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インタビュー 2019.10.31

シニアになっても仕事がしたい。そんな人の味方「シニアジョブ」とは?

日本の高齢化が進んでいる。また労働人口の減少も進行しており、このままでは日本の国際的な競争力は低下してしまうだろう。

このような現状において、高齢者の労働力が解決策として期待されている。しかし、高齢者では働きたくても働けない場合も多い。

そこで、株式会社シニアジョブは50歳以上の求人に特化した就職サービス「シニアジョブ」を運営し、課題の解決を目指している。

シニアジョブとはどんなサービスなのか。詳しく見ていこう。

プロフィール

代表取締役
中島 康恵

50代以上に特化した人材紹介、人材派遣を提供する株式会社シニアジョブ代表取締役。1991年、茨城県生まれ。少年〜学生時代はサッカーに打ち込み、J1のユースチームで活躍。大学在学中に仲間を募り、シニアジョブの前身となる会社を設立。2014年8月、シニアジョブ設立。当初はIT会社を設立したが、シニア転職の難しさを目の当たりにし、シニアの支援をライフワークとすることを誓った。売上前年比が最高で300%に及ぶ成長を続け、現在に至る。

50歳以上の求人に特化した就職サービス「シニアジョブ」

――シニアジョブのサービスについて教えてください。

シニアジョブはシニア専門の就職サービスです。

50歳以上の求人に特化していることが特徴ですね。

――どんな職業を紹介しているのですか?

弊社がご紹介できる職業は、建設業、会計事務所、医師、薬剤師、自動車整備士、医療事務などさまざまです。

特に資格職にフォーカスしています。

人手が足りていない、高齢者の方の知見を必要としているような職種が多くなっていますね。

――さまざまな職種を紹介できるんですね!

もともとシニアの方を雇うのは難しいという先入観があることに課題感を持っていました。

実際は、シニアの方でも職場になじめますし、実績を出している方もいらっしゃいます。

だからこそ、高齢者でも仕事ができる成功事例を増やし、社会の先入観を解決できればと思っていますね。

――実際の企業からはどんな声がありますか?

実際に建設業の企業様からは、高齢の方に就職してもらったおかげで現場がまとまり、売り上げブレーキを脱することができたという声を頂いています。

高齢者の方の豊富な知見を活かしていただいた、とても良い実例になっていますね。

シニアジョブ立ち上げのきっかけとは?

――サービスを立ち上げたきっかけを教えてください。

もともと、私の実家が土木業を営んでいたことがきっかけにあります。

父親は現場監督の仕事に情熱を注いでいました。そこで、もし仕事をしなくなってしまったら、生きがいが失われてしまうと思ったんですよね。

だからこそ、「働きたい時に働ける社会」を目指したいと思いました。これがサービス立ち上げのきっかけです

――株式会社シニアジョブを立ち上げた経緯について教えてください。

私は大学在学中に起業しました。

当初はITサービスの開発をしており、税理士向けのクラウドサービスの運営。

それから、シニアの求人サービスの事業に目をつけました。

日本は世界の中でも、人材サービスが活発で、シニアも多くマーケットが大きいからです。

そこで立ち上げたのが株式会社シニアジョブでした。

シニアジョブは業界をリードできるプロダクトに!

――今後シニアジョブのプロダクトはどんな進化をしていきますか?

プロダクトとしては、業界をリードできるようなものにしていきます。

というのも、シニアの人材領域は、たくさんの会社が参入してきていただきたいからです。多くの事業所が入ってきていただくこで、シニアの人材紹介のマーケットは成熟していきます。

だからこそ、私たちがまずロールモデルになって成功例を示したいですね。

――業界をリードできるサービスを目指しているのですね!

最終的には、相続事業や教育事業、広告事業などさまざまな事業に展開していきたいです。

高齢者の方のための生活インフラを目指しています。そのために、まずは仕事からサービスを始めていきます。

――ミッションを教えてください。

日本は世界で一番早く高齢化が進んでいる国です。

最近ではインドや韓国なども高齢化が進んでいます。このように、世界でも今後高齢化が進行していくでしょう。

だからこそ、日本は高齢化の中でも成長できる姿を示していく必要があると思うんです。そんな日本の力になれればいいなと思っています。

――ということは、海外展開も考えていらっしゃる…?

海外展開もできればいいなと思っていますね。

ローカライズできれば、チャンスはあると思っています。

シニアジョブは世界で進む高齢化のソリューションとなれるか。さらなる進化に期待だ。

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編集後記

取材担当橋本

おじいさんになっても仕事をできるのであればしたい橋本です。将来お世話になるサービスだと思います。

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投稿者プロフィール

橋本 雅弘
橋本 雅弘
大学では社会福祉学を専攻。現在はStartupTimesのほか、日本最大級のAIメディア「AINOW」でも執筆。学生スタートアップ特化型アクセラレータープログラム「GAKUcelerator」でメンターを勤める。

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