現代社会で多くの人が抱える肥満や生活習慣病。その治療に有効だとして注目されてきたのが糖質制限ダイエットだ。しかし、低糖質の食材を選び、調理するには時間と労力を要するため、この食事法の継続は難しい。
ゴーフード株式会社の提供するフードデリバリーサービス「GOFOOD(ゴーフード)」は、低糖質・高タンパク質の料理を調理済みの状態で届け、人々の肥満や生活習慣病の予防と改善を助ける。
代表取締役CEOの岡広樹さんは、糖質制限ダイエットを続ける中でフードデリバリーサービスに低糖質の食品が少ないことに気づき、このサービスを立ち上げた。サービスの提供で「生活習慣病の予防と改善を世界中の人々に届ける。」というビジョンの達成を目指す。
どんな企業なのか。詳しく見ていこう。
ゴーフード株式会社 代表取締役CEO
岡 広樹
ーーサービスを一言でいうと?
低糖質・高タンパク質の料理をデリバリーするD2Cサービスです。
ーーどんな食品が届くのですか?
現在はブロッコリーと鶏ムネ肉を味付けした「ブロチキ」を提供しています。糖質や脂肪分を抑えながら、タンパク質や食物繊維、ビタミンなどのダイエットに必要な栄養素をしっかり摂ることができるでしょう。シェフ監修による調理がされているので、美味しく食べ続けられます。メニュー数は今後、着々と増やしていく予定です。
ーー食事をするまでの手順を教えてください。
注文プランには「定期購入」と「都度購入」があり、受け取りのタイミングはマイページで設定していただけます。調理済みの食品が冷凍された状態で届くので、電子レンジで温めて召し上がってください。
ーー競合サービスとどう差別化しますか?
他の健康志向の食事宅配サービスと比べ、GOFOODはダイエットに特化したサービス展開をしています。お客様のダイエットに貢献するために、メニューに含まれる糖質を徹底して抑えているのです。
ーーこのサービスを始めた経緯について教えてください。
私自身が糖質制限ダイエットを続けていて、フードデリバリーサービスに低糖質の食品が少ないことに気づいたのが、起業のきっかけです。サービスを通して、低糖質を意識した食事を用意する時間がなかったり、料理が面倒だったりする人たちに、デリバリーで手軽に健康な食事を楽しんでいただきたいと思っています。
元陸上100メートル選手なので身体への関心は高く、前職でパーソナルジムの経営に携わっていたときは、人の健康に貢献する仕事のやりがいを感じていました。生活習慣病の予防と改善をテーマに、これからもサービス提供を続けていきたいです。
ーーこのサービスの今後は?
今後はハンバーグや魚料理など、誰もが食べやすいメニューを中心にプロダクトを増やしていきます。パスタやパン、スイーツなどの通常の糖質制限では食べられないメニューも、糖質を抑える製法で開発中です。
システム開発の面ではAI・アルゴリズムを用い、デリバリーする商品のパーソナライズを行っていきます。将来的には「商品の選択をしなくても好みの食品が定期的に届く」環境を実現できたらいいですね。
ーービジョンはありますか?
「生活習慣病の予防と改善を世界中の人々に届ける。」が弊社のビジョンです。糖質過剰な食事は肥満だけでなく、糖尿病をはじめとする生活習慣病の原因にもなります。GOFOODの低糖質で健康な食品の提供を続け、1人でも多くの人に健康寿命を伸ばす生活スタイルを送っていただきたいです。
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