スタートアップのインタビュー1000本以上「スタートアップタイムズ」

HOME/ インタビュー /広報のプロにおまかせ!広報に悩む企業にPRパーソンを紹介ーー『START PR』株式会社PATHREE(パスリー)
インタビュー 2020.05.12

広報のプロにおまかせ!広報に悩む企業にPRパーソンを紹介ーー『START PR』株式会社PATHREE(パスリー)

広報活動に積極的に取り組みたい企業と、副業・フリーランスで仕事をしたい PRパーソン。

そんな二者を紹介しマッチングしてくれるサービスが株式会社PATHREE(パスリー)の提供する『START PR』だ。

登録者数800人を超えるPRパーソンのコミュニティーをもち、PRパーソン同士の情報交換や、最適な案件とのマッチングを実現する。

どんなサービスなのか詳しく見ていこう。

プロフィール

代表取締役 木田奈苗

 代表取締役 工藤まおり

副業・フリーランスのPRパーソンと企業をマッチング『STARTPR』とは?

ーーSTART PRはどのようなサービスですか?

ひとことで言うと、フリーランスや副業として広報の仕事を探すPRパーソンと、広報のプロを求める企業のマッチングを支援するサービスです。

ーーどのような手順でサービスを利用するのですか?

PRパーソンはまず弊社のホームページに登録します。その後弊社からお仕事の提案します。最後に、企業側のお客様と面談をし双方問題がなければ契約完了です。

ーーユーザーはどのような方ですか?

フリーランスで広報をしている方や、広報担当者として現在企業で働いていて、副業として働きたい方がターゲットです。

企業側のユーザーとしては、スタートアップから中小企業、大企業まで規模に関わらず広報に課題を抱えている企業に利用していただいています。

ーーユーザーの抱える課題はなんですか?

PRの仕事は業務内容や報酬が不明瞭な部分があるということです。また、私たち自身がフリーランスのPRパーソンだったことから、企業に対して提案した企画をブラッシュアップしたいときに、壁打ちや相談をができる人がいないことにも課題を感じていました。

企業の抱える課題としては、そもそもPRのノウハウを持っていないことや戦略部分から立ち上げられる人材がいないことが挙げられます。

PRパーソンは正社員で雇おうとしてもあまり転職市場に出回っていません。というのも、PRパーソンは人脈で転職するパターンが多かったり、企業の中での人数がそもそも少なかったりするからです。そのような理由から企業が経験のあるPRパーソンを採用するのは非常に難しいと言えます。

ーーSTART PRを利用することで得られるPRパーソンのメリットはなんですか?

START PRでは、まず私たちが企業にヒアリングし、内容に応じて金額を調整してからPRパーソンにお繋ぎします。そのため業務内容や報酬に関して不明瞭という問題点が解消されるんです。

また、弊社に登録しているPRパーソンのコミュニティがあるので、そのコミュニティの中で情報を共有し一緒に企画のブラッシュアップをしたり、プレスリリースのアイディア出し等ができます。

他にも、色々な案件が見えること、比較・検討して自分が納得する案件を受けられること、今までとは異なる業態に挑戦することで知見が広がるということがPRパーソンのメリットですね。

ーー企業側はどんなメリットが得られるのですか?

企業の得られるメリットとしてまず挙げられるのは、副業やフリーランスのPRパーソンの採用コストはPR会社に外注するよりも安いということです。週に1、2回などピンポイントで必要に応じた分だけ仕事をアサインすることも可能です。

また、PRパーソンは経験者の方だと個人でメディアとのつながりを持っていることがあるので、コネクションの意味でも非常にメリットがあると言えます。企業の広報担当の育成やコンサルをして欲しいという相談も増えており、経験豊富なPRパーソンのノウハウを資産として得られるという点もメリットです。

ーー競合と比較した差別点や強みはなんですか?

