SNS運用、SEO記事やリスティング広告の作成…現代企業には必須の業務だ。その分野に強い広告代理店に業務委託する企業も多い。
今日は、インターネットコンサルティングを行う企業の中でも、サービス提供までのプロセスを重視する企業を紹介する。
株式会社Bridgeだ。
Bridgeは、インターネットリテラシーの低い企業にも、わかりやすい形でコンセンサスをとることを重視する。
どのような企業なのか。松本雄介氏に話を聞いた。
株式会社Bridge代表取締役社長
松本 雄介
――Bridgeのサービスについて教えてください
簡単に言うと、インターネットの広告代理店と今は同じです。ネット広告の運用とコンテンツSEOのディレクション及び制作、そして新規事業の、中小企業様に特化した広告運用サービスの3つの軸を中心に、事業を展開しています。
――新規事業はどんなクライアント様がどれくらい利用されていますか?
クライアント様の規模は様々です。主に中小企業様を中心に十数で、なかなか通常のインターネット広告代理店様では受けてもらえない予算規模のお客様が多いです。
――競合サービスはありますか?それとの違いは?
大きく分けて2つ。広告運用ツールを開発する会社と、中小企業に特化した広告代理店があります。これに対しBridgeの強みは、「実際の広告運用者が持つ専門性」と「ツールも含めた、運用業務をサポートする体制」です。
専門性とは、例えば薬事系の広告などに対する専門知識があります。こういった分野に関しては専門性がなければ、正しいネット広告の活用が出来なかったり、広告効果としてお客様に満足の行く形でサービス提供が出来なかったりします。Bridgeには、様々な業種のお客様にご対応できる運用担当者が揃っており、各専門分野でも対応が可能な体制が整っています。
また、一律10%のマージンを設定し、代理店用管理画面の管理を顧客に任せることで、明瞭な会計とわかりやすいプロセスの説明を可能としています。ネットリテラシーの低いお客様でも満足するサービスを提供します。
――もともと何をしていたのですか?
元々はサイバーエージェントで広告代理事業に携わっていました。それが転じて、グループのアドテクスタジオなどに勤務していました。そんな中で、起業してtoBではなくtoCの事業に従事してみたいとは思っていました。
――なぜこのサービスを始めようとしたのですか?
前職に在籍している時はわからなかったのですが、独立して複数の企業様からご相談を受けて調査してみると、ネットリテラシーの低いクライアント様やまだ予算規模の少ないお客様が受けているサービスの質に疑問が多く、課題も多いと感じることがありました。そんな業界の状況を変えたいと思ったからです。
ーー新たなプロダクトの計画はありますか。
広告代理業のマッチングサービス(クラウドマーケティング)です。独自の判断基準で採用したフリーランスを、案件によって仕事とマッチングさせます。リモート前提など、サービスそのものを重視したマッチングを目指します。また、使用するツールなどでサービスに差が出ないように、自社開発のツールをフリーランスに提供するなどの方法も考えています。
――Bridgeの今後は?
まずはフロントの部分の自動化を進めていき、人的コストを削減していきます。続いて、特にクリエーティブに関わるスタッフのサポート体制のツールを強化します。運用者同士を競わせる仕組み、評価体制もつくりたいですね。
――ミッションを教えてください。
”MAKE A CHANGE.”をキャッチコピーに掲げています。1年間の事業計画は明確に立てますが、10年後の事業計画は無理には作りません。日々の業務と、それに対するレポートの中身が形式化してしまうと感じるからです。会社のために本当にやりたいことを実現できる環境、この会社で成長していくことを楽しむ文化をつくります。
株式会社Bridgeが気になった方はぜひサイトもチェックしてみてほしい。
取材担当佐野
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