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インタビュー 2019.11.29

患者が”自分の症状”にあった歯科医院を探せるマッチングサイト「seeker」

 

藤井 太郎

Taro Fujii

株式会社plaza代表取締役社長

英会話スクールNOVAのマネージャを経て、株式会社リクルートへ転職。 顧客接点からの新たなソリューションを表彰するTOPGUNを受賞。 2019年株式会社plazaを設立。 作曲家の家に生まれ、学生時代にはカラオケのガイドボーカルの仕事をするほどの歌好き。

患者が”自分の症状”にあった歯科医院を探せるマッチングサイト「seeker」

ーどのようなサービスか教えてください。

一言で言うと「歯科医院と患者のマッチングサービス」です。症状とエリアを選択して、自分の症状に合った歯科医院を探すことができるサイトです。症状といっても、歯が痛い・しみるなどの歯の症状だけでなく、ホワイトニング・歯のお手入れといったメンテナンスまで歯に関わること全般です。

ーサービスの特徴を教えてください。
得意分野でマッチング

歯科医さんにも得意分野というものが存在します。全般的に全て治療できるとしても、歯科医さんの多くは、それぞれ特に得意とする領域があります。 我々のサービスでは患者さんの症状を得意とする歯科医院をマッチングさせることで、歯科医さんの得意分野を生かすことができます。

▼歯科医が選ぶおすすめの歯科医院が選べる

歯科医から見ておすすめの歯科医院を知ることができます。プロの視点から見ておすすめできる歯科医院さんなので、信頼できる歯科医院さんを選ぶことができます。

▼領収書と診療明細で保証された口コミのみの掲載

世の中の口コミには、本当にそれを体験した消費者の口コミだけでなく、商業目的の偽の口コミも存在します。その中で正しいもののみを見極めるのはとても難しいです。しかし、我々の口コミは領収書と診療明細がないと投稿できない仕組みになっているため、口コミに対する信頼度はとても高いです。

▼歯科医院の雰囲気がわかる院長の動画搭載

患者が歯科医院を選ぶとき、一番重視されるのは「技術」ですが、その次に重要視されているのが「歯科医の人柄」です。そのため、Webの情報だけではわからない歯科医院の雰囲気や歯科医の人柄を知って、より患者の求める歯科医院とマッチングできるようにしています。

ーサービスを利用する顧客について教えてください。

今はまだサービス自体の認知度が低いため、歯への意識が高い人が主です。

今後はホワイトニングや矯正にも興味のある、歯の大切さを理解できている30~40代の女性をターゲットとしていく予定です。

ー競合について教えてください。

「EPARK」さんや「ESTDOC」さん、「デンターネット」さんなどとは歯科医院を探せるという点では似たサービスになりえます。しかし、我々のサービスの検索基準は患者の症状に対応可能かどうかではありません。症状に本当に合った歯科医院を表示し、さらに信頼度の高い口コミによってミスマッチングをなくし、安心して選ぶことができます。

「seeker」誕生の経緯とは?

ー起業したきっかけを教えてください。 

最初NOVAで働いていたのですが、会社が潰れたことをきっかけに中途でリクルートに入社しました。初め新規事業を担い、その後スーモで営業を行ったあと、ゼクシィで企画、マーケットプランナーをやりました。

リクルートのマッチングサービスの仕組みは本当に素晴らしかったです。しかし、事業内容は結婚、出産といった、happyな人向けのみでした。健康などといった、困っている人を助けるマッチングサービスは自分で独立した方が実現できると感じ、独立を考えました。 たまたま医師と知り合うきっかけがあり、そこでコンビニよりも店舗数の多い歯科医院でのニーズが大きいと知り、歯科医院のマッチングサービスを考えました。

ーどのように掲載する歯科医院を見つけていったのですか?

各分野の専門医を認定する各学会のリストからどの先生が何を得意とするのかを把握し、積極的にお声をかけさせて頂きました。その後は人の紹介でどんどん広がって行きました。

「seeker」の今後の展望とは?

ー今後のサービスの展望について教えてください。

短期的には、すでにある歯科医院さんとのつながりを深め、掲載の歯科医院を増やして行きたいです。その後、お口の写真をもとに、適切な治療を得意とする歯科医院の紹介、そしてホームケアまでを担える新たな機能を搭載していく予定です。

ーその先の展望はありますか?

健康のために歯を綺麗にするということが当たり前になる世界を目指しています。健康意識の高い人だけでなく、誰しもが歯に対する意識を持つことです。

歯科医院にとっては、医師や衛生士の皆さまが学んで来たこと、特別強みとしていることに集中できるシステムを構築したいです。今はビジネスのためにどの治療も網羅できている状況を必要としていると思いますが、適材適所で経営もうまくいく仕組みにして行きたいです。

ー患者が”自分の症状”にあった歯科医院を探せるマッチングサイト「seeker」の今後に注目ですね。

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編集後記

取材担当大野

確かに歯科医院を選ぶのは大変ですよね。これからもっと全ての人の歯が健康になっていくといいですね。これからも応援しています!

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