ウェブメディアのUIは画一的であることが多い。また紙媒体の雑誌のような世界観を表現できているとも言いづらい。
そんな今までの既存のウェブメディアのイメージを打破できるサービスが登場した。
株式会社Scrmblの開発した「Scrmbl.」だ。スマホでも雑誌のような世界観を表現できる。
どんなサービスなのだろうか。詳しく見ていこう。
代表
吉玉 元和
――Scrmbl.について教えてください。
Scrmbl.はビジュアルで楽しめる雑誌風のウェブメディアが作れるサービスです。
特徴は、専門知識なしで使えること。テンプレートを豊富に用意しているので、コンテンツを当てはめるだけで使えるようになっています。
カスタマイズももちろん可能。PowerPointのようにデザインを自由に調整できます。
――Scrmbl.のユーザーについて教えてください。
Scrmbl.は主にウェブメディアに使っていただけるサービスです。
一般的な雑誌でもデザインが求められているようなファッションや旅行、スポーツ、コスメなどの領域で多く使っていただけます。
それ以外にも、LPでの利用も可能。出版社もターゲットになります。
――Scrmbl.の強みについて教えてください。
Scrmbl.はテンプレの豊富さに強みがあります。最新のスタイリッシュなフォーマットを多数用意。
他にもスマホのデザインに特化していることも特徴です。スマホデザインに特化しているのは、スマホ読者が9割のメディアをターゲットにしているから。
他にもレスポンシブ対応にしてしまうとスキルが必要になってしまうため、ユーザーの工数を上げないという意図もあります。
――サービスを立ち上げた経緯について教えてください。
もともと学生時代に起業しました。当時はオンラインホワイトボートサービス「Realtime Board」を開発。Open Network Labにも採択していただきました。
そこで学んだことは、やりたいことに向かって進むことが大事だということ。外部がなんと言おうと、自分の進みたい方向へ進むことが大事だと知りました。
その後はフリーのエンジニアとして活動していました。当時から自分でもサービスをやりたいと思っていましたね。
――それからScrmbl.を立ち上げたのはどうしてですか?
ウェブメディアが紙媒体の雑誌の世界観を表せていないと思ったからです。電子雑誌のUIは古く、動画メディアも組み込まれていませんでした。
そのため、自分のCMSでコンテンツを集め、プラットフォームを構築させていきたい。
最終的には、電子雑誌に代わるサービスを創っていきたいですね。
――Scrmbl.の今後の目標について教えてください。
Scrmbl.は出版社に使ってもらえることが目標です。しかし、最初のトラクションのない段階で出版社にもっていっても相手にされないでしょう。
だからこそ、ウェブメディアにつかってもらいながら実績を作っていきたい。
最終的には、Scrmbl.を使っていないとメディアは面白くないという社会の空気を作っていきたいと思っています。
――Scrmbl.の目指している世界を教えてください。
私たちはwebのフォーマットをアップデートしていきたい。まずは電子雑誌の領域から取り組んでいきます。
書店で雑誌のコーナーに行くとワクワクしませんか?そのようなワクワクできるプラットフォームを創っていきたいと思っています。
取材担当橋本
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