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インタビュー 2021.01.25

世界初のバックグラウンド多要素認証「DZSecurity(ディーゼットセキュリティ)」ーー株式会社AnchorZ

あなたは、自分のセキュリティに自信があるだろうか。また、パスワードは安全なものを使用し適切に管理できているだろうか。

おそらく、多くの人がセキュリティやパスワード管理に関して不安を抱えているだろう。幼い子供がいる方や、ご高齢の家族がいる方は彼らのセキュリティ環境にも不安があるかもしれない。

そんなセキュリティへの不安をゼロにしてくれる、世界初の画期的なサービスがある。株式会社AnchorZが提供する「DZ Security(ディーゼットセキュリィティ)」だ。このサービスは、使用者が設定や登録を行わなくても断続的に本人認証をしてくれる国際特許を取得しており、本人しか使えない簡単で堅固な認証技術「DZ認証」と、ファイルを複数に分割して暗号化し分割数と同じ個別パスワードを発行。任意選択した複数のクラウドへ分散保存する「DZクラウド」を組合わせた全く新しいセキュリティソリューションである。

代表取締役の徳山真旭さんは、消費者がセキュリティに関するリテラシーがなくても安心して使えるものを作り手側から作る必要性を感じ、このサービスを立ち上げた。

「DZ Security」とはどんなサービスなのか。詳しく見ていこう。

プロフィール

株式会社AnchorZ 代表取締役

徳山 真旭

使用者の顔、声だけでなく移動経路や履歴などを断続的に確認し続ける「次世代の本人認証」

ーー「DZ Security」を一言でいうとどんなサービスでしょうか?

赤ちゃんでも使えるセキュリティです。

セキュリティの重要性がわからない幼い子供や、パスワード管理、ログインなどの作業が苦手なご高齢の方でも、難しい手順一切なしで本人認証ができるサービスです。

ーーどのように利用するのでしょう。

使用者の方は、初期登録を行うだけですぐに認証情報データ収集が始まります。普段通りデバイスを使って頂くだけで、自動的に本人認証のデータを収集するので、追加して何か登録や設定を行っていただく必要はありません。

顔認証や指紋認証など、サービスを使い始めるときのアクセス時の認証だけでなく、サービスを使い始めてから使い終わるまで断続的に認証してくれるので、デバイスを使用している間は常に情報を守ることができます。

特に、顔の認証はスマートフォンのインサイトカメラで継続的に写真を取っており、違う人が触ると瞬時に違いを察知し使えなくなります。認証のために使われるデータはスマートフォンの端末に蓄積されるため、外部のサーバーが情報を管理し、そこから情報が漏れる心配もありません。

ーー現在はどんな方がどれくらい利用されていますか?

2018年11月に国際特許を取り、商品化してから今は色々な現場にその価値を説明している段階です。しかし、来年から銀行やオンライン受験の本人確認、ゼネコンの建設現場での活用、チケットの本人確認など様々な場所で使用され始める予定です。

ーーこのサービスを利用するメリットを教えてください。

使っていただく本人は何も認証行為をしなくてもセキュリティが管理されることです。パスワードの変更や管理、情報漏洩などを気にせずに気持ちよくデバイスを使っていただくことが可能になります。

ーー競合サービスはありますか?DZ Securityの差別化ポイントは何ですか?

世の中にはすでに顔認証や、声認証、パスワード認証など本人確認に関わるサービスはたくさんあり、本人認証サービスという意味では競合だらけです。しかし、認証をバックグラウンドでできるサービスは世界中でDZ Securityだけです。

誰でも安心して使えるセキュリティ環境を、作り手が作る

ーーこのサービスを始めた経緯を教えてください。

もともとは、パソコンを便利にするツールを開発する会社で働いていました。

そんな中、2006年に妻がフィッシング詐欺にかかったんです。詐欺サイトにクレジットカードの情報などを打ち込んでしまい、60万円を引き出されてしまいました。実際にはカード会社が突然の高額出費を疑問に感じ、すぐに止めてもらえたので難を逃れましたが、ひやっとした体験でした。他にも危機管理が甘い点がかなりあったので、ある時、妻を注意したんです。すると、「高いお金を払っている消費者側がなぜ色々な対策をしなければならないのか」と言われ、ハッとしました。

セキュリティの問題をユーザー任せにするのではなく、使い手がプラスアルファの知識がなくてもそのままで安心に使えるものを作ることが作り手の責任だと気づきました。そして、このDZ Securityの開発が始まりました。

ソフトウェアからハードウェアへ。一人でも多くの人に安心安全なデジタル環境を届けるために

ーーこのサービスの今後は?

向こう3年間はソフトウェアとしていろんな現場に活用してもらい、知名度を上げていくことを目指しています。

また、以前Arm社が主催するディナーセッションに日本のベンチャー企業として初めて登壇し、その場でArm社とのパートナー契約が成立しました。

Arm社は全スマートフォンの97%に使われているチップの効率を速めるツールを開発しており、もし将来Arm社のスマートフォンに弊社のDZ Securityが取り入れられたら、機内モードをオンオフするようにDZ認証を行うことが可能になります。

このようにハードウェア化も視野に入れており、実際に国からの助成金を受けるなど開発を進めているところです。

ーー目指す世界観を教えてください。

セキュリティのことを考えなくてもいい世界を作ることです。

デジタル社会にセキュリティは必須です。しかし、現在のシステムではセキュリティを強化するハードルが高すぎます。そんなセキュリティに関するハードルをAnchorZを通して低くし、赤ちゃんから高齢者の方まで、デジタルに接する全ての人が思う存分デジタル社会を活用できる社会を作りたいです。

「DZ Security」が気になった方は、以下のリンクまで。

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