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ニュース 2019.08.06

人と組織の新しい”つながり”を提供するSpreadyという形。

Spready 株式会社 CEO&Founder 佐古雅亮(さこ まさあき)

2008年、株式会社インテリジェンス(現:パーソルキャリア株式会社)に新卒入社。人材紹介事業部にてキャリアコンサルタント、リクルーティングアドバイザーとして勤務。マネージャーとして法人営業部隊のマネジメントを経験の後、2015年10月ベンチャーキャピタルとの協業を通じてスタートアップに対するHR関連のアバイザリー等を行うスタートアップ支援事業を立ち上げ、事業責任者として当該部門を管掌。2017年10月、同事業の解散と共に、株式会社ネットジンザイバンク(現for Startups株式会社)に入社。GM/シニアヒューマンキャピタリストとしてスタートアップに対しての人材支援を通じた産業創造支援に従事。2018年5月、Spready株式会社を創業、代表取締役。慶應義塾大学文学部卒

就労人口の減少、という大きな社会課題を解決するために誕生した「Spready株式会社」“やりたい”に出会い続ける世界をつくるをミッションに掲げ、人と組織の新しい”つながり”を提供するサービスSpreadyをご紹介します。

会いたい人に会えるご縁つなぎプラットフォーム

どんなサービスなのか聞いた。

サービス名は、ご縁つなぎプラットフォーム「Spready(スプレディ)」です。一言でいうと、会いたい人に会えるCtoCのご縁つなぎプラットフォームです。特徴としては、企業の雇用を前提としない人探しのニーズをCtoC、個人のつながりから解決するサービスです。

Spreadyに登録すると、スプレッダーと呼ばれる個人が自分の”つながり”から紹介し「人探し」の問題を解決することができます。スプレッダーはこれまでの信頼の積み重ねによって幅広いつながりを社内外に持っている個人で、登録数は400名を超えています。スプレッダーになると共感した会社や応援したい案件に対して、友人や同僚を紹介することが出来ます。このスプレッダーに関しても、弊社の社員が、登録の際に全員とコミュニケーションをとっているので、紹介してもらう側の企業も安心して信頼ある友人からの紹介を受けることが出来ます

紹介した個人は、企業のオリジナル体験プログラムをお礼として受け取ることが出来ます。 例えば、企業の有料サービスが無料で使えたり、その会社の特別なグッズのプレゼントや、経営陣とのランチなど、普段はなかなか経験できないものもあるので非常に好評です。最初は、金銭報酬を支払っていたのですが…受け取り拒否が多くて…

なぜかと言うとスプレッダーの人たちは紹介する個人と、応援したい会社のためになればと思って紹介するので、お金のために紹介しているわけではないんですよね。これまで人生の中で人に紹介してもらって良い体験があることから今度は、自分が役に立ちたい、だから人を紹介したいなという方が多いのですよね。

 

では、どんな人たちがターゲットになるのか。

いまはサービスがはじまったばかりなので、アーリーアダプター層であるスタートアップやベンチャーに勤めている方が割合としては多いですが、登録いただいているスプレッダーのほとんどが普通に会社で働いている人たちで、男女の隔たりというのも特にありませんので誰にでも気軽に利用してもらいたいなあと思っています。

また、このサービスを利用する人の特徴としては以前、人を紹介してもらった経験があり、良い体験をしている人が多いです。「紹介」ということに思い入れのある人が多いのです。一度、「紹介」されて、何かに繋がった人というのは自分も紹介したい。恩返ししたいという感じが多いですね。

競合についても聞いた。

ここと戦うみたいなのは特に意識していないです。

一方でぼくらは、CtoCというサービスの性質上、絶対法人の方が探している人を見つけるという自信があります。中にはこんな条件の人どこにいるんだろうと思う案件もあるのですが、不思議なことに必ずみつかるのですよね。例えば、わたしのおにいちゃんが、求めている条件に当てはまっています…とか意外と身近なところにいたりします。(笑)

何十年も進化がない人材業界を変えたい!

サービスを立ち上げた経緯について聞いた。

もともとは、インテリジェンスに9年所属していました。
しばらく働いていると、業界におけるいろんな課題が見えてきたんです。例えば皆さんは人を探すとき個人だとどうしますか?私はロードバイクが趣味ですが、始める時は何からしたらいいのかな?と。分からなかったら人に聞きますよね。「知っている人に聞く」という個人間だと簡単にできることが、法人だとなんで簡単にできないの?という疑問にもぶつかりました。

求人広告や人材紹介などいわゆる人材ビジネスは何十年も全く変わっていなくて…。30歳になったときに、自分は何に命を使おうかなと考えて、この人材業界を変えようと思いました。みんな、簡単に人を探すことができないというのを社会問題に近いレベルで気づいているけどファンドする人がいなかったので、僕がここをやろうと。

なので私は会社を作りたかったわけではなくてこの業界を変えたかったというのが一番の気持ちです。

メンバーも正社員から業務委託まで様々な働き方をしているが、いずれも誰かから紹介してもらった経験があり、人に恩返ししたいという気持ちを持っているメンバーが多いとのこと。

雇用にとらわれない企業と個人のつながり方を目指す。

将来の展望を聞いた。

人と組織がもっと自由に新たな繋がりが作れる世の中にしたいですね。

個人が企業と繋がれるタイミングはこれまで新卒の就活と転職活動のタイミングしかありませんでした。この2歩、3歩手前くらいのタイミング、まだキャリアのことを考えてないタイミングから様々な企業にもっとライトに繋がれてていること、それこそが今の時代に必要なのだと考えています。

人を紹介したくなるモチベーションは、会社や案件に共感することや助けたいという気持ちだと思う。と話してくれた佐古さん。いかに共感してもらうような形をつくるかが大切なので、オフラインでイベントをやったりファンコミュニティでその会社を理解してもらうようなイベントを開催しているとのことでした。

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編集後記

取材担当梨江

人と組織の新たなつながりをつくりたいとアツく語って下さった佐古さん。このサービスで会社員もフリーランスも働きやすい世の中がくるのではと、ワクワクしました!

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