LICOR株式会社 代表取締役社長
CEO & co-founder
袴田瑶歩
経営者の父のもとで学生時代よりビジネスに生で触れて育つ。上京後、NBA専門誌「月刊HOOP」の編集・ライターや代理店事業などを手がけた後にスタートアップの立ち上げを経て、Samurai Incubateで日本とイスラエルの投資先スタートアップ企業や起業家の支援、ソーシング、大企業支援を経験。LICOR株式会社を創業、代表取締役社長に就任。
エンターテイメントには無限の可能性がある。
その可能性はテクノロジーとの融合で、さらに大きくなっていく。
LICOR株式会社は、そんなエンターテイメントとテクノロジーという最強の組み合わせで世界を狙う準備をしているという。
果たして、LICOR株式会社とはどんな会社なのか。紹介したい。
――LICOR株式会社が手掛けている事業について教えてください。
LICOR株式会社では、現在、新規プロダクトの開発をしている一方で既存事業としてはマーケティングを行っています。
具体的にはエンターテインメント要素を取り入れたマーケティングです。また、個人と企業向けにInstagramでのマーケティングツール「iBrand」の開発をしていますね。
――クライアントについて教えてください。
クライアントの企業様は、大手から中小企業まで幅広くお付き合いさせていただいています。
一方個人のお客様は、マイクロインフルエンサーやフォロワーを増やしたい方を中心にご利用いただいております。
キャンペーンで公式アカウントのフォロワーを増やしたり、インスタでの採用活動に使うことができたりと、ファンをつけるようなシステムを構築しています。
現在、15社の企業様と300名の個人の方に、弊社が開発したマーケティングツールを使っていただいています。
――競合を教えてください
競合は、ありすぎて意識していないです。
弊社はターゲティングの方法に特徴があります。それ以外にも、名前やUIを意識しているなどの違いがありますね。
「iBrand」のターゲティング方法を使えば、もっとも自然な形で潜在ファンにアプローチできる。
「iBrand」の機能一覧。多彩な機能でフォロワーのスムーズな獲得、投稿に対しての高いリアクション率、エンゲージメント率を実現する。
iBrandの高い信頼は、その数値からも読み取ることができる。
――会社を立ち上げた経緯を教えてください。
会社の立ち上げには、代表取締役会長の役職に就いてもらっている乙崎との出会いがありました。
もともと乙崎は芸能系の会社を経営していて。出会ったその日に、エンタメ系の動画を作ろう!という話で意気投合しました。
でも実は乙崎、もう1社の会社を立ち上げる直前だったんです。登記の書類を準備して、あとは役所に出すだけのような状態。
それでも一緒に会社を経営をしたかった。なので、その書類の社名を急遽「LICOR」に書き換えて(笑)。登記する会社の名前を直前で変えちゃいました。ロゴも手書きの即席で作ったんです。
そこから色々とピポッドして、現在のプロダクトを開発するために会社を設立しました。
――まさに運命的な出会いですね。現在のお二人はどんな関係性でお仕事をなさっているんですか?
乙崎のIT・芸能の知見、僕のセールス・ファイナンスというそれぞれの強みを活かしながら今日まで作り上げてきました。
また、どちらも過去に様々な経験をしてきたので互いの強みはリスペクト、似てる境遇などは共感しあう関係です。
――今後の展望について教えてください
僕らはエンターテインメントで世界を変えようと思っています。
イノベーションのファクターとして、もちろんテクノロジーは必要だと考えます。しかしそれだけでは本当の意味でのイノベーションは起こせない。
Apple,GoogleのようにどれだけUI/UX、プロダクトにまつわる細部にエンターテイメント性を持たせられるかが大事なんです。
日本から世界に進出できるようなプロダクトを創っていきたいですね。
――ずばり、どんなプロダクトを創っていく予定でしょうか。
今年にローンチ予定の開発中のプロダクトは、エンターテインメントにストリーミングの技術を導入したものになっています。
もしかすると、評価経済を変えるだけのポテンシャルがあるかもしれません。
日本だけでなく、海外にも適したサービスになっています。
エンターテイメントの本質って、言語ではないから国境は関係なくて。そういうのもあって日本だけでなく世界に広がっていくサービスになると信じています。
エンタメと新技術を組み合わせて、世界にイノベーションを起こす。LICOR株式会社の発展に目が離せない。
取材担当橋本
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