多くの学生が経験するようになった長期インターンシップ。
長期インターンシップは社会に出る前に、自身に合った業種や企業を知る上で大事な経験だ。
自分に合ったインターン先を見つけるために、内部の声だけを集めた口コミサイトが『Voil』だ。企業側の口コミや情報掲載がないため、学生に寄り添った口コミサイトになっているという。
本日は株式会社Flamersの代表取締役である佐藤航智さんにお話を伺った。
Voilについて詳しく見ていこう。
代表取締役 佐藤航智
ーVoilを一言で言うと?
長期インターンの口コミサイトです。
ーターゲットとしているユーザーは?
長期インターン先を探している大学生ですね。
ーサービスについて詳しく教えてください。
インターン先を探す時に、インターンの業務内容や企業について知る情報は企業側から提供されているものがほとんどです。
Voilにはインターン経験者のみによる口コミが掲載されているため、インターンの実態を正確に知ることができるんです。
口コミを見るためにはユーザー登録時に学生証の提示か大学のメールアドレスが必要なので、社会人の方が口コミを見ることはできません。なので、長期インターンをしていた学生は安心して企業内部の声を書くことができます。
人気企業ランキング機能も搭載されており、学生の評価のみで決まった企業順位を見ることができます。
ー企業の評価、ランキングは何を基準にしているのでしょう?
口コミはもちろん、裁量権の大きさや居心地の良さ、教育の充実度の3つを評価してもらい、それをグラフ化します。
居心地の良さを評価するだけでも8個以上の質問からアルゴリズムを出して点数化しているので、より精密なランキングを割り出せます。
ー競合となるサービスとの差別化点を教えてください。
他の求人情報サイトでは、企業側の宣伝や頑張りなどによって企業ランキングが決まることがほとんどですが、Voilは内部で働く学生の声だけに注目しているのが特徴です。
企業側からの情報を取り入れずに内部の口コミのみでランキングや企業の評価を出すので、よりリアルな情報提供ができます。
ーサービス開発に至った経緯について教えてください。
最初に起業に対して興味を持ったのは中学3年生の頃に見た、大手IT企業の社長が主人公の『リッチマン、プアウーマン』というドラマがきっかけです。
その後、自ら長期インターンを経験していく中で、入社後に自分が思い描いていた業務内容や企業文化と異なることが何度かありました。この経験を元に、入社前にリアルな内部の声を聞くことができれば、自分に合った長期インターンを見つけることができると思い、本サービスの立ち上げに至りました。
弊社のミッションは『やりたいことを育てる文化を作る』です。
社会人になる前に自分が何を本当にしたいのかわかっている学生って少ないと思うんです。「自分のやりたいことや好きなことを知る上で重要な長期インターン事業をもっと盛り上げたい」という想いでサービスを開発しました。
ーFlamersのサービスは、今後どのような進化を遂げますか?
長期インターン情報サイトの中で、Voilが一番使われるサイトになることが第一の目標です。そのためにも口コミ数をどんどん増やしていきたいですね。
Voilで成功体験を得た後には、弊社のミッションである『やりたいことを育てる』『人生にワクワクしている人を増やす』に関連する新事業を大学生に限らず、中高生や社会人に向けても展開していきたいですね。
ー最終的に描いている世界観は?
誰もが人生にワクワクできる世界です。
人生にワクワクできない原因の1つに仕事があると思います。誰もがやりたい仕事に就け、やりたいことを育てる文化をつくり、ワクワクできる人を増やしていきたいですね。
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取材担当阿部
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