのですか?
スポーツって絶対に見逃せない「瞬間」があると思うんです。だからこそ、そこに価値がある。
そう思い、試合情報をリアルタイムで配信してユーザーに届けるというところにこだわってサービスを作ろうと思ったんです。
また、スポーツ観戦で同じチームを一緒に応援していると、一体感を感じますよね。すると自然とコミュニティが出来上がります。まるでスポーツが人と人を繋げているようです。そんなスポーツを通して人を繋げられる「エモい」サービス、というのもPlayer!の大きな特徴であると言えます。Player!を通してスポーツの熱狂を感じ、実際に試合会場に足を運んでもらうきっかけになったら嬉しいです。
――プロダクトは今後どんな進化をしていくのですか?
現在Player!はテキスト情報にフォーカスしています。今後は動画も用意していきたい。
また、選手やチームを多面的にサポートできる機能を開発中です。チームの広報活動をサポートするだけではなく、応援してくれる人の熱量をチームに還元できるような仕組みも作っていきたいと思っています。
――株式会社ookamiの展望を教えてください。
スポーツに関わる全ての人が笑顔になるような社会を目指していきたいですね。
株式会社ookamiの社名には、少数精鋭で戦略的に活動するという狼の生態が由来になっています。
社名の通り、戦略的に活動して、スポーツ界になくてはならないサービスを目指していきたいです。
スポーツに関わる全ての人を笑顔にするため、株式会社ookamiの進化は続く。
取材担当橋本
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