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インタビュー 2020.07.24

同じ話題に興味のある話し相手を見つけて語り合えるトークプラットフォーム「Talkstand」で境界線の向こう側へーーthe Babels, Inc

ドラマや映画、スポーツ…自分が好きな話題について語り合いたくても、身近に同じ興味を持つ人がいなかった、というのは誰しもしたことがある経験ではないだろうか。

the Babels, Incは、同じ話題に興味のある話し相手を見つけて語り合えるトークマッチングプラットフォーム「Talkstand」で、普段の生活を送るだけでは出会えなかった人物や、予想外の気づきを提供する。

Tallkstandのアプリはこちらから

代表取締役CEOの大西ラドクリフ貴士さんは、人類の歴史上で作られてきた「線引き」を超えた人間関係を構築するためにサービスを立ち上げた。将来的には、サービスの海外展開も視野に入れる。

どんな企業なのか。詳しく見ていこう。

プロフィール

the Babels, Inc 代表取締役

大西ラドクリフ貴士

同じ話題に興味のある話し相手を見つけて語り合えるトークプラットフォーム

ーーTalkstandとはどのようなサービスですか?

同じ話題に興味のある話し相手を見つけてそのまま語り合えるトークマッチングプラットフォームです。同じトピックを話したい人を見つけてスケジュールを合わせたら、ビデオ通話で語り合うことができます。ビデオをOFFにして音声通話のみでもOKです。新しい人との会話で予想外の気付きに出会う体験を提供できるので、私は価値観の万華鏡みたいなサービスだと喩えています。

話したい話題を話せる人が周囲にいない時ってありますよね。Talkstandは、漫画やアニメなど、同じコンテンツを見た人同士が語り合う場としてはもちろん、政治や宗教など、周囲の人と意見が分かれると気まずいトピックについて議論する場としてもご利用いただけます。

ーーどうやって利用するのでしょう?

アプリを開いたら、まずはジャンルごとに並んだトピックの中から興味があるものを選びます。話したいトピックを選択すると、同じトピックに興味があるユーザーとエントリー文の一覧が表示されるので、より話が合いそうな相手に会話リクエストを送ってください。トークルームで意気投合したら日程調整をしていただき、ビデオ通話の開始となります。

ーーユーザーにはどんなメリットがありますか?

サービスを普段から利用していただいている方からは、「新しい気づきがあって楽しい」という声をいただいています。身の回りの人間関係は、普通の生活を続けていると固定されてしまいがちではないでしょうか。人付き合いが固定化されると、自分の考え方も凝り固まったものになってしまいます。Talkstandを使えば、普段の生活を送るだけでは話す機会を持てなかった人と語り合うことができるので、今までとは違う新しい価値観と出会えるかもしれません。

ーー競合サービスとの違いを教えてください。

よく比較されるサービスは3種類あります。1.ランダムトークサービス、2.TwitterなどのSNS、3.Q&Aサービスです。

ランダムトークサービスでは恋愛的な出会いを目的に利用している人が多いですが、Talkstandはあくまで興味のあるトピックについて話し合うための相手を探すことを目的としたサービスだという点で大きく異なっています。
実際にユーザーさんからも「恋愛的な出会いや性的な会話が多いランダムトークサービスとは、ユーザーやコミュニティの雰囲気が違う。Talkstandは良い距離感でまじめに安心して話せる雰囲気がある」と言ってもらえたことがあります。
僕も10年ぐらい前、ランダムで世界中の人とトークできる「チャットルーレット」というサービスに感動してよくアクセスしてたんですが、ああいう場所だと脱いで裸になる人がいっぱい出てくるんですよね(笑) その点、Talkstandならあらかじめ会話の目的が合意した相手とのトークなので、より話題を深堀った会話ができます。

