新しい分野の学習を始めるとき、動画学習を利用する人も多いのではないだろうか。
しかし、今の動画学習サービスだけでは、 網羅的にコンテンツを把握することは難しい。
そこで、数あるオンライン学習サービスから効率的に教材を探せるサービスが登場した。
株式会社Liboraが開発・運営している「LIBORA」だ。
LIBORAを使えば、学習を開始するまでの手間を減らすことができる。
どんなサービスなのだろうか。詳しく見ていこう。
代表取締役 / Data Marketer
山下 雄大
東京大学大学院で機械学習の社会応用に関して研究した後、株式会社リクルートホールディングスでデータマーケティングに従事。独立後、Rubyエンジニアとしてプロダクト開発の経験を経て、株式会社Liboraを設立。
――LIBORAについて教えてください。
LIBORA(リボラ)を一言でいうと、「Eラーニングをメインとしたオンライン教材を、一括で検索できるサービス」です。
検索窓にテーマを入力すれば、Eラーニングコンテンツを表示することができます。
注力しているジャンルは、IT系やビジネス、デザインなどですね。
――どんなコンテンツプロバイダーがいますか?
コンテンツプロバイダーとしては、Schooさん、Udemyさん、ShareWisさん、manebiさん、ドットインストールさんなどが挙げられます。
これらのコンテンツをAPI連携やクローリングすることで、オンライン学習コンテンツを取得しやすくなっています。
LIBORAのトップページ
――ユーザーとしては、どんな人を対象としていますか?
初学者の方を主に対象としています。
最初に学習を始めるときに、スムーズに勉強を始められるようにしたのが、LIBORAです。
――ベンチマークしているサービスはありますか?
海外に類似したサービスがあります。Eラーニングを検索できるものや、大学の授業を検索できるものがあるんです。
しかし、国内のマーケットには類似したサービスはありません。
まだまだ国内には、Eラーニングのコンテンツの数が少ないですからね。今から地盤を整えておこうと思っています。
――強みについて教えてください。
現段階の強みとしては、検索性を大事にしていることですね。独自の検索アルゴリズムで、高い検索性を実現しています。
他にも、1つのコンテンツプロバイダーでは、幅広いコンテンツをカバーできません。一方、LIBORAでは、さまざまなコンテンツを網羅的に提供できるのが強みになっています。
サービスは発展途上なので、今後も開発を進めていきます。
――LIBORAを立ち上げた経緯について教えてください。
ビジネスとテクノロジーの融合がうまくいっているチームを見ていて思うのは、チームを越境できる人がいるということです。
このように、チームをうまく生かすためには、多様性を享受できるだけの知識が必要になります。
実際に、現代ではBTC人材が必要だと言われています。BTC人材とは、ビジネス・テクノロジー・クリエイティブのすべての知識を持ち合わせた人のことです。
このような人材を育てるためにも、越境した知識を得られる環境を作っていきたい。そして、より良いチームを増やしたいと思っています。その想いを実現するために生まれたのが、LIBORAです。
――今後の展望について教えてください。
今後は、学習補助の機能を充実させていこうと思っています。
コンテンツの拡充はもちろん、学習のロードマップを自動生成する機能を追加していく予定です。
ロードマップでは、自分の目指す方向に対して、何が足りていないのかが明確にわかるようにしていきます。
自分の状況・目指すラインの可視化をすることで、目標との差異を明確にし、その差を埋めるためのコンテンツを提案できるようにしていきたいと思いますね。
実際にLIBORAを使ってみたい!という方は、サイトをチェックしてみてください!
取材担当橋本
AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。
30分で取材
掲載無料
原稿確認OK