リファラル採用に取り組んでいる企業は多い。しかし、リファラル採用に取り組む上で課題もある。
社員に呼び掛けても紹介の案件が上がってこなかったり、進捗管理ができいことや規模拡大に伴ってリファラルの文化がなくなってしまうことがあるのだ。
この問題を解決できるサービスが登場した。
株式会社リフカムが提供するリファラル採用を活性化するサービス「Refcome」、「Refcome Teams」だ。
どんなサービスなのだろうか。詳しく見ていこう。
代表取締役
清水 巧
――まずは「Refcome」のサービスについて教えてください。
Refcomeは専用のシステムを使って紹介業務を効率化し、リファラル採用がうまくいかない原因を可視化できるほか、専任のアドバイザーがリファラル採用を成功に導くための支援を行うサービスです。
ユーザーは、LINEなどのSNSを使って簡単にご友人にスカウトを送ることができます。
具体的には、ユーザーがご友達限定の特別な招待ページを発行し、送付します。招待されたご友人は、通常の選考フローと違ってあまり身構えずにカジュアルに会社に遊びにきてくれます。
また、採用状況を一元管理できる機能により、複数の店舗を運営しているような外食チェーンでは、店舗ごとの採用状況が一目瞭然です。
――アルバイトの採用では、媒体とリファラルにどのような違いがあるのでしょうか?
媒体経由でアルバイトを採用するとき、面接の参加率は50%にまで落ち込みます。その中から面接を通過する人は全体の30%程度。3か月後の定着率は10%程度になってしまいます。
一方、リファラル採用であれば、面接への参加率は80%。採用率も全体の60%程度になります。最終的に3か月後まで定着するのはおよそ50%です
このように媒体とリファラルでは圧倒的な違いがあるんです。
――なぜ媒体とリファラルで大きな差がでるのでしょうか?
友人からの紹介であれば、安心して働けるからではないでしょうか。
リファラル採用は、定着可能性の高い人材を獲得できるんです。
――もう一つのプロダクト「Refcome Teams」について教えてください。
Refcome Teamsは主にベンチャー企業様の正社員採用に使っていただいているサービスです。
全員でリファラル採用の進捗管理ができる機能が特徴です。
メモリーパレスというワークショップを実施して、一緒に働きたい仲間候補をSNSから発見できます。人事も知らない社員の人脈を見つけられます。
また、会食やミートアップで候補者と話したことや接触したタイミングなどを、アプリで記録する機能も搭載しています。
このように、社員の人脈をいかした採用が強いベンチャー企業に特化した機能をそろえています。
――起業した経緯について教えてください。
創業した当初はスタートアップ創業時のメンバーを探せるサービスを開発していました。
これは僕自身が起業をする際に、仲間集めに苦労した原体験があったからです。
しかし、マネタイズが難しく事業をピポッド。規模が大きい企業でも使えるリファラル採用のサービスへと移行しました。
――プロダクトの進展を教えてください。
リファラル採用のツールは、効率的に人を紹介できることが大事な要素です。
しかし、それだけでは足りません。
楽しく仲間集めができることも非常に大切です。
そのため、今後は楽しく仲間集めができるように、ユーザー体験のエモーショナルな部分を作っていきます。ゲーミフィケーションの仕組みを取り入れることも考えていますね。
これらの取り組みを通して、会社の規模が大きくなっても熱狂して仲間集めができるようにしていきたいです。
――ミッションについて教えてください。
「採用を仲間集めに」をミッションとしています。仲間集めと採用では、大きく意味合いが違いますよね。
採用は、人事しか取り組まない印象があります。一方、仲間集めは社員全員で一緒に働きたい仲間を集めてくるイメージです。
このように社員全員が、一緒に働きたい仲間を集めていこうと思える会社を増やしていきたいですね。
「Refcome Teams」に興味がある方は、ぜひサイトをチェックしてみてください!
取材担当橋本
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