株式会社コアジェニックは、誰でもSNSオーナーになれるサービスを開発している。
機能はそれだけではない。データベースを活用することで、企業の業務改善ツールとして使うこともできる。
どんなサービスなのだろうか。詳しく見ていこう。
コアジェニックCEO兼CTO
黒田 努
――現在開発しているサービスについて教えてください。
現在、私が開発しているのは「誰でもSNSオーナーになれるサービス」です。
自分のドメイン・デザインで、ミニSNSができます。最終的には、その人だけのFacebookを作ることを目指しています。
――具体的には、どんなサービスですか?
コミュニティを運営したい人がクローズドなSNSを作れます。
具体的には、スポーツ団体や囲碁将棋サークル、ボランティア団体などのコミュニティを想定していますね。
――幅広い団体に使えるサービスなのですね!
Teamgenikでは、データベーステーブルを自分で設計できます。フォームも作成可能でアプリの多国語化も可能。
そのため業務効率化・業務改善ツールの用途でも使用できます。中小企業もターゲットになりますね。
――特徴を教えてください。
開発言語はElixirを使っています。Elixirは2013年に現れた新しい言語です。ここ2年ほどで人気が出てきました。
Elixirを使えば、従来のRubyで開発できないアイデアを実現できます。
そのほかにも、開発効率が良いことやエリクサーに興味を持つような優秀なエンジニアを集められることが強みですね。
――想定しているユーザーについて教えてください。
今開発しているサービスを使えば、コミュニティの神になれます。そのため、自分の理想とするコミュニティを実現する野心的な方がターゲットになっていますね。
また、一般人のサークル活動にも使っていただきたいと思っています。
――開発を始めた経緯について教えてください。
独立する前は株式会社イオレにいました。そこで「らくらく連絡網」の開発に携わっていたんです。
サークルやイベントの出欠など幅広い場面で活用され、感謝の声を多数いただいていました。当時からサービス開発が楽しいという想いはありましたね。
それから、Rubyの受託開発をする企業を立ち上げました。しかし、日々の業務に追われて、大好きなサービス開発ができなかった。
そんな中、1年半前に、今のサービスを開発しようと知人と意気投合したんです。それから、新しいサービスの開発に取り組むようになりました。
――今後プロダクトはどんな進化を考えていますか?
まず、SNSの部分を整備していこうと思っています。データベース設計機能ももっと作りこみたい。
これらのシステム構築を進め、2年以内にはSNSや業務効率化のタスクができるような機能をそろえていきたいです。
――目指している世界観について教えてください。
今の段階では、新しもの好きの方々のサービスです。しかし、ミニアプリの開発をみんなにやってもらいたいと思っています。
ミニアプリの開発を通して、日常生活を便利にできるプログラミングの力に気付いて欲しい。
純粋に楽しいですしね。趣味としても非常に優秀です。
世界中の人がプログラミングを通じたコミュニケーションができるようにしていきたいのです。
クローズドSNSへの需要は大きいので、LINEやFacebookに勝てるようなサービスにしていこうと思っています。
取材担当橋本
AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。
30分で取材
掲載無料
原稿確認OK