建設業界の「信頼性」と「お金」の課題を解決!決算代行保証サービス「ローカルワークスペイメント」

株式会社ローカルワークス 取締役COO 鈴木 雅之

大学卒業後、アイフル株式会社へ営業職として入社。2010年にG-FACTORY株式会社へ入社し、一般社員から2015年3月には営業部門の取締役に就任。2016年9月には東証マザーズへの上場を果たす。2019年4月から株式会社ローカルワークスへ参画。

建設業界の「信頼性」と「お金」の課題を解決するため、3本の柱で事業を行っている株式会社ローカルワークス。今回はその中の一つ、建築事業者間の決済代行・保証サービス「ローカルワークス ペイメント」をご紹介します。

 建設業界の二大課題。事業者の「信頼性の不透明さ」と「資金繰り」を解決

どんな会社なのか聞いた。

ローカルワークスは、テクノロジーとアイデアで建設業をアップデートするをモットーに、建設業界に特化したITサービスを提供しています。建設業界の二大課題である事業者の「信頼性の不透明さ」と「資金繰り」に対して、施工事業者の情報(信頼性、取引実績、稼働状況など)を業界全体で共有、活用できるプラットフォームの構築を通して解決していく事業をしています。

主に、中小建設事業者へ営業支援と金融サービスを提供し、建設業界のオープンプラットフォーム化に取組んでいます。今は、・定額リフォームB2C比較サイト「リフォマ」・建築業界のB2Bマッチングプラットフォーム「ローカルワークスサーチ」・建築事業者間の決済代行・保証サービス「ローカルワークスペイメント」、この3つを軸にしています。

その中でもとくに建築事業者間の決済代行・保証サービス「ローカルワークスペイメント」に力を入れていきたいと考えています。

「テクノロジーとアイデアで建設業をアップデートする。」をミッションに掲げているとのこと。

ローカルワークスペイメントの対象と、サービスについて聞いた。

サービス名は「ローカルワークスペイメント」です。一言でいうと、建設業界版キャッシュレスQR決済サービスです。「○○ペイ」のようなサービスが増えてきていますが、建設業界に特化している、クレジットカードをご利用になれない方にも簡単な手続きで後払いを提供できるのが特長のサービスです。対象は建設業に携わっている方々で、内装・電気・水回りなど職人さんに使って頂いています。運用1ヶ月程で約700社に登録いただいていますね。

建設業界は、事業構成として中小企業、個人事業主の職人さんで90%以上が占められているのですが、自分の事業を証明したり、与信に関する情報が少なく、クレジットカードの審査が通りにくい現状があります。よって、キャッシュレス決済のニーズがあっても、プリペイドや現金払いに頼らざるを得なかったんです。

この問題を解決するためにローカルワークスペイメントでは、ローカルワークスの他サービスのご利用実績や、協力会社との連係による事業実績を取得することによって与信通過率を上げていく仕組みを構築しました。独自の審査ノウハウもあり、審査通過率は90%近くを達成、利用額を上げて日常使いをしてくださる方が増えています。

使い方は、とても簡単で、建材などをご購入される際、スマホ画面をお店の方に見せ、QRコードを読み取ってもらい、決済が完了といった仕組みです。2019年4月に17店舗の建材店さんに導入いただき、利用額、利用者さんが順調に増えています。

現在は「プロストック」一か所で利用できる形だが、好評とのこと。横展開を考えているとのこと。

競合についても聞いた。

後払いを提供している会社さんは沢山ありますが、建設業に特化し、QRコード決済で後払いを提供しているサービスはありません。

建設業界の構造が複雑であること、職人さんのITツール利用率が少ないことから、52兆円と日本でも2番目に大きい産業にも関わらずビジネスの参入障壁が高い業界というのも一つの理由だと思います。近年は職人の皆さんもスマートフォンをお持ちになる方が増えているという外的要因に加え、ローカルワークスは、業界知見を豊富に持ったスタッフが在籍しており、2016年から提供しているリフォームマッチングサイトでの運用ノウハウなどもあるため、今回業界初めてのサービスとしてローカルワークスペイメントのサービス提供が可能となりました。

 業界内でのチャンスは沢山あるようだ。

 「下請けほど厳しい」この現状をテクノロジーでアップデートしたい

サービスを立ち上げた経緯について聞いた。

キャッシュフローの構造をしっかりさせたいという想いがありました。このサービスができるまで職人さんは、材料を現金で買っている方が多かったんです。ですが中には高価なものもありますので材料を現金で前払いするとなると、難しくて案件を断っていたケースも多くあったようです。

依頼主さんに、「材料費を前払いにして頂ければ、お受けできますよ。」といった風に提案すると「別の人に頼みますね。」と断られるケースも多かったようです。これは、キャッシュフローの構造がおかしいですよね。下請けになればなるほど資金繰りは、厳しいですから。

ローカルワークスペイメントを使って頂いて職人さんたちの負担を軽減させていきたいです。

個性豊かな会社。メリハリをつけて上場へ。

将来の展望を聞いた。

実は私は、この会社には4月からジョインしたばかりなんです。私自身は新卒でアイフルに約4年間勤め、その後26歳で上場前のG-FACTORYに転職しました。
G-FACTORYには9年間在籍し、5年で営業の一般社員から取締役となり、7年ほどでマザーズ上場を果たしました。
営業部門の役員でしたが、経営者としてはまだまだ。

イチから会社を作り上げていき上場させたいという思いがあります

また、ローカルワークスはバラエティー豊かな人材が多いとのこと。そこを生かしつつも、義務と権利をしっかりしてメリハリのある会社にしたいとも話してくれた。

 

編集後記

取材担当梨江
ローカルワークスペイメントが使えるお店はこれからも増やしていくとのこと。まだ会社にジョインしたばかり…という鈴木さんですが「上場させたい」という想いは人一倍強いのだなと感じました。建設業のアップデートはまだまだ加速していきそうです。

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