就活は情報戦だ。しかし、巷に溢れる就活情報やテクニックに惑わされてしまったり、反対に情報がなかったりどうやって情報を手に入れるのかがわからないという悩みを抱える就活生も少なくない。
そんな就活生を救う就活情報サイトが株式会社Synergy Career(シナジーキャリア)の提供する『就活の教科書』だ。他のどのサービスよりも就活生目線で有益な情報を無料で閲覧できるという。どんなサービスなのか、創業者の岡本さんにお話を伺った。
代表取締役 岡本 恵典
ーー就活の教科書は一言でいうとどのようなサービスですか?
実際に就活を経験した内定者や現在就活に取り組んでいる就活生の方々の経験や体験談をまとめたウェブサイトです。
ーー利用者はどのような方ですか?
主に就活生が利用していると思います。無料で閲覧することができ、特に会員登録が必要なサイトではないので、就活の悩みや疑問などをインターネットで検索してヒットした記事が読まれていますね。月に50万PVを達成しており、利用者は20万人ほどいます。これは全国の就活生が50〜60万人ということを踏まえるとかなり大きな数字であると言えますね。
ーー他の就活情報サイトと比べて利用するメリットはなんですか?
『就活の教科書』のライターは、内定を得て就活を終えたばかりの大学3、4年生のインターン生がほとんどです。そのため、経験者だからこそ知り得る最新情報やリアルな声をお届けすることができます。小手先のテクニックではなく就活生にとって本当に重要な情報だけを集めているため、就活生想いのサイトであると言えます。
また、当社は就活エージェントではないため中立な立場から有益な情報を伝えることができます。
ーー「就活の教科書」はYouTubeチャンネルもあると伺ったのですが、こちらではどのようなコンテンツを発信しているのですか?
YouTube『就活の教科書チャンネル』では、就活に関するノウハウをアニメーションを使って発信しています。こちらはチャンネル登録をすると最新動画が随時チェックできる点がメリットであると考えています。
また、先日就活の教科書のLINE公式アカウントを開設しました。自ら検索することなく就活最新情報が毎日自動で配信されるので、忙しい就活生の皆さんに是非使っていただきたいですね。
ーーサービスを立ち上げた経緯を教えてください
僕自身、就活が上手くできなかった経験があり、情報が不足していたり、情報に惑わされてしまったりして満足した就活ができない就活生を助けたいと思うようになりました。
僕は最終的に内定をいただいた会社に就職したのですが、自分が将来やりたいこともわからないまま入社したこともあって結局9ヶ月で辞めてしいました。退職した後はブログで成功して、もっと大きい仕事をしたいと思った際に、自分の就活の経験を思い出し、たくさんの人に需要があって、さらに自分の就活を変えたいという想いもあり就活情報サイトを作ったのが2018年です。
その後、就活情報サイトが軌道に乗ったので今年2020年に会社を立ち上げました。
ーーサービスは今後どのような進化をしますか?
まず、『就活の教科書』の名前通り、このサイトを見たら就活の情報を網羅できるように内容を充実させます。
さらにYouTubeを拡大させて、ウェブからの検索だけでなくYouTubeの動画で楽しく『就活の教科書』を利用してもらえるようにしていきたいです。
将来的には、就活のノウハウを一つの形にまとめて就活生に提供し、自分の強味を生かし切れていなかったり、自分の将来やりたいことと違う方向に進んでしまったりする就活生を一人でも減らしていきてたいですね。具体的にイメージしているのは、動画コンテンツの配信によってオンライン上で完結できる就活塾です。
ーー目指す世界観はなんですか?
就活生の一人一人が自分の強みを活かすことができて「将来なりたい自分」に近づけるような会社に巡り合えるような社会にしていきたいです。就活でつまずいてしまう学生は多いと思うので、つまずいた時に、自分で何をしたらいいのかがわかって再び立ち上がれるような世の中になればいいですね。
一人一人が自分の好きや得意を活かしてぴったりな会社に出会うことができたら、本人にとっても会社にとっても有意義ですし、将来的には日本の労働生産性をあげることにも繋がると思うんです。
就活市場に出回る情報やテクニックに惑わされずに、適材適所で就活生と会社がマッチングする本来の就活のカタチを取り戻していくことに貢献できたらいいなと考えています。
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