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インタビュー 2020.08.24

孤独を感じる就活生を救いたい!分散型就活コミュニティSNS『WORS(ワース)』

就活氷河期と言われるこの時代。突然決まったオンライン選考システムに戸惑う学生や、それに伴う情報難民、フェーズが進んでも内定を得ることができていない、いわゆる「無い内定」・・・。就活生はそれぞれに不安や孤独感を抱えている。

しかし、そんな気持ちを仲間と共有して、お互いにサポートし成長できるサービスがあったらどうだろう?

株式会社WORS(ワース)の提供するWORS(ワース)は、学生同士で就活に関する相談や情報交換ができる就活コミュニティSNSだ。

どんなサービスなのだろう。開発者の田村さんにお話を伺った。

プロフィール

田村 一馬

仲間を見つけてオンライン通話!学生のための就活助け合いサービス『WORS(ワース)』

ーーひとことで言うとどのようなサービスですか?

音声を通じた就活生向けコミュニティアプリです。

ーー音声を通じた、というのはどういう意味ですか?

ソーシャル通話といって、オンライン上でバーやラウンジのように知らない人同士がバッタリと出会って会話できる場を提供する機能のことです。

ユーザーは、就活生同士のグループに入ることで、選考対策について話し合ったり、お互いに自己分析をしあったりして就活を支え合う仲間と交流することができます。

また、音声を聞き流すことができるのがWORSの特徴です。従来の文字媒体が中心のSNSとは異なり文章が残らないため、ラジオを聞くような気持ちで気軽に参加したり、内定者や他の就活生の生の声を聞いたりすることができるのです。

ーーユーザーのターゲットはどのような人ですか?

就活のフェーズが進む一方で、内定を得られておらず、情報収集に困っている就活生をターゲットに想定しています。特に今年はコロナウイルスの影響で就活生同士がオフラインで仲間を作る機会が減っているため、孤独感を感じている就活生が多く、サービスの需要を感じています。

ーーユーザーが抱える課題はなんですか?

就活生が横の繋がりがなく、情報収集ができないという課題と、そのために自分が何をすればいいのかを言語化できていないという課題があります。

ーーユーザーにとってどのようなメリットがありますか?

利用するメリットは2つあります。

一つ目は、同世代かつ同じフェーズの就活生と接触することができる点です。もう一つは、突発的に人事や内定者、優秀や就活生などの話を聞くことができる点です。

ーー分散型SNSというのはどういったものですか?

就活生が就活ナビサイトなどの仲介業者を通して企業の情報を調べると、広告や口コミなどに惑わされてしまい正確な情報や働いている人の生の声を知ることが難しいという現状があります。分散型SNSと呼ばれるプラットフォームなら、学生と企業を仲介業者を介さずに直接的に相互評価をすることができるんです。

ーー競合のサービスと比べた強みはなんですか?

競合は2つあって、まずは既存の就活掲示板や就活生向けマッチングアプリ、そしてキャリアアドバイザーです。

誰が匿名で書き込んでいるのか把握できない就活掲示板と異なり、WORSでは内定者と直接連絡を取り合うことができます。さらにOB訪問でのセクハラなどが問題視されている、社会人と学生のマッチングアプリと異なり、WORSは学生同士の交流のためのサービスとなっています。

108社落ちの学生起業家が抱く就活システムへの疑問。

ーーサービスを立ち上げた経緯を教えてください。

もともと私は2020年卒として就活をしていました。大学2年生の終わりから約2年間、サークルやバイトなどを投げ打って就活をしていたのですが、108社を受けて108社全て落ちてしまったんです。20社以上の就活サイトに登録して100回を超えるOB訪問をしたのにも関わらず、です。就活の闇を感じ始めたのはその頃からでした。

また就活系メディアでインターンをした経験があるのですが、そこで学生の将来選択の幅が狭いということに改めて気がつきました。例えば、求人情報が上位に表示されているからといった理由や、友人が受けるからという理由で応募する「自分の軸を持たない学生」は非常に多いです。本来なら1億人、1億通りの価値観や人生があるはずなのに、就活を通じていつの間にか学生の選択肢が画一化されているということに強い問題意識を抱きました。

私自身も振り返って見ると周囲の目や見てくれを気にして就活をしていたと反省する部分があり、進路選択を誤って欲しくないという思いから自身の経験を活かしたサービスの立ち上げに至りました。

ーー現在立教大学を休学中とのことですが、在学中に起業をしようと決意したきっかけはなんですか?

在学中に起業しようと思ったきっかけは、「今しかできない」と思ったことが大きな理由です。

チャレンジをしていくにあたって、社会に出てある程度の経験を積んでから起業をするよりも、未熟でわからないことだらけだからこそやってみようという気持ちが強かったですね。また友人に起業をしている人が多く、刺激を受けたという面もあります。「やらない後悔よりやる後悔」をモットーに挑戦しようと決意しました。

目指すのは、すべての人が個を発見し尊重しあえる世界

ーーサービスの今後どのような進化をする予定ですか?

現在サービスは検証段階で、今後の予定として年内にはβ版をリリースする予定です。

WORSを立ち上げるに至った根本には「孤独」という社会課題が存在しています。将来的には、新卒採用の就活生だけではなく中途採用や転職の方、さらにキャリア選択に関わらないあらゆる孤独や自己否定感をこのプラットフォームを通じて解決していければと考えています

ーー目指す世界観はありますか?

すべての人々が個を発見し尊重しあえる世界です。

他人と比較して他の誰かの人生を生きるのではなく、一人ひとりが自分自身の魅力を活かした1億通りの人生を選択できるように、お互いを尊重しあえる社会を作っていきたいです。

編集後記

取材担当阿久沢

実際に就活生の孤独を経験したからこそ生まれたサービスなのですね。不安を抱える就活生の心強い味方となりそうです。


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