SNSとの違いは、主なコミュニケーションを映像と音声を通じて同期して話せる点にあると思います。テキストだけ用いたコミュニケーションと違い、ビデオ通話なら表情や声色が伝わるので、センシティブな話題でも喧嘩にならず建設的な話になりやすいのです。実際にユーザーさんも「このトピック、もしtwitterのリプライなら喧嘩になっていたと思う(笑) でもTalkstandなら相手の様子を見ながら誤解も解きながら優しく話せる」といったことをおっしゃっていました。Twitterで言葉足らずのままぶつ切りなコミュニケーションが続いていくのと比べて、一歩立ち止まって相手とゆっくり話せるのが魅力なんだと思います。

既存のQ&Aサービスともやはり、ビデオ通話でコミュニケーションをとることが差別化点です。Q&Aで他人の回答を見ても、なぜその結論に至ったのかよくわからなかったり、回答を読んでさらに疑問が生まれてきたりしませんか?
Talktandならリアルタイムで双方向のコミュニケーションで話せるので、会話相手がある価値観や意見に至るまでのプロセスや考え方をより詳細に知ることができます。また「話の流れで元々知りたかったこととは全く違う話が盛り上がり、予想外の気付きを得れた」と話すユーザーさんがとても多いです。これって元々自分が知りたいと思っていたことではないわけなので、Google検索やQ&Aでは得られない気付きですよね。
以前、記者の方には「Q&AサービスのQuoraをビデオ通話にしたようなサービスだよね」と言われたことがあります。中国では分答(fenda)などビデオチャットのQ&Aが盛り上がっていて、知識経済(knowledge Economy)サービスと言われています。それに近いかもしれないですね。

人類が作ってきた線引きを超えるために、「同意しないけど理解できる」を広げたい

ーーどうして起業したのですか?

10代の頃から人種や国籍など、人類の歴史上でいつの間にか作られた「線引き」を超えた人間関係を構築したいと思っていたからです。人と人が対話する機会を増やすサービスを提供し、相手の価値観に対して「同意しないけど理解できる」という考え方ができる人を増やしていきます。

ーーサービスを始めたきっかけを教えてください。

元々、さまざまな立場の意見が読めるプラットフォーム「Historie」を提供しているのですが、ユーザーヒアリングで「価値観の読み比べをするだけでなく、その価値観を持つ人と深く話す場所が欲しい」という声をいただいたことがきっかけです。

インターネットが普及して情報氾濫が進む中で、多くの意見・価値観に触れることはできるようになりましたが、人が「なぜ」その意見を持ったのか、立ち止まって聞く場所がないと感じています。人類が作った線引きを超えるために、Talkstandを自分と対立する意見についてもじっくりと考える場所にしていきたいですね。

”Product for Peace.”の実現のために

ーーこのサービスの今後は?

まずは、ユーザーさんの生活の一部になれるように、ユーザーさんの声を聞きながらアプリを改善していくことに集中します。例えば「グループ通話」機能だったり「他のユーザーさんのトークを聞けるようにしてほしい」だったり、色んな要望をもらっているので、アプリに必要な機能なのかを見極めながら改善していこうと思います。
また、アプリの改善しやすさを意識して現在は日本を中心に展開していますが、いずれ海外展開を視野に入れてサービスの規模を拡大していきます。今まで見つからなかった話し相手に出会える場所としての機能を充実させ、「同意しないけど理解できる」という考え方を世界中に広げていきたいです。

ーービジョンはありますか?

わたしたちのビジョンは”Product for Peace.”です。「世界の争いを減らし、平和に近づくためにプロダクトを提供する」という意味ですが、一口に「平和な世界」と言っても想像する世界は人それぞれですよね。私は「互いの属性を意識せずに、一人の人間同士として向き合える関係性の集まり」が平和な世界だと考えています。その想いや未来に共感してくれる優秀なメンバーが集まってプロダクトを作っています。これらのサービスを通して、少しでもそんな世界の実現に近づけたいです。

the Babels, Incが気になった方は、以下のリンクまで。

Tallkstandのアプリはこちらから

編集後記

取材担当佐野

私は80年代の洋楽をよく聴きますが、自分の身の周りから同じ趣味を持つ人を探すのには苦労しました…トピックから話したい相手を探せるのは素晴らしいアイデアだと思います!


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