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インタビュー 2019.08.06

世界中のアクティビティを一括で探せるサービス。株式会社リーゴ「Liigo」

現在、「観光地探し」のインターネットサイトはたくさんあるが、旅行に行った先の「アクティビティ」を探せるようなサービスは少ない。

そのため、旅行先のアクティビティで何をするか、困った経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないだろうか。

そんな悩みを解決できる、アジアで唯一の旅行アクティビティに特化したメディアサイトがある。株式会社リーゴが運営する「Liigo」だ。

日本中・世界中のアクティビティを、一括で探せるサービスになっているとのこと。

どんなサービスなのか。詳しく見ていこう。

代表取締役
宮本 秀範

獨協大学在学中、マーケティング会社設立運営後、「世界は日本をどう見ているか?」をテーマに、14の企業協賛のもと、27ヶ国52大学を訪問調査するプロジェクトで、世界一周を経験。卒業後、Marcus Evans社、事業会社取締役、外国人留学生政策活動などを経て、株式会社リーゴ(Liigo Inc)設立。代表取締役就任。
旅行事業から国際化推進を志している。

目次

  • 旅行アクティビティを一括検索”リーゴ”
  • リーゴ立ち上げの経緯には「国際化促進」への熱い想いがあった。
  • 「アクティビティ探しならLiigo」のブランドの確立へ

旅行アクティビティを一括検索”Liigo

――「Liigo」のサービスについて教えてください。

Liigoを一言でいうと「旅行アクティビティを一括検索できるサービス」です。

あらゆるアクティビティの情報をすべて一か所にまとめている、アジアで唯一の旅行アクティビティに特化したメディアサイトになっています。日本語・中国語のサイトでは世界最大級の規模。

旅行のプランを考えるときに、現地で何をするか決めるときの窓口として使ってほしいと思っています。

――Liigoの特徴を教えてください。

Liigoは様々なアクティビティのニーズに対応できます。使い方はシンプルで、アクティビティや場所を検索してチケットを購入可能。コンテンツがたくさんあるので、大手観光会社がツアーを組まないような場所のアクティビティも用意しています。

また、チケットも最安値を見つけられることも特徴です。数多くの情報の中から、最安値を選んでチケットを選ぶことができるんです。

幅広く世界中のアクティビティを探せて、最安値のものを買うことができるサービスになっています。

――ユーザーについて教えてください。

Liigoを使っていただいているユーザーの方は、6割が日本人の方、4割は訪日観光客の方です。

ユーザー数は5000人で、これからさらに多くの人に使ってほしいと思っていますね。

――競合について教えてください。

海外にはTouring Birdさん、TourScannerさんといったLiigoに似たサービスがあります。

これらのサービスは日本語対応されていません。また、EU目線のものになっています。

Liigoはこれらのサービスを参考にしつつ、日本に広げていきたいと思っています。

――Liigoのサービスの強みについて教えてください。

大手のサービスはどうしても、地方の観光都市に力を入れづらいんですよね。そのためコンテンツが限定的になってしまいがち。

リーゴの強みは、ニッチな場所など、セカンド観光シティも幅広く扱っていることです。

エリアにかかわらず、幅広くアクティビティを用意しています。

Liigo立ち上げの経緯には「国際化促進」への熱い想いがあった。

――株式会社リーゴを立ち上げたきっかけについて教えてください。

私は「旅行」からキャリアが広がっていきました。

20歳で初めての海外旅行。そこでの海外経験が自分にとって、衝撃だった。人々の生活様式などに様々な違いを感じましたね。

この経験から、世界を見ておく必要があるなと思ったんです。そこで、大学卒業前に世界一周を決意しました。

――大学生で世界一周!すごいですね。

もともと大学には経営者になるために通っていて。

しかし、よく考えれば講義をしている教授は経営をしていない人。実際に経験をしたほうが、学びが多いと思って、大学1年生で友人と起業しました。そこで稼いだお金で世界一周をしようと。

起業して立ち上げたサービスは売却できましたが、もっと面白い方法で世界一周をしたいと思ったんですよね。

そこで世界一周のためのお金を「企業協賛」で集めようと思いついたんです。結果、HIS澤田会長、Softbank孫社長などご活躍されている方々から応援コメントを頂き、14企業から協賛を集める事ができました。

この活動を通して得たお金で、「世界は日本をどう見ているのか?」というテーマのもと、友人と2人で、(ハーバード大・スタンフォード大・ケンブリッジ大 等)世界27ヶ国52のトップ大学・大学院を巡り、日本に関心ある学生・教授・起業家などから就職・教育・ビジネス環境についての意見をレポート化しました。

この経験は、とても大きかった。最先端の大学経営教育・ビジネス環境を学べましたし、世界中に今も繋がる仲間や家族ができました。

いずれは、世界中の仲間や家族が自然とLiigoを使って旅行する事を、一つのビジョンとして描いていますが、その原点にもなっています。

――その後サービス立ち上げまでにどんな経緯があったんですか?

ロンドンのマーカスエバンズで働きはじめました。そこでは、企業と企業のマッチングや企業のM&Aのアライアンスを組む仕事を担当。

旅行から人生が変わったので、ずっと国際化を推進したいという思いで仕事を進めています。

リーゴもその一環として立ち上げました。

「アクティビティ探しならLiigo」のブランドの確立へ

――今後の展望について教えてください。

現在、無料の情報から独自に情報を集めています。現在はアクティビティを集めるだけの機能なんです。

これからは、無料の情報に加え、旅行促進の独自機能や現地をより深く体感できるツアーを強化してまいります。

また、弊社は国際エンジニアチームであり、半数以上が海外国籍です。

日本発の多国籍組織としての成功も意義があると思うので、最初からそのように構築する意義を証明したい。

近々、面白い発表も行います。ぜひ楽しみにしていてください。

国際化促進という夢の実現のため、旅行アクティビティのサービスLiigoは進化し続ける。

サイトへ

編集後記

取材担当橋本

旅行は楽しいんですが、準備って面倒なことも多いんですよね…。Liigoを使えばもっと旅行が楽しくなりそう!ぜひ使いたいサービスですね。

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投稿者プロフィール

橋本 雅弘
橋本 雅弘
大学では社会福祉学を専攻。現在はStartupTimesのほか、日本最大級のAIメディア「AINOW」でも執筆。学生スタートアップ特化型アクセラレータープログラム「GAKUcelerator」でメンターを勤める。

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