訪日外国人が増加している。
しかし、このような状況に高級飲食店は対応しきれていない。きめ細かなサービスを外国人観光客に提供できる仕組みがまだ整っているとはいいがたいのである。
株式会社アンビシャスは、高級飲食店に特化したチャットボットサービスを提供し、高級飲食店が訪日外国人に対応できていない現状の解決を目指している。
どんな企業なのだろうか。詳しく見ていこう。
代表取締役
榎本 和博
2005年 システム開発会社にてシステムエンジニアリングサービスの営業に従事
2010年 光通信に入社。主に全国の携帯販売店舗で固定回線の販売の推進業務に従事。2017年1月に当社設立
――株式会社アンビシャスのサービスについて教えてください。
現在は、システムエンジニアサービスを行っています。
今後は訪日外国人向けのサービスを、2020年1月にローンチする予定です。
具体的には、高級飲食店向けのコンシェルジュサービスになっています。ミシュランに載るようなお店に特化したチャットボットサービスです。
――2020年1月にローンチ予定の、訪日外国人向けのサービスについて教えてください。
多言語で日本式のおもてなしができる飲食店向けのサービスを考えています。
現在、飲食業界にAIやIoTの普及が遅れてしまっている状態です。そんな業界において、高級飲食店向けのサービスを提供していきます。
高級飲食店では、お客様の趣向に合わせて食べられないものや好きなものに柔軟に対応してサービスを提供しているお店が多くあります。
しかし、訪日外国人の方へサービス提供する際に、外国語が話せなかったり、24時間対応できなかったりするなどの課題が多くあるんです。これらの課題はチャットボットを使えば解決できます。
このように、飲食店の課題をAIやIoTの力を使って解決したいと思っています。
――競合について教えてください。
競合は、飲食店向けのチャットボットサービスを開発しているtripla株式会社さんですね。
彼らとは、ビジネスモデルが違います。メインターゲットがホテルとなり、付随した飲食店が主なユーザーになっています。
弊社の場合、高級飲食店がメインターゲットになっていますので、すみわけができていると思いますね。
――サービスが持つ強みについて教えてください。
弊社には、200店舗の高級飲食店とのコネクションがすでに構築されております。
実は、高級店向けの営業はハードルが高い為、新規の営業等は難しいのですが私どもはコネクションを生かしたサービス展開ができると思っています。
また、コンサルティングも合わせて提供できるのも強みになっていますね。
――株式会社アンビシャスの立ち上げまでの経緯について教えてください。
誰もが輝ける会社を目指して、2017年の1月に株式会社アンビシャスを立ち上げました。
立ち上げの背景には、エンジニア不足を解消したいと想いもありましたが、学歴、経験に囚われずエンジニアをあきらめていた人達にエンジニアとして新しい道を作ってあげれる会社になりたいと思っていました。
また、もともと新しいことに興味があって、さまざまなサービスを開発したい想いがあったんです。そこにAIが登場し、AIを活用したサービスを開発を始めました。
――現在、提供予定のサービスはどのように思いついたのですか?
以前の会社では、サブスクリプションのビジネスに特化しているのが特徴的でした。電気や水、携帯電話などの人々の生活に欠かせない商品を提供をしておりました。
そのため、会社として成長がしやすいビジネスモデルが強みになっていましたね。
弊社の設立にも、その考えが基本的にあります。チャットボットやAI等の技術を提供し人々の生活に必要不可欠なサービスの提供をしたいという想いがありました。
――今後の展望について教えてください。
AIと飲食店もっと身近に感じていただきたいと思っています。そのためにまずは、チャットボットサービスをローンチします。
チャットボットを使えば、情報を集約できるようになります。全ての情報の入り口になるんです。そのデータをさらにコンサルティングに生かしていきたいですね。
飲食店には、人や店によって培われた知恵があります。そんなさまざまな知恵などの感覚的でしかなかったものをデータとして活用できるようにしていく予定です。
飲食店のコンサルティングにも生かし、さまざまな展開をしていこうと思っています。
――最後に一言お願いします!
業界に囚われずAI・チャットポットのシステム導入を行っていきたいと思いますので興味がある会社様是非お声がけいただければと思います。
高級飲食店の課題を解決する。お困りの方は、ぜひサイトをチェックしてみてください!
取材担当橋本
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