オフィスのコストを捻出するのに苦労しているスタートアップは多いのではないだろうか。
そのような悩みは「バーチャルオフィス」で解決できる。今回は、そんなバーチャルオフィスを提供するサービス「ワンストップビジネスセンター」を紹介したい。
ワンストップビジネスセンターでは、バーチャルオフィスを月額4800円から提供している。拠点数も多い。それだけではなく、会議室まで利用できる。
このようなサービスはどのように生まれたのだろうか?今後の展望は?
詳しいサービスについて、ワンストップビジネスセンターを運営する株式会社MOOR 代表取締役の土本真也氏に話を聞いた。
代表取締役
土本真也
――ワンストップビジネスセンターのサービスについて教えてください。
ワンストップビジネスセンターは「バーチャルオフィス」を提供しています。
バーチャルオフィスとは、ビジネス用の住所を貸し出すサービスです。従来のオフィスを借りるよりもコストを抑えられるのが特徴です。
――ワンストップビジネスセンターが提供しているバーチャルオフィスの特徴について教えてください。
はい。まず、拠点数が多くなっています。現在、30拠点を用意しています。
他にも、会議室を用意しており、
1時間1000円と格安に使っていただくことができます。 他にも圧倒的な業歴が強みです。会員の企業様も、のべ1万1000社超えを超えました。安心して使っていただけると思います。
都心の一等地で会議や打ち合わせができる
――7000社はすごいですね!どんな企業が使っているのですか?
スタートアップさんが多くなっていますね。しかし、企業規模はさまざまです。
副業やフリーランスの方にご利用いただくこともあります。地方の法人が東京支店を出すときや、東京の会社が地方進出するときにもお使いいただいています。
ワンストップビジネスセンターは1拠点当たり4800円でご利用いただけますので、従来の事務所のコストを削減できます。テスト感覚でご利用していただくのも可能ですね。
――現在の取り組みについて教えてください。
現在、さまざまな提携を進めています。
例えば、自治体様とも提携させていただきました。現在自治体は、いかに集客するか、人を活性化するかに悩んでいらっしゃいます。
そこで、お客様の誘致するべく、ニセコ町と協定を結びました。このバーチャルオフィスサービスは地方創生にも活用できるサービスです。
――バーチャルオフィスのサービスに取り組むようになったきっかけについて教えてください。
私たちは、もともと家具の事業に取り組んでいました。家具・インテリアを取り扱っていたんです。
そんな中で、バーチャルオフィスに出会いました。当時は、バーチャルオフィスを恵比寿に借りたのですが、費用が2万円かかって。現在のサービスと比べると、とても高かったんです。
というのも、当時はバーチャルオフィスは海外企業の日本支社的な立ち位置だったからなんですね。秘書の方もバイリンガル。そのため、金額的に高くなってしまっていました。
そこで我々なら、もっとローコストで良いサービスが提供できると思ったんです。そして2010年、バーチャルオフィス事業を始めました。
――今後のプロダクトの展望について教えてください。
現在は、拠点数は30店舗ですが、今後3年で50拠点まで広げていきたいです。
地方にもニーズがあるので、地方展開も考えています。
――ミッションについて教えてください。
多くの人が自由に働ける環境を作りたいと考えています。
というのは、私自身が起業して人生を楽しめるようになったからです。すべて自分の責任で生きていくことができるようになり、人生が前向きになりました。
会社に勤めていた時は、会社の決めたことや会社のルールなどに縛られて生きていました。その中では、自分がどれだけ考えても経営者の判断が違えば、自分のアイデアは潰れてしまいます。
起業すれば、いろいろなことをフラットに考えられるようになります。そのため、起業した方が人間関係が健全になることもあるんです。
このように多くの人が自分の働き方を選択できる社会になるよう、サポートしていきたいですね。
――サービス名の由来について教えてください。
ワンストップビジネスセンターというサービス名には、1ストップで起業回りのサポートをしていきたいという想いが込められています。
実際に、今は税理士の方を紹介やHP制作、創業融資のお手伝いなどもしています。
今後はさらにサポートの幅を広げ、起業の悩みを解決できるようにしていきたいですね。
ワンストップビジネスセンターのサービスが気になった方は、ぜひサイトもチェックしてみてほしい。
取材担当橋本
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