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インタビュー 2021.06.14

屋外広告の効果を可視化。誰でも簡単に広告を出せる、OOH広告専門プラットフォーム『AdVice(アドバイス)』ーー株式会社PalledAd(パルダッド)

街中の至るところで見られる屋外広告。でも実際に、どんな人にどのくらい見られ、どのような効果があるのかをデータ化するのは難しかった。

そんな課題を解決したのが株式会社PalledAd(パルダッド)の提供するOOH広告専門のWebサービス『AdVice(アドバイス)』。効果と予算を確認しながらプランニングをして、簡単に広告を注文できるそうだ。

どんなサービスなのか、詳しく見ていこう。

プロフィール

代表取締役社長 安彦 賢

どのような人にどれだけ見られるのか、広告の効果が一目でわかる。『AdVice(アドバイス)』

ーーひとことでいうとどのようなサービスですか?

OOH(アウト・オブ・ホーム=屋外)広告の効果を可視化して、オンライン上で取り引きできるマーケットプレイスです。

ーーどのように使うのですか?

予算と配信する期間と地域を入力して検索していただくとOOH広告のプランニングが簡単にできることが特徴です。

ターゲットになる年齢、性別、媒体の種類といった情報を入力していただくと条件に一致する媒体が提示されます。情報を確認していただいた上でカートに入れると購入完了です。

媒体の設置場所は東京都内がメインで、現在は約1200媒体と提携しています。その中で空き媒体は500ほどあります。例えば渋谷の繁華街のビルの壁面や、品川駅の駅前の看板など幅広い媒体の中からご要望に応じて選んでいただけます。

ご利用料金については、登録して検索・プランニングしていただくところまでは完全に無料です。実際に媒体を選んでご注文する際に料金が発生するシステムです。

ーー効果を可視化とは具体的にどのようなことができるのですか?

その広告がどういった属性の人にどのくらいの人に見られるのかということが予測データとして表示されます。

インプレッション数やCVRなど、効果がわかりやすいWeb広告と違って、OOH広告の効果は今まで可視化されていませんでした。ですので、どのくらいの予算を使ったらどんな属性の人にどれだけアプローチできるのかということは予測するのは難しかったんです。

PalledAdの人流データ解析の技術によって、OOH広告の前をどのような属性の人がどのくらい通ってどのくらい見ているのかというのをデータで出して掲載しています。

ーーどのような技術が使われているのですか?

VRアイトラッキングの技術を使ってしいん率に影響する広告のサイズや高さ、見る角度などの変数をモデル化しています。VR空間に仮想の街を再現し、色々な大きさ、高さの屋外広告をおきます。その街の中をVRゴーグルをつけた被験者に歩いてもらってアイトラッキング(視線追跡)をします。実験の中で、被験者の視線と広告が交わったときにログを集め、その大量のデータを解析することで広告のサイズ、高さ、見る角度の変数によって変わるしいんりつが算出されます。このしいんりつと人流量と掛け合わせることでインプレッション数を予測しています。

ーー競合サービスと比べた強みはなんですか?

オフライン広告のまとめサイトのようなサービスは以前から存在していました。違いは、弊社のサービスはOOH広告に特化しているという点です。また媒体ごとのインプレッション数や効果の予測、予算などを比較しプランニングまで行うことができるという点が独自性であり強みになっています。

さらに従来の媒体を掲載するだけのサイトとは異なり、AdViceでは空き媒体の更新も頻繁に行っています。

「広告版メルカリ」を作りたい。主体性を持って働くため学生時代に起業

ーーどのような経緯で起業されたのですか?

実は、僕は先月大学院生になったばかりで、学部時代に起業しました。サラリーマンとして働く父や、日経の大手の企業に就職していく周りの東大の学生たちを見て、「あんまり面白くなさそうだな」と思ってしまったのがきっかけです(笑)。自分で主体的に動く、起業という仕事が自分の性に合っていると感じました。

ーーAdViceのサービスを始めたきっかけを教えてください

もともとは「広告版メルカリ」のようなサービスがやりたかったんです。一般の人が余っているスペースを広告枠として売り出せて、そこに誰もが広告を出すことができる、というサ仕組みです。当初はそのサービスの実現を目指していたのですが、オフラインの広告事業をやるにあたり、効果が可視化されないという課題を解決しないことにはサービスとして成り立たないと気が付きました。そういった経緯でOOH広告という既存の市場を変えていく必要性を感じたのがAdViceを立ち上げたきっかけです。

”Everyone Can Be a Hero.” 広告の可能性を広げ、誰もが主体的に働ける世界に

ーー今後の展開を教えてください

一つ目は、先ほどお話しした「広告版メルカリ」を作ること。OOH広告の延長線上で、今まで活用されていなかった空きスペースを評価し、効果を可視化できるシステムを作っていきたいです。

二つ目に、プランニングという僕らの強みを生かして、配信期間、目的やターゲットの情報をもとに予算内で自動的にレコメンドしてそのまますぐに注文できる世界を作りたいです。今はOOH広告が中心になっていますが、書籍の販売から始まってあらゆる種類の商品を取り扱う巨大プラットフォーマーになったAmazonのように、ゆくゆくは色々な企業とアライアンスを組んで僕らが看板、ポスティング、テレビCMを含めたオフライン広告のDSPのような存在になりたいと考えています。

ーー目指す世界観はありますか?

PalledAdは会社のビジョンとして ”Everyone Can Be a Hero.” を掲げ、「誰もが主人公になれる社会」の実現を目指しています。それを支えるために一番の武器になるのが広告です。

インターネットの世界ではすでに、誰もが簡単に広告で自分のやりたいことを発信し、マネタイズできるようになっていますが、オフライン広告では難しいというのが現状です。

誰もが気軽にオフライン広告を出すことができ、あるいは広告収入を得ることができるような「広告版メルカリ」が実現できれば、もっとみんなが主体的に自分のやりたいことをして生きていくことができると思うんです。

オフライン広告の障壁を取り除いていくことで、現代を生きる人たちの働き方の選択肢広げることに貢献できたらいいですね。

AdViceが気になった方はこちら。

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