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ニュース 2020.03.01

面接で知れない性格を知る――株式会社ワンセルフ「Parame(パラミー) 」

リファレンスチェックサービスを御存じだろうか。

リファレンスチェックとは、中途採用を行う過程で、採用予定者や内定候補者の前職での勤務状況や人物などについて関係者に問い合わせることだ。

多くの場合リファレンスチェックは、執行役員やCxOレベルの人材採用時に利用されていた。そのため、どうしても手軽にできる印象はなかった。

今回紹介する株式会社Parameが開発・運営を手掛ける「Parame(パラミー) 」は手軽にリファレンスチェックを利用することができる。

Parameについて詳しく見ていこう。

プロフィール

代表者
岡野亮義

人事向けのリファレンスチェックサービス「Parame(パラミー)」

――Parameについて教えてください。

Parameは、人事向けのリファレンスチェックサービスです。簡単で安価に利用できることが特徴のSaaSになっています。

知人を通じて採用候補者のの推薦文を書いてもらうことで、面接だけでは知ることの出来ない採用候補者の性格をを深く知ることが可能です。

―― 人事が得られるメリットについて教えてください。

今までリファレンスチェックは、業者に頼むと高単価なものが多く、主に執行役員やCxOクラスの人材の採用時などに用いられていました。

しかしParameを使えば、採用候補者の採用の重要度に応じて質問の量や内容を調整し、従量課金形式で、手軽に、より安価にリファレンスチェックを利用することができるようになります。

――個人ユーザー側のメリットについて教えてください。

海外だと一般的に使われているビジネスSNSのLinkedinのように、受け取った推薦文は自身のアカウントストックされていき、一度貰った推薦文は半永久的に使い回せるというのが大きなメリットになっています。

また、現在試験中ですが、記載した推薦文がどれくらい正当な内容であったかをサービス内の判定ロジックにより、スコアリングし、推薦文の書き手の信用レベルを判定することで、推薦文の書き手側にもメリットのあるサービス設計になっています。

自分の信用を手軽に示すことができるようになるの特徴ですね。

――Parameの強みについて教えてください。

Parameの強みは、まず質問量に応じた従量課金制度があることです。採用候補者の採用の重要度に応じて、本当に簡単なリファレンスチェックなら無料から、役員クラスに行えるようなしっかりした質問内容でも1人につき、3~5万円程度で行うことができます。

採用候補者の採用重要度に応じて、リファレンスチェックの実施金額を調整できるのが、お客様への強みになっています。

他にも、リファレンスチェックのデータが蓄積できることも強みになっていますね。今までリファレンスチェックのデータは、何度も使いまわすことができませんでした。

Parameを使えば、一度受け取った推薦文は、半永久的に個人ユーザーの方が、自身の信用として使い回すことができ、推薦文をストックしていくことができます。

インターネットを使って、個人の信用指標をアップデート

――Parameを立ち上げた経緯について教えてください。

私は大学時代にも一度起業しているのですが、元々インターネットを使って個人の信用指標を作りたいと考えていました。

現在の信用指標は、学歴や職歴、資格などが代表例ですよね。これらのものに相当する新しい個人の信用指標をテクノロジーを駆使して作りたいと思ったのが起業のきっかけです。

――それから人事担当者向けの リファレンスチェックのサービスを立ち上げたのはなぜですか?

中国で使われているアリババ社グループ企業が運営する「芝麻信用」のような信用スコア事業の広がりが日本でも見られるようになったことがきっかけです。

日本でも、LINE PayやPayPay、メルペイなど など大手IT企業が金銭支払データの取得を始めるようになりました。これら大手IT企業の動向から日本でも信用スコアの普及の兆しが見え始め、スタートアップの僕らもどこか参入出来る余地がないかと考えました。

その中で見えてきたのが、個人の金銭支払データではなく、個人のパーソナリティデータを用いた信用スコアリング事業でした。

――その後、どんな進展があったのですか?

当初、SNSの投稿データを活用したスコアリング事業なども考えましたが、リファレンスチェックで用いられる採用候補者の直接の知人からの評価データは、そのデータそのものに価値が大きく、パーソナリティデータを用いた信用スコアリング事業の入り口として好ましいと考えました。

それが今のParameの始まりでした

個人の信用指標を、さまざまな分野へ

――今後の展望について教えてください。

まずはリファレンスチェックの市場でしっかりシェアを取り、収益を上げられるようにしたいと思っています。

サービス内に蓄積されたリファレンスデータを活用し、多くの分野に応用していきたいです。

例えば、人事担当からヘッドハンティングが出来る機能や、組織内の360度評価への活用、フリーランスの与信など。

更に長期的には、個人の生活データや金融データとして、例えばローンの審査に弊社サービスのアカウントを提出すれば、それが信用になると言った世界観を実現していきたいと考えています。

――最終的に目指している世界観について教えてください。

「テクノロジーを活用した新しい個人の信用指標の創出」が私たちの目指している世界観です。

そのため私たちは、採用領域にこだわっているわけではありません。今後は、さまざまな分野のデータを収集し、より正確な個人の信用指標をを作っていきたいですね。

そのためにまずはリファレンスチェックの機能の充実を進めていきます。 

Parameについて気になった方は、ぜひサイトをチェックしてみてほしい。

サイトへ

編集後記

取材担当橋本

中国ではすでに信用スコアが浸透しつつあります。この流れはさらに広がっていくのでしょうか…。楽しみです。

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投稿者プロフィール

橋本 雅弘
橋本 雅弘
大学では社会福祉学を専攻。現在はStartupTimesのほか、日本最大級のAIメディア「AINOW」でも執筆。学生スタートアップ特化型アクセラレータープログラム「GAKUcelerator」でメンターを勤める。

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