睡眠の質は、仕事や私生活にも影響する。睡眠に課題を抱えている方も多いが、いざ睡眠の質を向上させたいと思ってもどこから改善すべきか悩ましい。この課題を解決してくれるサービスが、株式会社レアリスタの「SLEEPX(スリープエックス)」だ。
SLEEPXでは、ブランド寝具のサブスクリプションサービスを通して睡眠の質向上をサポートしてくれるという。
どんなサービスなのか。代表取締役の和田ダイスケさんにお話を伺った。
株式会社レアリスタ代表取締役
和田ダイスケ
ーー「SLEEPX」を一言で言うと?
ブランド寝具のサブスクリプションサービスです。
ーー対象にしているユーザーを教えてください。
睡眠に課題を持っている方を対象にしています。
ーーサービスを利用するまでの手順を教えてください。
まずホームページで使いたいアイテムを選んでいただきます。アイテムのカテゴリーは、マットレス・掛け布団・薄型マットレス・枕・家電(布団乾燥機など)の全部で5つです。商品を選んだあとは、会員登録と決済をしていただき、商品を受け取るという流れになります。
ーー利用価格はどれくらいですか?
マットレスでしたら月々8,000円〜、薄型マットレスなら2,000円〜でご利用いただけます。一般的に、ブランド寝具はマットレスで15万円〜20万円ほどの価格帯でなかなか購入を踏みとどまる方が多いと思います。SLEEPXでは、お手軽な価格でブランド寝具をお試しいただけます。
ーー取り扱いブランドは?
SIMMONS・Sealy・TEMPUR・西川・airweave・magniflexを取り扱っています。
ーーユーザのメリットは?
主に2つあります。
1点目は、初期費用をかけずに良質な睡眠環境を構築できるということです。サブスクリプションサービスということで、お手頃な価格で自由にアイテムを楽しめることが最大のメリットです。
2点目は、お部屋の寝具の片付けスペースがいらなくなるという点です。寝具は季節に応じて変化するので、使わない寝具の置き場所に困ることもあると思います。SLEEPXでは季節ごとにアイテムをサブスクリプションできるので、寝具の片付けの心配もなくなり、お部屋がスッキリします。
ーーサービス立ち上げのきっかけはなんですか?
私はもともと広告代理店・セールスプロモーション・ラジオの営業といった、広告とメディア業界にてクライアント業務に携わっていました。ラジオで自社メディアを多くの方に発信し、その価値を届ける仕事をしていた時に、「いつか自分も多くの方に利用していただけるサービスを立ち上げたい」と思ったんです。この想いがSLEEPXの立ち上げに繋がりました。
ーー”睡眠”という分野に注目したのはなぜですか?
自分自身の経験から、睡眠アイテムの重要性に気づいたからです。年を重ねるにつれ、睡眠の質に課題を感じていました。やはり、睡眠の質がよくないと仕事のパフォーマンスが落ちてしまうだけではなく私生活にも影響してしまいますよね。そこで、睡眠の質を改善するために試行錯誤しました。快眠には運動・食事・メンタルといった要素の総合的なバランスが必要だと思いますが、これらを一気に改善するのはなかなか難しい。簡単に取り組める方法として寝具といった睡眠アイテムを変えてみたんです。その結果、睡眠の質が向上しただけでなく、運動習慣や食事の改善にも繋がりました。この経験を通して、睡眠の改善にはアイテムの改善が必要不可欠だと感じました。
睡眠に課題を抱えている方は私以外にも多くいると感じたので、この経験を生かしてSLEEPXを立ち上げました。
ーーSLEEPXは今後どんな進化を遂げていきますか?
寝ること×アイテムでサービスを拡充させていきます。また、テクノロジーを使って睡眠の可視化や、快眠を得るためのコンテンツを制作したいと考えています。トータル的に睡眠に寄り添えるようなサービスを作っていきます。
ーー目指している世界観を教えてください。
良質な睡眠を得ていただくために、サポートしていくことです。睡眠は三代欲求の一つで、健康の観点でいうと欠かせない要素です。しかし、睡眠に関する課題が解決しない歴史はとても長く、まだまだ課題が残っています。SLEEPXでイノベーションを起こすことによって、この課題のソリューションとなるサービスを提供していきます。
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