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インタビュー 2020.09.17

アフターコロナ時代の非対面営業ツール『TANOMU』ーー株式会社タノム

電話やFAXを用いた食品卸業者の旧態依然な受注業務。煩雑な作業の効率化は、この業界にとっての喫緊の課題だ。

株式会社タノムのオンライン受発注システム『TANOMU』は、食品卸業者の受注業務を効率化するだけでなく販促活動も効率化することができるサービスだ。

スマートフォンでの操作が容易なため、パソコンに向かう時間をなかなか取れない食品卸業者でも導入しやすいという。

今日は株式会社タノムの黒田 亮人さんに話を聞いた。詳しく見ていこう。

プロフィール

株式会社タノム

黒田 亮人

食品卸業者の受注と販促の効率化を進める受発注システム

ーー『TANOMU』を一言でいうと?

食品卸業者に対して受注と販促の効率化を提供するサービスです。

最近ではアフターコロナに対応した非対面営業ツールとしてとても多くの引き合いをもらっています。

国内有数の大手総合卸から、中小の卸問屋まで、幅広い規模の卸業者にご利用いただいており、取り扱い商材も野菜、肉、魚といった生鮮食品からイタリアン食材、中華食材、コーヒーのような加工品まで対応しており、業種問わず導入が可能です。

ーー受注の効率化を進めるための機能について教えてください。

『TANOMU』を使うと既存取引先との間で利用可能な招待制ECサイトを構築できます。

これまで食品卸業者と個人飲食店の間の受発注はFAXや電話で行われるのが一般的でした。個人飲食店はITリテラシーも高くないためツールを導入してもらうハードルが高いのですが、『TANOMU』は業界初のLINE発注機能を開発することで導入のハードルを極限まで下げることに成功し、今では全国10,000店舗以上の飲食店に利用されています。

受注の効率化は飲食店からの発注をデジタル化しないと始まりません。『TANOMU』は個人飲食店に対して圧倒的な利便性を提供し、発注のデジタル化を実現しています。

ーー販促の効率化はどうやって進めますか?

『TANOMU』にはおすすめ商品機能とメッセージ配信機能という2つの販促機能が存在しています。

おすすめ商品機能を利用すると、新商品や特価品など卸業者からのおすすめ商品を商品一覧に掲載することが可能です。FAXで発注を受けていると発注書に記載している商品にしか注文が入りませんが、『TANOMU』ならばそれ以外の商品も取引先に見てもらうことができ、売上が増加するという形です。

メッセージ配信機能を利用すると、取引先のLINEに対して販促メッセージを送ることができます。従来は営業マンが電話をしたり、訪問をすることによって取引先に対して情報を発信してきましたが、『TANOMU』を使用すると管理画面から操作をするだけですべての取引先に対して情報発信が可能です。

ーー競合サービスはありますか?それとの違いを教えてください。

発注者側の課題を解決しようとする受発注システムは他に多く存在しますが、受注者側の目線に立って作られているサービスは『TANOMU』だけです。

従来の発注者目線のサービスではすべての主導権が発注者にあります。商品を仕入れて扱うのは受注側である卸業者なのに発注者の許可がないとマスタ変更ができなかったり、配送を行うのは卸業者なのに納品日のルールをコントロールできないなど、受注者にとっての不便が多いものでした。

また、他社のサービスは受注管理画面をPCから利用することが前提となっていますが、『TANOMU』は受発注システムの中で唯一、受注画面をすべてスマホやタブレットから操作可能にしています。卸業者の営業担当は配送や商談で外出していることが多く、仕入担当も搬入や棚卸のため倉庫で作業をしています。『TANOMU』はデバイスを問わず、どこからも操作できるようにすることで受注、営業、仕入など全社全員で利用可能なシステムとなっています。

受注者に寄り添い真に使いやすいサービスを開発していくことが『TANOMU』のユニークポイントであり、強みにもなっています。

卸業者の現場に足を運び、受発注システムの非効率性に課題を感じた

ーーサービスローンチに至った経緯について教えてください。

『TANOMU』が受注者側の目線から開発されているのは、弊社が前に推進していたミールキット事業で卸業者の方々と築いた関係性があったからです。

大手企業の参入もあって事業からは撤退しましたが、「何か協力できることはないか」と考えて何度も現場に足を運んで発見した課題が、受発注と販促の非効率性でした。卸業者の現場にヒントを得て開発を始めたことを忘れず、現在でもお客様の声を大事にしながら、現場が本当に求めている機能の追加を進めています。

人々が本来の業務に集中できる世界を目指して

ーーこのサービスの今後は?

受発注システムは単純に見えて、実は個別のケースに合わせた細かい対応が必要なんです。現場の声を聞きながら機能改善を進め、すべての食品卸業者の受発注に完璧に対応できるようにするのが当面の目標ですね。

書籍や美容といった業界からの引き合いもあるので、将来的には他業界への進出も検討していきます。

ーーサービスの提供で、どんな世界を目指しますか?

飲食卸業の本来の業務は「食材のことを深く理解して飲食店に提案すること」だと思います。しかし、現状は受注や入力といった業務に時間がとられており、卸業者さんはその本来の業務に力を割くことができていません。

私たちは『TANOMU』を通じて受発注・販促業務を効率化することで、卸業者が本来の業務、本質的な業務に集中できる世界を実現していきたいと思っています。

受発注・販促ツール『TANOMU』が気になった方は、以下のリンクまで。

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