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インタビュー 2021.03.26

大人から子どもまで分数を楽しみながら学べるカードゲーム「分数大好き」ーー株式会社分数大好き

多くの小学生が算数の勉強のうち、分数の単元でつまずきやすいのではないだろうか。約分や通分など、考えれば考えるほど混乱してしまう要素も多い。ただ、分数はその後の中学・高校数学にも通じる基礎単元なので蔑ろにしておくのは危ない。

株式会社分数大好きが提供するカードゲーム「分数大好き」を利用すれば、分数の仕組みをカードゲームを通して学ぶことができる。さらに、分数を習っていない子どもから大人まで幅広い年代でゲームを楽しめるのだ。

どんなサービスなのか。代表取締役の日髙優子さんに話を聞いた。

プロフィール

株式会社分数大好き代表取締役
日髙優子

「分数大好き!」声に出すことで暗示になる。ゲームのルールとして分数を学べる仕組み

ーー「分数大好き」とはどんなゲームですか?

分数を習っていない子どもでも楽しく遊べる、分数の理解を手助けするためのカードゲームです。数字は世界共通の言語ですよね。世界中の友達と遊べることになるので、”世界平和を創るゲーム”だと感じています。

ーーゲームの対象年齢はどのくらいを想定していますか?

「分数大好き」のパッケージに記載している対象年齢は7歳ですが、幼稚園児から小学5・6年生まで楽しんでいただけると思います。

ーーゲームの基本的なルールを教えてください。

「UNO」の分数版と考えていただけると分かりやすいと思います。5枚ずつ手札を持ってルールに従って出していき、1番最初に手札がなくなった人の勝ちです。基本的に同じ約分のカードは複数枚、同時に捨てることができ、同じ色の場合は分数を気にせず捨てることができます。残り1枚になったときは、「分数大好き!」とリーチを宣言するルールになっています。声に出して言葉にすることで、本当に分数が大好きになる暗示になると思うんです!(笑)

また、カードの中には通分を作り出すカードも入っています。通分になる分数のペア2枚と、通分を作り出すカード1枚で3枚のセットを捨てることもできます。カードの分数は図形のイラストでも描かれているので、通分を理解していない段階でも、その仕組みが図形として自然と刷り込まれていくようになります。

このように分数大好きでは、ゲームのルールとして分数を楽しみながら学べる仕組みになっています。

世代を超えて楽しめる。地域交流を支える道具としての利用も

ーーユーザーが得られるメリットを教えてください。

主に3つあります。

1つ目は、楽しいということです。保護者がこのカードゲームを勉強のために与えたとしても、子どもは純粋にゲームを楽しむうちに自然と知識を身に付けることができます。

2つ目は、子どもでも大人に勝てることです。深く考えてしまうとミスをしやすいルールが設定されているので、大人が手心を加えなくても、このゲームでは子どもの方が強いかもしれません!分数を通じて大人と対等に戦えることが、「楽しい」という感情に繋がり、分数が楽しいものだと感じられると思います。

3つ目は、オリジナルのルールで遊べることです。ユーザーさんから、自分でルールを考えて遊んでいるというお声もいただいています。また図形を使って神経衰弱をしたりババ抜きもできるので分数大好きをトランプの代わりとしても使っていただけます。

子どもから大人まで世代を超えて楽しめることが最大のメリットですね。

ーー類似するゲームはありますか?

例えば、UNOです。UNOはルール自体は複雑ですが、遊び方を知っている人が友達に教えてあげることで、広く世間に広まっていますよね。分数大好きも、UNOやその他トランプのようにシェアがより広がれば良いなと思っています。

ーー実際に使ってみた感想や導入実績を教えてください。

最初は子どものためのゲームを想定していましたが、最近では老人介護ホームや地域交流会でのご利用も増えています。幅広い年代の方が楽しめるという最大の特徴が、地域の子どもとお年寄りの方の交流を支えるのに寄与しているようです。また、ゲームカフェやボードゲーム好きな方同士で大会を開く試みも行っています。

「宿題をする場所」立ち上げで気づいた「分数への苦手意識」

ーー現在は、「寺子屋ユウコチャングム」を運営しながら分数大好きを開発なさっているんですね。この学習施設を立ち上げられた経緯を教えてください。

塾ではない、「宿題をする場所」を子どもたちのために作りたいという思いがもとになっています。きっかけは、シングルマザーをしながら忙しく働いていた姉の存在でした。私も姉も働いていたこともあり、甥っ子達の宿題を見てあげられる時間がありませんでした。すると、姉が学校の先生に呼び出されて甥っ子達が宿題をやれていないことを指摘されてしまったんです。その後、姉は宿題をやっていない甥っ子達を叱ることになりますよね。その悪循環を見ていた私は、彼らは1人で宿題をする習慣がついていないことを分かっていたので、両者の痛みを感じていました。そこで、宿題をする場所を作らなければと思ったんです。

ーーお姉さまと甥っ子さん達の存在がきっかけなんですね。では、「宿題をする場所」を作るためにどのようなことをされたんですか?

働きながら通信大学で免許を取得し、実績づくりのために小学校の非常勤講師として働きました。非常勤講師では副業ができるので、夕方からは副業として寺子屋ユウコチャングムの立ち上げに至りました。

ーー分数に着目したカードゲームを開発するに至った経緯は?

寺子屋ユウコチャングムで宿題を見ている中で、多くの子ども達が分数でつまずくことに気づいたことがきっかけです。分数は中学校・高校の学びの中でも基盤になる部分なので、早急な克服が必要だとも感じました。

また、寺子屋ユウコチャングムでは学習カルタを使ってゲーム感覚で学んでいたこともカードゲーム開発の大きなきっかけです。都道府県カルタや歴史年号をカードゲームで試合をしていくうちに、小学1年生の生徒が歴史年号をいつのまにか覚えていたり、得意なマイカードを作り始めて楽しむ姿を目の当たりにして、アイディアを得たんです。

分数が苦手な子の多さを発見したことと、カードゲームで楽しみながら自然と学ぶ子ども達の姿を融合させて、分数大好きの開発に至りました。

世界平和を創るカードゲームを広島から発信していく

ーー今後ゲームはどんな進化をしていきますか?

直近リリースしたのアプリの機能を拡充し、オンライン対戦で遊べるように開発していきます。経済格差があったとしても、ネット環境は世界中で整備が進んでいるはずです。開発中のアプリは無料で提供して、世界中の人とゲームを通してコミュニケーションを取れるようにしていきます。

ーー目指している世界観を教えてください。

“世界平和を創るカードゲーム”を広島から発信していきます。平和都市の広島で生まれ育ったということもあり、平和な世界を創りたいという思いは人一倍強いんです。数字は世界共通なので、言葉の違いが関係しない分数大好きは世界中の友達と遊べます。一緒にゲームを楽しんだ友達の国にはポジティブな感情を抱きますよね。分数大好きを使って世界中の友達と遊ぶことが、平和に繋がると信じています。

株式会社分数大好きの「分数大好き」が気になった方は以下のリンクまで。

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「分数大好き」のアプリはこちら

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