大阪府岸和田生まれ。鉄筋工だった父親が、クリエイティブな仕事をしたいと若くして急逝した事がキッカケで建設作業員を辞め芸術大学へ。 ゲームデザイナー、CtoCサービスのデザイナーののち、価値観が多様化し、分かり合う事が難しくなった今、挑戦への第一歩となる「仲間が隣をつくる」ことをミッションに、株式会社Standbymeを2019年2月に創業。好きを分かち合う エンタメシェアリングサービス Cinemally を同年6月にリリース。
あなたの好きを分かち合う、エンタメシェアリングサービス「Cinemally」について紹介する。
ーどのようなサービスか教えてください。
『』
〜サービスの使い方〜
①気になるイベントをブックマークします。一覧からも見ることができます。
②同じイベントに興味がある人をお誘いしましょう。
③承諾すれば繋がります。イベントスケジュールに合わせて予定を調整しましょう。
-ユーザについて教えてください。
『すでに3000人以上登録していただいてます。主に大学生・20台後半の方が多いですね。その理由としては、大学から上京してきてあまりコミュニティが広くなかったり、社会人になって数年経ち、落ち着いた頃に趣味を共有する人があまりいないからなのでは、と思っています。』
ー競合について教えてください。
『全く同じようなサービスはないですが、海外のサービスで似ているなと思うのは『meetup』。こちらは海外では主流ですが、日本ではまだあまり知られていないので、今後弊社のサービスもグループ化して行き、国内で広めていけるといいなと思います。』
前職は建築作業員であったという。
ーサービス誕生の経緯を聞いた。
『大阪府岸和田市生まれで地元だんじり祭を愛する人達の中で育ちました。漫画、映画、音楽にハマり小五で両親が離婚し貧乏になり、単位制の高校に通いながら建築作業員をしてましたが、クリエイティブな仕事をしたいと言いながらも急逝した父の死がキッカケで、根源的に自分のしたい事を考える様になり、芸術大学に入学しました。そこで仕事したい素敵な仲間に出会い、やりたいことが見つかってない若者に、自分の興味関心に出会える将来に対しての切り替えるきっかけを与えたい、自分の趣味を分かち合える人に出会える場を作りたいと思い、上下関係のない対等な関係を築くことができるサービスを考えました。』
ー「Cinemally」の今後について教えてください。
『現状は1対1でのマッチングですが、今後はグループ化もしていきたいですね。また、オフィシャルのイベントやエンターテイメント以外にもオフ会などのイベントをユーザー自体が作れるようにして行きたいです。例えば映画を見たあとカフェなどで語り合うオフ会など、気軽にユーザー自身が仲間とのコミュニティの場を開くことができたらいいな、と思っています。今は映画や展覧会など、カテゴリーが絞られていますが、今後さらにスポーツ試合やミュージカルなど、カテゴリーを増やしていければ、熱狂ファン以外にもライトな気持ちでの”行きたい”に対応できるようになると思います。』
『好き』を分かち合う、「Cinemally」のこれからに注目です。
取材担当大野
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