やりたいことはあるけど、それを実現する手段がわからない。そんな学生の方々も多いのではないだろうか?何かを実行するにはある程度のスキルと経験が必要だが、それを積むためには従来は専門学校に通うか自分で勉強するかの2択しかなかった。
しかし、そんな悩める就活生、または求職中の方々にぴったりのサービスがある。TRUNK株式会社のWorkschoolだ。
Workschoolでは、インターンとして実践の場に飛び込む前に、職業訓練を積むことができる。自分が今どのくらいのスキルがあるのか、どこを伸ばしたほうがいいいのか学びの進捗を確認しながら実践もできる。
今回はそんなTRUNK株式会社のWorkschoolについて詳しく見ていこう。
西元 涼
—Workschoolを一言でいうとどんなサービスですか?
職業体験と職業訓練がオンラインでできるサービスです。
ここ何年か買い手市場になってきて、インターンをする学生は年々増加しています。また、ジョブ型採用をする企業も増えてきていて、企業側も入社する前から人材のスキル、経験を重視するようになってきています。
しかし、興味はあるし、勉強もしたいけど、どこから始めていいのかわからない人が多い。
そこで、Workschoolでは実際に働き始める前に、企業の提示した課題で勉強する職業訓練をすることができます。ステップバイステップで職業体験に特化した訓練で経験を積んでいけるので、目標が明確で、達成感も得られやすいです。
—どのような人がこのサービスを利用していますか?
参加者としては、大学生、専門学生、転職活動中の方、フリーターなど、就職を考えている人たちなど幅広い層から利用していただいています。
職業訓練と職業体験を提供している企業も業種は様々ですね。インターンの募集が増える春と秋には業種が増えたりと時期によってもさまざまです。
—強みはなんですか
参加者にとっての最大のメリットは無料でできるということです。例えばエンジニアになろうと思ったら、専門学校に通ったり、教材を買って自分で勉強したりとお金がかかります。しかし、Workschoolでは完全に無料で職業訓練から実践まで経験することができます。
「勉強はしてみたいけど、専門学校に通うほどのお金もないし、自分で勉強できる自信もない」と言う人にはぜひお試し感覚で参加して欲しいですね。
企業にとってのメリットとしては面接だけではわからない人材のスキルや経験値を知ること
ができるという点です。訓練から実践までパッケージ化されているので、得意なこと苦手なことが可視化された状態で面接を行うことができます。
—Workschoolを始めようと思ったきっかけはなんですか?
以前の職場で、人事コンサルをしながら採用を手伝っていた時の経験がきっかけです。
その時に、よく見かけたのが、面接でやりたいことをたくさん語ってくれるんですが、経験が全くない人たち。やりたいことはわかるのですが、どうやってそのやりたいことを実行するのかがわからないんです。
意気込みを信じて採用するのですが、結果的に自分がやりたいことができないと退職していく人もいて…。企業側も面接を受ける人たちもお金、時間、労力をかけているのにもったいないな、と思ったんです。
そこで、求職者が自分のスキルを確認し伸ばせる、かつ、企業もこれから入社してくる社員の技量を入社前にわかるようなプラットフォームを作るというアイディアが浮かびました。
この担当を手伝っていた時の経験を元に、試行錯誤をしながら作り上げたのが現在のWorkschoolです。
—今後はどのように成長したいですか
体験、実践できる職業数を増やしたいですね。職業数やコンテンツ数が増えれば、参加者も増えていくと思うので。
—ミッションや目指している世界観はありますか?
TRUNK株式会社のミッションは「生まれた環境に関係なく、やる気次第で誰でも活躍できる世界を作る」です。
教育環境が整っていれば、優秀な人材をより多く育てることができます。経済的格差や地域格差に左右されず、学びたいという気持ちを伸ばしていけるような社会にしていきたい。教育環境を整えることで、社会問題の解決につながればいいなと思っています。
TRUNK株式会社のWorkschoolが気になる方はサイトを見てみてほしい。
TRUNK株式会社
Workschool
TRUNK株式会社では、これからの新しい教育の仕組みを作りたい人をインターン、正社員ともに募集しています。興味のある方はぜひご連絡ください。
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