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インタビュー 2020.08.11

お気に入りのお店を応援!気軽に参加できる、新しい支援のカタチ『monofun(モノファン)』

昨今のコロナ禍で飲食店やサービス業界の客足の減少や経営悪化が問題になっている。

「お気に入りのお店を応援したい」「お店とお客さんの結びつきを深めたい」「誰でも気軽に参加できる資金調達の手段が欲しい」ーー。

そんなお店とお客さんの思いを実現するプラットフォームが誕生した。

株式会社MONO investmentの提供するmonofun(モノファン)だ。

どんなサービスか。取締役の入舩さんにお話を伺った。

プロフィール


取締役 入舩 勇人

お店と顧客の『もっと良い関係』を実現ーーmonofun(モノファン)

ーーサービスを一言でいうと?

BtoCの事業者にとっては、顧客エンゲージメントの向上と資金繰りの改善を同時に可能にするサービスです。

消費者にとっては、お気に入りの商品やサービスをお得に利用しながら継続的に応援することができるサービスです。

ーーどのように利用するのですか?

飲食店を中心とした事業者は、お店で使えるポイントを販売します。会員になった消費者は、ポイントを使って、そのお店で安く買い物ができたり、お得にサービスを利用したりすることができます。

例えば事業者が消費者に1万円でポイントを販売すると、その時点で1万円分のお金が手元に入ります。ポイント比率は一例ですが、会員になった消費者はお店で使える1万1000円分のポイントを得て1000円分得をする、というような仕組みです。

ーーmonofunならではの特長はありますか?

monofunならではの仕組みとして、「クエスト」を用意しています。クエストには貢献型クエストと配当型クエストの二種類があります。

貢献型クエストとは、事業者が会員にお願いしたいことを決めて、それを達成した会員に対してリターンを提供することができるというものです。

お店を友達にシェアしたり、アンケートに答えたりすると〇〇ポイントもらえるよ、という形で事業者サイドが条件やリターン内容を設定することができます。

配当型クエストは、わかりやすくいうと株主への配当のような仕組みです。例えば、お店が売り上げ〇〇円という目標を立てた場合、それを達成した際に感謝の意味を込めて会員にポイントを配当として付与することができます。この配当型クエストのメリットは、お店とお客さんが一体となってお店の成長をサポートすることができるという点です。

ーー事業者が抱える課題とは?

最近では特にコロナウイルスの影響で、多くの事業者にとってお店を開くことができなかったり、お客さんが減ってしまっている状況が続いています。サービスの提供を続ける上で資金繰りの改善や顧客のエンゲージメントを高めることは非常に重要な課題です。

また、コロナをきっかけに、テイクアウトやデリバリーといった新しいサービスを手がける飲食店が増えました。それら新しいサービスがうまく行くかどうかの明暗を分けるのは、その飲食店がどれだけファンを抱えているかに尽きますが、そもそもファンの情報を可視化できていないことも大きな課題の1つだと考えています。私たちはmonofunを通じて、お店のファンを増やすと同時に、お店のファンを見える化すること仕組みが必要だと感じました。

ーー消費者にとってのメリットはなんですか?

消費者はお気に入りのお店をお得に利用することができることはもちろん、お店を応援したいという気持ちを直接的な形で実現できることです。さらに、将来的には、monofunのポイントを利用すると、顔パス決済でスマートにお会計を済ませることができるようになります。

ーー競合のサービスはありますか?

競合は購入型クラウドファンディングと店舗独自のポイントサービスです。

ーー競合サービスと比べた強みはなんですか?

購入型クラウドファンディングは、支援の募集期間が限られており、また支援者が得られるリターンが単発的です。monofunは会員制度でその課題を解決し、長期の支援が可能です。お店とお客さんの長いお付き合いを実現できるという優位性を持っています。

ポイントサービスに対するmonofunの強みは、柔軟性だと言えるでしょう。従来のポイントカードなどは「100円分買うと1円分のポイントをプレゼント」というシンプルな内容のものが多いのに対して、monofunでは「クエスト」を利用してより具体的な条件を設定することが可能です。消費者側もクエストに挑戦するような形で、お気に入りのお店にコミットしながら楽しんでリターンを得ることができます。

「資金調達の市場を民主化させる」金融出身の経営陣によるこれからの資金調達のあり方

ーー起業の経緯を教えてください。

monofunは現在4人のメンバーで運営しています。役員は全員が金融関係で勤めていた経験があり、代表取締役の中西はブラックロックで資産運用を、佐々木と私はみずほ銀行で融資を担当していました。

金融の世界に身を置いて強く感じたのは、中小企業にとって、お金を調達する方法は非常に限られているということです。中小企業は銀行融資の審査能力も限られています。私たちはこの現状に課題を感じ「資金調達の市場を民主化させる」というビジョンを抱きました。

銀行という限られたプレイヤーだけでなく、会社や個人、いろいろな人が資金を出し合っていろいろな人が調達することができる社会を作りたいという思いでサービスを提供しています。

応援・感謝が具現化される消費様式を目指す

ーーサービスの今後の展開を教えてください。

まずは数店舗に導入いただく予定で、ユーザーの声をヒアリングしながら、UIUXの磨きこみや機能の開発を行い、ウィズコロナ時代の飲食店をサポートできるようなサービスにしたいと思います。飲食業界で手応えを得られたら、美容やホテルなどのサービス業に向けてもmonofunの輪を広げていきたいと思っています。

ーー目指す世界観はなんですか?

私たちは「応援や感謝が具現化される消費様式」を目指しています。アフターコロナの世界で、今までとは全く異なる生活様式になったとしても、お店に対しての応援や感謝が形になって届くような社会をmonofunを通して作っていきたいです。

消費者参加型の継続的な事業者支援、お店とお客さんが一体となってお店を成長させる消費様式は、ウィズコロナ・アフターコロナの世界のスタンダードになっていくかものしれない。

投資プラットフォームmonofunが気になった方はこちら

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編集後記

取材担当阿久沢

monofunは今なお厳しい状況が続く飲食業界にとって、銀行融資やクラウドファンディングに並ぶ新しい選択肢になりそうですね。


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