広報に特化していることです。それゆえに広報に関しては他社よりもナレッジがあります。

また、他にも、弊社の最大の強みは、私たちが起業前から準備していた800人を超えるPRパーソンのコミュニティーです。広報担当者は孤独になりがちですが、コミュニティーによってチームで協力して仕事ができる場を提供することができます。

最近はコンテンツ運営やSNSなどの広報の多様化に伴いPRパーソンの仕事が増えています。コミュニティーの中には多種多様な人材が集まっているので、知見を広げPRパーソン自身がスキルアップもできます。

経験と人脈があるからこそ作れる、PRパーソンのコミュニティー

ーー起業の経緯を教えてください

広報担当者がお互いに困っていることを協力して解決できるコミュニティーを作ろうと、会社を立ち上げることを考え始めたのは2019年の4月頃です。

もともと共同創業した私たち2人はフリーランスで広報の仕事をしていました。前職でSNSでの発信をしていたことや、広報のためのウェブメディアを作っていたこともあり、DMが窓口になって自分から営業をしなくても困らないくらいたくさんの案件をいただいていました。

ちょうどその時期は、投資家の方がスタートアップが早い段階で広報を入れる必要性を発信したり、広報系のコミュニティーやイベントが出てきたりして広報業界が盛り上がりを見せていたんですね。

一人で回せない量のお仕事のお問い合わせをいただいたことをきっかけに、PRパーソンの需要の多さを肌で感じたこと、また、案件を一件一件整理してもっと適切な人材と企業を繋げるべきだと考え、フリーランスや副業として仕事をするPRパーソンのコミュニティを作ることを決意しました。

ミッションは「すべての企業にPRパーソンを」。

ーー今後の展望を教えてください

今後は現在のSTART PRとは異なる形態のプラットフォームを作ることを計画しています。

具体的にいうと、プロジェクト単位で数名の部署を立ち上げて、一人一人が得意分野で活躍できるような形態を作りたいと考えています。

また、広報担当者の中で勉強会などを開いて、企業のPRパーソンを育成するようなイベントも開催したいです。

さらに案件とのマッチングの精度を上げるために、PRパーソンの「こんなことができます」というようなスキルや技術を見える化していきたいと思っています。

ーーミッションはなんですか?

私たちのミッションは『すべての企業にPRパーソンを』です。

素敵な企業なのに広報力が弱くいために魅力を伝えきれていない企業があるのは非常にもったいないと感じています。そういった企業の課題を解決するために、全ての企業が広報活動に取り組めるようにサポートしていきたいです。

ミッションを果たすべくさらなる飛躍をするSTART PRに今後も注目していきたい。

サイトへ

編集後記

取材担当阿久沢

START PRを利用することで副業・フリーランスのPRパーソンがより働きやすい環境になるといいですね!


取材させていただけるスタートアップ、募集中。詳しくはこちら

無料取材を申し込む

AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらこちら

「AI.Accelerator」

この記事が気に入ったらいいね!しよう

最新記事をお届けします
この記事をシェアする

あなたにおすすめの記事

【新しい学校】通信制オンラインスクールのサイル学院高等部とは?

EC成長を阻む3つの課題を同時に解決できる特化型プロ複業人材サービス

「不動産業界の商慣習を再定義し、これからのあたりまえを創る」新時代のパイオニア|株式会社IPPO

保険料を比較して最適な保険を選べるサイト

お店の開業・経営サポートプラットフォーム「BESPRA(べスプラ)」

FlexClip:ビデオ編集体験を再定義し、無限の可能性を創造!

FlexClip:ビデオ編集体験を再定義し、無限の可能性を創造!

FlexClip:ビデオ編集体験を再定義し、無限の可能性を創造!

FlexClip:ビデオ編集体験を再定義し、無限の可能性を創造!

FlexClip:ビデオ編集体験を再定義し、無限の可能性を創造!

さあ、
Startup Times から
発信しよう。

30分で取材

掲載無料

原稿確認OK