Kosuke Furui
株式会社POTETO Media 代表取締役社長
1995年富山県富山市生まれ。慶應義塾大学経済学部。 2016年の米大統領選挙時の取材のために渡米。 海外の政治プロモーションの手法、また、それを通じて国民が政治に強い期待を示している姿に感銘を受け、帰国後POTETOを設立。若者に政治をわかりやすく届けるメディアを立ち上げ、1日2万人の若者が閲覧するメディアに。2018年2月に大手人材会社の内定を辞退し事業に専念。現在は主に政治家や政党のプロモーション事業を党派を問わず実施。過去に、元総理大臣、元財務大臣、外務大臣、元防衛大臣、元農林水産大臣、その他国会・地方議員や知事・市長などのPRを実施。朝日新聞社メディアパートナー。国際女性会議WAW!2017ユーススピーカー。自民党政治制度改革実行本部・戦略的広報確立部会講師などを務める。
ーどのようなサービスか教えてください。
一言で言うと「政治をわかりやすく届けるメディア」です。とても便利なのに、世の中に全く浸透していない日本の制度が数えきれないほどあります。わかりやすい説明で人々の関心を集め、日本の制度を伝えていきます。対象の学生は学費が無償になる制度もあるんです。知っていればとても役に立つ情報が詰まっています。
▼新たなサービスを展開
日本の制度をわかりやすく解説したwebサービスを展開する予定です。情報が必要な人が、一括して制度を見ることができます。グラフィックで視覚的にもわかりやすく、パーソナライズ化された情報を得ることができます。
ーサービスを利用する顧客について教えてください。
若い人が多いですね。新聞読まない世代です。社会系の情報をスマホやタブレットなど、今時の形で得ている人々です。ユーザーの75%が18~24歳です。
ー競合について教えてください。
同じターゲットの人に対していろいろな情報を発信しているメディアは、競合になりえます。しかし、今後展開するWebサービスが差別化になります。情報は多ければ多いほど良いですが、自分の求める情報が入ってこないことも多々あります。パーソナライズ化された我々のサービスは大きな強みとも言えます。
ー起業したきっかけを教えてください。
学生の頃、政治をわかりやすくするという学生団体を作っており、団体の活動の中で、トランプ大統領のスピーチを見に行くことがありました。実際にトランプ大統領のスピーチを見に行ってから、アメリカと日本の政治に対する国民の意識の違いに驚きました。それから、日本でも政治のプロモーションをしっかりやっていきたいと強く思うようになり、学生時代に創業しました。
ー日本の政治に対してどのように課題を感じましたか。
私自身、大学卒業のために150万を貯めなくてはいけない状況にありました。その中で、自分は制度によって救われたんです。制度によって大学卒業することができました。1日2700円しか使えない人は日本に2000万人いるんです。この事実はとても深刻です。しかし、それに対して5万8千種類の制度があるのにも関わらず、7割も使われていないのが今の日本の現状です。もっと国民の政治に対する関心を深め、制度を有効活用できるようにして救われる人を増やしたいと思いました。
ー今後のサービスの展望について教えてください。
先ほどお話しした、日本の制度をわかりやすく解説したパーソナライズ化されたwebサービスを展開し、その後アプリをリリースする予定です。クラウドファンディングで資金を集め、無事達成することができました。
ーその先の展望はありますか?
政治家さんのPRを我々が担い、政治家の発信、行政の発信を全てサポートしていきたいです。政治を我々が多くの人に届けることで、困っている人々が制度によって救われ、日本政治を国民みんなが有効に活用することができます。そしてそのことで日本の政治に対して信用信頼が大きくなり、政治が安定した日本国ができるといいなと思います。
ー政治をもっと身近に、もっとわかりやすく。「POTETO Media」の今後に注目ですね。
編集後記
取材担当大野
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