Shogo Ota
代表取締役
東京大学大学院農学生命工学研究科修了
JPモルガン証券投資銀行本部にてMAアドバイザリー業務、株式・債券関連の資金調達業務に従事
産業革新機構にて大企業とのプライベートエクイティ投資、スタートアップ企業へのVC投資を経験
2016年ConciergeU創業、代表取締役に就任。
ーどのようなサービスか教えてください。
『一言で言うと「チャットのインターフェイスを利用したAI自動応答システム」です。LINEおよびFacebookメッセンジャーのチャットシステムに加え、Webサイトに自動応答システムを簡単に導入できるサービスです。既製のiPhoneアプリなどでチャットを自動化する仕組みにも対応可能です。このサービスでは、AIとの対話を通して、多岐にわたって様々なことができます。誰にでも使える仕組みなので、プログラミングに精通していない方でも、プログラミングなしで自由自在にプロダクトを作ることができます。』
ーユーザーについて教えてください。
『様々な業種の企業様に使って頂いています。ユーザー数でいうと、計百社超くらいですかね。』
ー競合について教えてください。
『同じようなチャットボットを扱っている「IBM Watson」とはよくサービスを比較検討されます。しかしその中で我々のサービスの強みは、低価格で導入しやすい優位性と、ユーザーが自由自在にサービスを扱える柔軟性です。』
ー会社設立の経緯を教えてください。
『独立している親の影響もあり、元々将来起業したいという思いがありました。将来の起業を見据えて、社会の仕組みを知るため大学卒業後は外資系の証券で働き、そこで会社運用の仕組みやスキルを学びました。その後2016年に独立しました。同じ大学の知人であるエンジニアに話を持ちかけ、ビジネスパートナーとして共に始めました。』
ーサービス誕生の経緯はなんですか?
『最初は特許業界に興味があったので特許調査の会社を始めました。半年経って良好に進んでいったため、そのまま続けても良かったのですが、今後は自分がボトルネックになっていくと感じたため、方向転換しました。人の言葉やテキストの解釈は結局最終段階で人が関与せざるを得ないので、プロダクトがひとりでに売れていくことはなく、この事業は結局自分の時間の許す範囲でしか進んでいかないと気づいてしまったんですよね。』
ーではそこで今のサービス「Concierge U」に移行したのですか?
『実は、もう1つ興味のあるビジネスがありました。「ブロックチェーン」です。「ブロックチェーン」と「AI」が候補に挙がっていたのですが、色々な人に相談して考えたところ、「ブロックチェーン」はかなり専門家のネットワークに入り込まないとビジネスが難しい印象で、自分たちだけで対応できるものではないという結論にいたり、「AI」のサービスに注目しました。それが「Concierge U」の始まりです。』
ーなぜ「AI」に注目したのですか?
『これから先、進化し続けるテクノロジーで課題を解決することに、特に面白みを感じたんです。業務の自動化がもっと進んでいけばいいなあって。とにかく新しいものに惹かれるんですよね。』
ー好奇心が、新たな挑戦の始まりに繋がっているんですね。
ー今後のサービスの展望について教えてください。
『サービスの今後は、様々なシステムと連携して行き、さらに高性能なチャットロボットを作り上げることです。弊社のサービスによって仕事の生産性が向上し、世界中の人々に必要とされるものになればいいですね。グローバルに、BtoE(business to employee)の領域で広まって行きたいです。』
ーそこから先の将来像はありますか?
『先の大きな目標としては、会社の内部でビジネスチャットのインターフェースを通して、様々なシステムを大規模にコントロールできる仕組みを作っていきたいです。ロボットの無限の可能性を、追求して行きます。』
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編集後記
取材担当大野
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