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インタビュー 2019.12.19

AI・機械学習の技術を活用した文章校閲ソリューション「AI editor」


石川 信行

Nobuyuki Ishikawa

代表取締役社長

2009年神戸大学農学部を卒業し、株式会社リクルート新卒入社。効果測定システムなどのサーバーサイド開発を経験し、Hadoopの社内への導入担当となりリクルートのデータ解析を現場で牽引する。 その後、株式会社リクルートテクノロジーズへ分社化し、機械学習などを用いたデータ活用の重要性を解き、画像解析やテキスト解析のR&Dを通じてリクルートへのAI・機械学習ソリューションの施策導入を行う。 2015年に、リクルートから見える範囲以外のみなさんにも機械学習やAIを利用したソリューションを展開したいという思いから株式会社ミラセンシズを設立。株式会社リクルートテクノロジーズと兼業を行なっている。

AI・機械学習の技術を活用した文章校閲ソリューション「AI editor」

ーどのようなサービスか教えてください。

一言で言うと「AIによる文章の校正校閲ツール」です。ライティングの過程から公開前までの様々なシーンで校正校閲作業を行うことができます。インターフェースが優れており、googleドキュメントだけでなく、様々なツールを通して使用していただけます。

BERTなどの最新のディープラーニング技術を駆使し、人が行ってきた校閲後の文章を学ばせることにより誤字脱字や表記ゆれを検知することができます。

ーサービスを利用する顧客について教えてください。

雑誌やメディアの編集にはもちろんですが、メーカーさんの広告のチェックにも使われています。文章を使用するものであれば様々なシーンで活用できます。

ー競合について教えてください。

世の中に出ている文章校正校閲のツールは他にもありますが、我々のサービスはディープラーニングの技術や機械学習を導入しているため、ルールベースのチェックだけではなく文章的な正しさが考慮された校正校閲ができ、より人の校正校閲作業を削減することができると思います。

「AI editor」誕生の経緯とは?

ー創業の経緯を教えてください。 

これまで多くのAI、機械学習、データ解析の技術に触れてきましたがこの知見を生かしてさらに多くの世の中の不を解決していきたいと考えてきました。基本的にやりたいことは全てやりたいので本業も残しつつ兼業という形で起業をし、より多く、様々なカスタマー・クライアントの皆さんにソリューションを提供したいと考えたのがきっかけです。

「AI editor」の今後の展望とは?

ー今後のサービスの展望について教えてください。

サービスをさらに洗練させていきたいです。校閲の機能の中でも「事実確認」の機能、例えば人命・地名、統計値の確からしさなどのチェックがまだ不十分のため、こういった機能改善なども今後の短期的な目標として極めていきたいです。

ーその先の展望はありますか?

校正校閲だけでなく、人が好き好んではやりたくないが知見が必要で、経験とともにノウハウが蓄積されていくような作業、言い換えれば「地味だが重要な作業」に対してディープラーニング・機械学習を活用して人の作業負担を減らせるようなソリューションを展開していきたいと考えています。

ーAI・機械学習の技術を活用した文章校閲ソリューション「AI editor」の今後に注目ですね。

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編集後記

取材担当大野

AIによる文章校正校閲でさらに人の負担が減りますね*これからも応援しています!

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