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インタビュー 2020.10.13

AIやWEBシステムでプレスリリース作成の効率化と質の向上を図るサービス「HARVEST」ー株式会社m-Lab

プレスリリースの作成から配信までには、レイアウトの調整や社内での確認、メディア側とのデータのやり取りなど、多くの時間と労力を要するだろう。

株式会社 m-Labが提供する「HARVEST」を利用すれば、ブラウザ上でプレスリリースの作成から管理までを簡単かつ効率的に行える。

人材の流動時に失われがちな広報リテラシーがサービス内に蓄積されるので、引き継ぎが簡単に行えるという。

どんなサービスなのか。代表取締役の村上進也さん、沙織さんに話を聞いた。

プロフィール

株式会社 m-Lab 代表取締役

村上進也 村上沙織

AIやWEBシステムで業務支援!広報業務の効率化を図りたい企業にマッチするサービス

ーー「HARVEST」を一言で言うと?

広報業務をAIやWEBシステムで支援するサービスです。プレスリリースの作成業務にかかる時間を短縮させながら、質を向上させることができます。

ーーどんな方がどれくらいサービスを利用していますか?

上場企業様からスタートアップ・ベンチャー企業様まで、幅広い規模の顧客にご利用いただいております。サービスに登録されているアカウントの数は100名ほどです。

ーーターゲット層はありますか?

特にありません。ただ、広報に興味を持っている企業や広報の組織自体はあるものの、より効率化させたい企業にマッチしやすいと思います。

直感的で分かりやすいエディターで初心者でも簡単にプレスリリースを作成できる

ーーサービスのメリットは何ですか。

大きく分けて5つのメリットがあります。

1つ目は直感的で分かりやすいエディターになっているので、初心者の方でも簡単かつ美しいプレスリリースが作成できることです。
2つ目はワークフロー機能があり、時間を取られやすい内部での確認業務を効率的に進められることです。
3つ目はAI校閲や、配信先のメディアをAIが自動選定する機能があり、プレスリリースの作成から配信までをスムーズに行えることです。
4つ目はプレスキットを用意できることです。プレスリリースページの自動生成や、取材や掲載時に必要となる画像などの素材を管理し、公開することができます。
5つ目は広報リテラシーをサービス内に蓄積できることです。人材の異動時に失われがちな広報ノウハウを、余すことなく後任者に伝えきることができます。

そして全てに共通することですが、何よりパソコンとブラウザがあればどこからでも利用できることは大きいと思います。HARVESTはテレワークにも最適なサービスです。

AIがプレスリリースのテキストを自然言語分析し、内容によって配信メディアを自動判別する

ーープレスリリースを配信するまでの方法を教えてください。

ブラウザ上でログインした後、プレスリリースのテンプレートを選択していただきます。発信したい情報を記入するだけで記事が完成します。Wordのようなエディターが提供されているので、記事の編集やレイアウトの調整を容易に行うことができるでしょう。

配信設定に進んでいただくと、AIがテキストを自然言語解析し、その内容によって配信メディアを自動判別します。その後、判別されたメディアに予約した日にメールで送信されます。このように、プレスリリースの作成から配信までをスムーズに行えるのです。

ーー競合サービスとの差別化点はありますか。

差別化点として挙げられるのは、一般的な広報担当者がアナログ式で行っているワークフロー機能が搭載されていることです。また、プレスリリースの配信においては、自然言語処理により記事内容に最適なメディアをレコメンドできることや、企業アドレスから個別にメール配信を行えることも強みになってきます。

大手企業の広報に関するシステム開発の経験から人材の流動性において課題が多いと感じるようになった

ーー起業のきっかけを教えてください。

出産後、妻が仕事に復帰したタイミングで「自分たちでサービスを作りたい」と考えたことがきっかけです。私達はもともとエンジニアで、金融やWEBシステムなど幅広い分野を経験していました。これらの経験があったからこそ、「独立してもプロダクトを作り出せる」という自信に繋がったんです。

ーーなぜこのサービスを始めようとしたのですか?

広報業務の改善と効率化を実現させるサービスを作りたいと思ったからです。大手企業の広報に関するシステムを開発したときから、広報業務の面白さと難しさを感じるとともに、人材の流動性における課題にも直面してきました。HARVESTなら、広報業務のあらゆる課題が解消できるのではないでしょうか。

広報業務をしていてワクワクできるサービスへ 地方活性にも繋げたい

ーーこのサービスの今後は?

年度末までに、サービスの100社導入を目指しています。広報って、プレスリリースを閲覧した方の反応がないとものすごく孤独な業務だと思うんです。そこで、「PDFまでは見てもらえたけれど、記事にはならなかった」などの指標になる数値が見れるようにしたいです。Google Analyticsのように、業務をしていてワクワクしたり楽しめたりするようなサービスにしていきたいです!

ーー目指す世界を教えてください。

誰でも簡単に広報ができる世界を目指します。地方のイベントや活動もHARVESTで簡単にPRできるようにし、サービスを地域活性化に繋げていけたらと思っています。セールスフォースやSmartHRのように、このサービスを「広報のデファクトスタンダード」にできたらいいですね。

株式会社m-Labの「HARVEST」が気になった方は以下のリンクまで。

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