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ニュース 2021.04.06

【イベントレポート】A-BANKのYoutubeチャンネル「DXな人に聞く」第1回 「GoogleのDirectorが語るDXビジネスパーソンとは?自分のキーワードを持とう!」

2021年3月26日(金)21時からA-BANKのYoutubeチャンネルにて、20代から30代のキャリア形成に悩む方々に向けたトークイベントが開催されました。

今回はA-BANK庄司直久さんとゲストの斎藤祐子さんのトークをレポートします。

イベント概要

StartupTimesが以前取材したA-BANKが、キャリア形成にお悩みの方々に毎回ホットな「DXな人」をお招きしてお話を伺うトークイベントの第1回目を開催しました。

第1回のゲストは斎藤祐子さん(Director, gTech Professional Service, Google)でした。斉藤さんは日本の大手企業入社を皮切りにスタートアップの取締役、独立コンサルタント、外資系マーケテイングAIソリューション企業のアジア太平洋地域Vice Presidentとしてシンガポールでゼロから支社を立ち上げるなど多彩なキャリアをお持ちの方です。

当日は企業の採用担当者として斎藤さんが大切に思うことや、自分らしいキャリアと生き方を実現するためのヒントなど、不透明な時代に生きる20代〜30代のキャリアに悩む方々へのメッセージを発信。DXを推進される企業の採用を担当されている方にも是非ご覧いただきたい内容です。

Startuptimes 取材記事は 

こちら

ゲスト 斉藤裕子さんプロフィール

東京都出身。大学卒業後Sonyに入社。エンターテイメント部門の経営企画に従事。その後Sony Computer Entertainment(SCE)に異動し、アジアのプレーステーション事業立ち上げを経験。アメリカ留学から帰国後トランス・コスモス株式会社にて海外ベンチャー投資と日本で事業開発を行う部門を率いる。Walt Disney Japanでの事業開発職を経たのち、ゲーム・ベンチャーのQ-Entertainmentに戦略担当取締役として経営参画。コその後ンサルタントとしての独立を経て機械学習を実装したRe-Targeting広告エンジンで世界的に有名なCriteoのアジア太平洋市場開発のVice Presidentとして活躍。2019年よりGoogle gTech Professional ServicesのDirectorに就任(日本と韓国を担当)。現在に至る。 慶應義塾大学経済学部卒業。ハーバード大学経営大学院修了。

主催

A-BANKは、DX人材をクリエイトする人材バンクです。質の高い基礎力テスト・応用力テスト・デジタル分野の最新動向のキャッチアップ力テストを実施しながら、オンライン面談を通してDX人材の持続的な学びに寄り添ってくれます。採用企業は、質の高いテストデータを把握することで採用のコストと時間、リスクを軽減できます。

サイトへ

トーク

20代30代のキャリアに悩む視聴者に向けて、庄司さんが斎藤さんのお話を引き出す形で行われたトーク。中でも筆者が特に印象に残ったお話をご紹介します。

ー斎藤さんのマイルストーンー

庄司さんから人生のマイルストーンについて聞かれた斎藤さん。自らのマイルストーンは2つあったと語りました。

1つ目が、子ども時代の経験。斎藤さんは子どもの頃、父の海外駐在に伴って海外生活を3度経験しました。若いうちから異文化や多様な価値観に触れる経験をしたことで、違う環境に溶け込む能力を培ったそう。また、引っ込み思案だったものの小学4年生の時に生徒会の会計係になり、人前で何かをする経験をしたことも大きなきっかけだったそうです。

2回目は24歳くらいの時に念願のソニーに就職したこと。6、7年勤務のために東京に住んだことが今まで転勤が多かった斎藤さんにとっては変な心地だったそうです。他にも社会的圧力などに閉塞感を感じ、この感覚が新たな挑戦に繋がったといいます。

ー大手かベンチャーかー

大手企業もスタートアップ企業のどちらでも働いた経験がある斎藤さん。庄司さんから、実際にそれぞれどう感じるかを問われ、両者の違いについて語りました。

大手企業の良さは、人材やOJT・福利厚生などリソースが整っていること。ただ、その分やりがいのある仕事を任してもらえるまでは時間がかかるといいます。それに対して、ベンチャー企業は裁量権が大きい分、成長できる機会が多いですが、リソースが整っていないからこそ長時間働く必要があるそうです。

「どっちが良い」と比較するものではない、という言葉が印象的でした。

ー自分のキーワードを持つことの大切さー

庄司さんは、「自分のキーワードを持つことの重要性」について質問しました。

斎藤さんは、好奇心の赴くままに転職を沢山経験していたことから、自分をどのような言葉で定義すれば良いか悩んだことがあったそう。実際に考えたときに、業種ではITとエンタメコンテンツ、職種では事業コンテンツと自分を表すキーワードが浮き彫りになったといいます。

自分自身の弱みと強みを理解するために整理してみることが大切。強みが分かった後は、その強みを生かした仕事をした方が絶対に有利だそうです。

ー採用する際のポイントー

現在、採用する側でもある斎藤さんに対して、庄司さんから「採用する時にどんなところを見ていますか?」とう質問がありました。

この質問に斎藤さんは、「人柄を見ています。また、その人が、時代の変化に対応できる力や本質を見抜く力を持っているかを見ます。」と返答。

斎藤さんは、3年後・5年後の未来の変化を考え、物事を分析したり認知する力を磨くべきだと伝えました。

面接時には、自分中心の話をするよりも、常に自分が会社に対して何ができるのかを語れる人であるべきだといいます。

終わりに

好奇心の赴くままに転職を経験された斎藤さんが語る、「自分のキーワードを持つことの大切さ」のお話が非常に印象的でした。不透明な時代において採用側はクリティカルシンキングができる人材を求めているといいます。自分が会社にとって貢献できることという軸で考えることの大切さも学びました。

さまざまなことを経験され、ご自身が採用する側でもある斎藤さんの説得力のあるお言葉はキャリア形成に悩む視聴者の道標になったのではないでしょうか。キャリア形成にお悩みの方々に毎回ホットな「DXな人」をお招きしてお話を伺うトークイベント。次回の開催も楽しみです!

イベント映像のアーカイブがA-BANK Youtubeチャンネルでご覧になれます。

動画のアーカイブ


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