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インタビュー 2019.12.13

小規模店舗のPRをSNSで促進する「LikePay」とは?―株式会社 LikePay

PRに悩む飲食店や美容室は多い。

そんな現状の中、個人ユーザー自身がSNSに写真を投稿し、プロモーションをしてくれるサービスが登場した。

株式会社 LikePayが開発した「LikePay」だ。

店舗側のメリットだけではない。個人ユーザーもSNSに投稿するだけで、割引ポイントを得ることができる。

まさに店舗側と顧客側がWin-Winの関係を築けるサービスなのだ。

サービスについて詳しくみていこう。

プロフィール

代表者
ヴォロシオフ・イーゴリ

SNSに写真を投稿するだけで割引ポイントがゲット!「LikePay」

――LikePayについて教えてください。

LikePayは、SNSに写真を投稿するだけで割引ポイントをゲットできるサービスです。

個人ユーザーはSNS投稿の「いいね」数に基づいて、割引ポイントがもらえます。

一方、店舗は、LikePayを使うことで、マーケティング費用をかけずに集客やプロモーションができるんです。

――どんな特徴がありますか?

店舗の悩みを理解して、解決できる機能が特徴です。

例えば割引にも上限をつけて、お店の赤字にならないように調整できる機能があります。

このようにLikePayは、店舗が安心して使える、集客・PRツールになっています。

――店舗側の使い方について教えてください。

店舗の使い方は、LikePayに登録するだけです。この登録作業も10分程度で終わります。

割引率や「いいね!」のレートを設定するだけで、サービスを利用を開始できるんです。

――店舗側のメリットについて教えてください。

店舗側のメリットとしては、インフルエンサーではないけれどもSNSをよく利用するお客さんがやってくることです。

また、お客さんに身近な人がPRしてくれるので、信頼性の高いPRができます。

――どんな企業が導入しているのですか?

ライクペイを導入していただいてる企業様は飲食店に限らず、美容室やアパレル系の店舗に多く使っていただいています。

美容やレストラン、ケーキ屋、ジムなどおよそ50店舗に導入いただいていますね。

――個人ユーザーはどんな人がいますか?

個人のユーザー様は女性が多くなっています。

年齢層としても、学生から30代後半までといったイメージです。

SNSに投稿する人や割引を気にしている人などに広、く使っていただいています。

個人ユーザー様には、投稿するだけでインフルエンサーになったような感覚や自分の推しの店を周りに共有できる良さがあります。

「LikePay」を立ち上げたきっかけとは?

――日本ではどんな経験がありましたか?

僕は4年前、ロシアから日本にやって来ました。東京大学大学院に通っていたんです。

日本にきて、ある体験に感動しました。

それは渋谷の美容室に行った時のこと。髪を切ってもらったのですが、これが本当に良かった。

技術はもちろんのこと、美容室の雰囲気やおもてなしにも感動しましたね。

――やはりおもてなしは日本で誇るべきものなのですね!

それから半年ほど、その美容室に通いました。

私はそのあふれる感動を友人にも伝えていました。実際に10人ほどの私の友人がその美容室に来店。その時にも、友人割引があって。そのサービス精神にも感動してしまいまいた(笑)

美容室の人からも「いつもありがとう」と言われていたことを覚えています。

――その経験がサービスにはどんな風に生かされているのですか?

この経験から、人の共感は大事だと感じました。共感があるから人は店に行こうと思うようになる。

この共感をお店のプロモーションに使えないかと思ったんです。そこでSNSに目をつけました。

今の日本人はSNSに自分の料理や服、ネイルなどをアップしています。

これはお店にとっては、とてもいいプロモーションです。このプロモーションのチャンスが放置されているのは、もったいないと思いました。

そこで、いいねの数で割引をだすことを思いついたんです。

一般人にも力を与える。今後のLikePayの展望とは?

――今までどんなリニューアルをしたのですか?

デザインやロゴ、アプリ内の機能をリニューアルしました。

また店の一覧だけでなく、マップの機能を追加しました。現在地に近い店を表示できるようになったんです。

――サービスの今後の展望について教えてください。

今後は、マップで検索するだけでなく、写真だけで検索できるような機能を追加していきたいと思っています。

また女性ユーザーが多いので、おしゃれな雰囲気を作り出したいと思っています。女性目線のサービスを作っていこうと思っていますね。

これらの取り組みで、ユーザーがLikePayの中で時間を過ごせるようにしていきたいです。

――店舗に対して、機能の充実は考えていますか?

お店に対してのマーケティング機能も充実させていきたいです。

具体的には、通知機能などの追加を考えています。

――通知機能があれば、ユーザーにも使いやすくなりますね!

現在は、小さいお店をターゲットにしていますが、毎日行っているようなチェーン店にも行けたらうれしいですよね。

そのため、今後は大きな企業にもアプローチしていきたいと思っています。

2020年のオリンピックが終わった頃には、海外進出も考えています。アメリカ・中国へ展開させていきたいですね。

――仕事のやりがいを教えてください。

一般人の人に力を上げられるのが、僕にとっての仕事のやりがいです。

フォロワーがいなくても、発信力を生かして、個人が強い世界を創っていきたい。

お店も、プロモーションを気にせず、いい消費をできるようにしていきたいですね。

LikePayのサービスが気になった方は、ぜひサイトもチェックしてみてほしい。

サイトへ

編集後記

取材担当橋本

SNSで飲食店を決めるようになってきた橋本です。LikePayのようなサービスには、無限の可能性がありそうですね!

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投稿者プロフィール

橋本 雅弘
橋本 雅弘
大学では社会福祉学を専攻。現在はStartupTimesのほか、日本最大級のAIメディア「AINOW」でも執筆。学生スタートアップ特化型アクセラレータープログラム「GAKUcelerator」でメンターを勤める。

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