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インタビュー 2019.08.29

AIでホテルの最安値を予測!株式会社atta「atta(アッタ)」

旅行のチケットは変動が非常に大きい。そのため最安値でチケットを買うのは至難の業だ。そこでAIの力を使って、チケットが最も安い時期を予測してくれるサービスが登場した。

株式会社atta(アッタ)」が運営する「atta」だ。宿泊施設のメタサーチサービスで、取扱っているホテルはおよそ130万件。AIでホテルチケットの最安値を予測し提供している。

詳しくみていこう。

代表取締役兼CEO
春山 佳久

北海道北斗市出身 UCLA航空宇宙工学科卒業
新卒で電通に入社し、日経新聞を担当。その後、Googleに転職し、Sales ManagerとしてAdwordsを大手代理店向けにコンサルティング営業を担当。 2度の起業を経て、Huluの初期メンバーとして日本事業立ち上げ、Skyscannerにて日本を含む北アジアマーケット責任者を歴任。日本発の事業を世界に広げたいという想いからお菓子事業を展開するBAKEのCOOとして組織改善、海外展開責任を遂行。2018年3月に株式会社WithTravel(現:atta)を創業。世界中の旅行者に旅先で役立つ情報をテクノロジーを使って、ドラえもんのような存在:Travel Buddyになることことで、旅行を一層楽しむことができるツールを提供したい。日本発アジアへ、事業推進中。

AIでホテルの最安値を予測。宿泊施設のメタサーチサービス「atta」

――attaのサービスについて教えてください。

attaのサービスを一言でいうと、「宿泊施設のメタサーチ」です。

attaの特徴は4つあります。まずホテルを横並びで比較しながら検索できることです。2つ目はAIがホテルの最安値を予測し、一番安くなった時にお知らせを受け取れること。3つ目は人気施設の空室情報をお知らせを受け取れる機能です。そして、現地での旅行のアップセルをして、より良い旅を実現できることも特徴になっています。

特にAIが最安値を予測するサービスでは、3泊の旅行では4200円安くさせていただいている実績があります。

――どんなホテルが対象になっているんですか?

現在、attaが扱っているホテルは全世界で130万施設を達成しました。日本国内のみならず、世界中の宿泊施設と民泊を一緒に検索できるようになっています。

――ユーザーについて教えてください。

トリバゴやSkyscannerのサービスを使い慣れている人がユーザーになっています。今後は、20代から30代の幅広い層をターゲットにしていきたいですね。

attaには英語版のサービスもあり、30%が東南アジアの方のご利用になっています。65%が日本人で、残りはその他の国の方になっています。

現在は、フィリピン・マレーシア・ベトナムのお客様が増えてきていますね。訪日の旅行以外にもアジア間の旅でもご利用いただいています。

――競合について教えてください。

グローバルなサービスではトリバゴさん、国内ではトラベルコさんが競合です。

特にベンチマークしている企業は、Hopperというサービスです。Hopperは海外航空券が最も安く買える”買い時”を教えてくれるアプリで、ビジネスモデルが違いますが、競合になっていますね。

――強みについて教えてください。

従来のサービスは、旅行者が検索をしたときに一番安いプランを提案していました。

attaは従来のサービスに時間軸を加えて、最安値を判断できるようにしています。今後安くなる可能性のあるチケットを提案して、そのタイミングをお知らせできるんです。もちろん、検索した時が一番料金が安い場合は、その時点で購入できます。

また、attaはメタサーチのサービスなので、様々なOTAやエアラインさんの中で一番安いものを提案できます。OTA間で比較したほうが、安くなる満足感を得られるようになっていますね。

電通、Google、農家、Hulu、Skyscanner…多様なキャリアに迫る

――新卒では何をしていたのですか?

新卒では電通に入社しました。新聞局の日経担当で、メディアミックス事業の販売や企画を実施。

そのあと、Googleでアドワーズのコンサルティングをしていました。YouTubeの広告の売り出しもしていましたね。KONAMIの大きなプロジェクトの企画などを担当しました。

その後、家業の農家を2年間引継ぎ、農業法人の経営を行いました。これが自分にとって、初めての経営者経験になりましたね。

農業法人の経営は弟に引継ぎ、HuluやSkyscannerの立ち上げ・売却に携わりました。株式会社BAKEではCOOとして経営を担当。

経営としては、いろいろなジャンルのものを体験しながら、その都度キャッチアップしながらやっています。

――株式会社attaのビジネスアイデアはいつ思いついたのですか?

現在の株式会社attaのビジネスアイデアはSkyscannerにいた時から考えていました。Hopperのサービスの成長を感じていたことも背景にあります。

しかし、Skyscannerで社内ベンチャーを立ち上げて、実現することは厳しかった。そこで独立して、現在の形になりました。

アジア発の日本を代表する旅行のメタサーチサービスへ。

――今後プロダクトはどんな進化をする予定ですか?

近い将来、航空券のサービスをリリースしようと思っています。 その後はアジアに広く展開していきたい。

また、旅のきっかけとなるようなプロダクトや、将来、出張予約システムにデータ提供をするようなサービスも開発することも考えています。

――株式会社attaの展望を教えてください。

旅行は楽しいですが、旅の前段階はめんどくさいものですよね。そのめんどうな準備をAIで支援していきたい。

会社としては、アジア発のメタサーチのポジションを取りにいきます。日本から海外に通用する旅行のサービスを作って、アジアのポジションを確固たるものにしたいですね。

アジア発、世界を代表するメタサーチの旅行サービスへ―。株式会社attaはさまざまな分野へ進化を遂げる。

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編集後記

取材担当橋本

旅行にもAIが導入される時代なんですね…。それにしても4200円節約できるのは大きい!!ぜひ使いたいサービスです。

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投稿者プロフィール

橋本 雅弘
橋本 雅弘
大学では社会福祉学を専攻。現在はStartupTimesのほか、日本最大級のAIメディア「AINOW」でも執筆。学生スタートアップ特化型アクセラレータープログラム「GAKUcelerator」でメンターを勤める。

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